「自分もフリーランスとして独立したい!」
「まずは副業として始めていきたい!」
「学生の内からフリーランスとして働き始めたい!」
と考えている方もいるのではないでしょうか?
実際に、フリーランスとして働いている方は増えてきており、フリーランスとして成功している実例を目にする機会も増してきました。
しかし、憧れだけでフリーランスになるのはあまりにも危険です。
理想とのギャップや案件獲得が思うようにいかず、苦労してしまいますよ。
フリーランスとして仕事をしていくためには、事前に準備するべきことや知っておくべきことがたくさんあります。
そこで今回は、目的別にフリーランスの始め方をSTEP形式で紹介!フリーランスに適しているか判断するポイントも合わせて解説します。
この記事を読めば、フリーランスに適しているのかが分かり、自分に合った始め方でフリーランスになることができるでしょう。
フリーランスとは?
フリーランスとは、会社や組織に所属せず、個人で仕事を請け負う働き方のことを指します。
企業に雇用されるわけではないので『雇用契約』は結ばずに、仕事ごとに『業務委託契約』を結び、求められる技術を提供し、対価として報酬をもらうというシンプルな契約形態です。
そのため、労働時間や休日などの縛りがなく自由に働けるのが特徴となります。
反面、最低賃金や労働災害での保証などの雇用者を保護する規定からは対象外となるため、自己責任が増すでしょう。
また、フリーランスの具体的な仕事を詳しく知りたい方は、以下の記事にて一覧で紹介していますので合わせてご覧ください。
→【最新版】フリーランスの仕事一覧から目的別に始めやすい仕事3選を紹介
あなたにフリーランスが適しているかを判断する4つのポイント
漠然と「フリーランスになれば今よりも収入が上がって、自由に働けそう!」なんて想像していませんか?
もちろん、実際にフリーランスへ転身したことで収入が上がり自由な働き方を手にした人は多くいます。しかし、フリーランスの働き方には良い面があれば悪い面もあります。
そのため、事前に会社員とフリーランスの違いを理解した上で、どちらの働き方が自分に適しているかを判断するのがベストです。
双方の違いも知らないまま、自分に都合の良い面ばかり見てフリーランスへ転身すれば、「ならなければよかった…」「何かイメージと違った…」と後悔しかねません。
そこで、フリーランスになるべきかを判断する下記4つのポイントを用意しました。
- 収入は月固定の給料か成果に応じた売上か
- 税金は先に払うか後で払うか
- 負担する保険料は全額か半額か
- 保険の充実度
4つのポイントをもとにすれば、会社員とフリーランスどちらの働き方が自分に適しているか判断できるようになりますよ。
また、「フリーランスへ転身した方が今より状況が良くなるか、理想が実現できそうか」をイメージしながら読んでいただけると判断しやすくなりますよ。
ではそれぞれ解説していきますね。
収入は月固定の給料か成果に応じた売上か

月固定の給料と成果や働きに応じた売上のどちらが良いかを決めるのは、フリーランスになる上で大切な要素です。
1ヶ月の収入が約束されている会社員と違い、フリーランスの収入は自分がどれだけ働くか、どれだけ成果を上げるか次第で決まります。
月固定の給料は、収入が安定する一方で得る金額の上限が決まっています。また、成果に応じた売上は上限がない一方で、安定した収入は約束されていません。
どちらも一長一短なので、理想の生活が実現しやすい方を選ぶのがおすすめです。
ちなみに、取引先との契約によってはフリーランスが月固定で収入を得られる場合もあります。
そのため、月固定の収入を得る狙いでフリーランスを目指すのも良いですよ。
税金は先に払うか後で払うか

会社員とフリーランスでは、税金を支払うタイミングが異なります。
