「フリーランスエンジニアに契約書って必要なの?」
「業務委託契約書はどう作成すればいいんだろう?」
フリーランスエンジニアとして仕事を受ける際、契約書を結ぶ必要があるのか、あいまいな人は多いですよね。
また、いざ契約書を作成しようにも、何から始めればいいのかわからない人もいるはず。
そこで、今回はフリーランスエンジニアが業務委託契約書を作成する方法を、ステップ形式でわかりやすく解説します。手軽に業務委託契約書が作成できるおすすめのテンプレートも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
業務委託契約書はフリーランスエンジニアの「護身用」
業務委託契約書は、フリーランスエンジニアが自身を自衛するのに不可欠です。
フリーランスエンジニアとして案件を請け負う場合、口約束ではクオリティや納期の認識に違いがあり、業務上のルールで「言った言ってない」と揉める可能性もあります。
様々な確認事項がある業務委託契約書ですが、フリーランスエンジニアとして独立するうえで精神的な拠り所にもなるため契約書を作成して締結するようにしましょう。
フリーランスエンジニアの業務委託契約書にまつわる基礎知識
ここからは、フリーランスエンジニアがおさえておくべき業務委託契約書の基礎知識を、3つにまとめて紹介します。
- 契約書のない取引は単なる「口約束」
- 契約書の内容は法律で義務付けられていない
- 雇用契約書との違い
契約書のない取引は単なる「口約束」
契約書がない取引は単なる口約束になります。
フリーランスエンジニアが業務委託契約書を締結する場合、給与や損害賠償、責任の所在など確認事項が多くなる傾向にあります。そのため、契約書を1つ作成するのにかなりの手間と時間がかかり面倒臭いと感じてしまうのも事実です。
実際、民法522条では「口頭でも契約は締結される」とされているため、業務委託契約書の作成は必須ではありません。
しかし、契約書を締結しないままだと、案件として請け負った成果物のクオリティや納期の認識に違いがあり給与の支払いなどでトラブルが発生することもあります。
クライアント企業といくら信頼関係を築けていても、些細なことから契約トラブルが発生することも考えられます。そのため、お互い快く仕事ができるよう業務委託契約書を結んでおくのが良いでしょう。
契約書の内容は法律で義務付けられていない
契約書の内容は法律で義務付けられていません。契約は、契約する側・される側の合意によって締結されるもので、内容もお互いで決定できるといった契約自由の原則が存在するからです。
自由に契約書の内容を決められるのは、依頼内容によって柔軟に対応できるため便利です。しかし、場合によっては不公平な報酬条件に同意させられるなど不利な内容にもなりえます。
そのため、業務範囲や責任範囲などを具体的に細かく書くことが重要です。
雇用契約書との違い
業務委託契約書を理解するために、雇用契約書との違いをおさえておくのも大切です。
契約形態 | 業務への拒否権 | 事業者からの指示命令 | 作業場所の指示命令 | 作業時間の指示命令 |
---|---|---|---|---|
業務委託契約書 | ある | 受けない | 受けない | 受けない |
雇用契約 | ない | 受ける | 受ける | 受ける |
業務委託契約では、業務への拒否権があったり作業場所・時間の指定をされないなど働き方に柔軟性があります。しかし、労働法など法律の保護は受けられません。
一方、雇用契約を結んでいる場合、業務への拒否権などはないものの、労働法など法律の保護を受けられます。そのため、長期間勤務できたりフリーランスと比べると安心して仕事ができます。
フリーランスエンジニアが業務委託契約書を作成する12STEP
ここからは、フリーランスエンジニアが業務委託契約書を作成する方法を、ステップ形式で解説します。
ここからは、フリーランスエンジニアが業務委託契約書を作成する方法を、ステップ形式で解説します。
- STEP1:「業務内容」を明記する
- STEP2:「契約形態」を明記する
- STEP3:「契約期間」を明記する
- STEP4:「納期やその条件」を明記する
- STEP5:「報酬の支払い日/方法」を明記する
- STEP6:「業務に関わる経費の内訳」を明記する
