ネットワークエンジニアに必要な7つのスキル!身につける方法も紹介

「ネットワークエンジニアに必要なスキルって何があるの?」
「ネットワークエンジニアのスキルを身につける方法を知りたい!」
「ネットワークエンジニアの仕事に役立つスキルって何?」

この記事を訪れたあなたはこのような疑問を持っているのではないでしょうか?

これからネットワークエンジニアを目指される方は、どんなスキルが必要で、どのようにスキルを身につければいいのか気になるはず。

また、ネットワークエンジニアとしてキャリアアップしていきたいと思っている方はどんなスキルを習得しておくべきなのか知りたい方もいるでしょう。

そこで今回は、ネットワークエンジニアのスキルや身に付ける方法を紹介!最低限身に着けておきたいスキルから、仕事に役立つスキル、キャリアアップに必要なスキルまで解説します。

この記事を読めば、ネットワークエンジニアにはどんなスキルがあるのか、スキルの上げ方まで理解できますよ。

それでは参ります。

ネットワークエンジニアが最低限身に着けておきたいスキル3選

「ネットワークエンジニアになるためにはどんなスキルが必要なの?」と思っている方もいるでしょう。

ネットワークエンジニアになるには技術力を極めるのが一番ですが、そのほかに最低限身に着けておいた方がいいスキルがあります。

仕事を進めていく上で大切なスキルになりますので、しっかり身につけておきましょう。

ネットワークエンジニアが最低限身に着けておきたいスキルは以下の3つです。

それぞれネットワークエンジニアが最低限身に着けておきたいスキルについて具体的に詳しく解説していきますね。

論理的に物事が考えられる

ネットワークエンジニアの仕事をこなす上で論理的思考は大事です。今起こっているトラブルの原因は何か、どうしたら解決するのかを考えて行動します。

論理的に考えるのが苦手な人は、物事を疑ってみましょう。疑うものは何でもいいんです。業務に対してでもあなた自身の行動についてでも構いません。

物事を疑うと疑問が浮かびますよね。なぜそうなったのか、どうしてこうなったのかという考えです。その考え方が論理的思考に繋がっているんですね。

ネットワークエンジニアはシステムの設計に支障が出てしまうと思わぬトラブルに発展します。トラブルに発展しないように論理的に考えられる能力が必要になってくるんですね。

論理的に考えられれば設計時にミスも出なくなります。もしミスが出てしまった時、論理的思考があれば冷静に対応できますよ。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションが苦手という人もいるかもしれませんが、働くにはコミュニケーションが必要不可欠になります。

まずはあなたのことを知ってもらうためにあなたから話しかけてみましょう。職場の人であれば話しやすいですよね。

共通の話題があれば自然に会話が弾みます。

ネットワークエンジニアはお客様にヒアリングを行い仕事を進めていくため、相手の話を聞いて理解するのも重要になります。

相手の要望を正確に引き出せるようなコミュニケーションスキルを磨いていきましょう。

ネットワーク全体を見渡せるスキル

ネットワークがどのようにして繋がっているのか、どのルートを辿ってネットワークに繋がるのかを頭に入れておかなければなりません。

ネットワークを全体に見渡すには、一つずつ仕事をこなして仕事を覚えるようにしましょう。ネットワークの知識をつけていくとネットワークの全体像が見えてきます。

そうするともし、トラブルや障害が発生した場合でも全体像が見えているから対応できますよね。

プロジェクトリーダーでなくても、あなた自身で解決できるようにするためにはネットワークの全体像を把握してトラブル回避に努めましょう。ネットワークの全体像が理解できれば自然にスキルも身につきますよ。

ネットワークエンジニアの仕事で役立つスキル

続いて、ネットワークエンジニアの仕事で役立つスキルについてご紹介します。

「ネットワークエンジニアが仕事をする上で役立つスキルなんてあるの?」と思っている人もいるかもしれません。

ですが、ネットワークエンジニアの仕事はスキルが必要不可欠になりますのでスキルを身に着けてから仕事に取り組みましょう。

ネットワークエンジニアの仕事で役立つスキルは以下の4つです。

それぞれネットワークエンジニアの仕事で役立つスキルについて具体的に詳しく解説していきますね。

ネットワークの設計

設計図を元に作成しますが、どのような構図にすればいいのか考えなければなりません。パソコンを前に置いた時に、パソコン以外の機器の配置なども考えます。

設計を実際に行う場合は、実際に目の前にパソコンを置いてから設計するとわかりやすいですよね。

ネットワークの設計には構造の知識やネットワーク周辺機器の知識も必要になるんですよ。

ネットワークの構築

ネットワークの設計図を理解しておかないと構築は難しいですね。設計図通りに構築作業に移るため、設計のスキルを身に着けてから構築作業に移ったほうがいいかもしれませんね。

構築はネットワークが正常に機能するかどうかの確認を行わないといけないんですよ。そのため不具合を起こさないようにするにはどうすればいいのか、考えながら構築作業を行わないといけないんですね。

ネットワークの保守

ネットワークの保守は、老朽化した機器の交換、ソフトウェアのアップデートをする場所です。ネットワークやその他周辺機器は継続して使用するといつか老朽化してしまいます。

これは自然に起こるものですので仕方がないものなんですよ。当然、老朽化した機器は交換やソフトウェアのアップデートが必要ですよね。

あなたが働いている会社にお客様が訪ねられた時、機器の説明も必要です。したがってあなたが働いている所にあるネットワーク機器の製品の知識を覚えておくようにしましょう。

