フリーランスエンジニアがやめとけと言われる7つの理由!経験者の口コミあり

「フリーランスエンジニアへの独立はやめておいた方がいいの?」
「実際に、フリーランスとして活動している人の意見を聞いてから、独立するか判断したい…」

好きな時間や場所で働ける自由度に加え、会社員以上の収入を稼げる可能性があるフリーランスの働き方に憧れを抱いている人は多いですよね。

しかし、フリーランスへの独立に否定的な意見があるのも事実。そのため、フリーランスとして活動している人の意見を聞いてから、独立するかを決めたい人もいるはず。

そこで、今回はフリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由を、体験者の口コミも交えて紹介します。また、フリーランスへの適性を判断するポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由7選

さっそく、フリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由を7つ紹介します。

  • 収入が安定しづらい
  • 年齢を重ねるほど応募可能な仕事が減る
  • 仕事を詰めすぎると精神が病む
  • 日々スキルアップしなければ高単価な仕事は獲得できない
  • 急に契約解除されることもある
  • 一度引き受けた仕事はやめづらい
  • 単価交渉しても断られる

収入が安定しづらい

収入が安定しづらい側面から「フリーランスエンジニアはやめとけ」といった意見があります。

会社員の場合は割り振られた仕事を問題なくこなすことで、毎月一定の給料が得られます。

一方、フリーランスエンジニアは次のような理由から収入が安定しづらい側面があるのです。

  • 自分で仕事を獲得しなければならない
  • 請け負う案件ごとに単価が異なる

フリーランスエンジニアは、自ら案件へ応募し仕事を取りに行かなければ収入は得られません。ただ、案件へ応募しても獲得できるとは限らないのです。

また、同じ職種でも請け負う仕事の内容次第で、フリーランスエンジニアが得られる収入は変動します。

出典:フリーランスのミカタ

出典:フリーランスのミカタ

このように、フリーランスエンジニアは仕事の獲得が約束されておらず、かつ応募する仕事内容により単価が変わるため、収入が安定しづらくなります。

年齢を重ねるほど応募可能な仕事が減る

フリーランスエンジニアは、40・50と年齢を重ねるごとに案件を獲得しづらい一面があります。

取引先は、案件の応募条件に40代までといった年齢制限を設けることがあるからです。

年齢を重ねると体力が低下したり病気になるリスクが上がるため、作業遅れが起こりやすくなります。もし納期までに作業が終わらなければ次の工程で迷惑をかけることに繋がるため、取引先はスケジュールの遅れを避けたいのです。

このことから、可能な限り取引先は体力や健康面に不安が少ない20代といった若いフリーランスエンジニアに仕事を依頼しがちになります。

このように年齢を重ねたフリーランスエンジニアは応募できる案件数が減ります。

仕事を詰めすぎると精神が病む

なかには、仕事を抱えすぎて精神的に追い込まれるフリーランスエンジニアもいます。

フリーランスエンジニアは一度に何件もの仕事を受けることが可能です。ただもちろん、仕事を受けすぎれば、スケジュールに余裕がなくなります。

限られた時間で仕事を終わらせなければならない焦りから、自身を精神的に追い込んでしまうのです。

このように、フリーランスエンジニアは自分で請け負う仕事の量を上手くコントロールしなければ、精神が病み不調をきたしやすくなります。

日々スキルアップしなければ高単価な仕事は獲得できない

フリーランスエンジニアは日々スキルを磨かなければ、高単価な仕事を獲得できない側面があります。なぜなら、次の画像のようにスキルがなくても獲得できる案件は単価が低いからです。