- STEP7:「成果物の著作権」について明記する
- STEP8:「損害賠償」について明記する
- STEP9:「不可抗力」について明記する
- STEP10:「秘密保持」について明記する
- STEP11:「中途解約」について明記する
- STEP12:「管轄裁判所」について明記する
依頼側に作成してもらった際の確認ポイントとしても参考にしてくださいね。
STEP1:「業務内容」を明記する
出典元:テンプレートBANK
業務内容は、曖昧な表現を使わず細かく具体的に書きましょう。
先述したとおり、「依頼した仕事を最後まで遂行してくれなかった…」など契約トラブルは些細なことから発生します。そのため、できるだけ具体的に業務内容を明記するのが重要です。
例えば、ライティングで案件獲得をした場合は、『執筆の企画、下書き、画像作成、入稿』を業務内容とします。
なお、業務範囲を全て記載できない際は「関連業務並びに付随業務の一切を含むものとする」と「その他、甲乙間で別途合意した業務」という条項を追加しておくとトラブルを防げます。
STEP2:「契約形態」を明記する
契約形態もきちんと明記しましょう。契約形態によって、給与体系や労働条件は変わります。そのため、どちらの契約形態なのか判断できるのが大切です。
より詳しく解説すると、業務委託契約の契約形態には、『請負契約』と『委任契約』の2種類がありそれぞれ特徴が違います。
契約形態 | 仕事のゴール | 給与の支払い | 業務例 |
---|---|---|---|
請負契約 | 一定の成果(期日までに納品など)をあげる | 成果物が完成し期日通りに納品した場合 | エンジニア / ライターなど |
委任契約 | 仕事をすること自体(成果をあげなくて良い) | 仕事をすること自体(成果をあげなくて良い) | コンサルティング / 受付サポートなど |
どちらの契約であるかによって、仕事のゴールや給与体系が変わります。そのため、契約形態を明確に記載しないと、決められた時間働いたのに給与の支払いがないなどと契約トラブルに繋がる可能性も。
どちらの契約形態かどうかは契約書から推測できますが、明確に判断できないこともあります。そのため、きちんと契約形態を伝えられるように『この契約は〇〇契約である』と文言を契約書に追加するのが良いでしょう。
STEP3:「契約期間」を明記する
出典元:テンプレートBANK
業務委託契約書では、契約の終了期間に目を配る必要があります。
契約期間は業務内容によって変わりますが、突然契約を解除されるリスクがあるため、お互いで話し合って決めましょう。仕事をすること自体が報酬となる委任契約で長期間仕事をする場合は、自動更新の文言を追加しておくのがおすすめです。
なお、具体的な明記方法は『本契約の有効期間は、◯◯年◯月◯日から◯◯年◯月◯日までとする』と簡潔に記載しましょう。
STEP4:「納期やその条件」を明記する
出典元:テンプレートBANK
納期や労働条件は多くトラブルが発生するところなので明確に記載しましょう。
納期を曖昧にしてしまうと、成果物を納品したのに報酬が請求できないといったトラブルになるため、無理のないスケジュールで納期設定を話し合うのが良いでしょう。
また、納期に間に合わないケースも考慮し「納入遅延の恐れがある場合、委託者に対しその旨を遅延理由とともに直ちに通知し、新たな納入予定日等について指示を受ける。」という文を追加しておくのがおすすめです。
納期だけでなく、検修期限も設定しておくのも重要です。検修期限がない場合、悪質なクライアントがいつまでも検修せず料金の支払いをしないトラブルが発生することも考えられます。
そのため、納品期日は『納期である○○年○月○日までに納入する。』、検収の場合は『同日から○ヶ月を検収期間としその間に検収を行うこととする。』と具体的に明記しましょう。
STEP5:「報酬の支払い日/方法」を明記する
出典元:テンプレートBANK
報酬の支払日と方法は、業務内容によって変わりますが、金銭面に関する認識のずれは大きなトラブルとなるため具体的に取り決めましょう。
大規模なプロジェクトで正確に決定できない場合でも下記のような項目は必ず契約書に記載しましょう。
- 着手金は必要か
- 分割で支払いするのか
- 分割の場合、その支払時期はいつか
