フリーランスの仕事依頼サイトおすすめ5選!依頼時の注意点も紹介

『納期に間に合わない』、『人手が足りない』などの理由から、外部に仕事を依頼したいと考えている方は多いのではないでしょうか。

実際、近年では仕事の多様化によりフリーランスとして働く人の増加に伴い、オンライン上で仕事を依頼する人・企業が増えています。しかし、いざ依頼しようにも

「どこから依頼すればいいの?」
「フリーランスに頼って大丈夫かな?」
「フリーランスって信用できるの?」

と頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。

フリーランスに依頼をして仕事を途中で放棄された事例なども目にする中で、オンライン上で見知らぬ人へ仕事を依頼することに対して、不安な気持ちを抱くのも分かります。

そこで、今回はフリーランスに仕事を依頼できるおすすめサイトを紹介します。また、フリーランスに仕事を依頼するメリットやデメリット、依頼する際の注意点も紹介するのでぜひ参考にしてください。

目次

フリーランスに仕事を依頼する方法

ここでは、フリーランスに仕事を依頼する方法を、4つにまとめて紹介します。

クラウドソーシング

クラウドソーシングを利用すると、フリーランスに仕事を依頼できます。

クラウドソーシングとは、インターネット上で業務を委託する仕組みです。仕事を依頼する側が、サイト上で仕事内容や報酬などを掲載します。

仕事を得たいフリーランスはサイトから条件にあう仕事へ応募したのち、仕事を依頼する側が応募者の中から業務を委託する人を選ぶのです。

クラウドソーシングで仕事を依頼すると、次のようなメリットとデメリットがあります。

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メリット・低コストで仕事を依頼できる
・仕事へ早めに着手しやすい
・応募方法を選べる
デメリット・業務を委託できないこともある
・サイト内のメッセージ機能での連絡がメインになる
・求めるレベルで納品してもらえないこともある

クラウドソーシングを利用すると応募者が多ければスキルや経験を考慮して、業務委託するフリーランスを選べます。ただし、求めるスキルや経験があるフリーランスが応募するとは限りません。

低コストで業務を委託できる反面、納品の品質や納期などが守られない可能性を考慮する必要があります。

フリーランスエージェント

フリーランスに仕事を依頼する方法の1つに、フリーランスエージェントの利用があります。フリーランスエージェントとは、仕事を依頼したい企業と案件を獲得したいフリーランスを仲介するサービスです。

エージェントを利用して業務を委託すると仲介手数料がかかるものの、希望するスキルを持つフリーランスに仕事を依頼できます。フリーランスエージェントを利用するメリットとデメリットは、次のとおりです。

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メリット・希望条件にあうフリーランスを紹介してもらえる
・自ら選考する手間を省ける
デメリット・仲介手数料がかかる

フリーランスエージェントを利用するなら、フリーランスのミカタがおすすめです。フリーランスのミカタなら、専任のコンサルタントが担当するため伝達のミスがありません。

他のフリーランスエージェントでは、企業ごとではなく案件ごとに専任の担当者を設けることもあるのです。フリーランスのミカタを利用すると、求めるレベルのフリーランスを紹介できるためぜひお問い合わせください。

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングを利用しても、フリーランスに仕事を依頼できます。ダイレクトリクルーティングとは、企業が直接的に業務を委託したいフリーランスを探すことを支援するサービスです。

具体的には、求人サイトなどにある「スカウト機能」をイメージするとわかりやすいでしょう。求人サイトへ登録した方のスキルや経験を企業が確認して、求めるレベルのフリーランスへ企業側が直接アプローチします。

ダイレクトリクルーティングを利用するメリットとデメリットは次のとおりです。

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メリット・希望条件にあうフリーランスを探せる
・選考工程を省略できる
デメリット・条件にあうフリーランスを探すのに時間と手間がかかる

ダイレクトリクルーティングなら条件にあうフリーランスへアプローチするため、スキルや経験などのミスマッチが減ります。ただし、フリーランスを探すのも自ら行うことから、時間や手間がかかることは避けられません。

リファラル採用

フリーランスに仕事を依頼する方法には、リファラル採用もあります。リファラル採用とは、自社の社員に知人や友人を紹介してもらい採用につなげる手法です。

社員の推薦によりフリーランスを選ぶため、スキルや経験だけでなく人柄のミスマッチも起こりづらくなります。リファラル採用には次のようなメリットやデメリットもあることを覚えておきましょう。

