クラウドエンジニアのフリーランス独立ガイド!平均年収や案件例も紹介

「クラウドエンジニアは独立してもやっていけるのかな…」
「フリーランスクラウドエンジニアの年収ってどのくらいだろう…」

フリーランスへの独立を検討しているものの、踏み切れない人は多いですよね。

フリーランスの働き方や仕事の獲得方法など、詳細を把握しないまま独立しては「やめておけばよかった…」と後悔しかねません。

そこで、この記事ではクラウドエンジニアがフリーランスへ独立するメリット・デメリットを、平均年収や仕事内容なども交えて紹介します。

クラウドエンジニアが独立を判断するポイントや、仕事獲得方法も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次
  1. クラウドエンジニアの独立は副業でフリーランスを体験した後がベスト
  2. フリーランスクラウドエンジニアにまつわる基礎知識
    1. 平均年収
    2. 主な仕事内容
    3. 主な仕事場
    4. 主な稼働時間
    5. 需要
  3. クラウドエンジニアがフリーランスへ独立する3つのメリット
    1. 収入の上限がなくなる
    2. 働く時間・場所に融通が効く
    3. 仕事内容を選べる
  4. クラウドエンジニアがフリーランスへ独立する3つのデメリット
    1. 毎月の収入にムラが出やすい
    2. 税金や保険料の負担が大きくなる
    3. 自身での案件獲得や交渉が必要になる
  5. クラウドエンジニアがフリーランスへの独立を判断する5つのポイント
    1. 独立する目的は明確か
    2. 収入の高さか安定性か
    3. 仕事場は在宅か常駐か
    4. 自己管理は得意か不得意か
    5. 人とのコミュニケーションは得意か不得意か
  6. フリーランスクラウドエンジニアへの独立に活かせる3つのスキル
    1. 営業スキル
    2. マネジメントスキル
    3. コミュニケーションスキル
  7. フリーランスクラウドエンジニアへ独立する方法
    1. 会社員から独立する場合
    2. 未経験から独立する場合
  8. フリーランスクラウドエンジニアが仕事を獲得する5つの方法
    1. クラウドソーシングサービスを活用する
    2. 求人サイトを活用する
    3. フリーランス向けエージェントサービスを活用する
    4. 知人・友人から仕事を紹介してもらう
    5. 仕事の依頼先に直接営業をかける
  9. フリーランスクラウドエンジニアにまつわるFAQ
    1. フリーランスは「やめとけ」って噂は本当?
    2. 独立前に準備しておくべきことはある?
  10. まとめ

クラウドエンジニアの独立は副業でフリーランスを体験した後がベスト

結論、クラウドエンジニアの独立は副業でフリーランスを体験した後がベストです。

その理由として、副業を経験すると、自身がフリーランスに向いているか判断できるためです。

フリーランスは収入に上限がない点や自由な場所・時間に働けるというメリットがあります。しかし、自身で仕事を獲得しなければいけなかったり、自己管理が必要になったりといったデメリットもあります。

例えば、クラウドエンジニアとしてのスキルはずば抜けていても、営業によって仕事を獲得できなければ収入を得られません。また、納期どおりに仕事を進めたり、クライアントとコミュニケーションをうまく取ったりといったことも必要です。

勢いで独立してしまうと、会社員のままの方が良かったと後悔しかねません。

会社員として働きつつ、副業でフリーランスを体験すると、仕事獲得から作業やコミュニケーションなどを経験できます。

そのため、フリーランスクラウドエンジニアへ独立を検討している場合は、副業でフリーランスとしての働き方を試してみるといいでしょう。

ひととおり試した上で、問題がなければフリーランスがおすすめです。

フリーランスクラウドエンジニアにまつわる基礎知識


ここからは、フリーランスクラウドエンジニアにまつわる基礎知識を、5つにまとめて紹介します。

平均年収

フリーランスクラウドエンジニアの平均年収は、およそ900万円です。

レバテックフリーランス」で算出されているクラウドエンジニアの平均単価や「フリーランススタート」に掲載されている案件単価の中央値もおよそ70〜80万円となっています。

