フリーランス向けファクタリングサービスおすすめ10選!選び方も紹介

「ファクタリングを利用したいけど不安…」

「どんなファクタリングサービスを利用したらいいの?」

「そもそもファクタリングって何?」

この記事に訪れたあなたはこのような悩みを持っていませんか?

フリーランスとして働いていると、お金に困る場面は出てくるものです。例えば支払期限が近いものがあるのにお金が無くて困っていることもあるでしょう。

そんなときにファクタリングを利用すれば欲しいお金がすぐに手に入れられます。

しかしファクタリングを利用しようにも、数が多くてどれを選んだらいいのか迷ってしまいませんか?

ここではファクタリングのおすすめサービスを10個紹介します。またファクタリングの仕組みについても解説しますね。

具体的な内容は以下の通りです。

この記事を読めばファクタリングを理解し、フリーランスに合ったファクタリングを見つけられますよ。

【基礎編】ファクタリングついて知ろう

この記事を読んでいる人の中には「そもそもファクタリングって何なの?」と疑問に思っている人もいるかもしれません。

そのためおすすめのファクタリングサービスを紹介する前に、まずはファクタリングの基本から押さえておきましょう。

  • そもそもファクタリングとは?
  • ファクタリングするメリットは?
  • 2社間ファクタリングの仕組みとは?
  • 3社間ファクタリングの仕組みとは?

「おすすめのファクタリングサービスを早く知りたい!」という方は以下の見出しまで飛んでいってくださいね。

フリーランスにおすすめのファクタリングサービス10選

そもそもファクタリングとは?

ファクタリングとは、フリーランスが持っている売掛金を買取り、売掛金から手数料を差し引いた代金を受け取って資金調達します。

これだけ聞いてもピンとこないかもしれないので、もう少しわかりやすく説明していきますね。

まず売掛金とは、商品を販売したときに将来得られる収入のことです。つまり納品して来月末に報酬が得られるとなったときに、その報酬が売掛金になります。

その将来手に入る売掛金をすぐに得られるのがファクタリングというわけなんですね。ファクタリングの仕組みは以下のようになっています。

上記の仕組みでファクタリングを利用すれば、すぐに売掛金から手数料を引いた金額を得られるということなんですね。

ファクタリングするメリットは?

将来得られるお金がすぐに得られるファクタリングですが、何のために利用するものでしょうか?

簡単に言ってしまうと、今すぐお金が欲しい場合に必要になるんですね。

例えばほとんどお金を持っていなくて、苦しい状況だとします。そこで明日までに支払わないといけないものがあったときに、ファクタリングを利用するんですね。

さらに融資と比べてもメリットが多いのも特徴です。

融資では資金がもらえるまでの期間は数か月かかってしまい、断られるケースもあります。一方ファクタリングなら、1か月以内に資金がもらえ審査も通りやすいんですね。

中には数時間で入金してくれたり、すべてオンライン上で手続きできるサービスもありますよ。

2社間ファクタリングの仕組みとは?

ファクタリングには大きく2社間と3社間の二つに分けられます。

2社間ファクタリングでは、利用者とサービス会社の2者間だけで手続きします。

2社間ファクタリングの大きな特徴は、取引者とは一切かかわらないところ。つまり取引者にファクタリングを利用しているのが知られることはありません。

「取引者にファクタリングしているのがバレたくない…」という人には、おすすめのファクタリングサービスといえるでしょう。

さらに3社間と比べても入金スピードが即日から1週間と速いメリットもありますが、手数料は10%以上とやや高いことに注意しましょう。

3社間ファクタリングの仕組みとは?

3社間ファクタリングは利用者とサービス会社と、取引者の3者間で手続きします。

3社間では取引先も直接かかわってくるので、未回収リスクがほとんどありません。そのため2社間よりも審査が通りやすいんですね。

取引先の承認が必要になりますが、「確実にお金を素早く貰いたい!」という人は3社間がおすすめですよ。

2社間と比べると、入金スピードは2週間から1か月とやや遅いですが、手数料は1%~9%と低いメリットも存在します。

フリーランスでもファクタリングはできる?

ファクタリングは主に企業が利用するものです。では、フリーランスはファクタリングを利用できるのでしょうか?

答えはフリーランスでも利用できます。中にはフリーランス専用のファクタリングサービスもあるんですよ。

ただし審査がありますので、必ずしもファクタリングを利用できるわけではありません。

ここからはフリーランスのファクタリング審査について詳しく解説していきます。

  • 審査に通りやすくする方法は?
  • ブラックリストに載っていると利用できない?

