インフラエンジニアに転職を考えているあなたは、
「そもそもインフラエンジニアに転職ってできるの?」
「インフラエンジニアへの転職で身に着けておきたいスキルってなに?」
「インフラエンジニアへの転職で有利な資格ってあるの?」
などたくさんの疑問を持っているでしょう。
転職をするなら年収や需要をしっかり把握して、前職よりも待遇のいい職業に転職したいですよね。
また、インフラエンジニアへの転職を成功させる方法や必要なスキル、資格などもしっかり押さえておきたいはず。
そこで今回は、インフラエンジニアへ転職を成功させる方法を経験者・未経験者別に紹介。転職までに身に着けておきたいスキルや有利になる資格も解説します。
この記事を読めば、インフラエンジニアの経験者も未経験者も転職を成功させる方法が見えてきますよ。
それでは参ります。
インフラエンジニアへの転職はできる?需要は?
経験者はもちろん未経験者もインフラエンジニアへの転職は可能です。とはいえ、インフラエンジニアに転職できるとわかっても、需要がないと安心して転職できないですよね?
実は新しいIT技術を取り入れ続けることでインフラエンジニアの需要はますます高くなっているんですよ。
IT技術の進歩はとても早く、次々と新しい技術が社会へと受け入れられています。そのた、め、インフラエンジニアは常に新しい情報に目を光らせ、技術を習得することが求め続けられる職業と考えておきましょう。
インフラエンジニアへ転職できる3つの理由

インフラエンジニアへ転職できる理由として、
- 必須の資格がない
- 実務経験、スキルがあればなれる
- 未経験可能の案件も多数ある
の3つが上げられます。
それぞれ詳しく解説していきますね。
1.必須の資格がない
インフラエンジニアとして働くために必要な資格はありません。医者のように資格を持っていないと業務を行えないという職業ではないからです。
とはいえ、インフラエンジニアとして働いている多くの方が資格を取得しているのも事実。資格を持っていると知識やスキルの証明になるからです。
資格を持っているとメリットになりますが必須ではないので、資格を持っていなくてもインフラエンジニアに転職できるので安心してくださいね。
2.実務経験、スキルがあればなれる
実はインフラエンジニアはIT業界で実務経験やスキルがあればなれる職業です。
資格を持っていることよりも、どんな実務経験があってどのくらいのスキルと知識を持っているのかを重要視しているからなんです。
そのためインフラエンジニアの求人を見ているとIT業界経験者採用と書かれている案件も多く、必ずしもインフラエンジニアとしての経験を問われない場合があります。
IT分野で実務経験やスキルがあれば転職可能と言えますね。
3.未経験可能の案件も多数ある
IT業界での実務経験やスキルが重要視されると、「未経験からインフラエンジニアを目指すのは難しいのかな」と率直に思いますよね?
ですが心配はいりませんよ。未経験可能の案件もたくさんありますので転職は可能です。
未経験者の場合はマニュアルや手順書がきちんと整備されている監視・保守業務に携わる可能性が高いでしょう。
未経験可能の案件をこなしながら、スキルや実績を積んでいくことになりますね。
インフラエンジニアに転職する上で身につけておきたいスキル3選

