「フリーランスのWebライターって未経験でもなれるのかな?」
「Webライターってぶっちゃけフリーランスだったらいくら稼げるの?」
「Webライターの仕事って大変なの?」
あなたはこのような疑問や悩みを抱えていませんか?
フリーランスWebライターとして独立するにも、未経験からでは何から始めればいいかもわからず困ってしまうでしょう。
しかし、Webライターであればしっかりステップを踏んでいけば実務経験問わずして独立することも可能な職業です。
そこで今回はフリーランスWebライターの実態について大暴露しながら解説していきます。
具体的な内容としては、
- フリーランスWebライターは未経験でもなれる
- フリーランスWebライターの働き方
- フリーランスWebライターの収入・報酬推移
- フリーランスWebライターになる5つのステップ
- フリーランスWebライターで収入を上げる3つの方法
- 現役フリーランスWebライターの口コミ
- フリーランスWebライターが悩むよくある質問
- フリーランスWebライターにおすすめの案件獲得サービス
について、Webライターからフリーランスとして独立し仕事をしている筆者が徹底解説しますね。
それではどうぞ。
フリーランスWebライターは未経験でもなれる
フリーランスWebライターは未経験でも目指せことができます。
なぜなら、現在ライターの数は足りていない状況であり、Webライターだと未経験OKのフリーランス案件が多数存在しているからです。
Webマーケティングの時代において、どの企業も自社サイトにコラムなどのコンテンツを掲載して集客するマーケティング手法を実施しています。
コンテンツSEOを実施するには人手が必要なため、企業は未経験者でもいいので募集をかけてスキルのあるWebライターに育てようとしているんです。
上記の理由からWebライターは未経験でも実務経験が積みやすくなります。実務経験が無いと仕事を得られないフリーランスですが、Webライターなら心配は無用。
Webライターなら未経験からでもフリーランスとして稼げるチャンスを得ることができますよ。
フリーランスWebライターの働き方
フリーランスWebライターの働き方は、副業ライターと、本業ライターの2種類に分かれます。
副業ライターとは、本業で別の仕事をしながら、休日や仕事終わりにライターとして働く人を言います。やはりいきなりフリーランスとして独立するのはリスクが大きいので、副業ライターから始める人が大半です。
それに対して、Webライター1本で生活を送っているのが本業ライター。副業からスタートして、Webライターだけでも生活を送れるようになったらフリーランスとして独立するのが良いでしょう。
目安としては、単価1円以上の案件を複数件獲得できるようになったら独立のタイミングと思っておくと良いですよ。
フリーランスWebライターの収入・報酬推移
誰でも未経験から目指せると言っても、生活費を稼げなければ意味がありませんよね。実際にフリーランスWebライターを目指される方は「どれくらい稼げるの?」と気になっている方もいるでしょう。
ここからは、フリーランスWebライターの収入や働き方について紹介していきますね。
フリーランスWebライターの平均年収
フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2019」によると、文筆業(Webライター・翻訳業など)の年収データは以下の通り。
年収 | 割合 |
---|---|
200万未満 | 32% |
200万〜400万未満 | 26.9% |
400万〜600万未満 | 21.5% |
600万〜800万未満 | 8.2% |
800万〜1000万未満 | 5.5% |
1000万以上 | 3.7% |
引用元:フリーランス白書2019
これを見ると、平均年収は大体400万円程度。
しかし、年収400万円以下のライターが半数以上を占めていることがわかります。ちなみに年収400万円だと、月収30万円〜40万円程度。
ちなみに国税庁が発表した2021年度民間給与実態統計調査によると、日本全体の平均年収は441万円とのことです。したがって、フリーランスのWebライターの平均年収は全体よりも少し低いと言えるでしょう。
フリーランスWebライターの最高月収
フリーランスWebライターの最高月収は100万円。未経験からこれだけの金額を稼げるようになることも期待できるとなると、やる気も出ますね。
ただ、これだけ稼いでいる人の場合、Webライターだけでなく、Webマーケティングやサイト構築の知識を持っており、ライター以外の案件も引き受けているケースが基本です。
先ほどの表を見ても、フリーランスのWebライターで年収600万円以上の人はかなり数が限られています。Webライターのみで上限値は年収600万円、つまり月収50万円程度が限界でしょう。
あくまでもごく僅かであることを覚えておいてくださいね。
フリーランスWebライターの報酬方式
