「フリーランスエンジニアの時給ってどのくらい?」
「会社員と比較するとどのくらい時給が高いの?」
「フリーランスエンジニアとしてさらに時給を上げていくにはどうすればいいの?」
フリーランスエンジニアを目指そうと考えているあなたはフリーランスエンジニアの時給に関して上記のような疑問を抱えているでしょう。
フリーランスエンジニアになったらどんどん時給を上げて報酬をアップしていけたら理想的なはず。
たとえば会社員よりも確実に給料を上げていきたい、時給を上げていくためにはどうすれば良いのかを知りたいと感じていませんか?
そこで今回はフリーランスエンジニアの時給に関して経験年数別に紹介!さらにフリーランスエンジニアとして時給5000円以上に上げていく方法や会社員とフリーランスエンジニアの平均時給も比較していますよ。
この記事を読めば、会社員よりも時給を上げられ、さらに時給5000円以上を目指すためにやるべきことも理解できますよ。
また、フリーランスエンジニアについて網羅的に知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
→【徹底解説】フリーランスエンジニアとは?仕事内容・必要なスキル・実態まで
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そもそもフリーランスエンジニアの時給相場はどのくらい?
フリーランスエンジニアを目指そうと決めたら、どのくらいの報酬がもらえるのか気になりますよね。
年収や案件単価の金額をよく目にしますが、「報酬を手にするまでにどのくらいの作業時間がかかっているの?」と疑問に思ったことはありませんか?
そこで報酬と作業時間を考慮した『時給』で金額の解説をしていきますね。
今回調査したところ、フリーランスエンジニアの時給を年数別に示すと以下の通りになります。
フリーランスエンジニア1~2年目 | 時給1300円程 |
---|---|
フリーランスエンジニア3~4年目 | 時給2000~2500円 |
フリーランスエンジニア5年以上 | 時給3000~5000円 |
フリーランスエンジニア歴別にそれぞれ以下で詳しく紹介していきますね。
フリーランスエンジニア1~2年目
フリーランスエンジニア1~2年目は時給1300円ほどです。まだ駆け出しのフリーランスエンジニアなので不明点の解決に時間がかかってしまうためそこまで時給は高くありません。
会社員経験がある方なら会社員時代はチームでお仕事をしていたり、すぐ近くの同僚などにわからない点を質問できるので比較的早めに問題を解決してきた経験があるでしょう。
しかしフリーランスエンジニアになると一人で作業することがほとんどなので会社員の時とは働き方が異なり、最初は慣れない環境となるため作業時間が長くなりがちなんです。
実務経験やスキルを積んでいき作業環境に慣れるとお仕事をしている時間も短くなっていくので時給は段々と上がっていきますよ。
また、フリーランスエンジニアの1年目についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
→実務経験1年でフリーランスエンジニアはおすすめしない!その理由と現実も紹介
フリーランスエンジニア3~4年目
フリーランスエンジニア3~4年目は時給2000~2500円です。実務経験も増えスキルや実績がついてくるため時給は大きく上がります。
実績が増えることで案件の幅も広がりあなたの希望する案件を獲得できるようになっていきますよ。
また作業環境にも慣れ、独り立ちができてくる頃です。おおよそ不明点の解決は自身でできるようになるためそこまで作業時間もかからなくなります。
作業時間が減り報酬はアップするので、時間やお金にもゆとりがでてきますね。
学習の時間を作りスキルアップしていければさらに単価の高い案件を獲得していけるでしょう。
フリーランスエンジニア5年以上
フリーランスエンジニア5年以上は時給3000~5000円です。さらにスキルが上がり実績も増えるため時給は上がっていきますよ。
またクライアントに信用され継続案件となれば交渉次第でさらに時給を上げてもらえる可能性があり、かつ案件を獲得する行動を起こさなくてもお仕事が無くなってしまう心配もありません。
ベテランの域までいくと、時給性の案件よりも成果物を納品するお仕事の方が時給は高くなる傾向にあります。なぜなら、技術力があるため悩む時間が減り業務を効率的に行えるからです。
フリーランスエンジニアは実力勝負で、かつ新しい技術がどんどん世の中に受け入れられていきます。
そのため時間を見つけ日々学習をしていくことで、時代に乗り遅れないようにすることが鉄則ですよ。
