年収2,000万を稼ぐフリーランスエンジニアはどのくらいいるの?
フリーランスエンジニアが年収2,000万円を実現する方法は?
フリーランスエンジニアで活動するなら会社員時代よりも年収アップさせて、年収2,000万円を目指したい方もいるでしょう。フリーランスエンジニアが段階的にステップアップし、将来的に年収2,000万円を目指すために早いうちから準備することが欠かせません。
早い段階から年収2,000万円の実現を見据えて、今すべきことやキャリアプランを検討するのが賢明です。
そこで、本記事ではフリーランスエンジニアが2000万円を実現する方法を、必要なスキルや技術を交えて紹介します。2000万円を稼ぐフリーランスエンジニアの共通点や実現しやすい職種も解説するので、ぜひ参考にしてください。
フリーランスエンジニアで年収2,000万を達成しているのは1.9%
フリーランス白書2020によると、フリーランスエンジニアで年収2,000万円を達成しているのは、1.9%程度です。
フリーランスエンジニアで年収2,000万円を得ているのはほんのわずかであり、限られた人と言えます。近年のフリーランスエンジニアの年収分布は下記の通りです。
| 年収 | 割合 |
|---|---|
| 1,200万円以上 | 16.1% |
| 1,000万円以上1,100万円未満 | 5.4% |
| 900万円以上1,000万円未満 | 10.7% |
| 800万円以上900万円未満 | 8.9% |
| 700万円以上800万円未満 | 8.9% |
| 600万円以上700万円未満 | 8.9% |
| 500万円以上600万円未満 | 12.5% |
| 400万円以上500万円未満 | 12.5% |
| 300万円以上400万円未満 | 3.6% |
| 200万円以上300万円未満 | 3.6% |
| 200万円未満 | 8.9% |
フリーランスエンジニアの働き方は、好きな案件や稼働時間などを選べます。扱う言語により案件単価が異なるうえに稼働時間を選べるため、フリーランスエンジニアの年収分布にはばらつきがあります。
年収1,200万円以上稼ぐフリーランスエンジニアは16.1%と多いものの、年収2,000万円を達成するのは一握りなのです。
フリーランスエンジニアが年収2000万を実現する方法
フリーランスエンジニアで活動するなら、可能な限り収入を上げたいと感じる方は多いでしょう。そこで、ここではフリーランスエンジニアが年収2000万円を実現する方法を、6つにまとめて紹介します。
フリーランスエージェントを活用する
フリーランスエンジニアが年収2,000万を実現するには、フリーランスエージェントを活用しましょう。フリーランスエージェントを活用すると、単価交渉が成功しやすいうえに高単価な案件の獲得が可能です。
フリーランスエージェントには、100万円超の単価が豊富にあります。加えて、複数案件を同時に獲得できるため、年収2,000万円を目指しやすいのです。
また、エージェントを利用すると、必ず担当者が付きます。担当者は単価や参画時期といった条件交渉の経験が豊富にあります。
そのため、エージェントの担当者なら単価交渉が成功しやすく、年収2,000万円も狙えるのです。
上流工程の案件獲得を目指す
上流工程の案件獲得を目指すと、フリーランスエンジニアが年収2,000万を実現しやすくなります。開発フェーズには、要件定義・設計といった上流工程から運用・保守のような下流工程があります。
上流工程はプロジェクトの成否や品質の確保などに責任があり、高度なスキルや技術力に加えて、判断力が欠かせません。上流工程の案件はプロジェクトの成果に連動する仕事であり、案件単価が高いのです。
開発フェーズの上流工程の経験を積めばリーダー役やマネジメントも習得しやすくなり、年収2,000万円を実現しやすくなります。
高単価の言語を習得する
フリーランスエンジニアが年収2,000万円を実現するには、高単価の言語を習得するのが賢明です。GO言語といった高単価の言語は、100万円超の案件単価が豊富にあります。
高単価の言語は習得難易度が高いものの、需要が高いのです。学習を重ねて実践レベルで扱うまでには時間はかかるものの、作業を自走しやすくなり段々と案件単価を上げられます。
高単価の言語を習得して獲得できれば、年収2,000万円程度の案件単価を実現しやすくなります。
専門性だけでなく独自性も身に付ける
