インターネットの普及によりさまざまなサービスが向上しているからそこネットワークエンジニアの仕事って必要不可欠ですよね。
将来性があり、お仕事の需要も多いのでネットワークエンジニアを目指そうと考えている方も多いはず。
しかし、
「ネットワークエンジニアがつらいって本当なの?」
「ネットワークエンジニアがつらいと言われる理由は?」
「ネットワークエンジニアのつらさを乗り切る方法ってあるの?」
という疑問や悩みを抱えている方も多いでしょう。
上記のような疑問や悩みが解決できると、ネットワークエンジニアを目指すべきかどうか決められますよね。
そこで今回はネットワークエンジニアがつらいと言われる理由を5選紹介!さらにネットワークエンジニアのつらさを乗り切る方法もお伝えしています。
この記事を読めば、ネットワークエンジニアの現状を知れ、あなたがネットワークエンジニアを目指すべきかを考える判断材料になるので、ぜひ参考にして下さいね。
ネットワークエンジニアがつらいと言われる理由5選
ネットワークエンジニアはネットワークを構築し運用してくれているからこそ私たちの生活が快適になり、人の役に立っていると実感できる職業でしょう。
しかし無くてはならない存在だからこそ、ネットワークエンジニアってつらそうと感じていませんか?
「ネットワークエンジニアのどんなところがつらいの?」という疑問を解決できればネットワークエンジニアを目指すべきか決められますよね。
そこでネットワークエンジニアがつらいと言われる理由5選を紹介します。
知らなかったとならないように順に解説していきますね。
勤務時間が不規則である
ネットワークが正常に動くように24時間365日保守を行う必要があるため、ネットワークエンジニアの勤務時間は不規則となりがちでつらいと言われていますよ。
ネットワークエンジニアは常にネットワークが正常稼働するようにネットワークに不具合がないかチェックしたり、トラブルや故障に対応しています。
ネットワークは曜日や時間に関係なく利用している人がいるため深夜帯でも通常通りに動かすためには1年中保守を行う必要があるんですよ。
そこでシフト制で夜勤勤務が発生したり、土日祝でも出勤になる可能性があります。日勤から夜勤、夜勤から日勤のシフトがあると勤務時間が不規則になるため働き方としてはつらいですよね。
勤務時間が日によって異なる場合がありますので、把握しておいて下さいね。
トラブル対応がある
ネットワークを早急に通常稼働に戻すためにトラブル対応をしなければならないことも理由にあげられます。
トラブルや故障は日にちや時間を選ばず、いつでも何時でも起こる可能性がありますよね。たとえどんなタイミングでトラブルや故障が起こっても、いち早く復旧するように作業をしなければなりません。
しかも迅速な対応が求められるので、スピード感を持ってトラブル対応をしなければならないことも大変に感じるでしょう。
トラブルや故障が起こってしまうと焦ってしまいますが、冷静なトラブル対応が求められますよ。
年収が上がりづらい
ネットワークエンジニアは運用や保守の経験を積む期間が長いため年収が上がりづらいと感じることも1つの理由です。
ネットワークエンジニアは構築・設計、運用・保守とステップアップしていく職業になります。
上位フェーズである構築・設計を行えるようになれば年収は上がっていきますが、運用・保守を行う年数が長いのが現状なんです。
トラブル対応などでネットワークの環境を詳細に把握することが次のフェーズで役立つからなんですよ。
勤続年数が長くてもフェーズが変わらなければ年収は上がりにくいので、つらいと感じてしまいがちですが、次へのステップアップのための充電期間と捉えておきましょう。
ルーティンワークがある
運用・保守のフェーズは基本的に作業がマニュアル化されているためルーティンワークになりがちなことも理由としてあげられます。
つまり運用・保守のフェーズだと毎日の業務はパターン化することになり、日々変わり映えのない毎日に飽きてしまう可能性もありますよ。
作業がマニュアル化されているからこそ運用・保守からスタートします。運用・保守の業務に慣れてきたら、自らスキルを上げる行動を起こさないとスキルが上がりません。
運用・保守の長いルーティンワークで単調な毎日がつらいと感じることもあるでしょう。
キャリアパスがイメージしづらい
運用・保守のフェーズから抜け出しにくいためキャリアパスのイメージがしづらいことも理由です。
設計・構築のフェーズに行くにはスキルが必要となるため運用・保守の業務を長く行うことになります。
なので、運用・保守のフェーズから設計・構築のフェーズにキャリアチェンジするためには自ら努力しなければいけません。
しかし努力を積んで、自身をアピールをしても運用・保守から次のフェーズに移行しづらいのも現状です。
するとなかなかキャリアパスがイメージしづらいんですよ。「いつになったら?」「どうすれば?」と考えがちになってしまうでしょう。
現役ネットワークエンジニアが語るつらさ2選
ネットワークエンジニアがつらいと言われる理由がわかると「現役のネットワークエンジニアもつらいと感じているの?」と現状が気になりますよね。
そこで、現役ネットワークエンジニアが語ったつらさを2選紹介します。
- ネットワークエンジニアの派遣は残業代なし、給料少ない
- 日曜日に早出&残業
口コミはネットワークエンジニアの実際を知れるので参考にしてみて下さいね。
ネットワークエンジニアの派遣は残業代なし、給料少ない
ネットワークエンジニアの派遣で働くと労働時間が長くても残業代も出ない、かつ給料が安いという環境で働いている人もいるという投稿です。
就業形態が何であるのかも重要ということですね。同じ仕事をして労働時間も同じくらいにもかかわらず給料が低いとわかるとモチベーションが上がらないでしょう。
なのでネットワークエンジニアを目指す際には就業形態にもこだわった方が良いですよ。上記の様な環境でお仕事をしていると心が病んでしまう場合もあります。
心身共に健康でいられるような働き方を目指して下さいね。
日曜日に早出&残業
労働時間が長すぎるという過酷な環境で働いているネットワークエンジニアの投稿です。
木曜日は昼も夜も仕事で日曜日は早出で残業という勤務でした。
上記のような労働時間だと、プライベートの時間どころか体を休める時間もありませんよね。
たとえ時間ができても、遊びに出かけようや趣味に時間を使おうと思える状況ではありません。
体力回復に時間を使う以外に選択肢はなく、充実した生活を過ごすのは難しいでしょう。
働くのは体が資本ですので、健康が保てるような働き方をしていきましょうね。
ネットワークエンジニアのつらさを乗り切る方法3選
ここまで読み進めてくれたあなたは、ネットワークエンジニアの過酷な労働環境を目の当たりにして「やっぱりネットワークエンジニアを目指すのやめようかな」と感じていませんか?
