フリーランスエンジニアにおすすめの稼げるプログラミング言語TOP5

「稼げるプログラミング言語って何?」
「フリーランスのエンジニアを目指してるんだけど、どのプログラミング言語がおすすめ?」

年収を上げたい、時間にとらわれない働き方がしたいとして、フリーランスを目指すエンジニアは増加傾向。

一般的にフリーランスエンジニアは正社員のエンジニアよりも高単価な案件が多いため収入が増える傾向にあります。

しかし収入を上げるためには、言語選びが最重要。言語によって需要や求められるスキルに差があり、年収と働き方に大きな影響を及ぼすからです。

プログラミング言語は数多く存在し、どの言語が一番需要が高く高単価の案件があるのか、探すのって大変ですよね。

またフリーランスエンジニアになるのであれば、自分の好きな働き方を選べる好条件の案件を見つけたいはず。

そこで今回は、フリーランスエンジニアで稼げるプログラミング言語おすすめ5選をご紹介。

また、フリーランスエンジニアとして独立するメリット、デメリットなども解説していきます。

フリーランスエンジニアとして2年弱活動してきた筆者が解説しますので、これからフリーランスエンジニアを目指している人はぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアの稼げる言語TOP5

さっそく、フリーランスエンジニアの稼げる言語を見ていきましょう。フリーランスエンジニアになるのであれば、高収入が得られる言語を習得していきたいですよね。

各言語の特徴から、選ぶメリット・デメリット、どのような人におすすめなのかまで解説しているので是非参考にしてください。

1位:機械学習やディープラーニングに用いる『Python』

平均月収70万円
平均年収840万円
平均稼働日数/日3〜5日/週
8時間/日
実務経験3年以上〜

Python案件の特徴は?

今最も注目度の高い言語がPython。機械学習やディープラーニングに用いられる言語で、フリーランスの案件も同様のものが多いです

案件単価は他の言語と比べても高額でなんと70万円程度。

経験年数が長く、データベースやクラウドに関する知識もある人だと100万円を超えることもあります。

仕事内容は様々で、機械学習の面が強い案件だと、在宅勤務ができる可能性も。

案件の数も多く、エージェントやクラウドソーシングなど様々な場所で仕事を見つけられます。

Pythonを選ぶメリット・デメリット

メリット

Pythonには以下のメリットがあります。

Pythonのメリット
  • 今トレンドの言語である
  • 単価が高い

Pythonは稼げるという部分では他の言語と比べても圧倒的です。案件によっては月収100万円を超えることも。高年収を狙うならPython一択です。

ここ数年でAIの需要は爆発的に増加しています。それに対してIT業界は人手不足。

中でも比較的新しいAI分野は人手不足が顕著です。

AI分野はこれからさらに需要が増していくのが予想されており、現在より単価が上がっていくことも期待できるでしょう。

それに、Pythonは今流行りの言語。そのため、Python開発に携わっていると、「最先端の開発をしている」という満足感も得られるでしょう。

デメリット

Pythonには以下のデメリットがあります。

Pythonのデメリット
  • 簡単に目指せるものではない

稼げる部分ばかりにフォーカスがいきがちなのがPythonの難点。

機械学習エンジニアやデータサイエンティストは簡単に目指せる職業ではありません。

AI専門のプログラミングスクールも多く登場していますが、Python案件への応募は実務経験必須がほとんど。

そこでフリーランスになるためにはまずPythonを取り扱う企業に入社する必要がありますが、機械学習やディープラーニングでは大学レベルの数学や統計学の知識が求められます。

そのため、応募するには「理系学部(情報系・理学系)卒であること」が必要です。

エンジニアは学歴に関係なくなれる職業ですが、AI分野は理系卒でないと厳しいです。Pythonはプログラミングスクールで学んでも、仕事に繋がりにくいのが現状ということですね。

AI開発をしている企業だとKaggleやAtcoderなどの競技プログラミングで結果を出すという手もありますが、これはかなり難しいです。

時間はかかるとしても、大学へ行って学歴を手にするのが最短ルートでしょう。理系学部卒の学歴を手にするには、大学に4年間もしくは大学院に2年以上通う必要があります。

今からPython案件を獲得できるフリーランスエンジニアを目指すとかなりの時間がかかってしまいますが、機械学習やディープラーニングは今後今以上に需要が高くなることが想定されるので、時間をかけてでも学ぶ価値はあります。

それに、筑波大学の社会人大学院や、東京理科大学・電気通信大学の夜間部など、社会人向けの理系大学も増えてきています。

時間・お金・体力に余裕があるなら大学で本格的にプログラミングを学んでみてください。

こんな人におすすめ!