ネットワークの運用

ネットワークが正常に機能しているかどうか確かめるために運用のスキルが必要です。ネットワークが安全かどうか、ウィルスはないかなども運用の仕事なんですよ。

運用スキルがなければ、ネットワークに潜む脅威を検知できないですよね。セキュリティの知識が求められるため、ネットワークが何事も起らないように運用していかなければならないんですね。

ネットワークエンジニアのスキルを身に着ける方法

これまでネットワークエンジニアの仕事に必要なスキルについて解説してきました。ネットワークエンジニアの仕事に必要なスキルがわかったところで、ここからはスキルを身に着ける方法について紹介していきます。

「スキルを身に着けるってどうすればいいんだろう?」と不安に思っている人もいるかと思います。

しかしスキルを身に着ける方法を知れば必要なスキルが身につきますので、安心してくださいね。

ネットワークエンジニアのスキルを身に着ける方法は以下の3つです。

それぞれネットワークエンジニアのスキルを身に着ける方法について具体的に詳しく解説していきますね。

資格取得を目指す

ネットワークエンジニアのスキルを身に着けるために勉強すると思っても、漠然としすぎて勉強を諦めてしまう場合もありますよね。

漠然とした考えではなく、資格取得を目指してスキルを高めたほうが効率的だと思いませんか?資格を取得すれば知識やスキルは大いに増えますよ。

ネットワークエンジニアにおすすめの資格は以下のものになります。

資格取得を目指すとスキルが上がるだけでなく、仕事に活かせますので職場の人に差をつけられますよ。

独学で勉強する

スクールに通うと費用がかかってしまいますよね。費用を抑えるために「少しでもコストを削減したい!」という方は独学で勉強する人もいるんですよ。

独学は時間を自由に使える利点があります。好きな時間に勉強が出来るのは気が楽ですよね。

独学で勉強するにあたり、おすすめの学習サイトを紹介します。

「ネットワークとセキュリティコース」では基礎やセキュリティを学べます。こちらは英語のコンテンツも多数使用されていますので、英語力を持ち合わせていないと厳しいかもしれません。

また「ネットワーク入門Cisco Networking Academy」はネットワークが初めての人におすすめの学習サイトです。「ネットワーク入門」や「VPN/VLAN入門」など学習サイトを初めて使う人でも学びやすいサイトになっていますよ。

スクールに通ってスキルを磨く

スクールは決められた時間の中で勉強しますよね。そのため独学では分からなかった問題もスクールに通うと解決できます。


スクールに通うと、ネットワークエンジニアの勉強をわかりやすく解説してくれますよ。勉強していくとともに知識やスキルは身についていきます。

またスクールに通えない人の場合は、オンライン授業を開催している場所もありスクールに行く時間を省いて学習できるのでおすすめですよ。

キャリアアップするために身に着けておきたいスキル4選

「基本的なスキルは身に着いたけどもう少しキャリアアップしたい!」「キャリアアップするためのスキルってあるのかな?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

キャリアアップするためのスキルはあります。ネットワークエンジニアがキャリアアップするために身に着けておきたいスキルは以下の4つです。

それぞれキャリアアップするために身に着けておきたいスキルについて具体的に詳しく解説していきますね。

IPアドレスとサブネットの計算

ネットワークの基礎の基礎にあたるIPアドレスとサブネットの計算ですが、計算でつまずいてしまうとネットワークの機器が設定できなくなってしまうんですね。

IPアドレスとサブネットの計算は数学の知識が必要になってきます。数学に似ている表記が出てきますので、数学が苦手な人は難易度が高いと感じるかもしれませんね。

VLAN

ルーター1つでスイッチが何もない簡易なネットワークならVLANは必要ないんですが、ルーター1つの簡易なネットワークは残念ながらほとんどないんですね。

VLANは仮想VLANとも呼ばれているんですよ。同じグループに設定されたVLAN同士であれば通信ができるのを知っていますか?VLANはここが大きな特徴なんですよ。

ルーティング基礎

目的のネットワークや経由しているルーターなど経路が複数ある場合、どの経路を選ぶかによってルーティングの構成は変わってきます。なお、ルーティングの基礎はとても奥が深い内容になっているんですよ。

スタティックルーティング、ダイナミックルーティングがよく使われるルーティングの基礎になります。

覚える順番としてはスタティックルーティング、ダイナミックルーティングの2つから覚えるといいですよ。

Cisco基本機器の操作

ネットワーク機器を扱うのであれば、実際に操作しながらネットワーク機器に慣れるのがいいですね。

本を読んでいるだけだと知識は身につくけど経験が乏しくなってしまいますよね。たとえ記憶していたとしても実際に実践してみるとまた新たな発見があるかもしれませんよ。

練習としてまずは機器に慣れるところから始めるとより理解力が高まりますね。

ネットワークエンジニアならスキルを磨いて年収アップを目指そう

アプリやオンラインゲームの普及などネットワークエンジニアに求められるスキルは増えているんです。

時代と共に新しいものが次々と出される中で、ネットワークエンジニアも新しいスキルを磨き続けなければなりません。

スキルが上がれば年収アップが期待できるんですね。ネットワークエンジニアの平均年収を上回る年収額がもらえますよ。

まとめ

今回は、ネットワークエンジニアのスキルについて紹介しました。

ネットワークエンジニアになるためには、最低限身に着けておきたいスキルが3つあります。

  • 論理的に物事が考えられる
  • コミュニケーションスキル
  • ネットワーク全体を見渡せるスキル

上記3つのスキルを最低限身に着けておけば、ネットワークエンジニアとして活躍できますよ。ネットワークエンジニアに必要なスキルを磨いて技術を深めていきましょう。