「フリーランスエンジニアって自由に働けるイメージがあるけど、実際はどうなんだろう?」
「フリーランスに独立したいけど、自分でも通用するのかな…」
この記事に辿り着いた方の中には、上記のような不安からフリーランスエンジニアのリアルな実態に興味を持たれている方は多いのではないでしょうか。
憧れからフリーランスへ独立したい気持ちはあるものの、うまくいくか不安で一歩を踏み出せていない人は多いですよね。
実際にインターネット上の意見を見ても
「会社員時代の方が圧倒的に楽だった…」
「フリーランスになって後悔している」
などといったネガティブな口コミも多く見受けられます。
確かにフリーランスエンジニアで成功する道のりは甘いものではありません。しかし、フリーランスに見受けられるありがちな失敗や後悔は、事前に知っておくことで避けられるのも事実です。
そこで、今回はフリーランスエンジニアにまつわる闇を、経験者の口コミも交えて紹介します。
また、記事の終盤ではフリーランスエンジニアとして成功するコツも紹介するので、フリーランスを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
経験者が語るフリーランスエンジニアにまつわる5つの闇
さっそく、フリーランスエンジニアにまつわる5つの闇を、経験者の口コミも交えて紹介します。
『実績なし』では仕事が取れない
フリーランスエンジニアやってきてきついと思うこと
・案件ごとに都度勉強
・実績ないため仕事とれない
・エラーで作業ストップすると聞く人いないため徹夜
・たまに遭遇するモンスタークライアント
・ひしひしと感じる競合の増加会社員のうちから実績作っとくと、フリーランスはイージーモードかも
— モリ|Webエンジニア兼ライター (@MockRoll) February 10, 2022
フリーランスエンジニアのなかには、実績がないことで仕事が取れない人もいるようです。
フリーランスに独立すれば、収入が上がるといったイメージを抱いている人も多いですよね。しかし、実際には実績なしでは仕事が取れないことがほとんどになります。
依頼主からしてみれば、実績がなければ信用もなく得意とするスキルもわからないためです。実績なしでフリーランスになってしまっては、会社員時代よりも収入が下がったり、収入が0になってしまうこともあるなど闇は深いんですね。
都会での一人暮らしもままならないほど収入は不安定
セバスチャンのフリーランスエンジニア収入について、個人的には都会で一人暮らし出来る程安定収入ではないと解釈してます。フリーランスでまず必要なコミュニケーション能力やコネが足りてない様子なので…。実家に多少入れた上で#odaibako_oiGun https://t.co/qFhYCvPbq4
— おいたん (@oiGun) December 22, 2019
フリーランスエンジニアのなかには、収入が不安定な人もいるようです。
会社員エンジニアの最大のメリットは、安定した収入が見込めることにあります。社員であれば定期的に仕事を割り振ってもらえるので、収入が途絶えることはありません。
しかし、フリーランスエンジニアは仕事を獲得するために、自ら営業を行わなければいけません。さらに、やっとの思いで獲得できた仕事も、必ず継続案件になるわけではありません。
そのため、フリーランスエンジニアで安定した収入を手に入れるのは簡単ではないんですね。
納期が迫ると睡眠不足に陥る
常駐案件に参画するフリーランスエンジニアの生活(15日目)
・メイン案件
・webアプリ開発
・読書メイン案件は前倒しの一方、webアプリ開発が遅れがち…。
平日の時間の確保が難しいというのもあるけど、言い訳にしかならない。
正直睡眠時間を削りたいけど、それはそれで倒れるからちょっと無理😓— こてがわみのる@フリーランスエンジニア (@kotemino) October 13, 2020
納期まで3日、残作業量6日の場合どうするか
・寝ずにやり切る
・人をアサインしてやり切る
以外に顧客と調整して
・対応の優先度をつける
・納期をずらす
なども考えるのもリーダーや個人事業者が行う事ただし3日前など直近はきついから工程管理は必須スキル#フリーランスエンジニア
— たけちゃん@完全独立フリーランスエンジニア (@locoapps1) November 16, 2020