出典:クラウドワークス

ただし、スキルを磨けば、単価を上げることは可能です。特に、IT業界の最新技術に携わる仕事は高単価な仕事が多くあります。

たとえば、AIといった最新技術を扱うためのスキルを身につけると、次のような高単価の案件を得られる可能性があるのです。

出典:フリーランスのミカタ

しかし、最新技術に携わる案件は豊富なスキルを必要とする仕事が多いため、日々のスキルアップは欠かせません。

また、IT業界は技術の移り変わりが早いため、私たちの生活に最新技術が浸透すると、また新しく便利なものが出てきます。

このような技術の置き換わりに対応するため、常に情報をキャッチアップし日々スキルを磨かなければ高単価な仕事を獲得し続けられないのです。

突然契約が解除されることもある

下記の理由から、フリーランスエンジニアは突然契約を解除されることもあります。

  • スキル不足
  • 予定よりもプロジェクトが早く終了した

スキルが不足していると、取引先の求めるレベルで仕事ができません。依頼した仕事が完璧にできなければ、取引先の社員が手直しすることになるのです。

取引先は人手不足が理由で募集をかけている場合が多いため、社員は自分の仕事で精一杯であり他の仕事をする余裕はありません。

このことから、スキルが不足しているフリーランスエンジニアとは契約を解除します。そして再度募集をかけて十分なスキルを持っているフリーランスを採用するのです。

また、フリーランスが請け負う仕事はプロジェクトの一部です。そのため、プロジェクトが終了すれば取引先で作業する仕事もなくなるため、契約も終わりになります。

このように、想定していたよりもスムーズに作業が進んだ結果、予定よりも早くプロジェクトが終わると、突然契約が解除された感覚に陥るのです。

一度引き受けた仕事はやめづらい

フリーランスエンジニアには「一度引き受けた仕事はやめづらい」といった側面があります。

一度引き受けた仕事を途中で断ると、実績に響きます。契約途中で仕事を断ったという事実がその後もついて回るからです。

職務経歴書といった書類にも『契約途中で仕事を断ったこと』が実績として記載されることになります。そのため、新しい案件に応募する時も取引先の目に止まりやすく、仕事を獲得しづらくなるのです。

どの取引先も、仕事を途中で投げ出されるリスクがあるとスケジュール遅れが起こる可能性がありますからね。

このことから一度でも契約途中で仕事を断ると、フリーランスエンジニアとして活動しづらくなるのです。

単価交渉しても断られる

フリーランスエンジニアは、単価交渉をしても断られることがあります。

取引先が単価交渉に応じるのは、単価を上げても継続して仕事を依頼したい場合です。

そのため、取引先が求めるレベルで仕事ができるように十分なスキルを身につけ、スケジュール通りに仕事を進めるフリーランスエンジニアでなければ、単価交渉に応じてもらいにくくなります。

というのも、案件の募集を出せば単価を上げなくても仕事を依頼できるフリーランスエンジニアは見つかりますからね。

このことから、取引先が期待する以上の仕事ができなければ、単価交渉しても断られがちです。

フリーランスエンジニアへの独立はやめるべきなのか

ここまでの解説を踏まえ、フリーランスエンジニアに独立すべきか決めかねている人もいますよね。

結論、フリーランスエンジニアへの独立をやめる必要はありません。なぜなら、次のようにフリーランスへ独立し理想的な働き方を実現している人も存在するからです。

ただし、これまで解説したような理由から、フリーランスエンジニアはやめとけと言われることも事実です。

やめとけと言われる前提があることを念頭におき、フリーランスエンジニアを目指すか検討しましょう。

また、独立するうえで、フリーランスエンジニアに適性があることも重要です。そのため次の見出しでフリーランスエンジニアへの適性を判断するポイントを解説します。

フリーランスエンジニアへの適性を判断する3つのポイント

ここまでの解説を踏まえ、ここからはフリーランスエンジニアへの適性を判断する3つのポイントを解説します。

  • 請け負う仕事の量をコントロールできるか
  • 円滑に取引先とコミュニケーションが取れるか
  • 日々新たな情報をキャッチアップできるか

請け負う仕事の量をコントロールできるか

『請け負う仕事の量を自分でコントロールできるか』は、フリーランスエンジニアの適性を判断するポイントの1つです。

請け負う仕事の量をコントロールするにはスケジュールの管理が不可欠です。スケジュール管理ができなければ日々仕事詰めになり、時間と心に余裕がなくなるため、精神的に追い込まれます。