税金の支払いや手続きを会社に代行してもらえる会社員と違い、フリーランスは収入を得た後で自ら税金を支払います。
そのため、稼いだお金を管理できないようでは「使い過ぎて税金が支払えない…」なんて事態に陥りかねません。
もちろん、得た収入を報告する確定申告も必須です。
まさに、フリーランスは「自分のことは自分でやる」がモットーの働き方。税金の支払いや手続きを含めたお金の管理ができるかどうかは、フリーランスの働き方が適しているかを決める重要な要素といえますね。
負担する保険料は半額か全額か

会社員とフリーランスでは、負担する保険料にも違いがあります。
会社員であれば、本来支払う保険料の半分を会社が負担してくれますよね。
しかし、フリーランスは会社に所属していないため、保険料の全額を自身で負担しなくてはなりません。
また、会社員や公務員しか加入できない厚生年金は、フリーランスが加入する国民年金より手厚い保険にあたります。
簡単に言うと、国民年金より厚生年金へ加入している人の方が老後に受け取るお金が多いのです。
そのため、前述した税金と同様フリーランスには会社の後ろ盾がないのを考慮し、なるべきか判断するのが賢明だと言えますね。
保険の充実度

会社員とフリーランスでは、保険の充実度も異なります。
けがや病気を保障する労災保険、育児や介護・失業を保障する雇用保険は、会社に所属する社員だからこそ加入できる保険です。
そのため、会社に所属しないフリーランスは加入できません。
もちろん、雇用保険や労災保険なしでも働くことは可能です。しかし、不測の事態で働けなくなった際に生活を支えてくれる保障が必要かどうかは、フリーランスになるのを判断する重要な要素といえます。
また、以下の記事では現役フリーランスによる実体験をもとにした向き・不向きについて解説していますので合わせてご覧ください。
→【経験者が語る】フリーランスはやめとけと言える理由7選!向き不向きまで
フリーランスの始め方【独立編】
ここまでの解説を読み、より一層フリーランスへなりたい気持ちを強めた方もいることでしょう。
ここからは、フリーランスの始め方をSTEP形式で解説していきますよ。
まずは、会社勤めからフリーランスへ独立したい方向けのSTEPを解説していきますね。
フリーランスの始め方【独立編】は以下の7STEPです。
- STEP1:開業届・青色申告承認申請書を提出する
- STEP2:国民年金・国民健康保険に加入する
- STEP3:クレジットカードの申請を行う
- STEP4:ポートフォリオサイトやブログ・SNSを用意する
- STEP5:名刺や仕事用のメールアドレスを用意する
- STEP6:知人や友人に独立を知らせる
- STEP7:交流会や勉強会で人脈を広げる
それぞれ解説していきます。
STEP1:開業届・青色申告承認申請書を提出する
開業届と青色申告承認申請書を提出しましょう。
もちろん、開業届や青色申告承認申請書の提出は必須ではありません。しかし、開業届を提出すれば、次のような恩恵が受けられます。
- 退職や廃業時に給付金がもらえる小規模企業共済へ加入できる
- 屋号付きの事業用銀行口座が作れる
- 審査や契約時に事業主であることを証明できる
また、青色申告承認申請書を提出すれば、節税効果のある青色申告も行えます。
そのため、本格的にフリーランスとして働くなら開業届や青色申告承認申請書は提出しておくと良いですよ。
具体的な青色申告の方法が知りたい方は、以下の記事にて解説していますのでご覧ください。
→【65万の控除?!】フリーランスの青色申告の特徴から申告方法5STEP
STEP2:国民年金・国民健康保険に加入する
国民年金や国民健康保険への加入または切り替えも、フリーランス独立前に行う身支度の1つです。
国民年金や国民健康保険は、特別な事情がない限り日本の国民全員が入らなくてはいけません。