- 納品後に一括で支払われるのか
フリーランス側はなるべく早く支払いがあるように、月末締め翌月未払いで交渉するのがおすすめです。
なお、契約書に支払い期日や方法を明記する場合は、『報酬を○○年○月○日までに受託者の指定する金融機関に振込むものとする。』と期日や方法だけでなく、『振込手数料は、○○の負担とする。』と細かい部分まで記載しましょう。
STEP6:「業務に関わる経費の内訳」を明記する
出典元:JICA(独立行政法人国際協力機構)
請け負った業務を進めるうえでどこまで経費として請求できるのかも明記しましょう。
業務を遂行した後に、経費として請求できないことが分かれば大きな損失となります。そのため、フリーランス側は旅費や通信費を報酬とは別に請求ができるよう相談しておくのがベストです。
なお、フリーランスエンジニアが経費として計上できるものは以下になります。
項目 | 具体例 |
---|---|
消耗品費 | ファイル / 10万円以下のPC/ 作業用机など |
水道光熱費 | 電気代 / 水道代 / ガス代など |
通信費 | インターネット代 / 電話代 / 切手代 / はがき代など |
新聞図書費 | 新聞代 / 書籍代など |
地代家賃 | 家賃 / 駐車場代など |
修繕費 | オフィス / PC / 自動車などの修理費 |
車両費 | ガソリン代 / 車検代など |
旅費交通費 | ホテル代 / 切符代 / 有料道路料金など |
接待交際費 | クライアントとの会食 / お土産代など |
会議費 | 飲食費 / 資料代など |
クライアント側と話し合い経費として計上できる項目が何か決めてくださいね。契約書に記載する際は、『受託者が受託した業務を遂行するにあたり、要した諸経費については○○の負担とする。』としましょう。
STEP7:「成果物の著作権」について明記する
出典元:テンプレートBANK
成果物を納品し金銭の取引をする場合は、著作権も明確にしておくのが重要です。
どちらに著作物が帰属するか、認識のズレがあると損害賠償トラブルに繋がります。著作権を明記する場合は、加工できる範囲やクレジット表記の有無など細かい部分まで契約書で決めておくのが大切です。
基本的に著作権は納品した時点で依頼者側に移るため、『本件の過程で生じた知的財産権(著作権、特許権、実用新案権、商標権、これらの権利を取得しまたは登録を出願する権利、技術情報等を含む。著作権については著作権法第27条及び第28条に定める権利を含む。)及び成果物に含まれる知的財産権は、成果物の納入と同時に委託者に移転するものとする。』と契約書の条項に追加するのが良いでしょう。
ただ、成果物が独自の技術や知識によって制作している関係で、著作権を譲渡したくない場合は、クライアントに一定の範囲内で留保できるか相談してくださいね。
STEP8:「損害賠償」について明記する
出典元:JICA(独立行政法人国際協力機構)
万が一のトラブルに備え損害賠償も明記しましょう。
契約書に損害賠償について記載がないと、フリーランス側は不当な金額を請求される可能性があります。契約書に明記する際は、フリーランス側の損害賠償の負担をなるべく抑えられるようにするのが大切です。
具体的には、責任の範囲や期間、金額の制限まできちんと書くと不当な損害賠償の請求をされずに済みます。ただ、損害賠償を請求されないように日々の業務で気をつけるのがベストです。
STEP9:「不可抗力」について明記する
出典元:JICA(独立行政法人国際協力機構)
業務委託契約書に不可抗力で業務遂行が難しくなった場合の責任を明記しておくと大きな安心になります。
不可抗力とは、病気や事故、災害など本人でコントロールできないものです。不可抗力が生じると業務を進めることはできません。不可抗力の明記がないと、納期が遅れたことで損害賠償責任を負う必要が出てくる可能性もあります。
そのため、契約書には、『不可抗力により、発注者、受注者いずれかによる履行が遅延又は妨げられる場合は、本契約の相手方に通知しなければならない』と一文追加しておきましょう。
STEP10:「秘密保持」について明記する
出典元:JICA(独立行政法人国際協力機構)
業務委託契約書には具体的に秘密保持について明記しましょう。秘密保持条項とは、業務を進めるうえで入手した情報に関するルールです。