そうならないために、請け負った案件のスケジュールを把握することが大切になるのです。そのうえで、新たに案件を受ける場合は仕事を詰めすぎないように請け負う量を調整しましょう。

十分な睡眠やバランスの取れた食事、軽めの運動ができるくらい時間に余裕を持てる仕事量にコントロールできれば、フリーランスエンジニアとして長期的に活動できます。

円滑に取引先とコミュニケーションが取れるか

フリーランスエンジニアの適性を判断するポイントの1つとして、『円滑に取引先とコミュニケーションが取れるか』もあげられます。

仕事をしていくうえで、定期的な進捗の報告や不明点等の相談は不可欠です。

仕事に関する報告や相談をしなければ、取引先のスケジュールが予定通りに進みにくくなりますからね。

たとえば、仕事の不明点を取引先に相談せず自分の考えのみで作業を進めてしまうと、全てやり直しになることがあるのです。

限られた時間の中で仕事をするフリーランスエンジニアにとって、作業のやり直しは致命的になります。

そのためにも、取引先との報告や連絡、相談は欠かせません。

日々新たな情報をキャッチアップできるか

『日々新たな情報をキャッチアップできるか』もフリーランスエンジニアへの適性を判断するポイントの1つです。

高単価な案件を獲得するには、日々新たな情報のキャッチアップが欠かせません。というのも、新しい技術に携わる仕事は数多く募集されてますからね。

たとえば、現在の新しい技術には次のようなものがあります。

  • AI(人工知能)
  • DX(Digital Transformation)
  • IoT(Internet of Things)
  • 5G(第5世代移動通信システム)

上記のような技術は今後ますます発展が予想されます。

年齢を重ねるほどフリーランスエンジニアは案件を獲得しにくくなるものの、新しい技術に携わるためのスキルを身につければ仕事を得やすいのです。

そのためにも、IT業界の新しい技術を常におさえる必要があります。

フリーランスエンジニアとして活躍する4つのコツ

仮にフリーランスへ独立できたとしても、安定かつ継続的な仕事や収入を獲得できるとは限りません。フリーランスへの独立自体が目的になっていては『稼げずそのまま会社員へ逆戻り』といった事態にも陥ります。

そこで、最後にフリーランスエンジニアとして活躍する4つのコツを紹介します。

  • 先輩フリーランスとの繋がりを作る
  • 日々スキルアップする
  • 成功者の真似をする
  • フリーランスエンジニア向けエージェントを活用する

先輩フリーランスとの繋がりを作る

先輩フリーランスとの繋がりを作りましょう。

高単価な案件を獲得し続ける先輩フリーランスは、現場で貴重な経験を積んでいるため、困ったときに的確なアドバイスがもらえます。

先輩フリーランスも過去に同じような悩みを抱え、問題を解決しているケースが多くありますからね。

たとえば、どのように仕事を獲得し続けるかや単価交渉の仕方などの問題です。このような問題を先輩フリーランスに相談すれば、実体験に基づいて話をしてくれるため、納得のできる解決法を教えてくれます。

多くの経験談を聞ける方が良いため、先輩フリーランスとの繋がりはたくさん作りましょう。

また、先輩フリーランスと仲の良い間柄になれば、仕事を紹介してくれることもあります。先輩フリーランスとの繋がりを作るほど活躍の場を増やすことにもなるのです。

日々スキルアップする

日々のスキルアップはフリーランスエンジニアの活躍に欠かせません。現在、フリーランスエンジニアが磨くべき需要のあるスキルは次のとおりです。

  • AIで使われる機械学習
  • IoTで利用されるモノとネットワークとつなぐスキル
  • DXで求められるシステム設計のスキル
  • クラウド上のセキュリティ対策

上記は、IT分野の最新技術を扱うためのスキルです。そのため上記のスキルを磨くと案件を獲得しやすくなります。

ただ、現在需要のあるスキルが今後もずっと必要とされるとは限りません。新たな技術の登場と共に、求められるスキルも変わるからです。

このように、フリーランスエンジニアが活躍するためには、常にIT業界の最新技術をおさえ、必要とされるスキルを磨く必要があります。

成功者の真似をする

成功者の真似をすることも、フリーランスエンジニアが成功するための要素になります。

ここで言う成功者とは、継続的に案件を獲得し、安定した収入を得ているフリーランスエンジニアのことです。

成功者は、フリーランスエンジニアとして活躍するためのノウハウを知っています。たとえ
ば、単価交渉の仕方や継続的な案件の獲得方法など、実体験からやり方をわかっていますからね。