未加入だと財産が差し押さえられたり、加入後に滞納が続けば遅延金を払わなくてはならないケースも出てきます。
そのため、忘れないようフリーランスへ独立するタイミングで加入や切り替えの手続きをしておきましょう。
ちなみに、切り替えの際には、退職を証明できる書類から身分証明書や印鑑が必要なので、今のうちに用意しておくとよいですよ。
フリーランスが加入する国民健康保険の解説は、以下の記事にて行っているため合わせてご覧ください。
→フリーランスはどの国民健康保険に入るべき?おすすめの選び方を紹介
STEP3:クレジットカードの申請を行う
クレジットカードの申請は、フリーランスとして独立する前に行っておきましょう。
なぜなら、フリーランスは収入が不安定なため社会的信用度が低くなりやすく、審査に通らないケースがあるからです。
フリーランスは、プライベート用とは別に事業用のクレジットカードを用意しておくと経理業務が楽になりますよ。
必要になった時に、作れないという事態になるのは困りますよね。
そのため、会社員の内に業務用のクレジットカードを申請しておくようにしましょう。
STEP4:ポートフォリオサイトやブログ・SNSを用意する
フリーランスへ独立するなら、ポートフォリオサイトやブログ・SNSは用意しておきましょう。
ポートフォリオサイトやブログ・SNSは、自分のスキルや実績、人柄を知ってもらうのに役立つからです。
自分を知ってもらえる機会が直接会うほかないと、作れる人脈に限りが出ますよね。
また、自分のスキルや実績を取引先へ証明するツールなしでは、案件を獲得しづらくなります。
一方、ポートフォリオサイトやブログ・SNSがあれば、会ったことのない相手がいつの間にか自分を認知していたり、案件獲得の際にスキルや実績を場明しやすくなるわけです。
会社へ所属しないフリーランスにとって、ポートフォリオサイトやブログ・SNSの存在は人脈づくりを助ける大きな武器になると言えますね。
ブログを書くことによるメリットと実際の成功事例を知りたい方は、以下の記事にて紹介していますので合わせてご覧ください。
→【収入UP?!】フリーランスエンジニアがブログを書くメリットから成功事例まで
STEP5:名刺や仕事用のメールアドレスを用意する
仕事に使う名刺やメールアドレスを用意しましょう。
「フリーランスに名刺って必要あるの?」と疑問を感じている方もいますよね。
しかし、名刺は案件を獲得するために行うフリーランスの営業活動に必須なだけでなく、取引先との信頼関係を築き新しい仕事が獲得できるチャンスに繋がります。
名刺を持っていること自体が取引先に好印象を与えるのはもちろん、連絡先を渡しておけば、仕事の話が来るかもしれませんよ。
また、メールアドレスは普段使っている個人用のアドレスを仕事に利用しても問題はありません。
しかし、個人用のアドレスをそのまま使ってしまうと、プライベートと仕事のメールが混ざり取引先からの重要なメールが埋もれてしまう危険性があります。
そのため、仕事で使うアドレスを持っていない方は改めて用意するのがベストです。プライベートと仕事でアドレスを使い分けられれば、頭も整理されるので仕事がしやすくなりますよ。
ちなみに、メールアドレスは次のようなわかりやすいものにするのがおすすめです。
「自分の名前やニックネーム」@「屋号やサービス名」「.com/.jp/.net/.bizなど」
ex) mamoru@freelancenomikata.com
STEP6:知人や友人に独立を知らせる
知人や友人にフリーランスへ独立したことを知らせるのも、案件を獲得する有効的な方法です。
人脈作りはフリーランスの生命線。独立を知らせれば、フリーランスとして働く知人が相談に乗ってくれたり、友人が取引先を紹介してくれるかもしれません。
とはいえ、「知人や友人に頼るのは気が引ける…」と感じている方もいるでしょう。