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メリット・低コストでフリーランスに業務委託できる
・選考工程を省略できる
デメリット・社員とフリーランスの関係に配慮して選考を進める必要がある

リファラル採用は社員の知り合いを紹介してもらうため、不採用になる可能性も念頭にいれましょう。

フリーランスへ仕事を依頼するメリット

初めに、フリーランスへ仕事を依頼するメリットを解説していきます。外部に依頼するからこそ得られるメリットがありますので、以降を参考にフリーランスへの仕事依頼を検討してみてください。

フリーランスへ仕事を依頼するメリットは以下の5つです。

それぞれ解説していきます。

自社内だけでは手が回らない仕事量でもこなせる

フリーランスへ仕事を依頼することにより、自社内だけでは手が回らなかった仕事量もこなせるようになります。単純に、フリーランスの手を借りることにより人手不足の解消に繋がるからです。

昨今、人手不足が問題視されている中で、政府が掲げる『働き方改革』により1人1人の業務負担を減らしていかなければならず、ますます人材不足に悩まされていることでしょう。

そこで、フリーランスへ依頼することにより社内環境を変えず、仕事をこなすことができます。また、社員は社員にしかできないコア業務に集中できるのもメリットの1つです。

結果的に社内全体の生産性を向上させる効果にも繋がります。

コストを安く抑えられる

フリーランスへ依頼することにより、人件費のコストも抑えられます。なぜなら、フリーランスは固定費ではなく、変動費として利用できるからです。

自社内だけで足りないスキルをまかなおうとすると、人材を教育するか中途採用で適切な人材を確保する必要がありますよね。しかし、人材育成には時間がかかり、中途採用となると費用もかかってきてしまうでしょう。

一方、フリーランスへ依頼すれば適切な人材を要所で活用すれば良いので、時間と費用のコストを抑えられます。また、フリーランスには固定給や社会保険料の負担も発生しないため、人材にあてる固定費を削減できます。

自社社員の成長に繋がる

フリーランスへ依頼することにより、外部からの視点が加わり自社社員の成長も期待できるでしょう。社内だけでは、どうしても既存の概念に囚われがちとなってしまいますよね。

その点フリーランスは、他の業界を踏まえた見方、客観的な視点を持っている場合が多いので、自社社員の視野を広げてくれるでしょう。

また、優秀なフリーランスは豊富な知識、経験、ノウハウを持っているため、社内にはなかった新しい知識、ノウハウを得られる機会になるでしょう。

業務の幅が広がり、新しい知識による自社社員の成長が期待できます。

業務量に応じて人数を調整できる

業務量に応じて人数を調整できることも、フリーランスへ仕事を依頼するメリットの1つです。業務量に応じて人数を調整できると、仕事がスムーズに進みやすくなります。

納期により一時的に業務量が増えた際に、フリーランスを採用すると仕事が分散できるため社員の負担軽減になるのです。とはいえ、忙しい時期は長く続くわけではなく、業務量にムラがあるからこそ、正社員を採用するのが難しい事情もあります。

そのため、フリーランスへ仕事を依頼すると、業務量に応じて人数を調整でき、仕事がスムーズに進められるのです。

専門的なスキルを導入できる

フリーランスへ仕事を依頼すると、専門的なスキルを導入できます。専門的なスキルを導入できれば自社社員が保有していないスキルも扱えて、効率良く仕事ができるのです。

仕事のなかには自社社員のスキルでは扱えない案件が含まれていることもあります。すると、スキルを身につけてから業務を行うことになり、納期に間に合わない可能性があるのです。

そこで、社員が保有していないスキルを扱う仕事をフリーランスに依頼できれば、効率良く仕事ができます。フリーランスに仕事を依頼することで、受注が困難な案件もできるようになるのです。

フリーランスへ仕事を依頼するデメリット

メリットについて解説しましたが、逆にデメリットの部分を気にされている方もいるでしょう。ここからは、フリーランスへ仕事を依頼するデメリットを解説していきます。

依頼前にデメリットを知っておくことにより、事前の対策にも繋がります。フリーランスへ仕事を依頼するデメリットは以下の4つです。

それぞれ解説していきます。

継続的に仕事してくれるとは限らない

優秀なフリーランスの協力が得られたとしても、継続的に仕事をしてくれるとは限りません。なぜなら、優秀なフリーランスは、他からも多くの依頼を受けている可能性があるからです。