フリーランスエンジニアのなかには納期前の業務量の多さに、睡眠不足に陥る人も多いようです。
会社員エンジニア以上にフリーランスエンジニアは、納期を守ることが必須とされています。納期を厳守できずに依頼主の信頼を失ってしまっては、次回以降の案件獲得に悪影響を及ぼしてしまうからです。
また、請求書発行や事務手続きなど、会社員エンジニアよりも自分で行うタスクの量は増えます。そのため、納期前には『寝ないでやっと終わる量』のタスクに追われることになってしまうことがあるようです。
独立後も毎日スーツ着て出社
フリーランスエンジニアだけど2流3流くらいの実力なので毎日スーツ着て出社してます。
働き方はサラリーマンと変わりません。 pic.twitter.com/EkGE16uhLV— ..! (@okmdess) September 9, 2022
ほんの7年前まではフリーランスエンジニアだったわけだけど今やあの当時の記憶がほぼない。仕事して実装して夜は日本酒barで飲んだくれて二日酔いで出社して仕事して実装して夜は・・・みたいなのをエンドレスにやっていた。
— Shirai (@shiraponsu) January 18, 2023
フリーランスエンジニアのなかには、独立後も毎日スーツを着て出社している人も多いようです。
フリーランスに独立すれば、リモートで場所を選ばずに働けるといったイメージを抱いている人も多いですよね。しかし、実際には客先常駐がほとんどで、会社員と同じように出社しているフリーランスエンジニアが多くを占めます。
自由に働く場所を選べるようになるには、スキル以上に依頼主からの信頼を獲得する必要があるため、一朝一夕でできるようになるものではないようです。
活躍できるのは若いうちだけ
フリーランスエンジニアってやっぱり50代になると結構きついですねhttps://t.co/7CIrGcH8qa pic.twitter.com/qPF3QFBqx0
— 小畑匡平|SONOSAKI/Expert Partners (@hey_obt) March 22, 2022
フリーランスエンジニアの紹介をしていて、ちょっと残念なのは、年齢で面接を落とされてしまうこと。
正直、少子高齢化社会になので、もう少し40代後半から50代、それ以降の方もフラットに評価したほうが、採用も進むのにと思ってしまうこともある。
ベテランの安定感すごいんだけどなぁ。
— ゆいまる (@yuimaru38) January 15, 2022
フリーランスエンジニアのなかには、高年齢という理由から活躍できない人もいるようです。
フリーランスエンジニアは肉体的にも精神的にも体力の必要な仕事です。そのため依頼主は若さと柔軟性のある20代後半から40代前半の年齢層を求めます。
もちろん、50代以上のエンジニアも活躍できないわけではありませんが、技術力はもちろん、高いリーダーシップなど付加価値が求められます。
そのため、他人とのコミュニケーションが上手ではない、職人気質な高齢のフリーランスエンジニアでは相手にもしてもらえないのが実情です。
闇をみるフリーランスエンジニアの共通点3つ
上記のような闇を知るだけでは、事実との因果関係がわからず具体的な対策は練れません。
そのため「なぜその事実が起こってしまったのか」を知ることが重要です。
そこでここからは先ほど紹介した『フリーランスエンジニアにまつわる5つの闇』をもとに、闇をみるフリーランスエンジニアの共通点を3つ紹介します。
実績がないままフリーランスへ独立
フリーランスは実績がなければ新規の案件は取れないのが実情です。
案件の依頼側からすれば、実績がなければ「どれくらいのスキルがあるのか」が判断できないからです。そのため、実績が少ないままフリーランスになってしまうと案件が取れない、もしくは低単価でしか受注できずに闇をみることになってしまいます。
学ぶ習慣がない
会社員と違いフリーランスには、教育の機会や研修などの制度がありません。学ぶ習慣がないフリーランスエンジニアでなければ、活躍するのは難しいでしょう。
なぜなら依頼主は、スキルや知識を持った即戦力を求めて依頼してくる場合がほとんどだからです。今までは強制的にでも用意されていた勉強会などの機会がなくなることで、独立後に知識を得る環境がないことに気づくのです。