  • 最先端の開発がしたい人
  • 学習に数年単位の時間がかかっても高単価の案件を獲得したい人

2位:ホームページやアプリなど見た目を作る『Javascript』

平均月収60万円
平均年収720万円
平均稼働日数/時間週3以上
固定報酬制も多い
実務経験2年以上

Javascript案件の特徴は?

Javascriptはホームページやアプリなど様々なものの見た目を作る言語です。そのため、クライアントも個人から企業まで多岐にわたります。

仕事の獲得方法もエージェント経由で企業と契約したり、クラウドソーシングを使ったりと様々です。

特にクラウドソーシングではJavascriptの案件は多く、在宅でも仕事を獲得しやすい傾向にあります。

ただ、Javascript一本で仕事を獲得するのは極めて困難です。

JavascriptはWebデザインという括りで仕事を依頼されることがほとんど。

基本的にはHTML・CSSに加え、IllustratorやPhotoshopなどAdobe製品を使える前提で仕事を任されるので、幅広いデザインに関連するスキルを身につけたうえで独立するのがおすすめです。

Javascriptを選ぶメリット・デメリット

メリット

Javascriptのメリットは以下の通り。

JavaScriptのメリット
  • 自分の生活スタイルに合った働き方ができる
  • 仕事に困らない

Javascriptは、企業案件も多く存在しますが、クラウドソーシング経由だと個人での依頼が多く、納期までに納品できればOKという仕事が大半です。

午前中はゆっくり寝て午後から仕事に取り組むなど、自分が希望する生活スタイルに合わせた働き方ができます。

それにJavascriptはパソコンとペンタブさえあればできる仕事が中心。家以外にもカフェやファミレスでお仕事という選択肢が選べるのも良いですね。

デメリット

Javascriptのデメリットは以下の通り。

JavaScriptのデメリット
  • デザインのセンスが求められる

Javascriptの案件はコーディングだけのものもありますが、基本的にはHTML・CSSに加え、Adobe Illustrator/Photoshopのスキルも求められるWebデザイン案件の方が多いです。

他のプログラミング言語は経験と努力でなんとかなりますが、Javascriptはデザインの要素が強いため、センスが重要。センスは努力でどうにもならない部分ですよね。

そのため、Javascriptで稼いでいる人はコーディング以上にデザインのスキルに長けている人が多いんですね。

デザインの才能があるかどうかも少し考えたうえで、Javascriptエンジニアとしてキャリアを積むかどうかを決めるのが良いでしょう。

こんな人におすすめ!

  • Webデザイン寄りの仕事がしたい人
  • 在宅勤務がしたい人
  • 安定した需要のあるスキルを身に着けたい人
  • 自分のペースで働きたい人

3位:WebアプリやAndoroidアプリに用いる『Java』

平均月収60〜70万円
平均年収720万円〜840万円
平均稼働日数/時間5日/週
8時間/日
実務経験1年以上

Java案件の特徴は?

Javaの案件単価は実務経験が3年未満で50万円前後、3年以上で70万円前後と言われています。

案件単価が決まる要素は、どちらかと言うと実務経験より上流工程を経験しているかが大きいです。

Javaは大規模開発の案件が多いので、上流工程でマネジメントを任されるようになると、初心者からベテランまでたくさんのエンジニアをまとめなければいけません。

技術だけでなく、マネジメント能力まで問われるので、上流工程を任されるエンジニアは高い報酬を提示してもらえるのです。

JavaはWebアプリやAndoroidアプリ、大規模なシステム開発など様々な用途がありますが、フリーランスはシステム開発の案件が圧倒的に多いです。

SESのような金融システムや保険会社のシステムの開発をイメージすると良いでしょう。

そのため、Javaを選択した場合はフリーランスでも9時出社18時退勤のように、一般的な会社員と変わらないことが多いです。

Javaを選ぶメリット・デメリット

メリット

Javaを選ぶメリットは以下の通り。

Javaのメリット
  • いつの時代も安定した需要がある
  • 初心者でも案件を獲得しやすい

Javaを選ぶ大きなメリットはいつの時代も安定して高い需要を誇っている点です。

保険会社や官公庁など大規模なシステムは1から作りなおすのが難しいと言われています。

そのため、改修して使っていくのが基本なため今後もJavaエンジニアの需要が下がる見込みは低いでしょう。

フリーランスは雇用が安定しない働き方です。そこでどんな時代でも安定して仕事が獲得しやすいJavaができれば、生活に困らないでしょう。

また、Javaは初心者でも案件を獲得しやすい言語です。実務経験が1年未満なら、他の言語で案件を獲得するのは難しく、エージェントに依頼しても基本的にはJava案件となるでしょう。