Webライターの報酬方式は、1文字○円というシステムが基本です。先ほど解説したように、未経験だと1文字0.1円〜0.3円スタートの案件が多いでしょう。
ただ、未経験でもITなど専門的な知識が求められる案件だと1文字0.5円〜のものもあります。そこから少しずつ経験を積んで、1文字あたりの単価を上げていくことになります。
経験者歓迎の案件だと、1文字1円〜が基本。大企業の案件などでは、1文字10円〜の案件もあります。いつまでも単価が1円以下の案件だけで生活していくのはとても大変でしょう。
フリーランスWebライターとして単価を上げるには、経験を積むことに加えて勉強をして執筆できるジャンルを広げることです。
元からある知識・スキルをさらに深めたりして、高単価の案件を獲得するために日頃から努力していきましょう。
未経験からフリーランスWebライターになる5つのステップ
いよいよここからは、未経験からフリーランスWebライターになる方法を解説していきますね。「フリーランスWebライターとして活躍していきたい!」と思われている方は参考に取り組んでいきましょう。
未経験からフリーランスWebライターになるステップは以下の5つです。
- STEP1:Webライティングの学習・実践
- STEP2:SEOの学習・実践
- STEP3:ポートフォリオの作成
- STEP4:クラウドソーシングサイトに登録する
- STEP5:エージェントサービスに登録する
それぞれのステップについて以下で詳しく解説していきますね。
STEP1:Webライティングの学習・実践
まず大切なのはWebライティングの学習です。Webライティングで大切なのは、読者が求めている情報を正確に、クライアントが定めるルールに則ってわかりやすく伝えることです。
普段小説などを書く趣味がある人でも、Webライティングは勝手が違うので、苦戦しやすい傾向があります。Webライティングスキルを伸ばすにはたくさん書くことが重要です。
たくさん仕事に取り組み、改善点の指摘を受けながら文章力を伸ばしましょう。
STEP2:SEOの学習・実践
SEOとはSearch Engine Organizationと言って、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」という意味になります。
Googleなどの検索エンジンで調べものをした際、一番上に表示されたサイトから順番に確認していきますよね。この表示順位はコンテンツの内容などを評価して決められています。
上位表示を目指すためにはSEOを理解することが重要です。文章を書くことに慣れてきたら、次はどんなキーワードだと上位を目指せるか考えながら執筆していきましょう。
キーワードを使いつつ良質な文章を書くにはどうしたら良いかなど、SEO対策を意識した文章を書けるように実践していくことでライターとして上達していきますよ。
STEP3:ポートフォリオの作成
仕事を獲得するには、クライアントがすぐに実績を確認できるようにするのが良いでしょう。
ポートフォリオとは自分の仕事の実績をまとめたものを言います。Webライターだと自分でWebサイトを構築してサイト内でブログを運用して、ポートフォリオとしている人が多いです。
自分でサイトを構築することも実績の1つとし評価してもらえ、仕事を獲得できる可能性もあるので自分でWordpressを使って構築するのが良いでしょう。
STEP4:クラウドソーシングサイトに登録する
Webライターとして活動を始めるにあたってまずやっておきたいのがクラウドソーシングサービスの登録です。仕事を始めてすぐの段階だとまず経験を積んでいく事が必要。
そこでクラウドソーシングサービスのタスク案件や未経験歓迎案件で実績を積んでいきましょう。始めは単価は低いですが、実績と信用を積み重ねることで単価を上げてもらうこともできますよ。
STEP5:エージェントサービスに登録する
クラウドソーシングサービスだと「クライアントに自分を売り込むのが大変…」と思われている方におすすめなのがエージェントサービスです。
エージェントサービスだと、自分のスキルを見てエージェントが経歴に合った案件を紹介してくれます。エージェントサービスでライター案件は少ないのである程度実績がないと仕事を獲得するのは難しいです。
しかし、エージェントサービスだとシナリオライターなど大規模な案件を獲得できる機会があるので、経験を積んで高単価案件に挑戦してみたいなら利用してみると良いですよ。
フリーランスWebライターで収入を上げる3つの方法
未経験から フリーランスWebライターになるのは簡単ですが、稼げなければ意味がありませんよね?そこでフリーランスWebライターとして収入を上げる方法を紹介していきますね。
フリーランスWebライターが収入を上げる方法は以下の3つあります。
- 実績を作る
- 個人メディア・ブログ運営
- SEO上流の習得
それぞれの方法について以下で解説していきますね。
実績を作る
やはり1記事でもクライアントに実績をアピールできるものがあれば仕事の獲得し安さが大きく変わります。
