技術の進歩によって次々と開発されていくプログラミング言語。その中でも高い人気を誇る「Go言語」。
この記事に訪れたあなたは、
「Go言語ってなに?」
「Go言語はどのような場面で使われるの?」
「Go言語を習得する方法は?」
などGo言語に関する基本的な内容を知りたいと思っていませんか?
Go言語はGoolgeが開発を行った言語で、開発されて間もない言語でもあり歴史は浅いです。また、初心者でも学びやすい言語となっています。
しかしプログラミング言語経験がないとはいえ、学びやすいと言われてもなかなかとっつきにくかったりしますよね。いきなり学ぶよりもまずはGo言語の概要を知りたいはず。
そこでこの記事ではGo言語の概要や歴史、特徴、仕事内容、メリット、デメリット、などを網羅的に解説していきます。
最後まで記事を読んだ人はGo言語の特徴や仕事内容を把握でき、プログラミングの学習に取りかかれますよ。また、Go言語を学習するための方法を知っていきましょう。
Go言語とは
Go言語(ゴーげんご)はGoogleが開発したオープンソース。オープンソースは、ソースコード(コンピューターを動作するために記述した文字列)を無料で使用できる文字列のことを指します。
プログラミング言語の中で歴史が浅いGo言語は、シンプルなソースコードで初心者にも学びやすいです。また、プログラミング言語の中でも機能が優れ、使いやすい言語のため人気があります。
Go言語は静的型付け言語ですが、動的型付け言語の特徴もあるのです。静的型付け言語は変数や関数を使う際に型を決めています。一方、動的型付け言語は自動的に型を当てはまる仕組みです。Go言語は決まった型に沿い記述していくため、難しくありません。
Go言語は双方のメリットがありながら、シンプルで信頼性の高いプログラミング言語です。
Go言語の歴史
Go言語は2009年にGoogleが開発したプログラミング言語です。2009年当時は「mac OS」と「Linux」にしか対応していませんでした。2013年3月、Go言語のバージョン1.0が販売され、「Windows」もサポート対象になったのです。
Go言語を設計した人物は「Limbo」の言語を開発したロブ・パイク氏、C言語を開発したケン・トンプソン氏の2人です。言語を設計した当時、マイクロソフトから「C#」がリリースされました。
しかし、コンピューターの処理速度やプログラミングの複雑化によって、新たな言語が必要となったのです。そして、処理速度や安全性に優れたGo言語が誕生しました。
2012年にGo言語はリリースされますが、普及しませんでした。しかし、2014年にGo言語バージョン1.4がリリースされ、Androidの開発ができるようになってから注目されました。
有名なIT企業であるAmazonやYouTubeなどが開発に使い始めました。現在では、インターネットやWeb業界でGo言語を使用される機会が増えています。
Go言語の特徴
Go言語の特徴は以下の3つです。
- コンパイルが速い
- シンプルな記述
- 独自のキャラクターが存在する
Go言語は、コンパイル(記述したソースコードを機械語に変換する作業)する時にソースコードのエラーが発見しやすく処理速度が高いです。シンプルな記述なプログラミング言語のため、初心者でも使いやすくなっていますよ。
独自のキャラクター・Gopher(ゴーファー)は、「ホリネズミ」で公式サイトに多く画像が存在します。Gopherは作者のクレジット表記だけで使え、オリジナルのGopherも作れるのです。
コンパイルの速さやキャラクターなどのGo言語の特徴は、こちらの記事を詳しく解説しています。
→【初学者必見】Go言語6つの特徴!できることや将来性、習得におすすめな人も紹介
コンパイルが速い
Go言語の特徴の1つ目は、コンパイルが速いことです。コンパイルは、プログラミング言語を機械語へ変換する方法になります。Go言語のソースコードをコンパイルするときに、エラーを検出してくれるのです。
例えば、ソースコードに複数誤りがあった場合に教えてくれます。Go言語はソースコードのエラーが気付きやすく、仕事上で失敗が起こりにくいです。
初心者はソースコードに誤りがないのか、心配ですね。Go言語はコンパイルや処理が速く、初心者でも使いやすくなっています。