大規模開発の現場は何より人手が必要なので、経験が浅いエンジニアでも重宝されます。

デメリット

Javaを選ぶデメリットは以下の通り。

Javaのデメリット
  • 簡単な案件ばかりしか獲得できないとスキルアップがしにくい

経験が浅いエンジニアでも仕事を獲得できるのは大きなメリットですが、逆を言えば経験が浅いエンジニアでも任せられるような仕事がメインになりがちというデメリットも。

そのため、上流工程を任せてもらえるようにスキルアップする、他の言語を勉強するなど、早いうちからキャリアプランを考えて実践していくことが大切です。

こんな人におすすめ!

  • 短期間で会社を辞めてフリーランスになりたい人
  • どんな時代でも安定した需要のあるスキルを身に着けたい人

4位:ホームページ開発に用いる『PHP』

平均月収55万円
平均年収660万円
平均稼働日数/週3〜5日/週
実務経験3年以上

PHP案件の特徴は?

PHPはホームページ開発の案件が多い傾向にあります。特にホームページ開発に関しては、個人から企業まで需要が幅広いです。案件単価は10万円〜50万円程度。

Webマーケティングが売上アップのカギと言われている現代では、ホームページ運用がお金を稼ぐ大事な手段になる考えている企業が増えています。

そのため、今後需要はさらに増えていくことが期待できるでしょう。

PHPはLaravelやCakePHP、Symphonyなどフレームワークの種類が多いです。フレームワークはどれも使い方が大きく異なるので、業務で使用するフレームワークの実務経験が必須となっていることが多く注意が必要。

また、PHP案件はLAMP環境と言って、Linux・Apache・MySQL・PHPのすべての使い方を理解していることが前提です。

とは言っても、PHP以外は基本的な知識さえあれば業務はできます。職場でPHP以外に触れる機会がないなら、プロトコルをはじめとする基本的なネットワークの基礎などを独学で学んだうえで独立しましょう。

PHPを選ぶメリット・デメリット

メリット

PHPを選ぶメリットは以下の通り。

PHPのメリット
  • 在宅案件が多い

PHPはWordpressと相性が良い言語として知られています。そのため、Wordpressを使ったブログ運用を始めたい個人・企業がクラウドソーシングでPHPエンジニアの募集をかけていることがよくあります。

デメリット

PHPのデメリットは以下の通り。

PHPのデメリット
  • 単価が安くなりがち

ただ、ホームページ制作だけだと単価が安く設定されている事が多いです。

PHPで稼げるようになるには、Webデザインや、Webマーケティングなど幅広い知識を身に着けて、クライアントが求めるスキルを提供できるエンジニアを目指す必要があります。

こんな人におすすめ!

  • 在宅で働きたい人
  • ホームページ制作がやりたい人
  • 安定した需要のあるスキルを身に着けたい人

5位:Web系開発の現場で用いる『Ruby』

平均月収60万円
平均年収720万円
平均稼働日数/時間2〜5日/週
5〜8時間/日
実務経験3年以上

Ruby案件の特徴は?

PHPと並んで、Web系開発の現場で用いられることが多いのがRubyです。

特にWebアプリケーション開発の現場で用いられることが多く、システムが複雑になればなるほど案件単価も高額になっていきます。

Rubyは日本人が開発した言語ということで、ベンチャー企業を中心に一時期Rubyを用いた開発を行う企業が爆発的に増えました。

そのため、今でもRuby案件はベンチャー系の案件が多い傾向があります。

在宅やリモートワークなどいわゆる働き方改革を推進している企業が多く、時間に融通が利きやすい案件を探している方に特におすすめの言語です。

Rubyを選ぶメリット・デメリット

メリット

Rubyのメリットは以下の通り。

Rubyのメリット
  • ベンチャー企業の案件が多い
  • 一定の需要がある

Rubyはベンチャー企業で多く採用されている言語。ベンチャー企業は一般企業と比べて、フレックスタイム制やリモートワークなど働き方改革が進んでいる傾向にあります。

そのため、自分の希望する働き方ができる可能性が高いことで人気です。

また、Web系開発の現場でPHPの需要が高くなることで、Rubyを学ぶ人が減っています。悪いことに思えるかもしれませんが、逆を言えば競合相手が減っているとも捉えられます。