ネットワークエンジニアのつらい現状を知るとやめておこうと思うのが自然の流れですよね。
しかし、ネットワークエンジニアのつらさを切り抜ける方法がわかればまた考えが変わりませんか?
実はネットワークエンジニアのつらさを乗り切る方法があるんです。
そこで、ネットワークエンジニアのつらさを乗り切る方法を3選紹介します。
順に詳しくお伝えしますね。
資格を取得する
スキルの証明しフェーズを上げるために、まずCCNAや基本情報技術者の資格を取得しましょう。
先ほどもお話したとおり、ネットワークエンジニアは構築・設計、運用・保守とフェーズを上げていくと年収がアップしたり、就業環境も変わります。
上記のような過酷な労働環境は運用・保守に多く、構築・設計はクライアントの要望のもと作業を進めていくことになるので、クライアントとコミュニケーションを取ることが多くそれほど労働環境は過酷ではありませんよ。
なので資格を取得しスキルがあることを証明することで、フェーズを上げていくことをおすすめします。最終的目標として、ネットワークスペシャリストを目指しましょう。
難関の資格なのでネットワークスペシャリストを取得することは難しいですが、取得することが大変だからこそ上流工程の構築・設計では必要なスキルですよ。
ネットワークエンジニアの資格に関してもっと詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご欄になって下さい。
→ネットワークエンジニアおすすめ資格6選!必要性や理由、メリット・デメリットも紹介
体調管理をしっかり行う
体調を崩してしまう作業が進みにくくなるため、体調管理をしっかりと行うことが大切です。
体調を崩してしまうと思うようにお仕事が進まなくなってしまい、労働時間が長くなってしまう状況を作ってしまいますよ。
なので、体調を崩してしまうことのないように栄養、睡眠、休息をしっかりと行いましょう。
さらに心も病まないようにストレスを発散できる趣味や軽めの運動を取り入れることも重要です。
特に軽めの運動で体を動かすことで、空腹感と少しの疲労感が得られご飯をしっかり食べられたり良い質の睡眠も取れるようになりますよ。
心身ともに健康でいるために体調管理を徹底していきましょう。
学習を進める
フェーズを上げたりお仕事をする時間を短くするために学習を進めることも大切です。
ネットワークエンジニアがフェーズを上げるためにはスキルや知識、技術が必要ですよ。そのため学習を進めることは有効です。
学習をして上司にスキルがあることをアピールし、面談などの場でフェーズを上げていきたいことを伝えることが大切ですよ。
スキルを身に着け努力している姿勢を上司に認めてもらえれば、フェーズを上げる近道になるでしょう。
また、お仕事をしている時に不明点が出てきた場合まずはあなた自身で調べて解決しようとしますよね。
そこで知識や技術を学習していれば調べる時間を短くできたり、全く調べなくても作業を進められる可能性があります。
学習を進めることは自分のために重要なことですね。
ネットワークエンジニアの学習に関して以下の記事に詳細に書かれているので参考にしてください。
→【初心者必見】ネットワークエンジニアのおすすめ勉強方法と学習サービス13選!
まとめ
今回はネットワークエンジニアがつらいと言われている理由5選を紹介しました。
必要な時にインターネットに繋がらなくなったら不便に感じることは間違いないですよね。
つまり、ネットワークエンジニアの仕事は無くてはならないものであり、だからこそ『ネットワークエンジニアはつらい』と言われていますよ。
そこでネットワークエンジニアがつらいと言われる理由を5選紹介しました。
- 勤務時間が不規則である
- トラブル対応がある
- 年収が上がりづらい
- ルーティンワークがある
- キャリアパスがイメージしづらい
労働環境が過酷と言われているのは運用・保守のフェーズであり、トラブル対応があるため勤務時間が不規則になったり、ルーティンワークが発生してしまいます。
なかなか構築・運用の工程にステップアップしていくことは難しく、年収が上がりづらかったり、キャリアパスのイメージがもてないこともつらいと言われる理由に上げられますよ。
ネットワークエンジニアは人の役に立っている職業だからこそ大変な面も持っているんでしょう。