フリーランスでも審査が通るポイントをしっかりと押さえておきましょう。

審査に通りやすくする方法は?

審査に通過できるかどうかは、利用者が信用できるかがポイントになります。

例えば個人証明となる書類が不十分である、書類の提出期限を遅れてしまうと相手に不信感を与えてしまい、審査が通らなくなってしまうんですね。

取引者にも信用度が求められます。取引先と長い期間取引があれば信頼度も高いので審査は通りやすくなるでしょう。

またサービスによっては個人の利用だと審査を見送る場合があります。先ほども解説した通り、フリーランス専用のファクタリングサービスを利用しましょう。

ブラックリストに載っていると利用できない?

ファクタリングは融資とは違い、陣容情報機関に加盟しておらず、売掛金さえあれば誰でも利用できます。

つまりブラックリストに登録されていても、ファクタリングを受けられるんです。

ファクタリングでは利用者がブラックリストに載っているかどうかは、判断基準にないんですね。

ちなみにブラックリストとは、信用情報機関に登録される情報の一つで、奨学金などの料金を支払わずに滞納すると登録されます。

ブラックリストに登録されると、融資を受け取れない、クレジットカードを作れないなどの制限が掛けられ、すべて返済されるまで制限が解除されません。

そんな人でも登録されていない人と同様に、ファクタリングを利用できるので安心してくださいね。

フリーランスがファクタリングサービスを選ぶ4つの基準

ファクタリングの基本についてわかりました。ではどのようにサービスを選んでいけばいいのでしょう。

ここではファクタリングサービスを選ぶ4つの基準を紹介します。

  • 1.ファクタリングの種類は2社間か3社間か
  • 2.手数料の割合はいくらか
  • 3.振り込みスピードは早いか
  • 4.償還請求権はあるか

それぞれどこに注目すればいいのか解説していきますね。

1.ファクタリングの種類は2社間か3社間か

利用するサービスが2社間ファクタリングか3社間ファクタリングかで、取引先も関わるのか、審査に通りやすいのかが変わってきます。

具体的な二つの違いは以下の通り。

2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
取引者も関わるか 関わらない 関わる
審査の通りやすさ 厳しい 通りやすい
手数料 10%~ 1%~9%
入金スピード 即日~1週間 2週間~1か月