秘密保持の範囲を定めていないと、個人情報の悪用や自社ノウハウの流出といったトラブルが発生するため、明確に決めておく必要があります。フリーランスは、契約終了後に、過剰な守秘義務が課されていないかも確認してください。
なお、契約書には、『乙は本契約に関して知りえた情報を一切他に漏洩させてはならない。』と書くだけでなく、『秘密保持義務の有効期限は甲乙ともに、契約終了から◯年以内とする。』といった年数まで指定するのが良いでしょう。
STEP11:「中途解約」について明記する
出典元:テンプレートNAVI
中途解約の認識にズレがあると賠償責任など大きなトラブルに発展するため、きちんと契約書に明記しましょう。
中途解約は、民法第641条によれば、損害の賠償と引き換えにいつでも契約解除ができるとされています。しかし、この損害の賠償とはクライアント側の業務委託料であるため、請負人に支払い義務がありません。
そのため、中途解約を不利な条件で申し出られる条文になっていないかよく確認しましょう。
業務委託契約書には、契約の有効期限を記載した後に、『本契約の期間満了の○ヶ月前までに、甲及び乙からも書面による意思表示がない場合、本契約は同条件にて○ヶ月間延長されるものとし、以降も同様とする。』と明記するのが一般的です。
STEP12:「管轄裁判所」について明記する
出典元:JICA(独立行政法人国際協力機構)
何らかのトラブルが発生した時に備え、裁判所も明確に記載します。
管轄裁判所を明記しないと、トラブルを公平に解決できなくなり、結局報酬が支払われないままになる可能性もあります。裁判中は複数回出向く必要があるため、クライアント側と自分の地域の距離を踏まえたうえで決めましょう。
なお、業務委託契約書には、『本契約に関する訴訟については、○○地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。』と簡潔に記載してくださいね。
フリーランスエンジニア向け業務委託契約書のテンプレートおすすめ3選
ここからは、フリーランスエンジニアにおすすめの業務委託契約書テンプレートサイトを3つ紹介します。
- bizocean(ビズオーシャン)
- テンプレートBANK
- ビズ研
業務委託契約書テンプレートの利用時は必ず利用規約を確認してくださいね。また、必要であれば自分用に微調整するようにしましょう。
bizocean(ビズオーシャン)
出典元:bizocean
bizocean(ビズオーシャン)は、用意されている書式テンプレートが業界トップクラスのビジネス書式サイトです。請求書やプレゼン資料、契約書などを含めれば400種類以上・2.8万点以上のビジネス書式テンプレートがサイトには準備されています。
ほとんど無料で書式テンプレートを使用できるのも特徴のひとつ。プロが作成した書式テンプレートもあるため安心して利用できます。
なかには有料テンプレートもありますが、一回購入すれば何回でも使えるためお得です。お得に効率よく業務を進めたい方はビズオーシャンに登録するのがおすすめですよ。
テンプレートBANK
出典元:テンプレートBANK
テンプレートBANKは、ビジネステンプレートを提供する会員数が117万以上のWebサイトです。
契約書や請求書、企画書などを完全無料でダウンロードできるだけでなく、テンプレートの具体的な活用方法や決まり事などもコラム形式で発信しているため、有益な情報を得られます。「初めて契約書を作るから不安だな…」という方でも安心して利用できるでしょう。
アプリ対応をしているのでスマホやタブレットで契約書や企画書などを作成することも可能ですよ。
ビズ研
出典元:ビズ研
ビズ研は、業務効率化のために使えるビジネステンプレートを提供しているWebサイトです。
契約書や見積もり、企画書はもちろん、個人で利用する伝言メモや日報などマイナーなテンプレートも用意されています。Webサイトへの登録は不要で、使いたい際にすぐテンプレートのダウンロードが可能です。
ビジネステンプレートの使い方も発信しているため、利用するうえで困ることはないでしょう。
フリーランスエンジニア向け業務委託契約書にまつわるFAQ
最後に、フリーランスエンジニア向け業務委託契約書にまつわるよくある質問を2つ紹介します。
- 後からでも契約書の内容は変えられる?