単価が安い案件でも良いので、クライアントと契約を結び、できるだけ執筆者として自分の名前を出せる案件の獲得を目指しましょう。
駆け出しのライターの場合、身近な友人や知人から紹介してもらうことでしっかり実績を残していき信頼を築ければ、高単価案件にも繋がりますよ。
個人メディア・ブログ運営
SEOスキルを鍛えるためには、個人メディア・ブログを運営するのがベスト。クライアントから仕事を引き受けて記事を執筆するだけだと、執筆した後のことはクライアントに丸投げが基本です。
自分でブログなどを運営している場合は、自分で記事ごとのアクセス数を確認しどのように工夫をすればアクセス数が増えるかなどを考えて実践できます。
ブログを運営することで、Webマーケティングに関する知識が身につきWebライターとして書ける記事のジャンルの幅も広がるでしょう。
また、自分でWordpressなどを使ってサイトを構築した場合は簡単なプログラミングスキルが身につきます。サイト構築案件も獲得できるようになり、より稼げるWebライターを目指せるのでおすすめですよ。
SEO上流の習得
記事執筆はSEOマーケティングにおいて下流工程にあたります。それに対して上流工程の仕事には、記事の企画やサイト分析などが挙げられるでしょう。
ただ記事を書くだけでなく、どうすればアクセス数が伸びて集客につながるかを理解していれば単価の高い仕事も獲得しやすくなります。
SEO上流を習得するには自分でサイトを運用するのがベスト。SEOをはじめとするWebマーケティングを学んで、自分のサイトで学んだことを実践し、アクセス数が稼げるサイトを目指してみましょう。
現役フリーランスWebライターの口コミ
「実際に現役で働くフリーランスWebライターの意見も参考にしたい!」と思われている方もいるでしょう。そこで現役ライターが仕事内容に感じる『やりがい』『大変なこと』に関するコチコミを紹介していきますね。
やりがい
SNSで「Webライター やりがい」で検査して見つかった口コミは以下のとおりです。
口コミ①「緊張しつつもやりがいを感じてます。」
ライターとして、新規案件を継続案件にすることは重要ですよね。とはいえ、先のことばかり考えすぎて目の前の仕事が疎かにならないように注意しましょう。
まずは目の前の仕事にしっかり手中して納品することで、クライアントとの信頼を築いていきましょう。
口コミ②「自分の記事がきっかけで誰かの一歩を踏み出すお手伝いができる」
稼ぐことが目的になってしまうと、Webライターという職業の本質を忘れてしまうこともあるでしょう。しかし、Webライターという職業の本質的価値を思い出させてくれるような口コミです。
あなたの書いた文章が誰かの救いや勇気になると考えるだけで、キツイ案件もやりがいを持って行えますよね。
大変なこと
SNSで「Webライター 大変なこと」で検査して見つかった口コミは以下のとおりです。
口コミ①「クライアントが求める記事を書かないといけないこと」
仕事として引き受ける以上、自分が思うように記事をかけなかったり、大幅な修正依頼を受けることはよくあることですね。しかし、クライアント側が指示したことばかり書いていても意味がありません。
まずは記事を読む読者の事を第一に考えながら、クライアント側に求める記事を製作していきましょう。
口コミ②「無理して受注してしまうと大変なことになる」
駆け出しのライターだと、実績や信用を築くために無理して案件を受注しすぎてしまうことがありますよね。もちろん量をこなすことも大切ですが、体の健康やプライベートの時間を考えると無理しすげないよう注意しなければいけませんね。
フリーランスWebライターが悩むよくある質問
現役で働くフリーランスWebライターの口コミは参考になりましたでしょうか?これからフリーランスWebライターを目指される方のために、フリーランスWebライターが悩むよくある質問も紹介していきますね。
質問1:フリーランスWeライターに資格は必要ですか?
ライターになるために必須の資格はないので、資格がなくてもライターになることはできます。しかし、仕事を獲得していく中で、ライターに有利になる資格も存在します。
ライターとしてスキルや実力を証明したい人は資格を取るといいでしょう。ライターが取得すると有利になる資格については以下の記事で解説しているので、良ければ合わせてみてくださいね。
→ライターに資格は必要?ライター種類別に有利になる資格を徹底解説!
質問2:フリーランスWeライターの仕事は大変ですか?
駆け出しのライターは報酬の低さや孤独感、発注者とのトラブルなどに対して大変に感じてしまうかもしれませんね。しかし、仕事というのは、楽しいことだけではなく辛いこともあるのが仕事です。
辛いことや大変なことを乗り越えた先にある、ライターとしてのやりがいをどのように楽しむか工夫していくことが重要です。ライターの仕事を楽しむ解決法に関しては以下の記事で解説しているので、良ければ合わせてみてくださいね。
→【徹底調査】ライターの仕事はつらい?6つの理由と解決する5つの方法を紹介
質問3:フリーランスWeライターに向いている人はどんな人ですか?