インフラエンジニアに転職しようと考えたら、まず初めに身につけておきたいスキルを調べようとしませんか?
インフラエンジニアに転職する上で身につけておきたいスキルは、以下の3つです。
- ネットワーク・サーバーの十分な知識
- 人間力(ヒアリング力、提案力、コミュニケーション能力)
- 英語力
しっかりとお伝えしますね。
ネットワーク・サーバーの十分な知識
ネットワーク・サーバーの知識はインフラエンジニアにとって必要不可欠です。
インフラエンジニアはネットワークやサーバーなどのITインフラを設計、構築、運用、保守、監視する仕事だからです。
さらにキャリアアップをしていくためにはネットワークやサーバーの幅広い知識や深い知識が必要になりますので、どこまで勉強しても無駄になることはまったくありません。
ネットワークとサーバーに関してできるだけ多くの知識を習得しましょう。
人間力(ヒアリング力、提案力、コミュニケーション能力)
知識だけでなく、人間力も必要になります。ITインフラの設計や構築を行う際にはクライアントとのコミュニケーションが欠かせないからです。
クライアントの要望を正確に聞き取るためにはヒアリング力が必要ですよ。
さらに要望通りの設計や構築を行った後クライアントに納得をしてもらえるようなプレゼンを行う提案力も重要になります。
トラブルが発生した時は関係者との円滑なコミュニケーションも求められるので、人間力を磨くことも大切です。
英語力
インフラエンジニアには実は英語力も求められます。なぜなら、サーバーなどトラブルが起きた場合のエラー表示が英語だからです。
最低限エラー表示の内容がわかるくらいの英語力は求められますよ。エラーの意味がわからないと対処もできないですよね。
転職した後に困ることなく、迅速に対応するためにも英語力を身につけておきましょう。
インフラエンジニアの転職は何歳までが有利?
インフラエンジニアへ転職を考えているあなたは「何歳までに転職すると有利なのかな?」とタイミングを知りたいと思っていませんか?
実のところインフラエンジニアは習得するべきスキルや知識量が多いため30代前半までの早いタイミングで転職すると有利になります。
なぜなら、インフラエンジニアとしての実績を長年かけて積んでいく必要があるからです。
インフラエンジニアは実績やスキルを積むことで、監視業務の下流から設計・構築の上流へさらにプロジェクトマネージャーなどへとキャリアを進められるんです。
そのため、インフラエンジニアへの転職を決めたら早い行動がプラスに働きますよ。
転職前に知っておこう!インフラエンジニアの平均年収を比較
結論からお話すると、インフラエンジニアの平均年収は高めです。給与所得者の平均年収と比較してみますね。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
インフラエンジニアの 平均年収 | 568万円 | 497万円 |
給与所得者の 平均年収 | 540万円 | 296万円 |
男女ともにインフラエンジニアの平均年収は給与所得者の平均年収と比較して高い結果でした。
インフラエンジニアは専門的な知識が必要とされる職業なので、実力に応じて給料も上がるからなんですよ。
お給料を多くもらえる点で特に女性にメリットは大きいですね。
未経験からインフラエンジニアへの転職を成功させる方法

未経験からインフラエンジニアへの転職を目指している方が最初に頭に浮かぶことは「何をアピールすれば良いんだろう…」と思うのではないでしょうか。
経験のないことをこれから始めようとしているからこその悩みですよね。未経験からインフラエンジニアへの転職を成功させる方法は、以下の3つです。
- 学習意欲をアピールする
- 人間力をアピールする
- 資格を取得する
アピールする内容を迷わないようにしっかり解説していきますね。
1.学習意欲をアピールする
インフラエンジニアとして必要なスキルや知識を得るための学習意欲をアピールしましょう。
インフラエンジニアには必要なスキルや知識が多いため、特に未経験者の場合には学ぶ姿勢が重要視されるからです。
また新しい技術が次々と世の中に取り入れられているので、既存の技術だけでなく最新の技術にも目を向けなければなりません。
つまりインフラエンジニアとしてのスキルや知識には終わりはありませんので、学習を熱心にし続ける姿勢が重要になりますよ。
2.人間力をアピールする
対人スキルやコミュニケーション能力などの人間力も求められるスキルなのでアピールしましょう。
周りの方と円滑なコミュニケーションをとるには良好な関係を築かなければならないからですよ。
キャリアアップしていくとコミュニケーションをとる相手がチームのメンバーからクライアントへと幅が広がっていきます。
日々人間力を磨くように心がけましょう。
3.資格を取得する
資格を取得するのも1つの手です。インフラエンジニアを真剣に目指しているという熱意を企業側が感じやすいですよね。さらに取得した資格からどの領域をどのくらい深く知識として持っているのかも伝わりやすいですよ。
つまり資格を取得することでインフラエンジニアとしての知識も習得できるため一石二鳥だと言えますね。
経験者でインフラエンジニアへ転職を成功させる方法