シンプルな記述
特徴の2つ目はシンプルな記述です。これは他のプログラミング言語に比べて、機能を抑えているからです。例えば、Go言語は他のプログラミング言語に入っている機能が無い場合があります。
Go言語は、プログラミング未経験者にとって学びやすい言語です。また、事前にリスクを回避できる設計になっているため、ミスを防げます。
また、プログラミングで使用する機能が絞られているため、ソースコードが作りやすくなっています。
独自のキャラクターが存在する
Go言語は、独自のキャラクターのGopher(ゴーファー)が存在します。Gopherは日本語で「ホリネズミ」を指しライセンスが付与されているため、クレジットを表記すると使用可能です。
また、オリジナルのGopherを作成できるようになっています。使用者はオリジナルのGopherグッズを販売でき、商用利用ができますよ。
Go言語でできること
Go言語できることは、
- Webサービス、サーバー
- アプリケーションの開発
- 組込みシステムの開発
があります。
例えば、Webアプリケーションの開発を行う場合、複数のOS(Windows・Macなど)に対応可能です。Go言語はマルチプラットフォーム(1つのソフトウェアを複数のOSで動作する) に対応しているからです。
他にもスマートフォン用のアプリ開発できます。この言語はWebアプリケーションとスマートフォンの両方のアプリ開発ができるプログラミングです。
Go言語にできることについては、以下の記事で詳しく学べます。
→Go言語のできることってなに?特徴や、メリット、向き不向き、学習方法も解説
Go言語ゲームとGo言語アプリ
Go言語はゲームやアプリが作れます。ゲームやアプリを作る場合は、ゲームエンジンやフレームワークを使うことで、効率的に作業を進められるのです。
Go言語ゲーム
Go言語ゲームは、ソースコードから作ることが可能です。また、ゲームエンジンを使うと、効率的に複数のゲームができますよ。
例えば、ゲームエンジン(ゲームを作るために必要な処理を行うソフトウェア)を使いゲームを作る場合は、シーンの設定や画像を読むなど作業を行っていくのです。ゲームに必要な工程を進めていくことで、簡単にオリジナルの作品ができます。
今後、ゲームを作りたいと思っている人は以下の記事をご覧ください。
→【完全攻略】Go言語でゲームを作る方法!事前準備やおすすめエンジンも
Go言語アプリ
Go言語アプリは、言語を元にフレームワーク(基礎となるソフトウェア)やライブラリ(複数のプログラムを利用できる状態でまとめているところ)を用いて作られます。フレームワークやライブラリを用いることで、効率的にアプリの開発が可能です。
アプリはフロントエンド(ユーザが見える部分)とバックエンド(ユーザには見えない部分)の知識が必要になります。そのため、アプリを作る時間は1カ月以上かかることもあり得るでしょう。
ただし、簡単なアプリの場合は時間や労力を抑えて作れます。
Go言語の仕事内容
Go言語の仕事内容には以下の2つが
- サーバーサイドシステム開発
- Webアプリケーション開発
の2つです。
サーバーサイドシステム開発には、YouTubeやフリマアプリなどがあります。Go言語は処理速度が高く並列処理ができるため、大量のデータ処理に適しているのです。
サーバーサイドシステム開発はデータベースや負荷分散などの知識も必要なため、事前に学習しておきましょう。Webアプリケーション開発は、フレームワークやライブラリーを使います。
例えば、クックパッドやYouTubeなども作れるのです。開発を行う場合はアプリによって、フレームワークやライブラリーを使い分け、作業を進められますよ。仕事内容をより詳しく知りたい人にはこちらの記事がおすすめです。
→Go言語Webアプリの作成方法!効率を上げる方法やおすすめの学習方法も解説
Go言語を使うためには
Go言語を使うためには以下の流れです。
- Go言語をインストール
- Go言語を確認
- Hello Worldを作成
- サンプルや作品を作成
Go言語は公式サイトからインストールし、動作できる環境を整えます。アプリをインストールした後は、Go言語が正しく使えるのか確認しましょう。