フリーランスエンジニアの時給は会社員と比べて約1.6倍
フリーランスエンジニアの時給をみていくと、自然と会社員と比較してみたくなりませんか?どちらがどのくらい高いのか気になってきますよね。
結論からお話すると、経験年数やスキルレベルによっても差がありますが、実力次第ではフリーランスエンジニアは会社員よりも稼げるんですよ。
フリーランスエンジニアと会社員の平均時給は以下の通りです。
平均時給 | 平均単価/平均年収 | 時給計算方法 | |
---|---|---|---|
フリーランスエンジニア | 4,137円 | 66.2万円 | 66.2万円÷160時間=4,137.5円 (1日8時間×20日=160時間で計算) |
会社員 | 2,593円 | 498万円 | 498万円÷12ヵ月÷160時間=2,593.75円 |
したがってフリーランスエンジニアの平均時給は会社員の平均時給と比較すると約1.6倍高くなります。
時給は高いだけ嬉しいので平均時給だけで比較するとフリーランスエンジニアという働き方は魅力的でしょう。
なぜフリーランスエンジニアの平均時給は約1.6倍と相場よりも高いのか?
「なんでフリーランスエンジニアの平均時給って高いの?」と疑問に感じていませんか?
フリーランスエンジニアの平均時給が相場よりも高い理由を知れたら、説得力が増しフリーランスエンジニアを目指してみようと思いますよね。
そこでフリーランスエンジニアの平均時給が相場よりも高い理由を3点お伝えします。
順に詳しく解説していきますね。
雇用形態の違い
1つ目の理由としてフリーランスエンジニアでは成果主義、会社員では年功序列の問題があるため雇用形態での違いが時給に関係してきます。
会社員は年齢や勤続年数に応じて役職や給料が上がる年功序列制である企業がほとんどです。つまり、役職が付いたり勤続年数が多くなると給料が増えるしくみであることが多いですよ。
一方で、フリーランスエンジニアは成果主義でありかつ同時に複数案件に挑戦できるため、実力とやる気次第では高い報酬を得られるチャンスがあります。
なので雇用形態の違いによって収入差が出てしまうため時給にも差が出てきますよ。
また、フリーランスエンジニアの働き方について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
→あなたは向いてる?フリーランスエンジニアの働き方から必要なスキルまで
スキルに応じて高単価の案件を獲得可能
2つ目の理由としてフリーランスエンジニアは実力勝負のため、自身のスキルに応じて高単価の案件を自身で選んで獲得できることがあげられます。
先ほど解説した通り会社員であれば年功序列制である企業がほとんどです。つまり役職で仕事が振り分けられるため若い世代の社員は大きな仕事を貰える機会が少なく給料も多くもらうことは難しいですよ。
しかしフリーランスエンジニアなら自身の実力次第で、高単価の案件にも自由に挑戦できるんです。
フリーランスエンジニアの契約期間は1~3ヵ月で契約する場合がほとんどなので、高単価の案件を獲得して3ヵ月後に10~20万報酬がアップすることも可能ですよ。
フリーランスエンジニアなら自身のスキル次第でどんどん報酬を上げられるので時給も同時に高くなっていきます。
また、フリーランスエンジニアの案件獲得方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
→【案件獲得2倍?!】フリーランスエンジニアの案件獲得方法5選
案件で獲得した収入は全て報酬に直結
3つ目の理由として会社員のように会社の利益として引かれることがないためフリーランスエンジニアが案件で獲得した収入は全て受け取れることがあげられます。
会社員の場合プロジェクトが終了して得られた報酬はまず会社の利益を差し引き、つぎに社員にお給料やボーナスの形で支給されるんです。
一方フリーランスエンジニアは案件が終了し報酬を手にする時には働いた分が全額自分の手元にくるようになっています。
そのため、フリーランスエンジニアは働けば働いた分だけ報酬として手にできるため時給も高くなりますよ。
また、フリーランスエンジニアの年収について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
→最大2000万!?フリーランスエンジニアの平均年収と稼げる言語まで
時給5000円以上のフリーランスエンジニアになる方法3選
ここまで読み進めてくれたあなたは「フリーランスエンジニアで時給5000円以上って可能なの?」と感じていませんか?
