「エンジニアは目指さない方がいい?」
「エンジニアがやめとけと言われている理由が知りたい!」
「実際エンジニアとして働いている人が感じていることが気になる!」
あなたは上記のような疑問や悩みを抱えていませんか?
エンジニアは労働時間が長くストレスを溜め込みやすい環境という噂もあり、ネガティブなイメージを持ちやすいでしょう。
ですが実際にやめとけと言われている理由に納得ができれば悩みを解消できるはずです。
そこで今回はエンジニアがやめとけと言われている理由を徹底解説!合わせて、実際の体験談やエンジニアを目指す際にするべきことも紹介しています。
この記事を読むと、エンジニアを目指すべきなのか決められますので、検討中の方は必見です。ぜひ参考にしてくださいね。
【結論】エンジニアやめとけは全員に当てはまるわけではない
特定の人たちがエンジニアやめとけと言っているだけなので、全ての人に当てはまるわけではありません。
エンジニアやめとけと言っている人はエンジニアにやりがいを感じていない人やブラックな企業に勤めている人たち。
労働環境が辛い上に仕事に興味を持てないでいるエンジニアが発言しているだけなのです。
そのため、仕事へのやる気もなくなり辞めたいと思い始めている人の言葉に左右される必要はありませんよ。
あなたが目的意識を持ってエンジニアを目指そうとしているのなら、やめとけという言葉に惑わさせることなく突き進んでいきましょう。
しかし、エンジニアを目指す上での目的や動機に関して向き不向きはあるため以下で詳しく解説していきますね。
こんな動機でエンジニアを目指すのはやめとけ3選
エンジニアやめとけは全員に当てはまるわけではないと分かっても安心していられません。浅はかな動機で目指してしまった結果、後に挫折してしまうようなことは避けましょう。
「もっと早く知りたかった…」「知るのが遅すぎた…」とならないようにしっかりとお伝えしていきますね。
- たくさん求人を見かけるから
- 簡単になれそうだから
- パソコン作業が好きだから
1つ1つ確認していきましょう。
1.たくさん求人を見かけるから
学習が長続きしないため、エンジニアの求人がたくさん掲載されているからという動機ならやめておきましょう。
エンジニアの業務は新しい技術へ置き換わるペースが早いため、学習をし続けなければなりません。
しかしエンジニアに興味や関心がないと学習意欲も湧かないため、勉強をしないのです。
業務を行っていても知識やスキルが身についていないため、作業が進みません。次第にやる気もなくなり、結果的に辞めてしまうため長続きしないのです。
「何社か応募すればエンジニア職に就けるだろう!」という軽い気持ちだけで応募すると、仕事は長続きしませんのでおすすめできませんよ。
2.簡単になれそうだから
挫折する可能性があるため、簡単にエンジニアになれそうだからという動機なら考え直してください。
エンジニアは長時間労働になるほど、毎日やるべき作業量が多いです。残業だけでなく休日出勤もすることもあります。
休みが少なくても、エンジニアとして「スキルを身に着けたい!」「目指しているキャリアがある!」と具体的な目標に向かって頑張れますよね。
しかし目標や目的がなければ、労働時間が長いため心が折れて挫折する可能性があります。
精神的に追い込まれかねないので、簡単になれそうだからという動機ならやめておくべきです。
3.パソコン作業が好きだから
エンジニアの業務はPC作業だけではないため、パソコン業務が好きだからという動機ならおすすめできません。
プロジェクトに参画すると、さまざまな職種の人とコミュニケーションを取りながらお仕事を進めていくことになります。 また、プロジェクトの一員として周りの人と関わっていないと仕様変更や納期変更などに対応できなくなり、メンバーに迷惑をかけてしまうことにも繋がりますよ。
最悪のケースではプロジェクトを外され、会社に居づらいと感じる可能性すらあるのです。なのでパソコン作業をずっとしていたいという動機なら目指すのはやめておきましょう。
エンジニアがやめとけと言われる5つの理由
「実際にエンジニアがやめとけと言われている理由ってなに?」
「エンジニアを目指すべきかの判断材料にしたい!」
と感じていませんか?