専門性だけでなく独自性も身に付けると、フリーランスエンジニアは年収2,000万円を実現しやすくなります。独自性があれば他のフリーランスと差別化しつつ、高単価案件の獲得が可能です。
フリーランスエンジニアの独自性とは、豊富なスキルや技術に加えて、特定領域の専門性や業界経験などを指します。具体的には、Javaと金融システムの専門性やクラウド構築とセキュリティなどです。
フリーランスエンジニアに専門性と独自性があれば高単価な案件が舞い込みやすく、年収2,000万円の実現が高まります。
常にスキルアップをする
常にスキルアップすると、フリーランスエンジニアは年収2,000万円を実現しやすくなります。なぜなら、最新技術を扱うスキルを習得することで、高単価案件を獲得しやすくなるからです。
最新技術を扱うスキルや技術には、案件数が豊富にあります。クライアントは、高い案件単価を出してもフリーランスエンジニアを獲得したいため、単価が高いのです。
常にスキルアップするには、最新技術をキャッチアップする必要があります。最新技術のキャッチアップには、フリーランスコミュニティに参加して情報を得るのが賢明です。
自分でチームやサービスを作る
フリーランスエンジニアが年収2,000万円を実現するには、自分でチームやサービスを作りましょう。自分でチームやサービスを作れば、自身の周りで多くの案件を回すことができるため、単価アップが期待できます。
また、自身で作ったサービスの利用者を増やすことで、継続的に収入を増やしていくことが可能です。同業者とのつながりがあり、自分でチームやサービスを作れるなら挑戦してみましょう。
フリーランスエンジニアが高単価案件を獲得するならフリーランスのミカタがおすすめ

フリーランスエンジニアが高単価案件を獲得するなら、フリーランスのミカタがおすすめです。
フリーランスのミカタはリモート案件を中心に、高単価案件を豊富に扱うフリーランスエージェントです。常時数万件の案件を取り扱い、AIマッチングを利用して条件やスキルにあう適切な案件を紹介します。
豊富な案件を抱えていても、迅速に適切な案件を紹介できる環境が整えられているため、ぜひご気軽にお問い合わせください。
年収2000万を稼ぐフリーランスエンジニアの共通点
年収2000万円を稼ぐフリーランスエンジニアの共通点を把握すれば、再現性が高くなるうえに最短ルートで実現できる可能性があります。そこで、ここでは年収2000万円を稼ぐフリーランスエンジニアの共通点を、4つにまとめて紹介します。
5年以上の実務経験がある
年収2,000万稼ぐのは、実務経験が5年以上のフリーランスエンジニアが多いです。フリーランスエンジニアは実務経験が豊富なほど、作業を自走できるため案件単価が高くなります。
具体的な、実務経験年数とフリーランスエンジニアの案件単価は次のとおりです。
| 単価(月額) | 実務経験(必須スキル) |
|---|---|
| 100〜125万円 | データサイエンティストの経験(5年以上) |
| 115~140万円 | AWSを用いた開発経験5年以上 |
| 175~195万円 | プロジェクトマネジメント経験5年以上 |
| 210~235万円 | コンサルタント経験(実務10年以上) |
単価100万円超の案件は、5年以上の実務経験が必須です。エンジニア経験が浅いフリーランスは、まずは実務経験を積むことをおすすめします。
焦らずに時間をかけて年収2,000万を達成できる計画をたてると良いでしょう。
上流工程の仕事ができる
年収2,000万稼ぐフリーランスエンジニアには、上流工程の経験が求められます。上流工程の仕事はコーディングのような下流の作業よりも、重い責任があるため単価が高いです。
上流工程の仕事をこなすには、次のスキルが欠かせません。
- システムやアプリの要件定義の経験
- 判断力
- コミュニケーション能力
- プロジェクト管理能力
上流工程では高い技術力やスキルに加えて、プロジェクト全体を見通す力も必要です。そのため、下流工程からスキルアップを図りつつ、上流工程の経験を積むようにしましょう。
自然と仕事の依頼を受ける
年収2,000万稼ぐフリーランスエンジニアは、自然と仕事の依頼を受けるという共通点もあります。技術力が高くクライアントにも重宝される存在であれば、営業せずに自然と仕事が舞い込んでくるからです。
年収2,000万円を稼ぐフリーランスエンジニアは、高い技術力と特定領域の専門性を身に付けていることが多いです。そのため、他のフリーランスエンジニアと案件獲得の競争をしなくても、クライアントから依頼がくることが多くあります。