スキルの低さが露呈して、依頼主からの信頼を無くしてからでは遅すぎます。そうならないためにも学ぶ習慣は必須であると言えるでしょう。
何事も1人でやろうとする
何事も1人でやろうとするフリーランスエンジニアが活躍するのは難しいと言えます。フリーランスエンジニアの多くは1人で仕事をするよりも、チームで仕事をした方が効率がいい場合がほとんどだからです。
もちろん、専門的な技術が高く全てを1人でこなせてしまう職人気質なフリーランスエンジニアも存在します。そのため、何事も1人でやろうとすることが一概に悪とは言えません。
しかし、フリーランスになると本業以外にもバックオフィス業務も増えるため、到底1人では終わらない作業量になってしまいます。
そのため、何事も1人でやろうとしてしまう人は、フリーランスエンジニアには向いていないと言えるでしょう。
フリーランスエンジニアが成功する3つのコツ
先述の通り、フリーランスエンジニアで成功するのは楽な道のりではありません。
しかし、必要な要素をおさえれば成功の可能性は高まります。そこで、ここからはフリーランスエンジニアが成功する3つのコツを紹介します。
スキルを高める努力を怠らない
フリーランスエンジニアとして成功するためのスキルは、単にITに関する知識やスキルの向上だけではありません。
必要とされるのは依頼主やチームと協力するためのコミュニケーション能力や、納期までに仕事を終わらせる自己管理能力など多岐にわたります。
日々進歩するIT業界で生き残るためには、常に情報をキャッチアップし自分自身をアップデートし続ける必要があります。
そのために、行なっておきたい努力は以下の通りです。
- 業種ごとに開かれている勉強会に参加する
- 本や動画で学習する
- Web上の意見交換などで知識を最新の状態に保つ
大切なのは常に自分の無知を知り、柔軟な思考を忘れないことです。そのためにも、一緒に努力できる仲間やコミュニティへの参加は重要であると言えるでしょう。
苦手なことは代行する
先ほどもお話した通り、フリーランスエンジニアは本業と合わせてバックオフィス業務もこなしていかなければなりません。
ここでいうバックオフィス業務とは経理や財務といった『直接利益を生まない業務』が該当します。
例えば、請求書の発行などがバックオフィス業務の代表的なものとして挙げられますが、これを怠れば本来得られるはずの入金が得られなくなってしまいます。
しかし、これらの雑務は慣れるまでに時間がかかるものであり、一朝一夕で身につくものではありません。
また、根本的に細かな数字を扱う作業が苦手な場合もあります。そういった場合には、無駄に時間をかけずに代行してもらいましょう。
近年では、外部へ代行する考えが増えたことによって、バックオフィス業務の効率化を目的とするサービスが続々と増えています。
そのため、自分にあったサービスを探し、本業に避ける時間を捻出していきましょう。
エージェントを利用して実績を作る
これまで説明した通り、フリーランスエンジニアで活躍するためには実績が必要です。
そのため、まずはエージェントを利用して案件を獲得して実績を積み上げていきましょう。
エージェントの利用には以下のようなメリットがあります。
- 非公開の案件を受注できる
- 直接契約が難しい大手企業の業務を請けることも可能
- 事務・入金など手続きのサポートがある
- 営業に時間を取られず本業に集中できる
しかし、中には
どのエージェントを利用すればいいのかわからない…
と悩んでる人もいますよね。
そんな人におすすめなのが、フリーランスのミカタです。

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まとめ
今回は、フリーランスエンジニアにまつわる闇を、経験者の口コミも交えて紹介しました。
フリーランスエンジニアは輝かしいイメージがある一方で、実際に収入アップや自由な働き方ができるのは一部です。
しかし、事前に闇を見る人の共通点や成功するためのコツを知っておけば、その一部に慣れる可能性はグッと高まります。
そのため、現在会社員エンジニアからの独立を考えている人はまず、エージェントサービスを利用して実績を積み上げていくことから始めていきましょう。
この記事があなたの人生の助力になれば幸いです。