そもそも、かつて発明王と呼ばれたトーマスエジソンやアップル創始者のスティーブジョブズも、アイディアを真似して成功者となりました。

過去の有名人も真似をして成功したのだから、あなたも積極的にフリーランスエンジニアとして成功する人の真似をしましょう。

フリーランスエンジニア向けエージェントを活用する

フリーランスエンジニア向けエージェントを活用すると、中・長期的に案件を獲得しやすくなります。

フリーランスエンジニアとして活躍するには、継続的に仕事を獲得し収入を得なければなりません。フリーランスエンジニアが案件を獲得する方法は、次のとおりです。

  • 自分で営業活動する
  • 知人から仕事を紹介してもらう
  • フリーランス向けエージェントを利用する

以前の職場とのつながりや身近に仕事を紹介してくれる人がいれば、積極的に声をかけてみるといいでしょう。スキルレベルや人柄を知っている間柄なら、トラブルにもなりにくいですからね。

ただ、身近に仕事をくれる人がいなければ、フリーランス向けエージェントを利用しましょう。

特に、営業経験がなければ、自分の売り込み方といった営業方法を学ぶところから始めなければなりません。

独立すると、スキルを身につけるために学習をしたり、お金の管理などやるべきことは多くあります。そのため、慣れない営業活動のみに時間をかけていられないのです。

とはいえ、フリーランス向けエージェントは数多くあるため、どのサイトが自分にあうのかわからない人もいますよね。

案件の単価や仕事内容などはエージェントサービスごとに異なるため、詳細を確認せずに選ぶと後悔しかねません。

そこで、おすすめなのが『フリーランスのミカタ』です。

出典:フリーランスのミカタ

フリーランスのミカタは、通常のサイトには掲載されていない15,000以上の非公開案件と高単価な案件を豊富に取り揃えるエージェントサービスです。

具体的には下記のような案件が多く掲載されているため、収入が不安定といわれるフリーランスでも、中・長期的に安定した収入を獲得できます。

  • 週5日(7時間/日、140〜180時間/月)
  • リモートワーク
  • 50〜80万円の月収

フリーランスのミカタに掲載している案件例

また希望年収や稼働時間だけでなく、扱うプログラミング言語などを細かく指定して案件を探せるため、自分にあう仕事を見つけやすいサイト仕様になっています。

ただし、上記のような案件は条件として2〜3年の実務経験が求められるケースが多いです。そのため、応募する際はどれくらいの経験が必要なのかを前もってチェックしておきましょう。

フリーランスのミカタを活用すれば、中・長期的に獲得できる案件が見つかりますよ。

どんな案件が掲載されているか気になる人は、下のボタンから自分にあう案件を探してみてください。

公式サイトで詳細を見る

なお、フリーランスのミカタがどんなサービスなのか詳しく知りたい方は、次の記事もあわせて参考にしてください。

→ フリーランスのミカタとは?サービス内容や特徴、メリット・デメリット、口コミも紹介

まとめ

今回はフリーランスエンジニアがやめとけと言われる理由を、フリーランスエンジニアへの適性を判断するポイントと合わせて解説しました。

フリーランスエンジニアに否定的な意見があるのも確かです。ただ、独立したい目標や目的が明確であり、フリーランスエンジニアの適性があれば前向きに考えてみましょう。

目指す目標が定まれば、活動をし続ければいいわけですからね。

そこで、フリーランスエンジニアとして活動を続けるには継続的に案件を獲得し、収入を安定させることが大切になります。

日々のスキルアップはもちろん、先輩フリーランスとの繋がりを作ることや、フリーランスエンジニアとして成功している人からノウハウを学び、真似することも重要です。