新型コロナウイルスの影響で飲食業や観光業では大打撃を受け倒産や破産する企業も多く失業者も月日が立つごとに増加しています。そんな中、個人のスキルで自由に働き稼ぐフリーランスへと転職を考えられている方も多くいるでしょう。
しかし、これからフリーランスデザイナーを目指される方の中には、
「未経験からフリーランスデザイナーになれるの?」
「未経験からフリーランスデザイナーになる方法は?」
「フリーランスデザイナーに必要なスキルは?」
など、あなたはこのような疑問を持っていませんか?
フリーランスの働き方に興味をもち、フリーランスデザイナーとして働きたいと思っても、未経験で全くスキルがない状態から目指せるものなのか?どのような方法で独立すればいいあのか気になるはず。
そこで今回は、未経験からフリーランスデザイナーになる方法を7つのステップ形式でご紹介。未経験でフリーランスデザイナーを目指す上で大事にすることや必要なスキルも解説します。
未経験からフリーランスデザイナーを目指している方は是非参考にして取り組んでみてください。
この記事を読み終えたら、未経験からフリーランスデザイナーになる方法をを理解でき、フリーランスデザイナーになるための準備が整いますよ。
それでは解説していきます。
未経験からフリーランスデザイナーになれる?
結論、未経験からフリーランスデザイナーになるのは可能です。デザインの仕事は、経験者だろうが未経験者だろうがクライアントの求める制作物を作れば通用する世界だからです。
とはいえ、未経験から独立して案件獲得するまでのレベルに達するには、大変なこともあり中途半端な覚悟では乗り越えられないでしょう。そのため、正社員として働き実績を積んでから独立するか、未経験から地道に努力をして独立するかはあなた次第です。
あなたの働く目的・理想とするライフワークを元に、どちらの選択をとるべきなのか考えフリーランスデザイナーとして独立することをおすすめします。
未経験から独立を目指される方は、短い期間を密度濃く過ごす必要があるので、以下で解説する方法を参考にフリーランスデザイナーを目指してみてくださいね。
未経験からフリーランスデザイナーになる7STEP
さっそく未経験からフリーランスデザイナーになる方法を紹介していきますね。未経験からフリーランスデザイナーになるには、以下の7つのSTEPがあります。
- STEP1:実践形式の学習をする
- STEP2:課題点を本で解決する
- STEP3:成果物を作成する
- STEP4:ポートフォリオサイトを作成する
- STEP5:SNSやブログで発信する
- STEP6:エージェントサービスに登録する
- STEP7:クラウドソージングサービスで案件を獲得する
それぞれのSTEPについて以下で解説していきますね。
STEP1:実践形式の学習をする
デザインの基礎知識を習得するために、実践形式の学習をしましょう。はじめに本などを購入して座学から入る人が多いですが、座学からでは知識の定着率が低く離脱してしまう人が多いです。
例えば、サッカー未経験者の2人がいたとします。片方にはボールを与え、もう一方にはルールブックを与えた上で、1ヶ月後にサッカーが上達しているのはどちらでしょうか?
もちろん、前者の方が実際にボールに触れて身体で覚えているからこそ上達していますよね。上記と同様にスキルを見つける際も、実践形式の方法で学習するほうが定着率が上がります。
最近ではYouTubeやUdemyのような動画媒体で実践的な学習ができるサービスも豊富にあるため、実際に手を動かしながら小さな成功体験を積み重ねていきましょう。
STEP2:課題点を本で解決する
実践形式で学習していくと、わかない点や自分に足りない点が明確になります。わからない点や足りない点を解決するための方法として、本で学習して解決していきましょう。
本を読む際は、本を読むことが目的にならないように気をつけましょう。本を読む目的は課題を解決するためだからこそ、本を読んだ後に以下のことを言語化してまとめておくのがおすすめです。
- この本を読む理由は?(why)
- 本を読んで得られたことは?(what)
- 本を読んだ上で、今後どのようにするか?(how)
上記のことを意識して本を読むことで、いつでも復習でき課題点をしっかり解決できる知識が定着しますよ。
STPE3:成果物を作成する
実践形式と座学によって、デザインの基礎スキルが身についたら成果物を作成するといいですよ。インプットばかりでは学習効率も高まらないため、今までの知識を元にあなたのスキルをアウトプットした制作物を形にしましょう。
成果物を作成できれば、あなたの実績としてアピールでき案件獲得もしやすくなります。まずは、身の回りの友人や知人などに見せてアドバイスなどをもらいましょう。
あなたのスキルをアピールできれば、友人や知人から仕事の依頼をもらえたり、クライアントを紹介してもうことができます。小さな仕事でも引き受け、信用と実績を積み重ねることができれば大きな仕事へとつながる可能性がありますよ。
STPE4:ポートフォリオサイトを作成する