「取引先にバレずに利用したい…」という人は2社間ファクタリングを利用すべきです。

一方で「取引先に知られてもいいから、確実にお金を貰いたい!」という人は、3社間ファクタリングを利用すべきでしょう。

これから利用しようとしているサービスが2者間なのか、3社間なのか確かめておくといいですね。

2.手数料の割合はいくらか

手数料はサービスによって異なり、1%と低いのもあれば10%と高いのもあります。

当然手数料が低い方が、後でお金を払うときに安く済むので低い方を選びたいですよね。

手数料は売掛金の割合で決まり、例えば100万円の売掛金を5%の割合で利用した時、手数料は5万円になります。

3社間ファクタリングの方が手数料は低く、1%~9%で利用できますよ。「お金をあまりかけたくない!」という方は、3社間ファクタリングを利用するといいでしょう。

3.振り込みスピードは早いか

振り込みスピードもサービスによって即日から1週間以上と大きく変わってきます。

利用するなら、緊急のときも素早く解決できるので早い方が嬉しいですよね。

振り込みスピードに関しては2社間ファクタリングの方が速く、中にはたった数時間で入金してくれるところもありますよ。

「今すぐにお金が欲しい!」という方は、2社間ファクタリングですぐに入金できるサービスを探すといいですね。

4.償還請求権はあるか

償還請求権があるかないかで、利用する時に売掛金を全額支払うリスクが変わってきます。

償還請求権は取引先が倒産などで売掛金が回収できなくなったときに、サービス側が利用者に料金を支払わせる権利のことです。

つまり償還請求権がないファクタリングは、サービス側に売掛金の回収義務が譲渡されるので、安心して利用できるわけなんですね。

償還請求権があるようなファクタリングは、利用者にとって返済義務のあるリスクが伴いますが、審査に通りやすくまた入金スピードも早いメリットがあります。

特にこだわりがなければ、償還請求権がないファクタリングを利用しましょう。

フリーランスにおすすめのファクタリングサービス10選

多くの企業がファクタリングサービスを提供しており、利用しようと思ってもどれを選んだらいいのかわからなくなりますよね。

そこでここでは、フリーランスにおすすめのファクタリングサービスを10個紹介します。

サービス名 種類 手数料 入金スピード 償還請求権
バイオン 2社間ファクタリング 10% 最短60分 なし
フリーナンス 2社間ファクタリング 3%~10% 即日払い なし
PayToday 2社間ファクタリング 1%~9.5% 最短45分~即日払い なし
MSFJ 2社間ファクタリング 3%~10% 最短3時間 なし
No.1 2社間ファクタリング 1%~ 最短30分~即日 なし
クラウドファクター 2社間ファクタリング 2%~10% 最短30分 なし
ペイトナーファクタリング 2社間ファクタリング 10% 最短60分 なし
ウィット 2社間ファクタリング 1%~ 即日払い なし
ファクタリングZERO 2社間ファクタリング 1.5%~10% 即日払い なし
QuQuMo 2社間ファクタリング 1%~ 最短2時間 なし

気になるサービスがあれば、見ていってくださいね。

1.フリーランス大歓迎のAIリファクタリング『バイオン』

出典元:バイオン
ファクタリングの種類 2社間
手数料 10%
入金スピード 最短60分
償還請求権 なし

フリーランスも大歓迎の『バイオン』は、独自のAI審査を用いてすべてオンラインで手続きできます。

必要な提出書類を出すだけで簡単に申し込みでき、最短60分で入金されるので今すぐお金が欲しい方におすすめです。

また初期費用と月額費用も0円なので、利用者は手数料だけを支払えばいいのは助かりますね。

2.フリーランスの悩みをすべて解決『フリーナンス』

出典元:フリーナンス
ファクタリングの種類 2社間
手数料 3%~10%
入金スピード 即日払い
償還請求権 なし

『フリーナンス』は、フリーランスとして働いているうえで、支払いや今後の生活などのお金の悩みを解決してくれるサービスです。

即日払いできるファクタリングはもちろん、所得補償保険や特定感染保険なども用意されているので、フリーランスの方ならぜひ利用価値のあるサービスといえますね。

ビジネス用の住所として使えるバーチャルオフィスも用意されていますよ。

3.即日・最安で申込み額が10億円突破『PayToday』

出典元: PayToday
ファクタリングの種類 2社間
手数料 1%~9.5%
入金スピード 最短45分~即日払い
償還請求権 なし

『PayToday』は即日・最安で手続きが可能、オンライン上で解決できるサービスです。

対面もなく簡単に申し込みができて、取引先にも情報を知られてしまうこともありません。

このように利用者にメリットが多いので、総額申込み額が10億円突破しているんですね。

フリーランスの他にも、中小企業やベンチャーにも広く使われているため「安心できるサービスを利用したい!」という方はおすすめのサービスでしょう。

4.最短3時間で振り込みができる『MSFJ』

出典元:MSFJ
ファクタリングの種類 2社間
手数料 3%~10%
入金スピード 最短3時間
償還請求権 なし

『MSFJ』は、とにかく高額の売掛金を買収することに長けています。

売掛金は最高で5,000万円まで買い取れ、買収手数料も1.8%〜からと少ないんですよね。さらに振り込みスピードは最短で3時間と他のサービスにはない早さで入金できますよ。