これまで知人や友人に仕事の相談をした経験のない方からすれば、ハードルが高いですよね。
そんな方は、「こんな相談したら迷惑かもしれないけど」と前置きを添えてから話してみると良いですよ。
また、先で用意した名刺を渡すだけでも、案件獲得の可能性が生まれるので、おすすめです。
STEP7:交流会や勉強会で人脈を広げる
交流会や勉強会での人脈作りは、案件獲得に繋がる効果的な方法です。
人脈を求めているのは、何もフリーランスだけではありません。取引先や事業主も同じように日々人脈作りに励んでいます。
そのため、取引先や事業主・フリーランスが交流会や勉強会はいたるところで開催されているんです。
取引先や事業主との繋がりはもちろん、フリーランスの仲間と有益な情報交換ができれば、案件の紹介や獲得できる可能性は多いに高くなりますよ。
フリーランスの始め方【副業編】
フリーランスを目指している方の中には、まずは副業として始めていこうとしている方もいることでしょう。
こちらでは、副業としてのフリーランスの始め方を解説していきます。
フリーランスの始め方【副業編】は以下の4STEPです。
- STEP1:目的・目標を定める
- STEP2:副業として働く仕事を決める
- STEP3:クラウドソーシングに登録して案件獲得
- STEP4:目標金額を稼げたら独立を検討する
それぞれ解説していきますね。
STEP1:目的・目標を定める
まずは、副業をする目的・目標を明確にしましょう。
目的・目標によって、副業に割く時間や進め方が変わってきますよ。
しかし、目的・目標を定めずに行っては、ただの時間の浪費で終わってしまい、何の成果も得られないという事態になりかねません。
目的の例としては以下になります。
- 本業ではまかなえない分の収入を副業で稼ぎたい
- 収入に関係なく、スキルアップがしたい
- 後に独立するための、足がかりにしたい
上記の様な目的を定めた上で、『いつまでに』『いくら稼ぐ』などの定量的な目標を定めましょう。
STEP2:副業として働く仕事を決める
目的・目標を定めたら、副業として働く仕事を決めましょう。
現状で自分の持っているスキルや経験から選ぶのも良いですし、事前に定めた目的に合わせて仕事を選ぶのも良いですよ。
いずれにしても、今後のあなたの収入やキャリアへ関わる重要な選択のため、適当に選ぶのではなく、事前のリサーチを行い選ぶようにしましょう。
また、仕事を決めると同時に仕事をする曜日や時間・休日も決めてください。
あくまでも優先すべきなのは本業となるため、本業に支障をきたさないために副業を行う時間と曜日を決め計画的に行いましょう。
STEP3:クラウドソーシングに登録して案件獲得
仕事を決められたら、いよいよ案件獲得に向けて動き出しましょう。
おすすめは、初心者の方でも案件を獲得しやすいクラウドソーシングサービスで案件を探す方法です。
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と仕事がしたい人を結ぶサービスのことで、ビジネスのマッチングアプリのようなものとなっています。
単価は低めですが、未経験者でも受注可能な案件が多くあり、副業として始めたての初心者でも案件を獲得できますよ。
おすすめのクラウドソーシングサービスを知りたい方は、以下の記事で紹介していますので参考にしてください。
→【ジャンル別】フリーランスクラウドソーシングおすすめ10選と口コミ、使い方を紹介
STEP4:目標金額を稼げたら独立を検討する
仕事をしていき、目標金額を稼げたらフリーランスとして独立するか検討しましょう。
STEP1にて定めた目的が、後にフリーランスとして独立するためであった方は、目標が達成された時点で、今一度これからの自分のキャリアを考えてみてください。
目標金額が稼げているということは、自己管理ができておりフリーランスとして自走できる証明になるので、独立するのも良いでしょう。