フリーランスデザイナーとして活動していくために、ポートフォリオサイトは必須といえます。お仕事の依頼をするクライアントはあなたのスキルを評価して仕事の依頼をするからです。
クライアントとの商談や面談時には、「過去にどんなものを作りましたか?」「今までどんな成果を上げたんですか?」と必ず聞かれます。お金を払って仕事を依頼するのであれば当然聞かれる質問ですよね。
上記の質問を受けた際に、ポートフォリオサイトを見せればあなたの実勢やスキルがひと目でわかり案件獲得しやすくなります。フリーランスデザイナーにとってポートフォリオサイトは、営業道具のための必須アイテムなので必ず作成しましょう。
しかし、実績を掲載する際は取引先などに事例掲載許可を取っておくようにしてください。許可なく無断で実績掲載していればトラブルになってしまう可能性もあるので注意しましょう。
STEP5:SNSやブログで発信する
自由に好きな仕事をできるフリーランスだからこそ、実績はもちろん日常などを発信するブログを制作するといいですよ。ブログを通して、あなたの人柄や仕事への信念などが伝わり実績を評価してもらえば案件獲得しやすくなります。
とはいえ、ブログを制作してから検索上位に表示されるまでは時間がかかってしまうため、同時にSNSでの発信もするのがおすすめです。SNSは即効性も高く、あなたのブログやポートフォリオサイトの認知度を高めてくれます。
また、SNSにはシェア機能があるため拡散力が高く、あなたの投稿をシェアしてくれる人が増えれば、全国や世界各地の人々へ認知してもらうことができます。反響が高まれば自身で営業することなく案件依頼が増えるので、積極的にSNSやブログを活用していきましょう。
フリーランスデザイナーが見るべきブログやブログ運営のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しているので興味がある方は参考にしてみてくださいね。
→フリーランスデザイナーが読むべきおすすめブログ10選!ブログ運営のポイントまで
STEP6:エージェントサービスに登録する
未経験から自力で案件獲得するのは難しいからこそ、エージェントサービスに登録しましょう。エージェントサービスは営業活動を代行してくれ、あなたのスキルに合った仕事を紹介してくれます。
今まで営業をしてこなかった人や営業活動が苦手な方には、とても便利なサービスです。専門的な知識をもったエージェントが案件獲得までの流れを丁寧にサポートして今後のキャリアプランについてもアドバイスしてくるのが特徴です。
しかし、登録するエージェントサービスや担当エージェントによって紹介できる案件、報酬単価、サポートの質にも差があるため、しっかり見極めて登録するようにしましょう。フリーランスデザイナーおすすめのエージェントサービスや選ぶ際のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しているので興味がある方は参考にしてみてくださいね。
→フリーランスデザイナーおすすめエージェント10選!選ぶポイントや注意点も
STEP7:クラウドソーシングサービスで案件を獲得する
エージェントサービスで仕事になれてきらた、クラウドソーシングサービスでで案件を獲得しましょう。エージェントサービスと違い、自由な働き方で案件獲得できるからこそスキルアップを目的に仕事を受注するのがおすすめです。
仕事の受注から納品までオンラインで済ませることができるのがクラウドソーシングサービスの特徴。デザイナーの領域を超えた新たなスキルを習得できれば、あなたのできる幅も広がり案件獲得率や案件単価アップにつなげることができますよ。
しかし、顔を合わせないことを逆手に悪質なクライアントもおり、トラブルに巻き込まれる可能性もあるためクライアントをしっかり見極めて案件を受注しましょう。フリーランスデザイナーおすすめのクラウドソーシングサービスや選ぶ際のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しているので興味がある方は参考にしてみてくださいね。
→【2021年最新】フリーランスデザイナーおすすめマッチングサービス10選
未経験でフリーランスデザイナーになる上で大事にすること
未経験からフリーランスデザイナーとして独立することがゴールではないですよね?7STEPを参考に未経験からフリーランスデザイナーとして独立できても、継続的に案件を受注できなければ困るはず。
未経験から独立し案件を継続的に受注できるフリーランスデザイナーになるためには、以下の2つを大事にしなくてはいけません。
- クライアントとの信頼
- 実績作り
それぞれについて以下で解説していきますね。
クライアントとの信頼
フリーランスデザイナーとして生活していくためには、クライアントとの信頼を大事にしましょう。なぜなら、仕事を依頼するクライアントは「誰に仕事を依頼するか」を重視しているからです。
仕事を依頼する人によって、成果や売上に影響がでるため、クライアント側はしっかり信頼できる相手に仕事を依頼したいと思います。仮にあなたが仕事を依頼する側でも大切な仕事は信頼できる人に頼みたいですよね?