もしフリーランスエンジニアになったら時給は高いだけ嬉しいですよね。結論からお話すると時給5000円以上のフリーランスエンジニアを目指す方法があるんです。
時給5000円以上を目指すケースでは月160時間お仕事をする場合に単価は80万円以上の案件を行う必要があります。
なので80万円以上の案件を獲得していくために行っていくことを紹介していきますね。
時給5000円以上のフリーランスエンジニアになる方法は以下の3選です。
1つ1つ詳細に解説していきますね。
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)を取得する
高単価の案件はマネジメントスキルが必要である場合が多いためPMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)を取得する方法があります。
資格を取得するとスキルを証明できるのでクライアントから信頼されやすくなりますよ。
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)はプロジェクトマネージメントに関する国際資格であり、専門性を証明するものです。
3年間ごとに資格を更新する手続きが必要になりますので注意して下さいね。
フリーランススタートで検索すると、プロジェクトマネージャー経験が必須の案件は単価が80~120万円でした。
プロジェクトマネージャー経験があれば応募できますがさらにPMPの資格を持っていればマネージメントスキルを証明できるためクライアントから信頼され案件を獲得できる可能性が高まるでしょう。
また、フリーランスエンジニアのおすすめ資格について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
→フリーランスエンジニアに資格は必要?レベル別におすすめ資格を紹介
実務経験3年以上積む
必須スキルに『実務経験3年以上』と記載されていることがほとんどなので実務経験を3年以上積む必要があります。
実務経験を多く積むと実績が増えスキルも磨けるので獲得できる案件の幅も広がりますよ。よりあなたの希望するお仕事ができる可能性が高まります。
フリーランスエンジニアは実力勝負ではありますが、実際にお仕事を検索していくと必須の実務経験数を記載している案件が多いので実務経験は多ければ多いだけクライアントの目に止まりやすいですよ。
また、フリーランスエンジニアの実務経験について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
→フリーランスエンジニアに必要な実務経験とは?実務経験を積む方法5選まで
英語を身に着ける
高単価の案件は英語が必須スキルに記載されていることが多いのでビジネスレベルの英語を身に着けましょう。
たとえば、案件として海外とのやり取りが必要なプロジェクトに参画する場合があります。
会話だけでなくメールでのやり取りも発生する場合もありますので、読み書きもできるように学習することをおすすめしますよ。
プロジェクトだけでなく、サーバーなどの機器のマニュアルが英語で書かれている場合もありますので、マニュアルをすらすら読み業務を効率的に進めるためにも英語力は重要になります。
さまざまな場面で英語ができると役立ちますので、英語の学習を進めて損はありませんね。
まとめ
今回はフリーランスエンジニアの時給に関して解説しました。
フリーランスエンジニアは駆け出しからベテランに昇るにつれて実績とスキルが身についていくので時給が上がっていきます。
さらに時給を上げて5000円以上にすることも可能ですよ。時給5000円以上のフリーランスエンジニアになる方法は以下の通りです。
- PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)を取得する
- 実務経験3年以上積む
- 英語を身に着ける
時給を上げるには日々の努力が必須です。毎日コツコツと積み上げあなたの理想の時給に近づけていきましょう。