- 紙と電子の契約書はどちらがおすすめ?
後からでも契約書の内容は変えられる?
業務委託契約書は締結した後でも内容を変更できます。ただ、契約書の内容を変更する場合は、覚書の作成が必要です。覚書とは、業務委託契約書の変更点をまとめた書類です。
覚書を作成する際は、未然にトラブルを防ぐためにもきちんと相手と話し合うようにしましょう。具体的には、法律的にアウトな部分がないかや解釈が分かれる箇所がないかを一緒に判断するのがおすすめです。
紙と電子の契約書はどちらがおすすめ?
業務委託契約書を締結するなら電子契約の方がおすすめです。電子契約は書面契約より時間面・コスト面ともに優れています。
契約形態 | 書類の印刷費 | 印紙税 | 書類の郵送費用 | システム利用費 | 印刷や製本の作業 | 署名・押印の対応 | 収入印紙の貼り付け | 書類の郵送・返送 | 自然災害や紛失など管理リスク | 契約状況などのステータス管理 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
電子契約 | 不要 | 不要 | 不要 | 必要 | 不要 | オンライン完結 | 不要 | オンライン完結 | 不要 | 簡単 |
書面契約 | 必要 | 必要 | 必要 | 不要 | 必要 | 対面で完結 | 必要 | 対面で完結 | 必要 | 難しい |
電子契約は書面契約と比べて契約を締結するために必要なことが少ない傾向にあります。特に、書類の印刷費や印紙税などがかからないのはコスト削減に大きく貢献するでしょう。
コスト面だけでなく、時間やリスクマネジメント面でも電子契約は優れています。ただ、オンライン上で手続きを進めるため、システム利用費が必要なのは把握しておきましょう。
不安なく適切な業務委託契約書を作るなら
これまで解説してきたとおり、フリーランスとして仕事するうえで契約書を締結しないのは大きなリスクです。
ただ、この記事を読んでいる人の中には「契約書が重要なのはわかったけど、自分で作成するのは不安…」や「1人で契約書を作成できるほど理解できてない…」という方もいるでしょう。
そこで、おすすめなのが『フリーランスのミカタ』です。
フリーランスのミカタは、必ず1人専属のコンサルタントが付き、フリーランスとしてのキャリアをサポートしてくれるフリーランスエージェントサービスです。専属のコンサルタントが色々な相談に乗ってくれるため契約の締結で困ることはありません。
非公開案件も多く取り揃えているのも特徴のひとつ。案件の紹介は当日中でも可能なので「今すぐ仕事を獲得したい!」という方にもおすすめです。
まとめ
今回は、フリーランスエンジニアが契約書を作成する方法や契約書の基礎知識、おすすめテンプレートなどを紹介しました。
業務委託契約書は自身を自衛するために必要な契約書です。契約書を締結せず口約束だけで業務を進めると、クオリティや納期の認識にズレが生じ、給与の支払いなどでトラブルの発生が考えられます。
自分にとって不利益を被るため、トラブルが発生しないように契約書を締結するのが大切です。なお、業務委託書は以下のテンプレートを使用するのがおすすめです。
- bizocean(ビズオーシャン)
- テンプレートBANK
- ビズ研
この記事では、業務委託書を作成するSTEPも紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。