「ライターやめとけって事実なの?」
「ライターとして働いている人はどう感じてる?」
「目指すべきか決めかねている…」
あなたは上記のように悩んでいるでしょう。
ライターは納期に間に合わせるために、長時間パソコン作業を行っているため不健康というイメージがあるかもしれません。
他にも文章の構成力や語彙力などスキルも必要で自分にはできるのかと不安になりますよね。ですが、ライターを目指す以上はネガティブな情報も含め全てを知り、納得した状態で決断したいはず。
そこで今回はライターがやめとけと言われている理由を徹底解説!合わせて、ライターとして活躍している方の体験談やライターを目指す際にするべきことも紹介しています。
この記事を読めば、ライターの実態が知れるため目指すべきか決められます。ぜひ参考にしてください。
【結論】ライターやめとけは全員に当てはまるわけではない
特定の人がライターをやめとけと言っているだけなので、全員に当てはまりません。
ライターをやめとけと言っているのは過酷な労働環境で目標を持たず何となく働いている人が言っているだけなのです。
つまり仕事に楽しさを感じずやらされている人の意見になります。
なので企業選びをしっかりと行い、目的や目標を持ってライターを目指すのであれば問題はありませんよ。
周りの意見に惑わされることなく、自分の考えを貫いてください。とはいえ動機次第では目指さない方がいい場合もありますので、次に解説していきますね。
こんな動機でライターを目指すのはやめとけ3選
「どんな動機なら目指していいの?」
「早めに知っておきたい!」
そう感じている方もいるでしょう。
あなたが後で後悔することがないように、ライターを目指すべきではない動機を紹介していきますね。
- 未経験でもなれるから
- タイピングが早いから
- 自由に文章を書きたいから
1つ1つ丁寧にみていきましょう。
1.未経験でもなれるから
必須スキルが多いため、未経験でもなれるからという動機なら検討し直しましょう。
ライターに求められるスキルは多いです。具体的には文章表現力や構成力、情報収集力など多岐に渡ります。
ライティングに必要なスキルだけでなく、コミュニケーション能力やスケジュール管理能力などビジネス力ももちろん大切ですよ。
「経験がなくてもなれるなら、大丈夫だろう!」という考えでスタートしてしまうと、スキルを習得する前に投げ出してしまうでしょう。
努力をし続けられるように、ライターという職業に興味を持っていないと長続きしませんよ。
2.タイピングが早いから
取材やインタビュー、調査に多くの時間を使うため、タイピングが早いからという動機ならおすすめできません。
ライターはきちんと調査をして、事実を執筆しなければなりません。それゆえ文章を書いているよりも、取材や調査に使う時間の方が多くなります。
「連日取材で多いな…」と感じるくらい調査に時間をかけないと信頼される媒体にはなれず、多くの人に読んでもらえないからですよ。
そのため、タイピングの早さはそれほど重要ではなく、いかに調査をしっかりと行えるのかが重要になります。
タイピング能力を活かしたいのであれば、会話を文章に起こす仕事など別の職業を検討した方がいいでしょう。
3.自由に文章を書きたいから
読み手に伝わりやすい文章を書かなければならないので、自由に文章を書きたいからという動機なら考え直してください。
ライターはターゲットユーザーに向けて内容を分かりやすく、論理的に伝える文章を書かなければなりません。
そうしなければ「この文章では困るな…」とクライアントが求める精度の文章にならないからです。
いつまでも納品できなければ修正作業が増え、最悪のケースでは納期に間に合わない可能性もありますよ。
好きなように自由に文章を書けるわけではないので注意してくださいね。
ライターがやめとけと言われる5つの理由
ライターを目指すべきか悩んでいるときに『やめとけ』と言われていることを知ると動揺しますよね。
「どうするべきだろう…」と決めかねている時こそネガティブな情報を知り、あなたが納得できるのか見ていくべきです。
そこで、ライターがやめとけと言われる理由を確認していきましょう。
- 仕事がないときもあるから
- 作業時間が長いから
- 調査に時間がかかるから
- 眼精疲労や肩こりがつらいから
- 納期に追われるから
順に解説していきますね。
1.仕事がないときもあるから
毎月の執筆数を自分でコントロールできるわけではないため、仕事がないときもあるということも理由としてあげられます。