出典:フリーランススタート

900万円という平均年収は会社員のクラウドエンジニアよりも高い傾向にあります。次の表で、会社員クラウドエンジニアの年収と比較しました。

職種平均年収
フリーランスクラウドエンジニア900万円(※1)
会社員クラウドエンジニア597万円(※2)

フリーランスは自身のスキルや経験値によって、自由に仕事の単価を決められるため、会社員よりも平均年収が高くなりやすいです。

次の表で、フリーランスクラウドエンジニアの単価例をまとめました。

案件名単価
【データエンジニア/フルリモート】大規模データの分析、可視化、パイプラインの運用保守70〜120万円
【クラウドエンジニア】金融系全般向けクラウドサーバの保守運用の検討・導入支援75〜85万円
【クラウドエンジニア(AWS)】AWSの設計構築、設計書等各種ドキュメントの作成50万円
参考:フリーランスのミカタフリーランススタート

上記の表のとおり、最高値では120万円を超える単価も存在し、フリーランスクラウドエンジニアとして年収1,000万円超えも可能です。

ただし、50万円という単価の案件も存在するため、スキルや経験値によっては会社員エンジニアの年収と同等になる可能性もあります。

主な仕事内容

フリーランスクラウドエンジニアの主な仕事内容は、クラウドサービスを利用したインフラの設計や構築、保守・運用です。

次の表に、クラウドエンジニアの仕事例をまとめました。

案件名Python/ETL/BigQuery/フルリモート】マーケティングサービス向けデータエンジニア募集【Scala/Java/Kotlin/リモート】検索求人アプリのバックエンド開発エンジニア募集【クラウドエンジニア(AWS)/リモートOK】インフラ構築・運用
仕事内容運用・保守設計・開発構築・運用
具体的な業務デジタルマーケティングを行っている企業の募集
・データパイプラインの運用保守
・ビッグデータのデータ操作
・可視化ツールによる可視化
・データ分析 – クラウドインフラ管理、最適化
検索求人アプリのバックエンド開発・ScalaからGoへのリプレイス
・メンバーと連携しながら要件定義、設計、開発、運用
・リファクタリングや依存ライブラリの更新、パフォーマンス改善等の保守運用開発
・スマホ、PC、アーケードゲームなどのクラウドインフラの設計、構築、運用
・新タイトルゲームのリリースや大規模のゲーム基幹システム安定稼働を支える業務
参考:フリーランススタートフリーランスのミカタ

クラウドエンジニアは、ネット上のシステムを作動させるために必要なインフラの設計から構築、保守・運用などを担当します。

クラウドエンジニアの場合、オフラインにインフラ構築は行わず、クラウドサービスを用いたネット上での作業がメインです。

そのため、Amazonが提供している「AWS」やGoogleが提供する「Google Cloud Platform」などを用いてシステムの設計や構築を行います。

主な仕事場

フリーランスクラウドエンジニアの主な仕事場は、常駐やリモートなど様々です。

次の表に、クラウドエンジニアの仕事場についてまとめました。

案件名新規クラウドサービス開発 ハイレイヤーエンジニア募集【クラウドエンジニア(AWS)】自社サービス開発/プラットフォームエンジニア
仕事内容新規toB向けクラウドサービスの開発
バックエンド(一部フロント)とインフラ側のフルスタック
プラットフォームエンジニアとして、社内で開発する全システムの基幹機能の構築・運用
仕事場リモート常駐(六本木)
単価80〜130万円130万円
参考:フリーランスのミカタフリーランススタート

クラウドエンジニアはクライアントの指定する場所で作業を行うケースが多く、常駐やリモート、一部リモートなど様々です。

単価の高い大規模な案件やメンバーとのコミュニケーションが必要な案件は常駐になりやすく、役割や担当する作業が明確になっている案件はリモートになりやすい傾向があります。