あなたが引き続き仕事を任せたいと考えていても、フリーランスの状況次第では叶わない場合もあります。そのため、過度にフリーランス任せの業務形態を取るのは危険です。

フリーランスの協力が得られなければ、途端に業務が進まなくなってしまう事態を引き起こしてしまう可能性があります。継続的に仕事が依頼できないことを考慮に入れて、業務形態を考えておきましょう。

案件途中で音信不通になる

フリーランスの中には、案件の途中で音信不通となってしまう無責任な人もいます。決して、無責任なフリーランスが大半という訳ではありませんが、中には責任感のないフリーランスがいるのも実情です。

企業はフリーランスと雇用関係にありませんので、稼働状況や働き方に意見できない場合が多く、信頼関係が築けるまでに時間がかかります。

そのため、依頼時にフリーランスのスキルだけを見るのではなく、人となりも考慮に入れて判断するようにしましょう。

過去の実績やプロフィールを見ることにより、相手がどのような人柄でどのように仕事へ向き合ってきたのかが分かります。

人材探しに手間がかかる

あなたが求める人材を探すのに手間がかかってしまうのも、デメリットの1つです。人材募集をして、契約するまでのプロセスが確立していないと、少なからず時間がかかってしまうでしょう。

フリーランスに依頼するとはいえ、契約書類の作成や業務内容を伝えるマニュアル作成などの業務が発生するのは避けられません。

そのため、事前にフリーランスへ仕事を依頼する際の一連のマニュアルと契約書の作成をし、スムーズに業務委託が行える体制を整えましょう。

また、人材探しの手間を軽くするにはクラウドソーシングサイトを利用するのがおすすめです。

情報漏洩のリスクがある

情報漏洩のリスクがある点も、フリーランスへ仕事を依頼するデメリットです。情報が漏洩すると、会社に損害が生じる可能性があります。

フリーランスに仕事を依頼すれば、故意でなくてもウイルスに感染して自社の情報が漏洩することもあるのです。漏洩した情報のなかに、機密性の高い製品情報や顧客情報などが含まれることもあります。

もし取引先の情報が漏洩すると、損害賠償を請求される懸念もあります。フリーランスに仕事を依頼する際にはセキュリティ対策を万全にしたうえで、情報管理を徹底するのが賢明です。

フリーランスへの仕事依頼サイトを利用する際のポイント

フリーランス向け仕事依頼サイトを利用する際のポイントは、下記の5つです。

5つのポイントを念頭に仕事依頼サイトを利用すれば、効率的かつ効果的にフリーランスへ仕事を依頼できるでしょう。それぞれ解説していきますね。

依頼相手の条件を明確にする

仕事を依頼したいフリーランスの条件や要素は明確にしておきましょう。

依頼したい相手の条件や要素があいまいでは、あなたが理想とする依頼相手から連絡が来る可能性は低くなるだけでなく、求めていない相手からの連絡が殺到し無駄な手間や時間がかかることになります。

仮に、仕事依頼サイトの求人欄へ「やる気あふれるフリーランスの方、大歓迎!」と記載して、あなたの理想に適した依頼相手から連絡は来るでしょうか。

もちろん、難しいですよね。上記では明記の通り「やる気あふれるフリーランス」から連絡が来るはずです。

もちろん、やる気は大切ですが上記のようにあいまいな明記では依頼相手を厳選できず、理想の相手から連絡がきづらくなります。

そのため、「アプリ開発経験のある方」「週2回4時間~稼働できる方」など、仕事を依頼したい相手の条件や要素はできるだけ具体的に記載するのが定石。

あいまいなままでは仕事を依頼できるどころか、依頼前以上に無駄なコストを割く事態に陥ってしまうでしょう。

詳細情報はわかりやすく記載する

上記にも関連しますが、フリーランスへ依頼する仕事の詳細情報は、サイトへわかりやすく記載しましょう。

仕事の詳細情報があいまいでわかりづらいと、理想の仕事相手からの連絡はおろか、そもそも依頼を受けたいフリーランスからの連絡が来ない可能性が高くなります。

仮に仕事依頼サイトの詳細情報欄へ「週4でみっちり働いてもらいます!」と書かれていたら、フリーランスはどう感じるでしょうか。

概ねどんな仕事をするのかイメージが湧かず、高確率でそのままページを立ち去るはずです。もちろん、仕事を受けるフリーランスは「どんな仕事か」がわかってはじめて仕事を受注します。

