「フリーランスに転向した女性ってどんな仕事をしてるの?」
「フリーランスになりたいけどやっていけるのか不安…」
「女性フリーランスにおすすめの仕事が知りたい!」
結婚や出産などのライフイベントで人生の転機をむかえるキャリアウーマン。子育てや家事と仕事の両立、出産後今の会社に復帰できるか…など働く女性に悩みはつきものですよね。
実のところ、結婚や出産などのライフイベントをきっかけに正社員を辞め、フリーランスに転向する女性は多くいます。
フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2020」によれば、フリーランス全体の53.6%が女性というデータも出ています。
エージェンサービスやクラウドソーシングなどといった働く女性を支援するサービスが普及している背景もあり、フリーランスという働き方は浸透しつつあるのです。
とはいえ、フリーランスになろうにもどんな仕事があるのかわからないとなかなかイメージがわきませんよね。また、フリーランスにはなりたいけどやっていけるのかと不安を抱えている人もいるはず。
そこで今回は、女性フリーランスにおすすめの仕事を厳選して5つ紹介。仕事内容はもちろん、実際に働いている人の声も紹介するので参考にしてみてください。
この記事を機に、フリーランスとして働くイメージが膨らんでいただければ幸いです。
女性フリーランスが抱える3つの悩み
「独立前にフリーランス女性の悩みを知っておきたい!」と思われている方もいるでしょう。
実際フリーランスとして独立される女性の中には、結婚して子育てをしながら仕事をしている方もいます。そのような女性の多くが抱える悩みは以下の3つです。
- 両立が難しい
- 相談できる相手がいない
- 子供の保育園を探すのが大変
それぞれの悩みに関して、以下で解説していきますね。
両立が難しい
結婚している場合、仕事と育児・家事の両立が難しいんですよね。パートナーが協力的でなければ女性に負担がよりかかります。
働く場所を選ぶことなく家でも仕事ができるフリーランスだからこそ、「家事や育児も一緒にできるだろう」と任されがちになってしまうことが多いです。
仕事をしながら家事や育児を1人でこなすことで、疲弊してしまえばパトナーとの関係悪化や仕事の生産性が下がってしまう原因にもなります。
後になって困ることがないように、事前に家事や育児の分担に関してパートナーとしっかり話し合うといいでしょう。
相談できる相手がいない
同じ境遇の人が周りに少ないからこそ、相談できる相手がいないんですよね。フリーランスでない人に相談しても理解してもらえないことが多いです。
特に在宅で仕事するフリーランスの女性は、人とコミュニケーションをとる機会も少ないので相談する相手を作ることも難しいでしょう。
しかし理解されないことを理由に1人で抱え込んでしまえば、体調が悪化して仕事どころではなくなってしまう原因にもなってしまいます。
身近に相談できる存在がいないからといって諦めるのでなく、SNSなどを利用して同じ境遇の女性の方を見つけ相談してみるといいでしょう。
子供の保育園を探すのが大変
子供を保育園に入れるための審査では会社員の方が優遇されてしまう傾向が強く、子供の保育園を探すのに苦労するんですよね。
フリーランスの人口が増えたとはいえ、まだまだ会社員として働く人口が多い状態だからこそ審査が厳しいです。
また、会社員と違い審査に必要な書類なども自分達で作成して提出しなくてはならず手間がかかってしまうので余裕をもって探す必要があります。
とはいえ居住地によって審査の基準のルールが違い、人口が密集していない場所では会社員と同じように扱ってくれるので事前に居住地地域の特徴を確認しておくといいでしょう。
女性フリーランスの年収はどのくらい?