逆に、自分で定めた目標金額が達成できていないようであれば、今後フリーランスとして自己管理しながら活動を続けていくのは難しいかもしれません。
これまでの体験を元に、当初の予定通りこれからフリーランスとして独立していくのか、このまま副業として続けていくのか改めて検討してみてください。
検討した上で、今後の働き方を決められたら再度目的・目標設定を行い、仕事に取り組みましょう。
フリーランスの始め方【学生編】
ここでは、「学生の内からフリーランスとして働きたい!」という方に向けてフリーランスの始め方を解説していきます。
学生の内から始めていくには、特に事前準備が重要となってきますよ。以降の解説を参考にして、これからの活動に取り組んでいってください。
フリーランスの始め方【学生編】は以下の5STEPです。
- STEP1:フリーランスになる目的・目標を明確にする
- STEP2:必要なスキル・知識を身に付ける
- STEP3:案件を獲得する
- STEP4:ポートフォリオの作成
- STEP5:エージェントサービスに登録する
それぞれ解説していきます。
STEP1:フリーランスになる目的・目標を明確にする
初めに、フリーランスになる目的・目標を明確にしましょう。
フリーランスとして仕事をしていくのは簡単なことではないので、憧れだけでフリーランスを目指していては、挫折してしまうことがありますよ。
そのため、『将来はどのような生活を送りたいのか』『この経験を何に活かしたいのか』など、将来設計を元に目的・目標を定めましょう。
目的・目標を定めた上で、何の仕事をするのか決めてください。
学生フリーランスにおすすめの仕事例は以下になります。
- webライター
- webデザイナー
- 動画クリエイター
事前にリサーチを行い、自分に合った仕事を選びましょう。
STEP2:必要なスキル・知識を身に付ける
次に、フリーランスとして必要な知識や挑戦したい仕事に必要なスキルを身に付けましょう。
仕事である以上『学生だから』は通用しないため、事前にビジネスマナーやお金の知識は学んでおくべきですよ。
特に学生だと、周りからの見られ方は厳しくなるため、より意識して取り組む必要があります。
また、仕事を始める前に最低限必要なスキルは学んでおき、仕事が行えるレベルまで自分を高めておきましょう。
事前に自分の挑戦したい仕事に必要なスキルをリサーチし、自分には何が足りないのかを意識しながら学んでください。
以下の記事では、フリーランスに向けての学習をサポートするおすすめの本を紹介していますので、こちらを活用して学習を進めてみましょう。
→【2021年最新】フリーランスが絶対読むべきおすすめ本7選を紹介
STEP3:案件を獲得する
ここからは、いよいよ案件獲得に向けて動き出します。
まずは、実績が無い段階では収入を度外視して実績を作ることを優先させましょう。
駆け出しの学生フリーランスへおすすめの案件獲得方法は以下の2つです。
- クラウドソーシングサービス
- 知人・友人から案件を紹介してもらう
駆け出しの学生フリーランスでは、クライアントへ示せる実績が無いので未経験の方でも案件獲得がしやすい方法で仕事を探しましょう。
クラウドソーシングサービスは、単価は安いですが未経験の方でも受注できる案件が多くあるため、おすすめですよ。
また、知人・友人にフリーランスまたは事業をやっている方がいる場合は、仕事の手伝いから始めて、実績を作るのも1つの手です。
STEP4:ポートフォリオの作成
仕事をし、実績が作れたらポートフォリオを作成しましょう。
フリーランスにとって、自分の実績・スキルを示せるポートフォリオは案件獲得率を高めてくれる、重要な営業ツールです。
仮にあなたが同じ単価で仕事を依頼する場合、スキルや実績を見せられる人と見せられない人ではどちらに仕事を依頼したいと思いますか?
