フリーランスエンジニアの時給ってどのくらい?
会社員と比較するとどちらの時給が高い?
フリーランスエンジニアで活動していると自分の受けている案件単価が適切なのか気になることもあるでしょう。そんな時に役立つのが収入の時給による換算です。
フリーランスエンジニアの働き方は案件ごとに稼働時間が異なるため、時給に換算してはじめて案件単価の比較ができます。また、これからフリーランスになる人にとって、会社員の給料との比較も時給換算すれば容易になり、独立の判断材料の1つになるはずです。
そこで本記事はフリーランスエンジニアの時給を、働き方や職種別の比較を交えて紹介します。フリーランスエンジニアの単価を時給換算する理由や時給を上げるコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。
→【徹底解説】フリーランスエンジニアとは?仕事内容・必要なスキル・実態ま
フリーランスエンジニアの平均時給は4,375円
結論、フリーランスエンジニアの平均時給は4,375円(※)です。
時給とは、1時間あたりの働きに対して支払われる金額を指します。そのため、単価が高いほど、稼働時間が短いほど時給は高くなるのです。
フリーランスエンジニアの案件は「単価」で表記されることが多く、それほど時給を意識しないことがほとんどなはずです。ただし、フリーランスエンジニアの案件は、それぞれ稼働時間が異なるため、時給を意識しなければ案件の比較ができません。
単価だけで比較するのではなく、稼働時間の確認もしましょう。フリーランスエンジニアの案件は週5日稼働であることが多く、一般的な稼働時間は140〜180時間です。
稼働時間140〜180時間の意味合いは、基準を160時間(1日8時間×20日(週5日×4週))として下限140時間、上限180時間と設定します。
フリーランスエンジニアの作業が140〜180時間内であれば規定の単価が支払われ、範囲外の際は控除・超過の計算がされます。
※:フリーランススタートに掲載されている情報を参考
フリーランスエンジニアの平均単価70万円、稼働時間140〜180時間の情報を基に算出しています。(70万 ÷ 160時間 =4,375円/時)
【働き方別】フリーランスエンジニアの時給と比較
ここではフリーランスエンジニアの時給を、働き方別に比較します。
正社員
フリーランスエンジニアと正社員の時給を比較すると、次のとおりです。
| フリーランスエンジニアの時給 | 4,375円 |
| 正社員の時給(※1) | 2,489円 |
ITエンジニアで働く正社員の平均年収は478万円です。週5日・1日8時間勤務と想定して、正社員の時給を算出すると、次のようになります。
478万円 ÷ 160時間 ÷ 12ヶ月=2,489.5833…円
つまり、フリーランスエンジニアの時給は正社員の約1.76倍です。フリーランスエンジニアの時給は高いと感じるものの、社会保険料や税金などを自分で納めます。
会社員のように給料から天引きされないため、税金や社会保険料の支払いを考慮すると正社員よりも1.5倍以上の時給が理想的です。
派遣社員
フリーランスエンジニアと派遣社員で時給を比較すると、次のようになります。
| フリーランスエンジニアの時給 | 4,375円 |
| 派遣社員の時給(※1) | 1,995円 |
フリーランスエンジニアの時給は、派遣社員の約2.19倍です。
派遣社員は、派遣会社と雇用契約を結ぶため、社会保険への加入や福利厚生などを受けられます。ただし、派遣会社への中間マージンが差し引かれることにより、正社員よりも時給が低い傾向があるのです。
正社員と同様に、派遣社員は給料から社会保険料や税金の天引きがあります。一方で、フリーランスエンジニアは社会保険料や税金などを自分で納めなければなりません。
だからこそ、フリーランスエンジニアは派遣社員の1.8倍以上の時給が理想です。
パート・アルバイト
フリーランスエンジニアとパート・アルバイトの時給を比較すると、次のとおりです。
| フリーランスエンジニアの時給 | 4,375円 |
| 正社員の時給(※1) | 1,200円 |