そして、「Hello World」を作成していきます。サンプルや作品を作りながら、Go言語の技術を磨いていくのです。
Go言語をインストール
Go言語の公式サイトにアクセスし、手順に従いながらインストールします。インストールの手順は難しくないため、誰でも手軽にできるでしょう。
主な対応のOSは以下の3つです。
- Windows
- Linux
- Mac
ダウンロードするときは自らが使用している「OS」を選択します。例えば、Windowsの場合は「Microsoft Windows」を選び、ファイルをダウンロードしてください。ファイルを開き、インストール先を選びましょう。
Go言語のインストール方法は、こちらの記事を参考にしてください。
→【5分でわかる】Go言語のインストール方法を画像で解説!注意点も紹介
Go言語を確認
Go言語をインストールした人は、インストールが正常に行われているのか確認します。インストールを確認するためには、コマンドプロンプト(操作や設定を行う方法)を使用しましょう。
コマンドプロンプトに正しく表示されると、問題ありません。コマンドプロンプトで正しく表示されなかった場合は、インストールの手順が間違っていないのか確認しましょう。
Go言語の確認方法は以下の記事でわかりますよ。
→【最新】Go言語フレームワークおすすめ7選!選び方やメリット、デメリットも
Hello Worldを作成
「Hello World」は簡単なプログラムで、ソースコードを記述して作成します。プログラミングの初心者が最初に行う作業です。「Hello World」をコマンドプロンプトに、正しく表示しましょう。
「Hello World」を作成した人は、ファイルを専用のファイルに移動します。ファイルを作成するときは「Go言語」だとわかりやすいようにしましょう。
サンプルや作品を作成
Go言語のプログラムを実行できるようになった人は、サンプルや作品を作ることをおすすめします。独学で学んでいる人は知識を深めながら、実際に作品を作っていきましょう。
転職を検討している場合は、会社にアピールできる要素になりますよ。作品は一つだけではなく、複数作成してみましょう。
Go言語のメリット・デメリット
Go言語の5つのメリットと4つのデメリットを紹介します。プログラミング言語の中で初心者でも使いやすい「Go言語」ですが、メリットとデメリットの両面を把握することが大事です。
Go言語について理解を深めることで、今後仕事に活かせられるでしょう。メリットとデメリットの両方を知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
→【徹底解明】Go言語5つのメリットと4つのデメリット!向いてる開発内容やおすすめの学習方法も
Go言語のメリット
Go言語のメリットは以下の5つです。
- 誰でも使いやすい
- 処理速度が速い
- 並列処理ができる
- 安全性が高い
- 豊富なライブラリ
メリットの1つ目は並列処理が可能なことです。Go言語は並列処理が得意で、大量のデータを処理できます。
また、パソコンのCPUに負担をかけずに処理可能です。例えば、サーバーサイドシステム開発に適しています。ライブラリーやフレームワークを使うことで、効率的な作業を行えるでしょう。
メリットの2つ目は処理速度が高いことです。Go言語は機械語への変換が速くなっています。
また、シンプルな文法で複数の処理が同時に可能です。Go言語は、他のプログラミング言語よりも処理が速くなっています。
Go言語の4つのデメリット
Go言語の4つのデメリットです。
- コードの継承ができない
- 例外処理ができない
- 情報量が少ない
- Genericsがない
デメリットの1つ目として、情報量が少ないことです。2009年に発売されたプログラミング言語のGo言語は、他のプログラミング言語に比べると情報量に差があります。Go言語の学習を検討している人は、関連する情報を探すために時間や労力がかかります。Go言語の情報量の少ない状況は、少しずつ改善するでしょう。
デメリットの2つ目は例外処理ができないことです。Go言語は基本の型を決めているため、例外の型に対応できません。
仮に例外の処理が入っていると、想定しない動きが発生するリスクがあります。コンパイルのときに謝ったソースコードがないのか、確認するようにしましょう。