今でいうPerlのようなポジションに落ち着くのではと言われており、案件数が減っても、需要が0になることはないでしょう。

むしろ競合が減ることで仕事が獲得しやすくなることが期待できます。

デメリット

Rubyのデメリットは以下の通り。

Rubyのデメリット
  • 古い技術になってしまう可能性が大

やはりRubyの需要は限定されています。

年々需要も減っている状況なので、将来的にPerlのようなポジションの言語になるのではという声も多いです。

そのため、経験年数が豊富な人に案件を取られてしまいがち。

Ruby一本で稼ぐというよりは、Rubyと同じ系統の案件を獲得しやすいPHPを優先的に学んだうえで、より獲得できる案件を増やすためにRubyを学ぶのがおすすめです。

こんな人におすすめ!

  • PHPができて、持ってこれる案件を増やしたい人
  • ベンチャー企業の案件が良い人
  • 週2〜3日程度で働きたい人

フリーランスエンジニアの稼げる言語ランキンング一覧表

ここまで紹介してきたフリーランスエンジニアの稼げる言語TOP5の特徴をまとめて確認できるように、一覧表を作成したので是非参考にしてくださいね。

ランキンング 言語 平均月収 平均年収 稼働日数 実務経験
1位 Python 70万円 840万円 週3〜5日 3年以上
2位 JavaScript 60万円 720万円 週3〜 2年以上
3位 Java 60〜70万円 720〜840万円 週5 1年以上
4位 PHP 55万円 660万円 週3〜5日 3年以上
5位 Ruby 60万円 720万円 週2〜5日 3年以上

あなたの目的や希望に合う言語を探し、習得していきましょう。

フリーランスエンジニアになるメリット

ランキングを見て頂いた方は、需要のある言語を習得できればフリーランスエンジニアは稼げる職業であると理解できたはず。とはいえ、「収入面以外の良さを知りたい!」と思う方もいるでしょう。