エンジニアを目指すべきか決めかねている場合、情報は多いに越したことありませんよね。 確実に判断できるようにエンジニアがやめとけと言われている理由を解説していきます。
- 残業が多いから
- 休みを取りにくいから
- 給料が上がりにくいから
- 学習をし続けなければならないから
- 将来AIに仕事を奪われる可能性があるから
詳しく見ていきましょう。
残業が多いから
納期に追われるため、残業が多いという理由があります。
エンジニアの業務は納期を守ることが必須です。クライアントとの信頼関係構築の面もありますが、納期後の予定が事前に決まっているケースがほとんどになります。
たとえばアプリの開発ではリリース日が決まっているだけでなく、ユーザーに向けて告知しているケースもあるのです。
すると納期が遅れてしまうと、その後の予定に支障が出てしまうため、納期厳守は当然のことになります。
だからこそ納期を守るためには残業で対応していく必要があり、納期が近づいてくると特に残業が多くなりがちです。
作業を間に合わせるために残業は多くなるということを覚えておきましょう。
休みを取りにくいから
仕事量が多いため、休みをとりにくいことも理由にあげられます。
プロジェクトによっては無理なスケジュールを組んでいるケースもあるのです。「この作業量の多さではお仕事を休めない!」ということも珍しくありません。
お休みをして業務を止めてしまったらその分作業が遅れてしまいますよね。すると休日出勤で対応しなければならないほどスケジュールがタイトなこともあるのです。
業務スケジュールによっては「この日休めたらいいな…」が実現できないことがありますよ。
むしろ作業時間を増やさなければならないこともあるので、休みを取りにくい環境なのです。
給料が上がりにくいから
下請けの会社は中間マージンを徴収されるため、給料が上がりにくいことも理由のひとつです。
元請け会社は下請け会社に仕事を流す際に、紹介料や仲介手数料として中間マージンを取っています。
たとえば100万円の案件があるとしましょう。元請け会社は45万円をとり、残りの55万円で下請け会社の業務を行わせるイメージです。
中間マージンは想像以上に高いと言われているので、下請け会社は少ない金額で案件を引き受けることになります。
なので下請け会社は少ない額でお仕事を行うことになるためエンジニアの給料は少なく、収入も上がりにくいのです。
下請け会社で働く場合は給料が上がりにくいということを念頭に入れておきましょう。
学習をし続けなければならないから
新しい技術が次々と出てくるため、学習をし続けなければならないことも理由として上げられます。
エンジニアは技術やスキルを身に着けたらずっとお仕事ができるということではありません。
特にIT業界では技術の移り変わりが早いです。「やっと技術を身に着けた!」と思っても、すでに新しい技術に置き換わっていることは珍しくありませんよ。
ということは技術の流行に沿って学習をし続けなければ業務を行えないということでもあります。
仕事が忙しい中、新しい技術を身に着けるために学習をし続けることが必須の職業なのです。
将来AIに仕事を奪われる可能性があるから
エンジニアの一部業務はAIに取って代わられる可能性が高いため、仕事が奪われることも理由の1つです。
マニュアル化やパターン化できる仕事は人間よりもAIの方が正確に行えます。具体的な業務をあげると、たとえばプログラミング。
プログラムをする際にAIにあらゆるパターンの学習をさせればできるようになるので、プログラマーは将来的に仕事がなくなると予想されています。
全ての仕事がAIによって奪われてしまうわけではありませんが、代替え可能な業務内容があるということは理解しておきましょう。
エンジニアがやめとけという体験談
ここまで読み進めてくれたあなたは「現場で働くエンジニアの声が知りたい!」「エンジニアとして働いている人もやめとけと言っている?」と感じていませんか?
実際に働いている人の生の声は大変参考になりますので、Twitterの口コミ情報を見ていきましょう。
- 残業ありきのスケジュール?
- コミュニケーションが取れないと給料が上がりにくい?
- 将来性があるとは言えない?
ぜひ参考にしてくださいね。
残業ありきのスケジュール?
残業ありきのスケジュールが組まれているため残業が強制されるという投稿です。
スケジュール通り進めるためには残業が必須なほどタイトだということでしょう。急に体調が悪くなり、お仕事をお休みしなければならない状況になったら…と考えると不安ですよね。
残業をしてスケジュール通りにこなさなければならない環境は精神的に追い詰められる可能性があります。
労働環境が過酷とも言えますね。
コミュニケーションが取れないと給料が上がりにくい?
黙々とパソコンに向う作業だけしていても給料は上がらないという投稿です。
1つの技術を長年行ってスキルを極めても、IT業界では給料が上がりづらいのが現状。給料を上げたいと思ったら、上流工程へスキルアップをしていかなければなりませんよ。
パソコン作業メインから周りのエンジニアとコミュニケーションを取りながら業務を進めていくようにお仕事の内容を変えていくのです。
いままで黙々と作業していたのに、急に周りの方と関わっていくことになります。環境の変化に対応するのは大変なことですよね。
将来性があるとは言えない?