Go言語の口コミ・評判
Go言語の口コミや評判について、良い口コミと悪い口コミを紹介します。実際にGo言語を使った人の口コミや評判を聞くことで、学習を進めるべきなのか検討できるでしょう。
良い口コミ
Go言語は他のプログラミング言語と比べて、シンプルで記述しやすくいです。口コミには、「全部を書きかえたくなる」や「使いやすい」などの声が上がっていました。注目されているGo言語は、今後も使用される場が増えるでしょう。
悪い口コミ
Go言語は初心者でも学びやすい言語です。しかし、「上手くインストールできない」や「開発環境がわからない」などの声がありました。独学でGo言語を学ぶ人は、参考書やインターネットで確認しながら進めていきましょう。
Go言語の需要が高い理由
Go言語の需要が高い理由は、2つあります。
- シンプルでエラーが起きにくい
- Webアプリケーションやサーバーの開発ができる
Go言語はシンプルな記述なため、学びやすい言語です。また、エラーがわかりやすくなっているため、ミスを減せられます。Go言語は、Webアプリケーションやサーバーの開発などの高度な開発も可能です。
シンプルでエラーが起きにくい
Go言語はシンプルでエラーが起きにくいため、需要が高くなっています。初心者でもわかりやすいシンプルな記述で、ミスがわかりやすいからです。
例えば、Go言語を打ち込んだ場合にミスを発見でき、エラーを防げられます。また、コンパイルのときにエラーがあれば検出してくれるのです。
Go言語は複雑な機能を無くしているため、コーティング(プログラミング言語でソースコードを作る)がスムーズになります。
Webアプリケーションやサーバーの開発ができる
Go言語はWebアプリケーションやサーバー開発ができるため、需要が高くなっています。アプリケーション開発を行う場合に、「並列処理」や「処理が速い」のGo言語が適しているのです。
例えば、クックパッドを作成するときにGo言語が活用されています。Go言語はシンプルかつ性能が優れているため、Webアプリケーション開発に向いているのです。
また、Go言語は大量のデータ処理を行うサーバーのシステム構築もできます。処理速度が高く、CPUに負担をかけずに作業が可能です。
Go言語の年収や求人数は?
この章では、Go言語の年収や求人数について解説します。プログラミング言語の中で注目度が高いGo言語の平均年収や最高年収を確認しましょう。また、他のプログラミング言語と比べて、求人数にどれくらい差があるのか知っておくことをおすすめします。
Go言語の仕事に就きたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
→Go言語の求人は意外と少ない!?転職や就職の方法、おすすめ求人サイトも
Go言語の平均年収は600万
Go言語の平均年収は600万、最高年収1,600万円です。(※プログラミング言語別年収ランキング2018)この言語は他のプログラミング言語よりも、平均年収と最高年収が高くなっています。
例えば、2位の「Scala」は平均年収600万、最高年収1,300万です。Go言語をScalaと比べると平均年収は同じですが、最高年収で300万ほど差があります。
年収に差がある理由は、経験年数やスキルの差があるからです。実務経験の浅い人の年収は、低めになります。しかし、プロジェクトを任された経験があれば、評価が変わってくるでしょう。
2018年時点、プログラミング言語の中で1位のGo言語は、今後も年収が増える可能性がありますよ。
Go言語の求人数は少ない
Go言語の求人数は2,202件でした。(※プログラミング言語別年収ランキング2018)
他のプログラミング言語に比べて、求人数が少ないです。Go言語は、他のプログラミング言語よりも歴史が浅いからです。
例えば、「Python9,344件」、「Rudy11,676件」となっています。Go言語はPythonとRudyに比べると、圧倒的に求人数に差があるのです。
この言語はアマゾンウェブ サービス(AWS)やGoogleなどの大企業で利用されています。今後、導入する企業が増える可能性があるため、求人数にも影響してくるでしょう。
Go言語の将来性は?初心者でもできる?