「フリーランスの女性って会社員と比べて稼げるの?」と気になっている方もいるでしょう。結論、あなたの仕事の取り組み次第では会社員より稼げることもできるでしょう。
国税庁が発表した民間実態統計調査結果では、会社員女性の平均年収は296万と発表されました。年収の割合で最も多かったのが100万超え200万以下です。
フリーランス協会が発表したフリーランス白書2020年では、フリーランス女性の平均年収で最も多かったのは200万未満ですが、次いで200万超え400万未満の割合が多いんですよ。
フリーランスの場合は働く時間を自由に調整することができるからこそ、家庭を優先しながら働く場合は会社員より稼ぐことは難しかもしれません。
しかし年収1000万超えの女性フリーランスも多くいるので、スキルを磨き仕事に励めば会社員より稼ぐこともできるでしょう。
女性がフリーランスになるメリット・デメリット
3つのメリット
女性がフリーランスになるメリットは、下記3つです。
- 仕事する場所や時間が自由に選べる
- スキル・収入アップにつながる
- 自分に適した仕事が選べる
それぞれ解説していきますね。
仕事する場所や時間が自由に選べる
仕事場や稼働時間が自由に選べるのは、何よりフリーランスの魅力でしょう。フリーランスは、社内の労働者として会社と契約を結んでいる正社員とは異なり、業務委託という枠組みで仕事を依頼されています。
そのため、正社員のように会社のルールで働く場所や時間が決まっておらず、自分のルールの中で自由に仕事場や稼働時間を決められるのです。
フリーランスは、稼働時間や仕事のパフォーマンスを自分で管理・調整できる人にとって、最適かつ魅力的な働き方といえますね。
スキル・収入アップにつながる
自分のキャリアプランに沿って仕事を選べるフリーランスの働き方は、スキルや収入アップにも繋がります。
正社員の場合、決められた仕事を一定期間やらないと昇給や昇進がないケースもあり、なかなかスキルや収入が得られない場合もあります。
しかし、フリーランスは自分が理想とするキャリアプランに沿って必要なスキルを高められます。高めたスキルで報酬の高い仕事ができれば収入アップにもつながるため、自分次第で理想的なキャリア形成が可能です。
フリーランスは、自分が理想とするキャリアプランに沿って着実にスキルや収入を高めていける人に適した働き方といえますね。
自分に適した仕事が選べる
自分に適した仕事ができるのもフリーランスのメリットです。就職活動を通して正社員になったは良いものの、自分にとって不得意な仕事を任されるケースは珍しくないでしょう。
適材適所という言葉もありますが、もちろん実際にすべての会社が実現できているわけではありません。実力や才能の有無以上に働き手の能力は配置で決まるとも言われてます。
一方、フリーランスであれば自分に適した仕事を自分で選べるので、適材適所を実現しやすい働き方ともいえます。自分には何が適しているのかを明確にできる人にはピッタリな働き方と言えるでしょう。
3つのデメリット
もちろん、フリーランスの働き方にメリットがあればデメリットもあります。フリーランスを選ぶ以上、良い面だけでなく下記3点のデメリットにもしっかり目を向け、頭に入れておきましょう。
- 仕事や収入が安定しづらい
- 福利厚生や有給休暇などの保証が手薄い
- 職場でのコミュニケーションがなくなる
上記の3つがデメリットとなりますので、それぞれを具体例踏まえて解説していきますね。
仕事や収入が安定しづらい
正社員と比べ、フリーランスの仕事や収入は安定しづらいデメリットがあります。
企業から依頼された仕事を、自分の好きな時間で行い報酬を受け取る。一見聞こえは良いですが、逆に言えば企業から仕事が依頼されなければ、仕事は減り収入も下がります。
もちろん、スキルや実績、企業との信頼関係があれば依頼されていた仕事が急になくなる可能性は低いです。
しかし、業務委託契約を結んでいるフリーランスという立場は、正社員と比べ仕事がなくなり収入が安定しづらい働き方。
自由と引き換えに責任や安定を自分で築かなくてはならない立場だというのを、しっかりと頭に入れておきましょう。
福利厚生制度の保証が手薄い
有給休暇や家賃手当などを代表する、福利厚生が手薄いのもフリーランスのデメリットとなります。
正社員であれば人材や資金の面で企業の後ろ盾があるため、自分が休んでも誰かが代わりに働いてくれたり、企業の売り上げから手当が支給されます。
しかしフリーランスとして働く以上、自分の代わりに誰かが働いてくれたり、何もせずに手当がもらえたりはしません。そのため、自分を養うのは自分、というのを念頭に置いておくと良いでしょう。
職場でのコミュニケーションがなくなる
これまで当たり前だった職場でのコミュニケーションがなくなるのが、デメリットになるフリーランスの人もいるはずです。フリーランスの働き方は自由度が高い一方、基本的には1人で仕事に励みます。
フリーランスの仲間と同じ仕事場で作業すればコミュニケーションも取れますが、在宅ワークではコミュニケーションが取れず、孤独感に苛まれるフリーランスは多いです。
正社員の頃、悩みを共有したりとりとめのない世間話で盛り上がった職場間でのコミュニケーションが枯渇し、正社員の頃以上にフラストレーションが溜まってします危険性もあります。
悩みを相談したり、とりとめのないコミュニケーションをする場がなくなるのは、デメリットと言えるでしょう。
女性フリーランスにおすすめの仕事・職業5選
Webライター
詳細 | |
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平均年収 | 400万 |
単価 | 300〜6万 |
仕事内容
Webライターは、依頼されたテーマに沿って記事を執筆する職業です。文字数や内容など依頼された相手の要望にあわせて記事を執筆します。
報酬体系は、1文字あたりで報酬が決まる文字単価、1記事あたりで報酬が決まる記事単価がメインです。SEOやプログラミングの知見やスキルを磨けば報酬単価をあげるのも可能なので、自分の技量次第で収入や実績を高められます。