あくまで1つの見解ですが、以下の特徴に当てはまる人はライターに向いているかもしれません。
- 文章を書くのが好き
- 一人での作業が苦痛でない
- スケジュール管理ができる
- 知的好奇心が強い
- 地道な努力ができる
- 指摘を素直に受け入れられる
- 人の立場に立って考えられる
いち意見にすぎないので、上記の特徴に当てはまらないからといってライターに向いていないというわけではありません。
上記の特徴にあてはまらなくてもライターを目指す方法については、以下の記事で解説しているので、良ければ合わせてみてくださいね。
→ライターに向いてる人の7つの特徴とは?向いてない人が獲得するべきスキルは?
フリーランスWebライターにおすすめの案件獲得サービス
ここまで読まれてきた方の中には、「フリーランスWebライターとして独自に案件を獲得できるか不安…」と感じている方もいるでしょう。そのような方に向けて、フリーランスWebライターにおすすめの案件獲得サービスを紹介していきますね。
- クラウドソーシング
- フリーランス向けエージェントサービス
2つに分けて解説していきますので、あなたの目的に合ったサービスを利用してくださいね。
クラウドソーシング
クラウドワークス
日本最大級の規模を誇るクラウドソーシングサービスがクラウドワークス。案件数が圧倒的に多く、クライアントと契約を結ぶ固定報酬制の案件もタスク案件も充実しています。
未経験歓迎の案件から上級者向けの案件まで幅広い案件が多数掲載されているので、Webライターとして働き始めるならまず登録しておきたいサイトと言えるでしょう。
ランサーズ
日本のクラウドソーシングサービスの中で、クラウドワークスの次点に位置するのがランサーズ。掲載されている案件はクラウドワークスに劣りますが、少しでも獲得できる案件を増やしたいならランサーズにも登録しておくと良いでしょう。
ただ、クラウドワークスとランサーズの両方に同じ案件を掲載しているクライアントも多いです。基本的にはクラウドワークスで、仕事が見当たらなければランサーズでと、メインよりサブで使うのがおすすめです。
サグーワークス
ライティングに特化したクラウドソーシングサービスがサグーワークス。タスク案件でも単価が1文字0.3円〜0.5円と高めなのが嬉しいところですね。
ただ、審査に関しては厳しく一度提出した記事も基本的に修正できないので、最初は難しく感じるかもしれません。フィードバックが丁寧で、非承認だった際はその理由も教えてくれるため、着実にスキルアップしたい方におすすめのサービスです。
フリーランス向けエージェントサービス
フリーランスのミカタ
本ブログを運用しているフリーランスのミカタでも、Webライター案件を紹介しています。
フリーランスのミカタはIT分野に特化しているエージェントなので、ライターの案件はゲームのシナリオライターが中心。そのため、Webライティングというよりは、小説のような人の心を動かす文章が求められます。
少しいつもと勝手が違って苦戦するかもしれませんが、書ける文章の幅を広げられること間違いなしです。
ちなみに案件は記事執筆だけでなく、編集やリーダーポジションも取り扱っています。正社員として働くライターに負けないレベルのスキルを身につけられる案件を取り扱っているので、スキルアップしたいライターにおすすめです。
どんな案件が掲載されているか気になる人は、下のボタンから自分にあう案件を探してみてください。
Midworks
MidworksもIT系に特化したフリーランス向けエージェントサービスです。やはりこちらもゲームのシナリオライターの案件が中心となります。
Midworksの強みは福利厚生の充実さです。フリーランスは福利厚生がないのが基本ですが、Midworksなら福利厚生サービスリロクラブへの加入や、健康診断の優待など、正社員並みの福利厚生が用意されています。
そのため、Midworksは利用するだけで仕事はもちろん私生活も充実させられるでしょう。
レバテックフリーランス
圧倒的な案件の多さを誇るのがレバテックフリーランス。IT系のエージェントだと、エンジニア案件が中心で、Webライター案件の数は数件あれば良い方です。
そんな中でも、大規模なレバテックフリーランスだと、常時10件以上Webライター案件を取り扱っています。
高単価案件も多く取り扱っているエージェントなので、クラウドソーシングでなかなか良い案件が見当たらないならレバテックフリーランスを使ってみるのもありでしょう。
まとめ
今回は、フリーランスWebライターの実態を大暴露というテーマで、年収から口コミ、未経験からライターになるための5つのステップなど解説させていただきました。
Webライターなら、自分が持っている知識・技術何でも題材にできるので、未経験でもすぐに働けます。ただ、Webライターは1ヶ月に50万円以上稼ぐのが難しい仕事だというのも事実。
稼げるWebライターを目指すには、専門的な知識を身に着けたり、Webマーケティングについて学びサイト分析などSEO上流の仕事をできるようにする必要があります。
ただ記事を書いていれば稼げるという仕事ではないですが、どんな人でも稼げるチャンスが得られる仕事です。たくさん記事を書いて経験を積み、稼げるWebライターを目指していきましょう。