人気が高まっているGo言語の将来性について、解説します。また、初心者でもできるプログラミング言語なのか見ていきましょう。今後、Go言語の学習を検討している人は知りたい情報ですね。
将来性あり
Go言語は注目の集まるプログラミング言語のため、将来性が高くなっています。なぜなら、Go言語はIT技術との相性が良くニーズがあるからです。
例えば、Go言語はサーバー構築やWebアプリケーション開発が得意で、Dockerにも使われています。Go言語は世界・国内企業でも採用され、今後もニーズがあるでしょう。
そのため、開発エンジニアの中でもGo言語が使える人は、会社から重宝されるようになりますよ。Go言語はHackerRank社の「Developer Skills Report」で、開発者が学びたいプログラム言語でGo言語が一位となっています。
(2018年から2020年までの3年間)Go言語は、開発に従事している人も注目しているプログラミング言語です。プログラミング言語の未経験者でGo言語に興味がある人は、学習することをおすすめします。
エンジニアとしての知識や技術を身につけながら、経験を積んでいきましょう。
また、Go言語の将来性についてさわに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
→Go言語がアツい!将来性が高い3つの理由とできること、おすすめ学習方法も解説
初心者でも習得可能
Go言語は初心者でも習得できるプログラミング言語。なぜなら、Go言語はシンプルでわかりやすくなっているからです。
例えば、文法がシンプルでミスが発見しやすくなっています。Go言語は効率的かつシンプルなプログラミング言語で、初心者におすすめですよ。また、他のプログラミング言語を習得している人も学びやすいでしょう。
Go言語の初心者は本やアプリを活用して、プログラミングの学習を進めることをおすすめします。歴史の浅いプログラミング言語のため、他の言語に比べると情報量が少ないです。そのため、独学でGo言語を習得するようになります。
Go言語をこれから習得しようとされている方は以下の記事も合わせて見てくださいね。
→【初心者必見】Go言語の入門を解説!特徴や仕事内容、学習方法、おすすめサイトも紹介
Go言語を学ぶ方法「おすすめの学習サイト」
Go言語を学ぶ方法「おすすめの学習サイト」は以下の4つです。
- いつでも動画で学習できる「ドットインストール」
- 初心者でも安心して学習できる「Progate(プロゲート)」
- 世界最大級の学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」
- 練習問題が豊富「paiza(パイザ)」
独学で学習するGo言語は学習サイトを使い、効率的に行いましょう。
おすすめの学習サイトは、こちらの記事で詳しく解説しています。
→独学で習得するあなたへ!Go言語おすすめ学習方法を紹介【学習サイト・本】
いつでも動画で学習できる「ドットインストール」
「ドットインストール」は、いつでも動画で学習できる学習サイトです。受講形式は約5分の動画で、スキマ時間に学習を進めていけますよ。例えば、職場への行き帰りの時間に動画を視聴できるでしょう。
学習内容には24回分のGo言語入門コースがあります。受講者は24個の動画を視聴することで、Go言語の基礎を学んでいけるのです。Go言語を基礎から学びたい人や初心者におすすめの学習サイトと言えるでしょう。
初心者でも安心して学習できる「Progate(プロゲート)」
Progate(プロゲート)は、初心者でも安心して学習できるサイトです。学習方法は、「スライド式の学習」と「実際にコードに書く」の両方を行います。例えば、Go言語の知識を学んだ後に、コードを書いてアウトプットする学習です。
プログラミングが初めての人でもGo言語の基礎を学びながら、コードが書けるようになります。ProgateはGo言語の知識と技術の両方を効率的に身につけられるでしょう。
世界最大級の学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」
Udemy(ユーデミー)は、世界最大級の学習プラットフォームです。Go言語のエンジニアや知識がある講師がオリジナル動画教材を作成しています。受講者はオリジナル動画教材でGo言語の知識を深めていけるでしょう。
また、学習中に疑問点や不明点があれば、チャットで質問が可能です。Udemyはプログラミングスクールで学ぶ環境に近くなっています。一人で学習を進めていくことが不安な人に向いている学習サイトですよ。
練習問題が豊富「paiza(パイザ)」