次に経験者でインフラエンジニアへ転職する場合をみていきます。経験者の方は「今までの経験をまとめれば大丈夫!」と考えていませんか?
もちろん実績をアピールすることは大切ですが、実績以外にも転職を成功させるアピールがありますよ!
そこで経験者でインフラエンジニアへ転職を成功させる方法は以下の3つです。
- これまでのインフラエンジニアとしての実績をアピールする
- インフラエンジニアとして向上心を持っていることをアピールする
- 難易度の高い資格を取得する
しっかりとアピールできるようにお伝えしますね。
1.これまでのインフラエンジニアとしての実績をアピールする
これまで積み上げてきた実績をアピールしましょう。経験者の場合は企業側が即戦力を期待しているからです。
そのため実務経験はあればあるだけアピールできるので、どの業務をどのくらいの期間経験してきたのかをしっかりとまとめ上げておくことが大切ですよ。
またアプリ開発などの成果物がある場合は用意しておくと良いでしょう。具体的な成果物がある方がスキルや技術が伝わりやすいのは間違いありません。
2.インフラエンジニアとして向上心を持っていることをアピールする
インフラエンジニアとして上を目指していることをアピールしましょう。企業側は向上心を持っている人を求めているからです。
「もっと便利なものを作りたい!」、「クライアントがあっと驚くようなものを作りたい!」と常に向上心を持っていると周りにも良い影響を与えられ、士気が上がります。
あなたの熱意が周りにも伝わるようなエンジニアは大変好まれますよ。
3.難易度の高い資格を取得する
難易度の高い資格を取得することも転職を成功させる方法の一つです。なぜなら、高いレベルの知識を持っている証明になるからです。
また難易度の高い資格に合格するためには相当の努力が必要だからこそ、確実に努力をする人という印象を持ってもらえますよ。
難易度の高い資格は合格率も低く難しいですが、チャレンジするメリットは大きいので挑戦してみるといいでしょう。
インフラエンジニアの転職に有利になる資格3選
未経験者、経験者ともにインフラエンジニアの転職に有利となる資格があります。転職に有利となる資格は、以下の3つです。
- 【未経験者向け】CCNA
- 【経験者向け】応用情報技術者
- 【経験者向け】ネットワークスペシャリスト試験
資格を取得しようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【未経験者向け】CCNA

未経験者のインフラエンジニアの方はCCNAを取得すると有利になります。
CCNAを取得することで一定以上のネットワークのスキルを持っていることを証明できるからです。
CCNAとはネットワーク関係の大手企業であるシスコシステムズが主催している初心者レべルのベンダー資格です。日本ではシスコ技術者認定と呼ばれている資格ですよ。
CCNAは世界共通標準の認定資格ということもありネットワーク業界では有名で人気の資格です。
ネットワークやセキュリティなど幅広い分野から出題されますので、さまざまな分野を学習する必要がありますよ。
【経験者向け】応用情報技術者

経験者のインフラエンジニアの方は応用情報技術者を取得すると有利になります。
応用情報技術者は国家資格であり、取得するとIT分野全般のハイレベルな知識とスキルを証明できるからです。
広範囲で高度な知識とスキルが必要なため数年実務経験のあるインフラエンジニアの方に取得をおすすめする資格ですよ。
【経験者向け】ネットワークスペシャリスト試験

経験者向けの資格にネットワークスペシャリスト試験もあります。
インフラエンジニアの実務経験者でも非常に難易度が高いことでも知られていますが、大きくキャリアアップが可能となるため転職に有利な資格です。
ネットワークスペシャリスト試験は専門的なネットワークの知識を持ち、システム基盤の企画や要件定義などの業務で中心となる人材のために設けられた資格ですよ。
システム基盤の企画や要件定義はプロジェクトマネージャーやITコンサルタントが行う業務なのでキャリアパスを考える上でも重要な資格です。
インフラエンジニアへの転職におすすめの求人・案件サイト
インフラエンジニアへの転職活動を行おうとしている方の中には、「数多くある求人サイトの中からどこの求人サイトを使ったら良いの?」と思っている方もいるでしょう。
インフラエンジニアへの転職におすすめの求人・案件サイトは以下の2つです。
- 正社員のインフラエンジニア求人を探すなら『doda』
- インフラエンジニアのフリーランス案件を探すなら『フリーランスのミカタ』
目的別にそれぞれのサイトを詳しく紹介していきますね。
正社員のインフラエンジニア求人を探すなら『doda』

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インフラエンジニアのフリーランス案件を探すなら

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役立つ情報としてエンジニア向けの記事も発信していますので活用してみて下さいね。
まとめ
今回は、インフラエンジニアの転職に関して解説しました。
インフラエンジニアはこれからますます需要が見込める職業です。経験者はもちろん未経験からでもインフラエンジニアを目指せますよ。
インフラエンジニアへ転職できる3つの理由は以下の通りです。
- 必須の資格がない
- 実務経験、スキルがあればなれる
- 未経験可能の案件も多数ある
インフラエンジニアになるための資格もありませんし、未経験から実績を積んでキャリアアップしていくことも可能ですよ。
必須の資格はないとはいえ経験者、未経験者共に資格を取得することのメリットはありますので、おすすめの資格を参考にしてチャレンジしてみましょう。