主な稼働時間

フリーランスクラウドエンジニアの主な稼働時間は、およそ140時間〜です。次の表に、クラウドエンジニアの稼働時間についてまとめました。

案件名飲食業界向けサービス/システムの開発PM【クラウドエンジニア(AWS)】某大手スーパーEC配送システム開発【クラウドエンジニア(AWS)】電力データ活用基盤構築支援
稼働時間140〜200 時間140~180時間140~180時間
単価60〜90万円65万円80万円
参考:フリーランスのミカタフリーランススタート

クラウドエンジニアの主な仕事であるインフラ関連の案件は、プロジェクト単位で参画するため、稼働時間も会社員と同等になります。月の稼働日数が20日の場合、7時間以上は稼働する場合が多いです。

そのため、隙間時間で行う副業のような働き方は比較的難しいです。

ただし、インフラ設計のおけるコーディングのみやセキュリティ改善のみといった小規模案件の求人も稀にあります。

需要

フリーランスクラウドエンジニアの需要は、今後も増えることが予想されます。

総務省が発表した「令和3年通信利用動向調査の結果」によれば、約7割の企業がクラウドを利用しているとなっています。

クラウドはオフラインにインフラ基盤を構築するオンプレミス環境よりも、場所や機器を選ばないといった観点から利便性が高いというメリットがあります。

そのため、今後も多くの企業がクラウドを導入することが考えられ、これに伴いクラウドエンジニアの需要も増え続けるでしょう。

また、企業がクラウドを導入する理由として、専門家にアウトソーシングが可能であるという点も挙げられます。複雑なシステムの改変には専門家の知見が必要となるものの、自社で対応できない企業は多いでしょう。

そのため、クラウドの専門家であるクラウドエンジニアの需要がますます高くなることが考えられます。

クラウドエンジニアがフリーランスへ独立する3つのメリット

ここからは、クラウドエンジニアがフリーランスへ独立するメリットを、3つにまとめて紹介します。

収入の上限がなくなる

収入の上限がなくなる点は、クラウドエンジニアがフリーランスへ独立するメリットの1つです。

会社員の収入は会社で規定された給料であり、年次やスキルによって上がるものの、一定の水準で高止まりする場合が多いです。

求人ボックス」によれば、会社員クラウドエンジニアの最高年収はおよそ1,000万円となっています。

出典:求人ボックス

一方で、フリーランスの収入は売り上げであり、自身のスキルや経験によって上限なく単価を挙げられます。

次の表に、フリーランスクラウドエンジニアの高単価案件をまとめました。

案件名動画配信サービス企業テックリードの求人・案件
作業内容大手動画配信サービス企業において、アプリの開発とアプリ品質を高める開発体制強化
単価145万円
必須スキル・Java、Kotlinを用いたAndroidアプリの基本設計~実装経験
・Objective-C、Swiftを用いたiOSアプリの基本設計~実装経験
・Reactを用いた設計及び実装経験
・Gitの使用経験
参考:レバテックフリーランス

月の単価で145万円は年収換算で1,740万円となり、会社員クラウドエンジニアよりもかなり高い収入です。また、交渉次第でさらに単価を挙げられたり、複数掛け持ちすることでも収入を挙げられるでしょう。

このように、収入に上限がない点はクラウドエンジニアが独立するメリットの1つです。

働く時間・場所に融通が効く

働く時間・場所に融通が効く点も、クラウドエンジニアがフリーランスへ独立するメリットの1つです。

会社員は会社が規定するオフィスへ指定された時間に出社して作業を行わなければいけません。リモートワークを導入している企業もありますが、就業時間や作業場所を指定されるケースも多いです。

一方で、フリーランスは働く時間・場所に融通が効きやすいです。リモート案件であれば、夜中に集中して作業をしたり、自宅以外の自由な場所で仕事ができます。

フリーランスクラウドエンジニアのリモート案件例を次の表にまとめました。

案件名【クラウドエンジニア(AWS)】クラウド推進支援
作業内容・各種オンプレミスシステムのAzure移行支援やNW構築、管理運用ルール策定、Azure移行済みシステムの運用改善等
・顧客のAzure共通基盤におけるActive Directory、WSUS、Azure Virtual Desktopの構築や運用保守
作業場所フルリモート(※週1回は常駐になる可能性あり)
単価65万円
参考:フリーランススタート