ここからは、フリーランスエンジニアになるメリットについて紹介してしきますね。フリーランスエンジニアになるメリットは以下の3つです。

フリーランスエンジニアのメリット
  • 働き方のスタイルが選べる
  • 年収が上がりやすい
  • 人によっては複数の案件を掛け持ちする人も

それぞれのメリットについて以下で解説していきますね。

働き方のスタイルが選べる

フリーランスだと在宅勤務か会社勤務か、朝型で働くか夜型で働くかなど、自分の好きなように働き方を選べます。

言語も経験にはよりますが、自由に選べるため、会社に所属しているときと違って、キャリアが制限されることもありません。

自由度が高いので、やりたいことができてストレスが少ないのも嬉しいところですね。

年収が上がりやすい

特にSES勤務の人や、会社で実力を評価してもらえない人は独立してフリーランスになることで年収が大幅に上がる人が多いです。

会社で働いていると、固定給で生活が安定しているものの、給与査定で大幅な昇給が行われることは滅多にありません。

そのため、大分企業に貢献しているのに、期待していたほど給与が上がらないと感じている人は多いです。

それに対してフリーランスは完全実力主義。自分のスキルを評価してくれるクライアントを見つけ、高単価の仕事を獲得できれば、かなりの収入アップが期待できます。

SESの人の場合、現場に派遣される際にマージンといって企業の取り分が発生しています。

フリーランスになればマージンがなくなるので、やっている仕事はSES時代と変わらないのに手取りが大幅に上がったというのはよくある話です。

特に経験年数が長い人は収入が上がりやすい傾向にあるため、独立を検討してみてください。

人によっては複数の案件を掛け持ちする人も

会社に所属していると、1つの仕事に専念するのが基本で、複数のプロジェクトを並行してできるケースは少ないです。

それに対してフリーランスの場合は、自分で自由にクライアントと契約を結べます。そのため、複数の案件を獲得して同時進行でお仕事をすることも可能です。

フリーランスエンジニアになるデメリット

メリットがあれば当然デメリットもありますよね。そこで、フリーランスエンジニアになるデメリットについてもしっかり理解しておきましょう。

フリーランスエンジニアになるデメリットは以下の3つです。

フリーランスエンジニアのデメリット
  • 社会的信用が落ちる
  • 人によっては年収が下がることも
  • フリーランス=自由な働き方とは限らない

それぞれのデメリットについて以下で紹介していきますね。

社会的信用が落ちる

フリーランスは収入が安定しません。そのため、どうしても社会的信用が落ちてしまいます。

特に困るのがクレジットカードやローンなどお金が関わる契約を結ぶ場面です。

やはり「収入が安定しない」として審査に落ちてしまうことが多く、独立する前にクレジットカードを契約しておくなど、万が一に備えた準備が大切となります。

人によっては年収が下がることも

フリーランスは年収が高いと思って独立する人が多いのも事実。しかし、必ずしも仕事を獲得できるとは限りません。

十分な実力を身に着けずに独立してしまうと、年収が下がるどころか生活を送れるほどの収入が得られないこともあります。

フリーランス=自由な働き方とは限らない

フリーランス=オシャレなカフェやファミレスでゆっくり飲み物を飲みながらパソコンを開いてできる仕事と思っている人も割と少なくありません。

むしろ、フリーランスでリモートワークができる案件は限られています。

実際のところフリーランスとして働いている人は、会社員のように客先に出勤して働いている人が大半です。

クラウドソーシング経由だと、在宅勤務の仕事を獲得しやすいですが、コンペ形式でたくさんいる応募者の中から自分を選んでもらう必要があります。

クラウドソーシングの利用者は高いスキルを持っている人が圧倒的に多く、案件を獲得するのは至難の業です。

そのため、在宅で働けるのはかなりの実力が必要と理解したうえで独立しましょう。

案件を獲得するには経験を積もう

フリーランスエンジニアとして案件を獲得するためには、経験や実績を積む必要があります。全くの未経験ではおそらく案件獲得は厳しいと思っていいでしょう。

案件獲得方法についてより詳しく知りたい人は、以下の記事で解説していますのでチェックしてみてください。

フリーランスエンジニア案件の仕事獲得から応募まで!注意点や口コミも紹介

また、案件方法の獲得は理解できていたとしても、一人で営業活動を実施するのは大変って人もいますよね。そんな人は、おすすめのエージェントを以下のページで紹介していますので、チェックしてみてください。

これで決まり!フリーランスエンジニアエージェント12選!仕事に困らない厳選リスト

完全未経験・経験1年未満で案件を獲得するのは至難の業

フリーランス向けのエージェントの求人を見てみるとわかりやすいですが、基本的に初心者向けの案件でも1年以上実務経験がある前提です。

したがって、まったくIT企業で働いた経験がない、もしくはすぐに退職しているような状態でフリーランスに転向するのはおすすめしません。

企業が合わないと感じるかもしれませんが、できるだけ1年は勤務したうえで独立しましょう。

どんな企業でも良いので3年は働こう

フリーランスとして働くには最低1年のIT企業での社会人経験が必須と解説しましたが、稼げるフリーランスエンジニアを目指すとなると話は変わります。

フリーランス向けの案件は、実務経験3年を区切りに単価も任される仕事のレベルも大幅に上がります。

仕事を獲得するのが大変なフリーランスにとって、応募できる案件が大幅に増えるのは大きなメリットでしょう。

もちろん1年でもフリーランスにはなれますが、レベルが上の仕事を任されるようになるには2年以上の時間を要するケースの方が圧倒的に多いです。

実務経験が1年となると客先常駐が基本で、在宅の案件はあまり期待できません。

つまり短期間で会社を辞めてとりあえずフリーランスになるよりも、3年企業で働いてフリーランスに転向した方が効率が良いでしょう。

フリーランスエンジニアの言語に関するまとめ

稼げるフリーランスを目指すには言語選びが重要です。そこで今回はフリーランスエンジニアで稼げる言語について紹介しました。

ここで紹介した言語はPython・Javascript・Java・PHP・Rubyの5つ。それぞれの特徴は以下の通りです。

ランキンング 言語 平均月収 平均年収 稼働日数 実務経験
1位 Python 70万円 840万円 週3〜5日 3年以上
2位 JavaScript 60万円 720万円 週3〜 2年以上
3位 Java 60〜70万円 720〜840万円 週5 1年以上
4位 PHP 55万円 660万円 週3〜5日 3年以上
5位 Ruby 60万円 720万円 週2〜5日 3年以上

このようにどの言語も稼げると言っても一長一短です。

フリーランスとして独立するには、お金を重視するか、時間を重視するかなどじっくり考えてから言語を選ぶことが大切です。

また、好きな言語を選んでも、すぐにその言語の仕事を獲得できるとは限りません。フリーランスとして独立するためには、選ぶ言語に合わせたキャリアを事前に積むことが必須です。

必要なキャリアを積まずに独立してしまうと、仕事を獲得できない、獲得できても単価が安いなどといった問題に直面することになってしまいます。

企業で働いている間にどんな働き方がしたいかを考え、場合によっては転職して、希望する働き方ができる言語スキルを身に着けたうえで、フリーランスに転身しましょう。