paiza(パイザ)は練習問題が豊富で、動画で学習できるサービス。Go言語を動画だけではなく、練習問題でも学べられます。問題の難易度は簡単なものから難しいものまであるため、受験者のレベルに合った学習が可能です。
paizaは約5分の動画で学習していき、短期間で知識を身につけられます。また、初心者から上級者まで幅広い層に対応している学習サイトです。
Go言語のチュートリアルは、こちらの記事をご覧ください。
→【初心者必見】Go言語チュートリアルサイト・学習本12選!選ぶ基準や独学法も
Go言語は学ぶ方法「おすすめの本」
Go言語は学ぶ方法「おすすめの本」は以下の3つです。
- スターティングGo言語
- みんなのGo言語 現場で使える実践テクニック
- たった1日で基本が身に付く! Go言語 超入門
Go言語の初心者でも基礎から学べるよう、わかりやすく解説した本があります。また、時間が無い人でも1日で基本が身につけられる本があるのです。
おすすめの本を見つけたい人は、以下の記事を参考にしてください。
→Go言語が学べるおすすめ学習本・書籍6選!【基礎、実践別に紹介】
スターティングGo言語
スターティングGo言語は、基本の構文や機能などが学べられる本です。また、開発ツールやパッケージの使用方法も知れるのです。Go言語のバージョン1.6に対応して、機能やパッケージまで詳しく解説しています。
他のプログラミング言語を学んだ人は、理解しやすいでしょう。プログラミング言語を書きたい人やGo言語を学び始めたい人に、おすすめの一冊になります。
みんなのGo言語現場で使える実践テクニック
「みんなのGo言語現場で使える実践テクニック」は、Go言語の基礎を学べられる本です。本書は、2016年にリリースした「みんなのGo言語」の改訂版になります。
Go言語を使うときに便利なツールや書き方など、開発に役立つ情報が得られるでしょう。現場で使える知識や技術が身につけられます。
たった1日で基本が身に付く! Go言語超入門
「たった1日で基本が身に付く! Go言語超入門」は、Go言語を学べる一冊になります。Go言語のインストールから基本的な知識や技術を身につられるのです。プログラミングの作り方や画像処理まで、基礎から応用まで学べられます。
Go言語の基礎を学びたい人やプログラミングを学びたい人におすすめです。
Go言語おすすめ資格3選
Go言語おすすめ資格は以下の3つです。
- マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者試験
上記は、IT業界で働く人や働きたい人にもおすすめする資格です。また、自分のスキルを証明した人は積極的に取得しましょう。Go言語に関連する資格は、こちらの記事で詳しく解説しています。
→Go言語おすすめ資格6選!基礎と応用別に紹介し学ぶ方法も解説
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、国際資格です。また、マイクロソフト社の認定資格でもあり、WordやExcelなどのスキルレベルを証明できます。
試験はパソコンを使った実技で、一般レベルと上級レベルにわかれているのです。さらに、3つのバージョンにわかれています。
- Office 2013
- Office 2016
- Office 365&2019
Wordの一般レベルは、文字サイズやフォントの変更、表計算、印刷など基本的なことを問われるでしょう。また、上級レベルでは、データ取り込みやスタイル機能などを理解しておく必要があります。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)はパソコン関連の資格の中でも人気があるため、積極的に取得しましょう。
基本情報技術者
基本情報技術者は、システムエンジニアを含めたIT業界で仕事している人や就職を目指している人におすすめの資格です。試験ではIT業界で働く基本的な知識を持ち、論理的な考えができるのか問われます。
また、経営に関することも問われるため、幅広い知識を得られるでしょう。国家資格の基本情報技術者は、マネジメントスキルを学べられます。
そのため、情報技術の知識や技術以外の部分も学べられ、仕事の幅が広がるでしょう。
応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の中でも上位の国家資格です。試験では、ITに関する知識や技能が必要になります。そのため、経験が豊富なエンジニアが試験を受けるのです。
応用情報技術者試験に合格することで、システムや開発の知識を身につけられます。また、管理や経営などの知識も深められるのです。エンジニアとして、レベルアップした人におすすめの資格になっています。
Go言語の仕事に就くための段取りは?