ファクタリングは法人専門、個人事業主専門、フリーランス専門などに分けられて用意されています。

「フリーランスだから審査通らないかも…」と不安に思う人も安心して利用できますね。

5.資金調達の問題を解決しリピート率No.1の『No.1』

出典元: No.1
ファクタリングの種類 2社間
手数料 1%~
入金スピード 最短30分~即日払い
償還請求権 なし

『No.1』は、ファクタリングサービスのサポートをして、リピート率No.1を獲得しています。

最大の特徴は資金調達に悩む人のために、ファクタリング業界の一流コンサルタントがサポートしているところ。

資金調達に苦しむフリーランスのためにサポートして、即日入金できるのはとてもうれしいですね。

6.素早い振込みと通りやすい審査率『クラウドファクター』

出典元: クラウドファクター
ファクタリングの種類 2社間
手数料 2%~10%
入金スピード 最短30分
償還請求権 なし

『クラウドファクター』は入金スピードと高額買取を追求したサービスです。

その徹底ぶりは最速30分で入金、最高買い取り額は5,000万円と、他のサービスと比べても引けを取りません。

料金の安さにもこだわっており、手数料は2%とかなり低くなっています。

このように安さと速さに追及しているので、2020年ではお客様満足度No.1を獲得できました。

7.たくさんの企業からの信頼が強み『ペイトナーファクタリング』

出典元: ペイトナーファクタリング
ファクタリングの種類 2社間
手数料 10%
入金スピード 最短60分
償還請求権 なし

『ペイトナーファクタリング』は、いますぐ現金が必要な人に向けて、請求書を現金化してくれるサービスです。

電話やメール対応は一切なく、登録したその日に振込されるわかりやすさとスムーズさが特徴的ですね。

またこのサービスは、MUFG、セブン銀行、第一生命など30を超えるパートナー企業と協力しています。

その分信頼度も高いので安心できるサービスを利用した人はおすすめですよ。

8.誰でも信用情報なしで審査できる『ウィット』

出典元: ウィット
ファクタリングの種類 2社間
手数料 1%~
入金スピード 即日払い
償還請求権 なし

『ウィット』は登録から即日まで1日以内とスピーディーな対応が可能です。

一番の強みは良心的な手数料と対応で、売掛金額に応じて1%からと少ない手数料で申し込みできるんですね。

対応も24時間対応可能ですので、相談がある人はこのサービスを利用してみましょう。

9.西日本出身の経営者に寄り添う『ファクタリングZERO』

出典元: ファクタリングZERO
ファクタリングの種類 2社間
手数料 1.5%~10%
入金スピード 即日払い
償還請求権 なし

『ファクタリングZERO』は西日本の経営者全てに身心に寄り添うサービスです。

手数料は1.5%~ととても低く、審査も最短30分で完了します。審査も96%で通過できるので、今すぐお金が欲しい人にはうれしい要素が多くありますね。

一番の特徴は譲渡制限特約も対応可能なところ。

第三者に譲渡できないものでも厳密に対応してくれるのは、取引先に知られたくない人にとっておすすめのサービスといえるでしょう。

10.オンラインのみでスピード解決を追求『QuQuMo』

出典元: QuQuMo
ファクタリングの種類 2社間
手数料 1%~
入金スピード 最短2時間
償還請求権 なし

『QuQuMo』は、オンラインのみで、スピード入金を追求する画期的なサービスです。

このサービスは資金繰りに困っている人に向けて、簡単に申し込みできることを強みにしています。

例えば、スマホやPCだけで解決できる手続き、必要書類は請求書と通帳の2点のみ、売掛金さえあれば誰でも可能とその利用しやすさから広く使われているんですね。

売掛金の上限はなく、柔軟な対応ができるのも魅力ですよ。

フリーランスがファクタリングを利用する時の注意点

ファクタリングはすぐに売掛金を貰える便利なサービスですが、すべてのサービスが安心して利用できるわけではありません。

なかには悪質なファクタリングサービスもあるんですね。

ここではファクタリングを利用する際の注意点を解説します。

  • 給与ファクタリングには要注意
  • 資金業登録していないサービスには要注意

しっかりと危険なファクタリングサービスを見極めて利用できるようにしましょう。

給与ファクタリングには要注意

給与ファクタリングとは、給料を売掛金として手っ取り早くもらえるサービスです。給与前払いサービスとは違い、給与を債権として譲渡できるなどの特徴があります。

そんな給与ファクタリングですが、実はかなり危険なサービスなんですよね。

「数百パーセントの手数料を支払わされた…」

「闇金業者に手を出して取立てされている…」

「お金を借り過ぎて自己破綻するしかない…」

優良な給与ファクタリングもありますが、中にはこういったトラブルを起こしてしまう業者もいます。

また給与ファクタリングは簡単に利用できることもあり、借り過ぎてしまって借金が膨れ上がってしまう原因にもなってしまうんですね。

そもそも給与ファクタリングは非合法なサービスであり、裁判でも取り上げられたこともあるので利用しない方が無難といえるでしょう。

賃金業登録していないサービスには要注意

業者を装ったサービスにも注意しましょう。

こういったサービスは賃金業登録をしていないことが多く、業者を装って利用者に高額の手数料を請求しようとしてきます。

登録をしているサービスについては、金融庁のサイトから登録されている業者の一覧が載っていますので見ておくといいでしょう。

他にも悪質なサービスの特徴は以下の通り。

  • 給与ファクタリングである
  • サービスからの勧誘で、契約書に債権譲渡契約と定めていない
  • サービスから受け取る金額が、売掛金に比べて低い
  • サービス側に償還請求権がある

これらのポイントを踏まえて、利用するサービスは信頼できるものなのかよく確かめておいてくださいね。

まとめ

今回はフリーランスのファクタリングについて解説しました。

ファクタリングは売掛金さえあれば誰でも申し込みできるので、フリーランスでも問題なく利用できます。

しかしこの記事で解説したようにサービスによっては、フリーランスだと審査が通過しづらいかもしれません。

フリーランス向けのサービスを探しながら、悪質なサービスにも気を付けて自分がいいなと思ったサービスを見つけておくと便利ですよ。