ライターは依頼を待ったり、企画を持ち込むなどの方法で仕事を得ているのです。
なので「このくらいの執筆ができたらいいな」と考えていても必ずしも獲得できるわけではありません。時には全く執筆できないときもあるくらいですよ。
仕事がもらえないと収入を得られないので、不安が募り、焦りも出てきてストレスを感じやすいのです。
理想とする執筆本数を獲得できるとも限らないので、状況によっては仕事がないときもある職業だということを覚えておきましょう。
2.作業時間が長いから
納品するまで調査や構成、修正など多くの工程があるため、作業時間が長いことも理由です。
ライターの仕事は、調査に基づいて正確な情報を分かりやすくまとめなければなりません。ただ事実を並べるだけでなく、読みやすい文であることも重要ですよ。
そのため記事の構成を考えたり、ターゲットユーザーを意識した言葉や単語で執筆していく必要があります。
適切な構成でなければ、「見にくいな…」と思われ最後まで読まれなかったり、たくさんの人に読んでもらえないからです。
さらっと納品まで進むことはなく、それぞれの工程で時間がかかるため、全体の作業時間は長くなります。中でも調査にかかる時間がもっとも長いので、注意してくださいね。
3.調査に時間がかかるから
事実を正確に執筆するため、調査に時間がかかることも理由の1つです。
記事を書くためにリサーチを繰り返しますよ。時には現地まで行って取材をすることもあるのです。
長い移動時間を使って聞き取りをしても、求める結果が得られないこともあります。すると別のアプローチの方法を考えなければなりません。
行動する時間だけでなく、方法を考える時間も必要ということです。
正確な調査をしなければ、評価され多くの人に読まれる記事になりません。調査にどれほどの時間をかけたかで記事の質は変わってきます。
想像以上の時間を調査に使う必要があることを記憶に留めておいてくださいね。
4.眼精疲労や肩こりがつらいから
同じ姿勢で長時間座りパソコン作業をしているため、眼精疲労や肩こりがつらいということも理由としてあげられます。
調査以外の業務は基本的にパソコン作業です。執筆や記事に載せる写真や画像の編集など、作業を始めると長時間前かがみの姿勢でパソコンの画面を見ているでしょう。
業務に集中すると休憩を忘れたり、まばたきをしないまま画面を見ることが多くなります。 すると「肩や目の周りに違和感あるな…」と感じた時には肩こりや眼精疲労になっているのです。症状が進むと、頭痛や吐き気、食欲不振など生活に支障をきたしかねません。
肩こりや眼精疲労をきっかけに体調を悪くしないように気を付けましょう。
5.納期に追われるから
継続して案件を獲得するため、納期に追われる日々だからという理由もあります。
ライターは、時間をかけて調査した内容を読みやすくまとめていきます。「思ったよりリサーチに時間がかかったな…」という場合でも納期は待ってくれません。
上手く時間をやりくりして、信頼を得るため納期までに執筆を終わらせる必要がありますよ。信用されなければ継続して仕事をもらうことはできないからです。
とはいえ記事の質や読みやすさを維持することも重要。納期まで十分な時間があると感じていても、執筆をスタートさせると躓いたり調査が不十分であったりとトラブルもつきものなのです。
納期に追われると、焦ったりストレスを抱えることになりますので心に留めておいてください。
ライターがやめとけという体験談
実際に働いている人の意見も気になりませんか?実務をこなしている人が日々どんなことを感じ、業務を行っているのか分かれば、働くイメージがつきやすいでしょう。
そこでライターとして活動している人の実際の声をTwitterから集めたので、紹介します。
- 常に納期に追われている?
- 眼精疲労が原因で食欲もなくなる?
- リサーチ作業はライティングの3倍?
1つ1つ見ていきましょう。
1.常に納期に追われている?
記事の執筆が終わっても、次の納期が近づいているという投稿です。
納期に合わせて「記事をまとめあげた!」と喜んでもすぐに切り替えて次の仕事に取り掛からなければ、納期が迫ってきてしまいます。
ライターの仕事は常に納期を意識する必要がありますね。しっかりとスケジュールを把握し、納期から逆算をして執筆を進めていく以外に方法はありませんよ。
納期が近づくにつれ、焦りや不安に襲われ調子を崩さないように体調には気をつけましょうね。
2.眼精疲労が原因で食欲もなくなる?