金融業界といった特定領域で強みがあると自然に案件の依頼がくるうえに、高単価で契約できるのです。
営業力が高い
営業力が高い点も、年収2,000万稼ぐフリーランスエンジニアの特徴として挙げられます。
フリーランスエンジニアに高い営業力があれば、自分のスキルや技術で提供できる価値をクライアントに納得感を与えつつ伝えられるからです。
営業力では、伝える力と聞き取る力が欠かせません。単に、自分をアピールするのではなく、クライアントが抱える課題を聞き取り、解決方法を具体的に伝えることが大切です。
クライアントが納得できれば高い単価で契約してもらいやすいため、年収2,000万円を稼ぐフリーランスエンジニアには営業力が必要になります。
年収2000万円を目指すフリーランスエンジニアに必要なスキルや技術
フリーランスエンジニアが高年収を目指すなら、スキルや技術は欠かせません。そこで、ここからは年収2000万円を目指すフリーランスエンジニアに必要なスキルや技術を、5つにまとめて紹介します。
最先端技術を扱うスキル
年収2000万円を目指すフリーランスエンジニアは、最先端技術を扱うスキルが必要です。
最先端技術とはAIやIoTなどを指し、機械学習やPython、データ分析・解析などのスキルを示します。
IT業界は技術の移り変わりが早いため、常に最新情報をキャッチアップすることが求められます。フリーランスエンジニアが最新情報をキャッチアップするには、次のようなフリーランスコミュニティへの参加がおすすめです。
フリーランスコミュニティでは、イベントや勉強会などが開催されます。各イベントに参加すれば最新技術の情報を得られたり、現場で求められるスキルレベルについて直接話が聞けるのです。
ビジネスレベルの英語力
ビジネスレベルの英語力も、年収2000万円を目指すフリーランスエンジニアに欠かせません。
ビジネスレベルの英語力とは、ビジネスの場で円滑に業務を進められるレベルを指します。具体的には、次のような英語力が目安です。
- TOEIC:800点以上
- TOEFL:100点以上
- 英検:準1級以上
技術力と英語力を持つフリーランスエンジニアは少なく、案件単価は高い傾向があります。ビジネスの現場では英語の読み書きに加えて、英会話のスキルも欠かせません。
ビジネスレベルの英語力があれば、海外クライアントの仕事も獲得しやすくなります。海外は実力主義であり、英語力のレベルが高いほど高単価が期待できるのです。
交渉力
年収2000万円を稼ぐフリーランスエンジニアは、交渉力も不可欠です。交渉力があれば、単価交渉が成功しやすいため、高単価案件を獲得しやすくなります。
フリーランスエンジニアに必要な交渉力は、スキルや実務経験などを伝える営業力だけでなく、タイミングも重要です。
たとえば、契約更新のタイミングで単価アップを交渉したり、作業内容を増やす交渉を行うことをおすすめします。契約更新が決まれば、クライアントがフリーランスエンジニアを評価していると判断できるからです。
フリーランスエンジニアが交渉をするには、営業力に加えてタイミングが重要になります。
自己管理能力
年収2000万円を稼ぐフリーランスエンジニアには、自己管理能力も欠かせません。自己管理能力とは、スケジュールと体調の管理を指します。
自己管理能力があればクライアントから信頼されて、高い単価で契約が可能になります。また、計画通りに作業を進めるには体調を整える自己管理能力も必要です。
体調管理では十分な睡眠や規則正しい生活が大切ではあるものの、リフレッシュも欠かせません。軽い運動や趣味の時間を確保して、気分を変えましょう。
フリーランスエンジニアは自己管理を行い、作業効率を最大限に上げることが大切です。
コミュニケーション能力
年収2000万円を稼ぐフリーランスエンジニアには、コミュニケーション能力が不可欠です。なぜなら、コミュニケーション能力の有無で、チーム開発の円滑度やクライアントからの信頼度が変わるためです。
フリーランスエンジニアはチーム単位で開発を行うことが一般的であり、情報を共有しながら円滑に作業を進めることが求められるのです。
チーム開発で重要なことは、チーム内のコミュニケーションです。したがって、年収を上げるにはコミュニケーション能力が必須です。
年収2000万を実現しやすいフリーランスエンジニアの職種
フリーランスエンジニアの案件では、需要があり最新技術を扱う職種で高収入が期待できます。ここでは年収2000万を実現しやすいフリーランスエンジニアの職種を、3つにまとめて紹介します。