そのため、仕事の詳細情報に「どんな仕事を依頼したいのか」がはっきり書かれていなければ、受注されるはずもありません。

依頼する仕事の詳細情報をわかりやすく記載するのは、依頼を受けくれるフリーランスへ配慮と敬意の証です。読めばわかるよう丁寧な明記を心がけましょう。

良好な信頼関係の構築する

依頼した仕事を受けてくれるフリーランスとは、長期的かつ良好な関係が築けるよう心がけて接しましょう。フリーランスと良好な関係が築ければ、仕事の依頼先に困ることや逐一仕事依頼を行う手間が減り、業務の効率化が測れます。

また良好な関係構築は、仕事を受けるフリーランスにとっても収入の安定や仕事探しの効率化がはかれるため、互いに大きなメリットになるのです。

そのため、仕事を依頼する側だからといってフリーランスへ横柄な態度は厳禁。敬意ある接し方で、長期的な関係構築に努めましょう。

掲載手数料を確認する

仕事依頼サイトの掲載手数料は、事前に確認しておきましょう。かからないと思っていた掲載手数料が実はかかるとなれば、想定外の出費を負う事態になります。

下記でも解説しますが、掲載手数料のかからない仕事依頼サイトは多数あるため、想定外の出費を出さぬよう、事前に確認したうえでサイトへ掲載するように心がけておきましょう。

マッチングしないならはっきり断ることも大切

掲載した依頼仕事へいくら問い合わせが来なくとも、条件に見合わないフリーランスの方が来た際には、断るのも大切です。あまりにもあなたが理想とする条件からかけ離れた方に仕事をお願いすれば、依頼前より状況が悪くなる可能性があります。

例えば、エンジニアへ依頼募集していた仕事をやる気のある未経験フリーランスからの打診を断れず、なくなく依頼してしまったとします。

仕事をお願いしたフリーランスは、エンジニアでないのはもちろんプログラミングが未経験のため、仕事のやり方以前にまず一からプログラミングを教えなくてはなりません。

依頼後でも、不適切であれば受注の変更は可能です。しかし、せっかく仕事を受けてくれた相手に悪いからと、いつまでも断る旨を伝えられずにいれば依頼前よりも大きな負担を負うことになります。

仕事を受けてくれるフリーランスへの敬意はもちろん大切ですが、条件に見合わない人材を、断れないからと取ってしまっては本末転倒です。

そのため、時にははっきり断ることも大切だと頭に入れて、適切な人材を取れるよう注意しておきましょう。

フリーランスへ仕事が依頼できるおすすめサイト5選

仕事依頼サイトを利用するポイントを抑えたところで、ここから下記5つのフリーランスへ仕事が依頼できるおすすめサイトを紹介します。

ちなみに今回紹介する5つのサイトは、すべて登録料・依頼料金が無料なので、金銭的なコストは心配せず参考にしていただければ幸いです。ではそれぞれ解説していきますね。

クラウドワークス

クラウドワークスは、株式会社クラウドワークスが運営する日本最大の仕事依頼・掲載サイトです。200種類以上の仕事を依頼できるため、掲載依頼できる仕事かどうかの心配はほとんど必要ないでしょう。

また、他サイトと比べ多くのフリーランスが登録し実際に案件を獲得しているため、掲載次第では効率的に仕事の依頼が可能です。

掲載場所に困ったら、クラウドワークスに依頼すればまず間違いないでしょう。

ランサーズ

ランサーズ
出典元:ランサーズ

ランサーズは、クラウドワークスに並ぶ日本最大級の仕事依頼・掲載サイトです。依頼できる仕事の種類やフリーランスの登録・利用者数もクラウドワークスに並ぶ大規模サイトとなっています。

依頼先である企業や事業主のほとんどが、クラウドワークスとランサーズを併用しているほどに、両者サイトの併用は定石です。

一点気をつけるとすれば、一度掲載依頼した仕事は承諾されてからのキャンセルはできないので、注意しましょう。

ココナラ

ココナラ
出典元:ココナラ

ココナラは、インターネット上であらゆるスキルを売買できる日本最大級のスキルマーケットです。サービスを提供する出品者とサービスを利用したい購入者の間で売買が行われます。