目の疲れから体調が悪くなったという投稿です。
執筆にパソコンを使うので、目の疲れは避けられないでしょう。症状が進み、吐き気や頭痛が出てしまうと、仕事だけでなく日常生活も送れなくなってしまいますね。
業務に集中することはもちろん大切。ですが健康であるからこそ良いパフォーマンスが出せるので、しっかりと目や頭を休ませてあげることも必要になりますね。
忙しくても健康を守るために、休憩や休息を意識しなければなりません。
3.リサーチ作業はライティングの3倍?
執筆時間よりも調査にかかる時間が3倍くらい長いという投稿です。
経験や知識のない事柄を執筆することもよくあります。無知であれば、とことん調べあげたり、経験のある人にヒアリングする必要がありますよ。
自分自身が内容を理解できていなければ、誰にも伝えることはできませんよね?つまり記事を書けるレベルまで理解を深めるためにたくさんの時間が必要ということです。
とはいえ、さまざまな知識が身につくので、一石二鳥なのかもしれませんね。
それでもライターを目指す際にするべきこと3選
ライターのネガティブな情報も全て理解した上で「挑戦してみたいな!」と気持ちが傾いてきている方もいるでしょう。
どの職業にも良いところや悪い点はあります。あなたがライターの仕事を理解でき、職業にしたいという感情が湧いてきたら、目指す準備を進めてくださいね。
ライターを目指す際にするべきことを3選確認していきましょう。
- これまでの実績をまとめる
- ライティングスキルや知識を深める
- 転職サイトに登録する
詳しく確認していきますね。
1.これまでの実績をまとめる
スキルや経験をアピールするために、これまでの実績をまとめてみましょう。
ライターとして自分を売り込むと、先方に「これまでの実績を教えて下さい」と言われることが多いです。
必要になった時に作り始めると、漏れがあったり逆に実績として公表してはいけない記事を載せてしまうなどのミスが起こってしまいますよ。するとトラブルになりかねませんよね。
また実績がない場合は自分でブログを書き、自ら実績を作るという方法もあります。文章力 や執筆頻度を先方も確認できるのでおすすめですよ。
実績をまとめる作業は時間があるときに作っておきましょう。
2.ライティングスキルや知識を深める
技術を磨くために、ライティングスキルや知識を深めておきましょう。
執筆するにはライティングスキルが必要になります。たとえば、SEOに関する知見や文章構成力、語彙力です。
技術を身に着けなければスキル不足とみなされ、仕事がもらえなかったり記事の修正が多く執筆に時間がかかってしまうのです。
そこで学習する際には以下の方法と教材を参考にしてくださいね。
告知されたらすぐに定員になるセミナーもあるので注意が必要ですよ。あなたに合う学習橋座を探してくださいね。
3.転職サイトに登録する
仕事を獲得しやすくするために、転職サイトに登録しましょう。
ライターになり安定して仕事をもらえるようになるまで時間がかかることもあります。業務を行わなければ収入は得られないので、生活が成り立たなくなるのです。
継続してお仕事を得られるようになるまでは転職サイトを利用することをおすすめしますよ。
また、スキルを身に着けたら、フリーランスになり自由に働くという選択肢もあります。
独立を考えたら、フリーランスのミカタを利用すれば継続的に仕事の紹介をしてもらえるため、生活の心配もありません。
フリーランスのミカタは非公開求人もたくさん扱っているため、あなたの希望する案件を紹介してもらえますよ。
フリーランスのミカタに関してさらに詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご覧になってください。
→フリーランスのミカタとは?サービス内容や特徴、メリット・デメリット、口コミも紹介
まとめ
今回はライターがやめとけと言われる理由を紹介しました。
ライターは長時間のパソコン作業が原因で、肩こりや頭痛、眼精疲労に悩まされる職業です。とはいえ、適度な休憩と休息を挟めば症状が改善されますよ。
症状が重症化しないうちに対処すれば、生活や業務に支障が出ることもありませんので安心してくださいね。
ライターに関するさまざまな情報を理解し納得したうえで「目指そう!」と考えた方は以下の行動を行ってくださいね。
- これまでの実績をまとめる
- ライティングスキルや知識を深める
- 転職サイトに登録する
健康に気を付けて、スキルを磨きながらあなたの目指すライターに近づいていきましょう。