クライアントとの信頼を築くには、以下のことを意識して仕事に取り組みましょう。
- 納期を必ず守る
- 作業者ではなく、生産者としてクライアントのイメージする制作物を納品する
- クライアントの期待値以上の成果を出す
上記のことを意識して、1つ1つ実績を積み重ねていくことで、クライアントから信頼され継続案件の獲得や単価アップの交渉がしやすくなりますよ。
実績作り
お仕事の依頼を受けるために、一番重要視されるのはあなたが過去何をつくってきたのか?何ができるのか?です。そのため、フリーランスデザイナーとして実績を積み重ねることが重要なんですよね。
仮にあなたが仕事を依頼する側だった際に、同じ単価で実績のあるデザイナーと実績のないデザイナーならどちらに仕事を依頼したいと思いますか?もちろん、実績のあるデザイナーに仕事の依頼をしたいですよね。
上記のように、仕事を依頼する側は実績を見て評価するため、実績があることで案件を獲得しやすくなります。未経験から独立される場合は、身近な友人や知人から仕事を受注して小さな仕事でも引き受けて、実績を積み重ねていくといいですよ。
フリーランスデザイナーに必要な能力やスキル
未経験からフリーランスデザイナーを目指す上で、必須ツールを使いこなす以外で必要な能力やスキルを身につけることで単価アップできる可能性が上がります。フリーランスデザイナーに必要な能力やスキルは以下の3つです。
- コミュニケーション能力
- 管理能力
- 自己研鑽
それぞれの能力やスキルについて以下で解説していきますね。
コミュニケーション能力
営業から打ち合わせまで行うフリーランスデザイナーにとって、コミュニケーション能力
は身につけておきたい能力です。コミュニケーション能力とは、聞く力と話す力を相手に合わせて使いわけることができる能力をさします。
仕事を受注したクライアントの理想とするイメージを理解し、デザインを制作するためには、相手の要望を引き出しヒアリングすることが重要です。相手の意見や要望を引き出すことやヒアリングができなければ、完成後イメージの違いでトラブルや修正を何度も行い採算があわなくなってしまいます。
ただ、ツールを使いこなせるだけのデザイナーならクライアントが納得する制作物は作れません。相手の納得するイメージの制作物を納品し、クライアントからの信用を勝ち取り、継続案件にするためにもコミュニケーション能力を磨いておきましょう。
管理能力
自由に働く時間や仕事を決めることができるフリーランスだからこそ、管理能力が必要です。管理能力不足によって、納期を遅らせてしまえばクライアントからの信頼を失い継続案件にならなくなってしまいます。
駆け出しのフリーランスデザイナーは、複数の案件を抱えていかなければ生活するための収入を得ることが難しいでしょう。ただし、案件によって作業工数も変わってくるため、優先順位をつけてタスクを処理していかなければいけません。
「月初だからまだ時間はある」と油断してしまう方も多いですが、月初で出遅れる分は月末にしわ寄せがきて苦しむのはあなたです。月末になって悔やむことがないよう、月初から計画的なスケジュールとタスクの優先順位をつけながら仕事を進めていけるよう管理能力を身につけましょう。
自己研鑽
1つのスキルに特化するのではなく、複数のスキルを持ち合わせたフリーランスデザイナーになるために自己研鑽しましょう。1つのスキルを習得しているだけでは受注できる仕事や報酬にも限界があるからです。
あなたのできる幅が広がらなければ、仕事の幅も広がらず収入が上がることはありません。
同じ作業や仕事ばかり続けていけば、成長もなく仕事を楽しむことも出来ませんよね?
しかし、あなた自身ができることを増やして成長できれば、仕事の幅を広げられて新たな領域の仕事を受注できます。新たな領域の仕事ができれば、出会いや知見も広がり仕事を楽しみながら報酬や単価をアップすることができますよね。
フリーランスデザイナーとして理想とするライフワークを手に入れるためにも、現状に満足することなく成長し続け、仕事を楽しむことができるよう自己研鑽していきましょう。
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また、フリーランスのミカタについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてくださいね。
→フリーランスのミカタとは?サービス内容や特徴、メリット・デメリット、口コミも紹介
まとめ
今回は未経験からフリーランスデザイナーになるための7STEPや必要なスキルなどをご紹介させていただきました。
未経験からフリーランスデザイナーを目指すには、以下の7STEPを実践していきましょう。
- STEP1:実践形式の学習をする
- STEP2:課題点を本で解決する
- STEP3:成果物を作成する
- STEP4:ポートフォリオサイトを作成する
- STEP5:SNSやブログで発信する
- STEP6:エージェントサービスに登録する
- STEP7:クラウドソージングサービスで案件を獲得する
上記の7STEPを参考に、フリーランスデザイナーとして独立できるように行動していきましょう。今回の記事を参考にして、あなたのフリーランス人生の助力になれれば幸いです。