ココナラではスキルという大枠の中であらゆるものが売買されているため、一見「こんな仕事でも依頼しても大丈夫かな?」と思えるあいまいなものでも依頼できるのが魅力の一つ。

「仕事」という枠組みにとらわれず、あらゆる仕事・業務を依頼できる使い勝手の良さが特徴的なサイトですね。

Workship

Workship
出典:Workship

Workshipは、案件検索から稼働の管理までを一貫して行えるサービスです。プロフィールを記載したフリーランスが案件検索を行い、条件にあう仕事に「気になる」をします。

気になるをされた企業はフリーランスとのメッセージ交換が可能になり、仕事内容や条件のすり合わせができます。双方に条件があうと、面談の日程調整が可能になるのです。

Workshipの案件は東京都の仕事が多いものの、リモート案件も豊富にあるため、ぜひ活用してみましょう。

FLEXY

FLEXY
出典:FLEXY

FLEXYでは、フリーランスエージェントサービスが利用できます。スキルや経験などの条件が合致すれば、フリーランスの紹介が可能です。

約90%以上の案件がリモートであり、稼働時間も週1〜5日とさまざまな条件の案件を扱います。そのため、登録するフリーランスが多いといった特徴があるのです。

求めるスキルを保有するフリーランスを紹介してもらいやすいエージェントであるからこそ、ぜひ活用の検討をしてみましょう。

フリーランスへ仕事を依頼する際の注意点

ここまでに、フリーランスへ仕事を依頼するサイトと利用時のポイントを紹介してきましたが、まだフリーランスへ仕事を依頼することに不安を感じている方もいるでしょう。

そこで、フリーランスへ仕事を依頼する際の注意点を解説していきます。以降の解説を読めば、事前にリスクを軽減でき安心してフリーランスへ仕事を依頼することができますよ。

フリーランスへ仕事を依頼する際の注意点は以下の3つです。

それぞれ解説していきます。

業務委託契約を必ず結ぶ

トラブルを避けるために、必ず業務委託契約を結びましょう。

契約を結ばないと後に、あなたの求めていた基準に達していないにもかかわらずに報酬の請求をされたりと、報酬面でのトラブルが起きやすくなってしまいます。

契約内容は法律に関してのことのため、フリーランスの多くは理解していない場合があります。

しかし、契約内容を理解していないと後にトラブルへ発展してしまう恐れもあるので、依頼者側は補足説明を行うなどし、理解を促しましょう。

業務委託契約には、『準委任契約』と『請負契約』があります。どちらの契約をするかによって、報酬の支払い方法や責任の範囲が変わってきます。

準委任契約

準委任契約とは、『業務の遂行』が目的となる契約です。そのため、仮に業務内容が終わらずに結果が伴わなかったとしても業務を行っていれば報酬を支払う義務があります。

例えば経営コンサルを依頼した場合、課題の分析や提案などをしてもらった結果、売り上げや利益が上がらなかったとしても業務が行われているので報酬を支払うということです。

準委任契約を結ぶ例としては、経営コンサル・技術指導などが挙げられます。

請負契約

請負契約は、『業務の完成』が目的となる契約です。そのため、依頼した業務内容を完成させ成果物ができた時にのみ報酬の支払い義務があります。

例えばライターなら依頼した記事を制作し、完成させて納品した時に初めて報酬を支払うということです。たとえ途中まで業務が行われていたとしても成果物が納品されていなければ、報酬を支払う義務はありません。

請負契約を結ぶ例としては、ライター・デザイナー・プログラマーなどが挙げられます。

仕事の丸投げをせずに途中経過を確認する

業務の委託をしたからといって丸投げしてしまっては、失敗の要因となります。適度に連絡を取り合い、途中経過を確認することで、細かい認識のズレを修正でき、トラブルにも迅速に対応できますよ。

初めて依頼する相手ならば特に、お互いの理解度も低いため、細かな認識のズレが生じてしまい、あなたの考える用途とはズレた制作物を作成してしまうなどのミスへと発展してしまう場合があります。