Go言語の仕事に就くための段取りは、
- IT業界を調査・把握する
- Go言語の知識と技術を身につける
- 成果物を作り、参考の材料を増やす
- 自らが希望する会社を受けていく
の4つになります。
IT業界を調査・把握する
Go言語の仕事に就くためには、IT業界を調査・把握することから始めます。なぜなら、IT業界を把握することで就職後にギャップを感じないからです。
例えば、IT業界に就職した後に想像していた働き方とは違うなどのギャップを感じる場合があります。また、ギャップを感じてしまい挫折する人もいるのです。
Go言語の仕事に就きたい人は、IT業界を調査して把握しましょう。業界を調査することで自らに合っているのか、客観的に判断できますよ。IT業界に就職する前に、念入りに調査を行いましょう。
Go言語の知識と技術を身につける
IT業界で仕事に就きたい人は、Go言語の知識や技術を身につけましょう。仕事を始めたとき、業務をスムーズに行えるからです。また、ある程度のスキルがあると周囲から信頼され、職場に馴染みやすくなります。
例えば、就職後に早い段階で重要な業務を任されることがあるでしょう。仕事を任された人に知識や技術があれば、上司だけではなく社内の評価も上がります。
Go言語の仕事に就きたい人は、知識や技術を身につけましょう。
成果物を作り、参考の材料を増やす
Go言語の仕事に就きたい人は、成果物を作成しましょう。なぜなら、仕事を探すときに成果物があれば、アピールできるからです。
例えば、面接を受けた会社に成果物を提出すると、自らの実力を把握してもらえます。また、成果物は一つだけではなく、複数のものを作成しましょう。
会社は応募者の実力を知りたいため、複数の成果物があると評価してもらいやすくなります。Go言語の成果物がない人は、一度作成してみましょう。
自らが希望する会社を受けていく
Go言語の仕事に就く場合は、自らの希望する会社を受けるようにしましょう。応募者は仕事に就いた後、納得して業務に取り組めるからです。
例えば、自宅が会社から遠距離のため、在宅ワークを希望した場合に条件を受け入れてもらえると通勤の負担が減ります。Go言語の仕事に就きたい人は、事前に複数の会社情報を調べて希望に合った会社を受けましょう。
Go言語の仕事を探す方法は?
Go言語の仕事を探す方法には
- 転職サイトを活用
- エージェントを活用
の2つがあります。それぞれを簡単に解説していきますね。
転職サイトを活用
Go言語の仕事を探す方法の1つ目は転職サイトです。転職サイトは一つに絞らずに複数のサイトに登録して、仕事を探しましょう。なぜなら、転職サイトによって求人が異なるからです。
例えば、A転職サイトとB転職サイトがあった場合、取り扱っている求人数に差があります。一社でも多くの企業を探したい人は、複数サイトを活用しましょう。
また、複数の転職サイトの中から自らに合ったものを探して、積極的に応募することをおすすめしますよ。
エージェントを活用
Go言語の仕事を探す方法の2つ目は、転職エージェントの活用です。転職エージェントは登録者に担当のキャリアコンサルタントがつき、サポートしてくれるのです。
例えば、自らが希望する仕事を伝えていると、条件に合った求人を紹介してくれます。また、求人だけではなく履歴書や面接のサポートを行ってくれるのです。
就職活動に不安を感じている人は、複数の転職エージェントを活用しましょう。
フリーランスのミカタを活用
Go言語の仕事を探す方法の3つ目は、フリーランスのミカタを活用することです。フリーランスのミカタは、業務委託でフリーランスとして働きたい人に役立つ情報を提供しています。
例えば、フリーランスのITエンジニアやWEBクリエイターを目指している人は条件に合った求人を探せられるのです。また、求職者に代わって仕事を探してくれるサービスも受けられます。
フリーランスとして働きたい人は、フリーランスのミカタに登録してみましょう。
フリーランスのミカタについて詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
→信用できる?フリーランスのミカタの評判からおすすめな理由4選まで
Go言語以外のプログラミング言語
Go言語以外のプログラミング言語には、
- Ruby
- PHP
- JavaScript
- Python
- Java
- C/C ++
- R
- Swift
- C言語
があります。それぞれの言語を紹介していきますね。
Ruby