AI・機械学習エンジニア
AI・機械学習エンジニアは機械学習の実装や開発などに加えて、人工知能(AI)の技術を駆使したシステムやアプリの開発を行う職種です。
近年、活発に開発が行われる技術であり、AIや機械学習のスキルは特に需要が高い傾向にあります。
AI・機械学習エンジニアになるには、次のスキルや知識が必要です。
- 数学の知識
- 機械学習・ディープラーニングの知識
- プログラミングスキル
- データベース操作の知識 など
プログラミング言語で利用頻度が高いのは、Python、Javascript、R言語、C₊₊です。なかでも、AI・機械学習の分野でPythonは世界的に利用されます。まずは、Pythonから学習を進めてスキルを習得するのが賢明です。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体の進行管理に加え、予算や納期に応じた人員配置、成果物の品質などの全責任を担う職種です。
プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体を管理するため、開発などの経験を積んだのちに挑戦することをおすすめします。
プロジェクトマネージャーになるには、次のようなスキルを身につけなければなりません。
- コミュニケーションスキル
- マネジメントスキル
- 問題解決力
- ビジネス・経営に関する知見
- IT開発に関する知見 など
プロジェクトマネージャーになるには、多岐にわたるスキルが必要です。エンジニア経験を積み、キャリアアップで挑戦しましょう。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、ITを活用し企業の課題解決をサポートする職種です。企業担当者よりも業界の知識を知る必要があるため、ITコンサルタントには専門性の高さが求められます。
ITコンサルタントには豊富な知識が必要なため、収入が高い傾向にあります。そこで、ITコンサルタントになるには、次のようなスキルが必要です。
- IT技術に関する知識やスキル
- コミュニケーション能力
- 業界や経営に関する知見
- 論理的思考力
- マネジメント能力
ITコンサルタントはIT関連の知識に加えて業界の知識も必要であることから、キャリアアップで目指すことをおすすめします。
フリーランスエンジニアの収入にまつわるよくある質問
最後に、フリーランスエンジニアの収入にまつわるよくある質問へお答えします。
フリーランスエンジニアで年収1,000万円は多い?
フリーランスエンジニアで年収1,000万円は、それほど多くありません。フリーランスエンジニアの実態調査2025年によると、年収1,000万円以上のフリーランスエンジニアは約20%です。
フリーランスエンジニア平均案件単価が70万円であり、年収に換算すると840万円です。そのため、年収1,000万円を稼ぐフリーランスエンジニアは高収入と言えます。
フリーランスエンジニアで年収3,000万円は可能?
フリーランスエンジニアで年収3,000万円は、不可能ではありません。
とはいえ、年収3,000万円では単純計算で単価250万円の案件を獲得することが不可欠です。または、複数案件を同時に獲得して案件に取り組む方法もあります。
ただし、複数案件を同時に獲得すると稼働時間が長くなり、仕事がメインの日々になりえます。フリーランスエンジニアで年収3,000万円は不可能でないものの、容易ではないことを覚えておきましょう。
フリーランスエンジニアで年収2,000万円の手取り額は?
フリーランスエンジニアで年収2,000万円の手取り額は、約1,200〜1,400万円です。
手取り額に幅があるのは、青色申告の有無や経費の金額などにより異なるからです。およそ600万円程度が所得税や国民健康保険などの税金や保険料で引かれます。
そのため、フリーランスエンジニアは節税対策を行い、最大限に節税するのが賢明です。
まとめ
本記事では、フリーランスエンジニアが年収2,000万円を実現する方法を、必要なスキルや技術を交えて紹介しました。
フリーランスエンジニアで年収2,000万円を達成しているのは1.9%です。年収2,000万円を目指すのは簡単ではないものの、豊富なスキルや技術に加えて、実務経験を積めば不可能ではありません。
高単価案件を獲得して、年収2,000万円を目指しつつスキルアップや経験を積みましょう。本記事があなたのお役に立てることを願っております。