職種によっては将来性があるとは言えないという投稿です。
下流工程はこれからお仕事がなくなっていくと言われています。現在、下流工程を行っているエンジニアはキャリアアップなどして、業務を変えていく必要があります。
業務を行いながら、新しいことを覚えるのは大変なので、エンジニアになる際には将来性も考えて職種を選ぶといいでしょう。
それでもエンジニアを目指す際にするべきこと3選
ここまで目を通してきた方の中には、エンジニアがやめとけと言われる理由を理解した上でも、「エンジニアを目指してみよう!」と意志が固まった方もいるでしょう。
エンジニアを目指すと決めたら、するべきことがあります。あなたが「知らなかった…」とならないように詳しく解説していきますね。
- 資格を取得する
- 企業の口コミ情報を調べる
- エージェントに登録する
順にお伝えしていきますので、参考にしてください。
資格を取得する
学習を進めていくために、資格を取得しましょう。
学習方法は資格の取得だけではありませんが、スキルを証明できたり目標に向かって努力できる人という印象を与えられるためメリットが大きいです。
エンジニアの資格には国家資格とベンダー資格があります。国家資格は国に認定されている資格でベンダー資格は製品を提供している企業が認めている資格です。
国家資格とベンダー資格ともに難易度や分野が異なりますので、あなたに合った資格を選択してくださいね。
エンジニアを目指す際のおすすめな資格は以下の5選です。
資格取得を通して、知識や技術を磨いていきましょう。
企業の口コミ情報を調べる
ブラック企業や労働環境が過酷な企業に入社しないために、企業の口コミ情報を調べておいてください。
投稿者の心の声が伝わるため口コミを確認することは、もっとも参考になります。口コミはTwitterや企業の口コミサイトで調べてくださいね。
企業の口コミサイトのおすすめは以下の3選です。
各企業で働いている社員の生の声を確認できると実態が知れるので、口コミ情報を確認して納得できる会社を選びましょう。
エージェントに登録する
あなたの希望する案件を紹介してもらうため、エージェントに登録することをおすすめします。
数多くあるエージェントの中から最適なエージェントを見つけ出すことは難しいと思いませんか?
なのでタイプ別におすすめのエージェントをお伝えしていきます。
エージェントには3つのタイプがあり、それぞれおすすめのエージェントは以下の通りです。
- エンジニア特化型エージェントならマイナビ IT AGENT
- 総合型エージェントならdoda
- フリーランスで活躍するならフリーランスのミカタ
なかでも「フリーランスのミカタ」は、通常のサイトには掲載されていない15,000以上の非公開案件と高単価なフルリモート案件を豊富に取り揃えるエージェントサービスです。
具体的には下記のような案件が多く掲載されているため、収入が不安定になる可能性のあるエンジニアでも、中・長期的に安定した収入を獲得できます。
- 週5日(7時間/日、140〜180時間/月)
- リモートワーク
- 50〜80万円の月収
フリーランスのミカタに掲載している案件例
また、今の仕事や今後のキャリアに関する悩みや不安があれば、専任のコンサルタントにいつでも相談可能。現状や理想の条件を加味しながら、あなたに適した案件を紹介してもらえます。
フリーランスのミカタを活用すれば、中・長期的に安定した収入を獲得できる案件が見つかりますよ。
どんな案件が掲載されているか気になる人は、下のボタンから自分にあう案件を探してみてください。
なお、フリーランスのミカタがどんな案件サイトなのか詳しく知りたい方は、次の記事もあわせて参考にしてください。
→フリーランスのミカタとは?サービス内容や特徴、メリット・デメリット、口コミも紹介
まとめ
今回はエンジニアがやめとけと言われている理由を紹介しました。
エンジニアやめとけは全員に当てはまるわけではありませんが、目的意識なくエンジニアを目指してもあなた自身がつらい思いをするだけなので注意しましょう。
実際に働いている人の生の声を確認し、エンジニアの実態を知った上で目指していこうと決めたら以下のことを行ってくださいね。
- 資格を取得する
- 企業の口コミ情報を調べる
- エージェントに登録する
あなたがエンジニアを目指す理由が明確であれば、周りの意見に左右されることなく自分の考えを信じて突き進んでいきましょう。
エンジニアは学習をし続けなければ業務に支障が出てくる職業です。興味や関心を持ち続けていくことが成功への近道になりますよ。