自分がやればやるだけ報酬を獲得できるうえ、場所や時間には縛りがなく自由に決められるので、育児や家事との両立もしやすい職業と言えますね。
働く人の声
Hasegawa Siori *ライターさん
吉井ゆこ | ネイリストライターさん
山下かおり | 岡山のママライターさん
ブロガー
詳細 | |
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平均年収 | 428万 |
単価 | – |
仕事内容
ブロガーは依頼を受けて記事を執筆するライターとは違い、自分の関心事や詳しい分野を内容に記事を執筆する職業です。自らブログサイトの立ち上げ・運営・管理を行っているブロガーもいます。
主な収入源は、付けた広告から購買が行われたり、広告自体がクリックされることで報酬を得る広告収入です。記事の執筆を通して、ライティングスキルや物事を順序立てて考える論理的思考力が身につきます。
またブログの閲覧数やファンが増えれば実績はもちろん、新しくビジネスを始める際の見込み客の獲得にもつながるため、女性フリーランスの多くがブログを開設し、記事を執筆していますね。
働く人の声
もか@ココナラ✕DIY✕子育て✕長期投資さん
カヨ@ここちいい子育てノートさん
ピノ⭐食べるの好きさん
イラストレーター
詳細 | |
---|---|
平均年収 | 250万 |
単価 | 2,000〜50万 |
仕事内容
イラストレーターは、依頼を受け目的や用途に応じてさまざまなイラストを制作する職業です。広告のロゴやデザイン、雑誌や本・新聞のイラスト、ゲームのキャラクターにいたるまで、普段見て触れるイラストはイラストレーターの手でつくられています。
依頼された要望に応える技術力はもちろん、感性が求められる仕事とあって人気がある一方、実績やスキルで差がつきやすいですね。会社の後ろ盾がないフリーランスとして活動するなら実績がないと仕事を獲得するにも苦労するでしょう。
しかし、稼働時間や場所なども自分で決められる自由度の高い魅力的な職業と言えますね。
働く人の声
めお(meow) | 海外イラストレーターさん
YUN ¦Freelance designerさん
イラストレーターminさん
Webエンジニア
詳細 | |
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平均年収 | 500万 |
単価 | 50万〜80万 |
仕事内容
Webエンジニアは、プログラミングコードを扱いWebサイトで使われているシステムの設計や開発、運用などの管理全般を行う職業です。ECサイトでよく見かける商品ページや閲覧履歴などは、Webエンジニアが組んだプログラムによって表示されていますね。
基本的には、クライアントから依頼を受け納品のために発足されたプロジェクトチームの一員として、プログラマーやデザイナー・ディレクターと協力しながらシステムの管理を行います。
プログラミングスキルはもちろん、職種の異なるプロジェクトメンバーと円滑なやり取りができるコミュニケーションスキルが求められる職業ですね。
働く人の声
新橋ひかり@Webエンジニアゆるフリーランスさん
ともえーぬ@宮崎🌴0→1開発愛好家さん
Webデザイナー
詳細 | |
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平均年収 | 300万 |
単価 | 40万〜70万 |
仕事内容
Webデザイナーは、クライアントから依頼されたWebサイトのデザインを要望通りに制作する職業です。Webサイトが見やすく使いやすくなるデザインをつくるため、構成やレイアウトを加味して、デザインを作成します。
スキルはもちろん実績を積まないと理想的な報酬や仕事ができないケースが多いため、いきなりフリーランスを目指すというよりは会社に所属してスキルや経験、実績を重ねてからが得策といえるでしょう。
働く人の声
はるな@歯科医院特化でWEB制作する人さん
もっち@海外移住0病企業WEBデザイナー🇵🇭在住さん
女性フリーランスが仕事を探すならエージェントサービスがおすすめ
女性フリーランスが仕事を探すなら、フリーランス向けのエージェントサービスを活用するのがおすすめです。
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- リモートワーク
- 50〜80万円の月収
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ただし、上記のような案件は条件として2〜3年の実務経験が求められるケースが多いです。そのため、応募する際はどれくらいの経験が必要なのかを前もってチェックしておきましょう。
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なお、フリーランスのミカタがどんな案件サイトなのか詳しく知りたい方は、次の記事もあわせて参考にしてください。
→フリーランスのミカタとは?サービス内容や特徴、メリット・デメリット、口コミも紹介
まとめ
今回は、女性フリーランスにおすすめの仕事を厳選して5つ紹介しました。フリーランスは自由度の高い働き方や理想のキャリアプランを自分の力で実現しやすい一方で、自己管理や日々のスキルアップが求められる働き方です。
また、仕事はもちろん理想のフリーランスライフのためにスキルや経験を計画的に積み重ねられる人に向いている反面、孤独や不安から心が休まず体調を崩してしまったり、立てた計画通りになかなか実行できない人には向いていない働き方とも言えますね。
この記事を参考にフリーランスが自分に適した働き方なのかどうか吟味し、理想の生活を実現してみてはいかがでしょうか。
この記事があなたの一層実りあるフリーランスライフの一助となれば幸いです。
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