フリーランスエンジニアの時給は、パート・アルバイトの約3.65倍です。
パート・アルバイトは、週2日・1日4時間のように正社員よりも柔軟な働き方ができます。シフト制が一般的であり、週20時間以上の労働をすれば、社会保険への加入義務が生じるのです。
そのため、パート・アルバイトの場合は給料から社会保険料が天引きされるのかは1週間あたりの労働時間によります。パート・アルバイトは業務での責任範囲が狭く、未経験でも採用されやすい点から低時給です。
フリーランスエンジニアならパート・アルバイトの3.1倍以上の時給を目指しましょう。
【職種別】フリーランスエンジニアの時給一覧
フリーランスエンジニアの時給を職種別に示すと、次のようになります。
| 職種 | 平均時給 |
|---|---|
| システムエンジニア | 4,062円 |
| ネットワークエンジニア | 4,062円 |
| データベースエンジニア | 4,375円 |
| アプリエンジニア | 4,375円 |
| インフラエンジニア | 4,375円 |
| フロントエンドエンジニア | 4,687円 |
| バックエンドエンジニア | 5,000円 |
| クラウドエンジニア | 5,000円 |
| ITコンサルタント | 5,125円 |
| セキュリティエンジニア | 5,187円 |
| AI・機械学習エンジニア | 5,312円 |
| プロジェクトマネージャー | 5,312円 |
フリーランスエンジニアの時給は、需要が高い職種ほど高い傾向があります。近年、開発が活発に行われるAI開発やセキュリティ関連、クラウド化などはとくに時給が高い職業です。
ただし、経験年数や実績、開発規模など条件により時給は変動します。
【言語別】フリーランスエンジニアの時給一覧
言語別では、フリーランスエンジニアの時給は次のとおりです。
| プログラミング言語 | 平均時給 |
|---|---|
| C# | 3,750円 |
| Java | 4,125円 |
| PHP | 4,375円 |
| Javascript | 4,687円 |
| SQL | 4,687円 |
| Swift | 4,687円 |
| Python | 4,812円 |
| GO言語 | 5,000円 |
| Ruby | 5,000円 |
| TypeScript | 5,000円 |
| Kotlin | 5,000円 |
| Rust | 5,312円 |
プログラミング言語では取得難易度が高く、需要のある技術に利用する言語ほど、時給が高い傾向があります。加えて、金融関係など業界によっても時給は変わります。
フリーランスエンジニアの単価を時給換算する理由
そもそも「なんで単価を時給換算するの?」と思う方もいるでしょう。ここではフリーランスエンジニアの単価を時給換算する理由を、3つにまとめて紹介します。
案件の適正単価を把握するため
案件の適正価格を把握するため、フリーランスエンジニアの単価を時給換算します。とくに、稼働時間の短い案件では単価が低く感じるからです。
フリーランスエンジニアの案件は、週2または3日の稼働時間、案件単価35〜40万円で募集することもあります。一見、低単価に感じるものの、単価40万円で稼働時間80時間が基準の場合、時給に換算すると5,000円です。
フリーランスエンジニアの平均時給は4,375円であり、上記の案件なら平均よりも高い時給で働けます。そのため、案件が適正単価なのかを判断するためにも、時給換算は欠かせません。
稼働時間と報酬のバランスを見極めるため
フリーランスエンジニアの単価を時給換算する理由は、稼働時間と報酬のバランスを見極めるためです。案件ごとに稼働時間が異なるため、単純に単価で比較すると案件選びを見誤る可能性があります。
具体的に、稼働時間「140〜200時間」のように幅がある場合や客先常駐で「ほぼ毎日残業1〜2時間」という案件もあるのです。
稼働時間に幅があると、範囲外にならない限り定められた単価での支払いになります。加えて、残業が稼働時間に組み込まれていれば、単価の金額以外に支払いがありません。