Rubyはスクリプト言語(簡易的なプログラミング言語)で、日本人が開発しています。フレームワークを活用することで、効率的な作業が行えるのです。
例えば、「Webアプリケーション」を作成する場合にフレームワークを活用します。Rubyはオブジェクト指向のスクリプト言語のため、エンジニアに向いている言語です。
コンパイルする必要がないため、素早く実行できますよ。
PHP
PHPはWebページに使われ、サーバーで活用するプログラミング言語。インターネット上で使われる機会が多いです。
例えば、ショッピングカートやWordPressなどで活用しています。PHPは、使用頻度の高いプログラミング言語です。
ソースコードの可読性が高い言語のPHPは基本的な操作ができれば、アプリ開発しやすくなっています。また、Webサイトの問い合わせフォームやログインページなどの機能を追加できるようになるでしょう。
JavaScript
JavaScriptは、Webページを作成するときに使われます。ブラウザ上の動作に活用するプログラミング言語です。例えば、ポップアップの表示が該当します。また、ライブラリー次第で、複雑な処理も可能です。
JavaScriptはフロントエンド向けの言語ですが、バックエンドにも対応しています。言語の習得は難しくないため、計画的に学習を進めていきましょう。
Python
Pythonは、初心者向けのプログラミング言語です。言語の特徴として、シンプルな文法になっています。さらに、ライブラリや関数などのツールが充実しているのです。
例えば、人工知能や機械学習などの場面で活用されます。汎用性が高いプログラミング言語で、今後も需要が高いでしょう。
また、プログラミングの初心者に向いている言語です。人気のあるPythonにも興味がある人は、こちらの記事をご覧ください。
→Go言語vsPythonどっちが稼げるの?!年収から単価、特徴まで徹底比較
Java
Javaは需要が高いプログラミング言語。汎用的なプログラミング言語で、さまざまな職場で使われています。例えば、企業の業務システムや会計システムなどのWebアプリケーション開発で活用できる言語です。
プログラマーとして働く人は、Javaの習得をおすすめしますよ。Javaを取得することは難しいですが、需要が高い言語となっています。
C++
C++は、C言語から派生したプログラミング言語です。そのため、C言語の特徴を持ち複数のプログラミングを組み合せられます。プログラミング言語の中でもC++は、習得が難しいです。
C++の特徴は処理速度が速く、OSやハードウェアなどに向いています。プログラミング言語としては1983年にリリースし、開発現場で需要が高いです。また、最新の開発にも使われるプログラミング言語になっていますよ。
R
Rは統計解析が得意なプログラミング言語。汎用性は高くないプログラミング言語ですが、統計数学や集計に向いていますよ。
文法は他のプログラミング言語に比べて、シンプルになっています。Rは言語として難易度が高くありませんが、統計学やデータサイエンスが必要です。この言語は専門的な部分に特化しているプログラミング言語なため、習得には時間がかかるでしょう。
Swift
Swift(スウィフト)は、Apple社が開発したプログラミング言語。iOSやmacOSのアプリ開発で使われ、Apple社の製品向けです。Swiftの特徴として、高速なパフォーマンスや安定性があります。
メリットとしては、シンプルなコードで初心者でもわかりやすいプログラミング言語です。また、動作の確認が素早く行える機能があります。Swiftは効率よく作業を進められる言語と言えるでしょう。
C言語
C言語は、組込みやソフトウェアの作成に必要となるプログラミング言語です。プログラミング言語をコンパイルすることで、動かせられます。
1972年に開発されたC言語は人気があり、プログラミングの基礎から応用まで習得できるのです。この言語は汎用性が高くさまざまなものに対応できます。
また、プログラミングの実行速度が高いです。C言語はプログラミング言語の中でも人気があります。
まとめ
Go言語の特徴や仕事内容について、項目ごとにわけて解説してきました。プログラミングに興味を持った人は、一日でも早く学習することをおすすめします。
- Go言語は初心者でも学習しやすいプログラミング言語
- Go言語はアプリや参考書で学習を進める
Go言語の仕事に就きたい人は、計画を立てて学習を進めていきましょう。IT業界で活躍する人材になるために、積極的に行動してください。