そのため、業務経過の確認、業務中のコミュニケーションが重要となるでしょう。

コミュニケーションを取ることにより、制作物の目的や活用法への共通認識が作られ、あなたの求める基準に見合った制作物が作られます。

また、フリーランスとの信頼感も生まれやすく、後も継続的に仕事を引き受けてもらえる可能性が高まるでしょう。

相手の能力を見極める

フリーランスに仕事を依頼する際は、事前に能力を見極めましょう。能力を見極めることにより、あなたの求める適切な人材へ仕事を依頼することができます。

仮に能力を確認せずに依頼してしまっては、あなたが求めるレベルに達しておらず業務遂行が困難となってしまうだけでなく、レベルに見合わない過度な要求をしてしまい、音信不通へ繋がるリスクも高まってしまうでしょう。

そのため、事前にポートフォリオを確認するなどし、フリーランスとしての実績やスキルチェックを行ってください。仕事に見合うレベルのフリーランスへ依頼でき、仕事が途中で継続不可能となる事態を回避できます。

また、コミュニケーションが円滑に行えるかも判断の基準となります。

常駐型でない限り、メールでのやり取りが多くなるでしょうが、コミュニケーションが円滑に行えないと、業務進行の妨げにもなるため注意しましょう。

フリーランスエージェントサービスへ依頼するのも一つの手段

ここまでフリーランスへ仕事を依頼する方法としておすすめサイトを紹介してきましたが、フリーランスへ仕事を依頼するなら、エージェントサービスへを利用するのも一つの手段です。

エージェントサービスとは、依頼主である企業や事業主が求める人材に適したフリーランスを探し、仕事を提案・紹介するキャリアサービスです。

手数料としてお金はかかるものの、あなたが理想とする条件に適したフリーランスを探し紹介してもらえます。キャリアのプロへ仕事依頼を代行できるため、適した人材に仕事を依頼しやすくなるだけでなく、相手探しの効率化も可能です。

「仕事を依頼するのにできるだけ手間はかけたくない、けど仕事を依頼するなら条件に適した相手が良い…」という方にはエージェントサービスを利用するのも手段の一つでしょう。

フリーランスに仕事を依頼するならフリーランスのミカタがおすすめ

先ほど述べたとおり、理想の条件に適したフリーランスを紹介してもらえるフリーランスエージェントサービスを活用すれば、効率的に仕事を外注できます。

ただ、フリーランスエージェントサービスはたくさんあるため、どれを選べばいいのかわからない方もいますよね。そんな方におすすめなのが、フリーランス向け案件獲得サイト「フリーランスのミカタ」です。

フリーランスのミカタは、通常のサイトには掲載されていない15,000以上の非公開案件と高単価なフルリモート案件を豊富に取り揃える案件紹介サービスです。

もちろんただフリーランスに向け案件を掲載しているだけでなく、仕事の依頼主である企業・個人事業主の案件掲載や人材紹介もお手伝いさせていただきます。

理想とする仕事相手の条件を詳しくヒアリングしたうえでフリーランスを紹介するため「全然仕事ができないフリーランスを紹介された」をミスマッチが起こる心配はありません。

依頼に際する疑問や悩みがあれば、気軽に相談していただけるサポート体制も充実しています。依頼する仕事に適したフリーランスを紹介してもらえるのか気になる方は、公式サイトから気軽にご確認ください。

なお、フリーランスのミカタがどんな案件サイトなのか詳しく知りたい方は、次の記事もあわせて参考にしてください。

フリーランスのミカタとは?サービス内容や特徴、メリット・デメリット、口コミも紹介

まとめ

今回は、フリーランスへ仕事を依頼するメリット・デメリットを紹介してきました。フリーランスへ仕事を依頼するのは確かにリスクもありますが、事前に対策を講じ、適切に活用することにより、大きな利益をもたらしてくれます。

フリーランスへ仕事を依頼する際の注意点は以下の3つです。

  • 業務委託契約を必ず結ぶ
  • 仕事の丸投げをせずに途中経過を確認する
  • 相手の能力を見極める

上記に気を付け、フリーランスへ仕事を依頼してみてください。この記事によって、あなたがフリーランスへ仕事を依頼する力となれたら幸いです。

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この記事を書いた人

クラウドエンジニア歴4年。
AWS・Azure・GCPなど主要クラウドは一通り触っているが一番得意なのはAWS。
最近ではTerraformでIaCもやっていて、某AWS書籍で執筆の経験も。三度の飯よりクラウドが好き。

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