いずれの場合も稼働時間が長いと、作業内容が単価に見合わない可能性があります。そこで、単価を時給換算して稼働時間と単価のバランスを見極めることが求められるのです。
作業の効率化を意識するため
作業の効率化を意識することも、フリーランスエンジニアの単価を時給換算する理由の1つです。フリーランスエンジニアの案件は稼働時間に多少の幅があり、下限の範囲内を目指して作業を進めれば効率よく活動を行えます。
たとえば、稼働時間140〜180時間と記載がある案件では、140時間で作業を終わらせると作業を最適化できるのです。具体的に単価70万円の案件を、稼働時間140時間と180時間で作業した場合の時給は次のとおりです。
| 稼働時間 | 時給 |
|---|---|
| 140時間 | 5,000円 |
| 180時間 | 3,888円 |
稼働時間が短いほど時給が高くなるため、作業の効率化を意識するうえでも単価の時給換算は欠かせません。
フリーランスエンジニアが時給を上げるコツ
フリーランスエンジニアになるなら、可能な限り時給を上げたいと感じる方もいるでしょう。ここではフリーランスエンジニアが時給を上げるコツを、3つにまとめて紹介します。
最新技術・スキルを扱う案件を獲得する
フリーランスエンジニアが時給を上げるには、最新技術・スキルを扱う案件を獲得しましょう。最新技術・スキルを扱う案件は高単価であることが多く、単価が高いほど時給を上げられます。
最新技術・スキルを扱う案件には需要があり、単価80万円以上といった高単価である場合がほとんどです。最新技術・スキルには、AI開発関連やデータ分析・解析、クラウド化などが含まれます。
そのため、AI開発で頻繁に利用されるPythonやAWSといったクラウドの知識など関連スキルも含めた技術やスキルの習得が賢明です。
単価交渉を行う
単価交渉を行うことも、フリーランスエンジニアが時給を上げるコツの1つです。単価交渉を行えば、単価アップが期待できます。
単価交渉を行うには実績や成果といった根拠を提示して、クライアントに納得感を与えましょう。
加えて、契約更新といった交渉のタイミングも重要です。フリーランスエンジニアの契約更新が決まる場合はクライアントから評価されており、絶好の交渉タイミングです。
フリーランスエンジニアが単価交渉をすれば、単価アップが期待できて時給が上がりやすくなります。
フリーランスエージェントを活用する
フリーランスエンジニアが時給を上げるなら、フリーランスエージェントを活用するのが賢明です。フリーランスエージェントを活用すれば、高単価案件を獲得しやすくなります。
フリーランスエージェントは迅速にITエンジニアを確保するため、案件単価が高い傾向があるのです。加えて、フリーランスエージェントを利用すると経験豊富な担当者が付き、希望すれば単価交渉も行います。
高単価案件を獲得できる環境が整えられているため、フリーランスエージェントを活用すると時給を上げやすいのです。
効率的に働くならフリーランスのミカタがおすすめ

効率的に働くなら、フリーランスのミカタがおすすめです。
フリーランスのミカタは高単価案件を数多く取り扱うため、時給アップが期待できます。加えて、フリーランスエンジニアには専任コンサルタントが付き、希望単価に達するよう単価交渉も行うのです。
また、自分で案件獲得をする必要もありません。希望条件や単価を専任コンサルタントに伝えると案件紹介を受けられます。
フリーランスエンジニアが案件を自分で探す必要がなければ、スキルアップの時間にも充てられるのです。限られた時間を有効に使うなら、ぜひフリーランスのミカタにお問い合わせください。
まとめ
本記事はフリーランスエンジニアの時給に関して解説しました。フリーランスエンジニアは、駆け出しからベテランになるにつれ時給が上がるのが理想的です。
ただ単に経験を積めば時給が上がるのではなく、単価交渉や最新技術を扱う案件の獲得も欠かせません。
時給を上げるには日々の努力が必須です。毎日コツコツと積み上げて理想の時給に近づけていきましょう。
本記事があなたのお役に立てることを願っております。