もちろんスキルや実績を見せられる人の方が信用もでき、依頼したいと思うはず。
案件獲得する上でポートフォリオがあるのか、ないのかでは案件獲得率も圧倒的に変わってきますよ。
ポートフォリオへの記載内容は以下の通りです。
- プロフィール
- スキル
- 実績
- 連絡先
上記の内容は最低限記載するようにしましょう。
また、自身のSNSにポートフォリオを公開することにより、一層高い集客率が見込めますよ。
STEP5:エージェントサービスに登録する
実績が作れ、ポートフォリオを作成したらエージェントサービスに登録しましょう。
クラウドソーシングサービスと比べ、より高単価な案件獲得が期待できますよ。
エージェントサービスとは、あなたに代わり営業活動を行ってくれるサービスです。
これまでの実績を元に、あなたが希望する条件の案件を探してくれるため、あなたは自分の仕事に専念することができますよ。
また、キャリアサポートや税金関連のサポートも行ってくれるなど、手厚いバックアップ体制が取られているのも魅力の1つです。
おすすめのエージェントサービスを知りたい方は、以下の記事にて紹介していますので参考にしてください。
→【2021年最新】フリーランスエージェントおすすめ10選!選び方や注意点も紹介
フリーランスを始める上での3つの注意点
ここまでで、自分に合ったフリーランスの始め方は分かったことでしょう。
ここからは、上記で解説してきた3者に共通するフリーランスを始める上での注意点を解説していきます。
以降の解説を注意することによって、より快適にフリーランスとして活動していけますよ。
フリーランスを始める上での注意点は以下の3つです。
- 仕事用の銀行口座を開設する
- スケジュール管理には気を付ける
- 確定申告を忘れずに行う
それぞれ解説していきます。
仕事用の銀行口座を開設する
フリーランスとして活動していくにあたり、仕事用の銀行口座を開設しておきましょう。
なぜなら、後に必要となってくる確定申告の際に収支計算をしやすくするためです。
プライベートと仕事の口座を一緒にしておくと、どの支出が仕事で使ったモノなのか分からなくなってしまいますよね。
すると、確定申告の際に経費として証明することが難しくなってしまい、最悪の場合は税金を多く支払わなくてはいけない恐れがあります。
そのため、確定申告時に明確に証明として提示できるよう、仕事用の銀行口座を解説しておきましょう。
また他にも、仕事用の銀行口座を解説するメリットはありますので、気になる方は以下の記事も合わせてご覧ください。
→フリーランスって銀行口座は必要なの?開設方法からポイントまで解説
スケジュール管理には気を付ける
フリーランスとして仕事をしていくのであれば、スケジュール管理には気を付けましょう。
フリーランスは、複数の仕事を同時進行させていくことが多くあるので、それぞれの納期日を守る、間違えないためにもスケジュール管理は重要となります。
もし納期日を勘違いしてしまい、間に合わない事態となってしまっては、フリーランスとしての信頼を大きく損なう結果となってしまいますよ。
信頼を失っては、今後の仕事に悪影響を及ぼし、継続的に仕事をもらうことが難しくなってしまうでしょう。
そのため、仕事ごとにスケジュールを立て、日々のタスク化を行い、可視化することにより納期の遅れを防ぎましょう。
確定申告を忘れずに行う
フリーランスになったら、労働者の義務として、該当者は確定申告を必ず行う必要が出てきます。
フリーランスとして独立されている方は、事業所得が48万円以上の場合は確定申告を行いましょう。
副業や学生の方でも例外ではなく、年間の所得が20万円以上の場合は確定申告を行う必要がありますよ。
申告期限は、翌年の3月15日までと定められているため、忘れずに行うようにしましょう。
もし、確定申告を忘れており期限を過ぎてしまった場合には、『無申告加算税』として通常よりも多くの税金を納めなくてはいけなくなってしまうため、注意してくださいね。
確定申告の詳しいやり方を知りたい方は、以下の記事にて解説していますのでこちらも一緒にご覧ください。
→【完全ガイド】フリーランスの確定申告のやり方をステップ形式でわかりやすく解説!
まとめ
今回は、『独立』『副業』『学生』それぞれに合ったフリーランスの始め方を解説してきました。
フリーランスとして仕事をしていくのは簡単なことではありませんが、適切に行動していければ、きっとあなたの理想とする働き方が実現できるでしょう。
それぞれにSTEPがありますので、今回解説してきた内容を元にフリーランスとしての歩みを進めていってください。
また、3者に共通しているフリーランスを始める上での注意点は以下の3つです。
- 仕事用の銀行口座を開設する
- スケジュール管理には気を付ける
- 確定申告を忘れずに行う
上記に気を付けることにより、快適なフリーランスとしての生活が送れますよ。
本記事によって、フリーランスを目指している方の歩みを少しでもサポートできたら幸いです。