ただし、インフラ関連の案件は常駐や稼働時間が指定される可能性があります。

仕事内容を選べる

仕事内容を選べる点も、クラウドエンジニアがフリーランスへ独立するメリットの1つです。
会社員は、部署や役職によって担当する業務が分担されているため、日々行う作業も同じです。クラウドのコーディングのみを担当する人や保守・運用を行う人、上流工程でクライアントと打ち合わせを行う人など、業務が固定されているため仕事を選べません

一方で、フリーランスは自身で好きな案件を獲得できるため、自由に仕事を選べます。

作業内容や業界など、自信のある業務に応募したり、経験を積むために新しい案件へ挑戦することも可能です。

フリーランスクラウドエンジニアの案件の例を、次の表にまとめました。

案件名飲食業界向けサービス/システムの開発PM【クラウドエンジニア(AWS)】某大手スーパーEC配送システム開発【クラウドエンジニア(AWS)】電力データ活用基盤構築支援
稼働時間140〜200 時間140~180時間140~180時間
単価60〜90万円65万円80万円
参考:フリーランスのミカタフリーランススタート

上記のとおり、フリーランスクラウドエンジニアの求人には様々な業界の案件が掲載されています。そのため、自身のキャリアに合わせて、自由に仕事を選べる点はフリーランスのメリットです。

ただし、自由に仕事を選ぶためにはスキルや実務経験が欠かせません。

クラウドエンジニアがフリーランスへ独立する3つのデメリット

ここからは、クラウドエンジニアがフリーランスへ独立するデメリットを、3つにまとめて紹介します。

毎月の収入にムラが出やすい

毎日の収入にムラが出やすい点は、クラウドエンジニアがフリーランスへ独立するデメリットの1つです。

会社員は会社できめられた給料として、毎月安定して収入を得られます。

稼働時間が減っても変わらず、残業分は給料にプラスで貰えるため、毎月の収入を気にする必要がありません。また、怪我や病気などで働けなくなっても一定の割合は保証されます。

一方で、フリーランスは収入=売り上げであり、自身が稼働した分だけです。そのため、仕事を獲得できなかったり、単価の低い案件しか受けられなかったりすると収入も少なくなります。

フリーランスクラウドエンジニアの低単価案件を次の表にまとめました。

案件名【AWS】自社サービスのクラウドエンジニア
作業内容フードデリバリーコンサルティング事業を展開する当社の運営する注文管理システム、情報サイトのインフラエンジニアとして、サーバーインフラの管理・運用保守・監視業務
単価24〜33万円
参考:フリーランススタート

30万円ほどの収入の場合、年収換算で360万円と会社員よりも低くなってしまいます。

このように、毎月の収入にムラが出る点は、フリーランスクラウドエンジニアのデメリットの1つです。

税金や保険料の負担が大きくなる

税金や保険料の負担が大きくなる点も、クラウドエンジニアがフリーランスへ独立するデメリットの1つです。

会社員の保険料を会社と折半で支払いますが、フリーランスは全額自身で支払わなければいけません。

また、フリーランスは会社員のように厚生年金を支払っていないため、所得控除が少なくなります。

そのため、課税所得が会社員よりも大きくなり、所得の大きさに比例する課される所得税や住民税が会社員よりも高いです。

次の表に、会社員とフリーランスの保険料と税金の違いをまとめました。

年収500万円会社員フリーランス
保険料246,000円(健康保険)435,900円(国民健康保険)
所得税137,800円226,000円
住民税245,300円333,500円
参考:個人事業主シミュレーション税金・保険料シミュレーション

また、フリーランスは扶養している家族の保険料も負担する必要があります。

会社員の場合は、会社で加入している保険に扶養家族も加入できるため、保険料が増えることはありません。

フリーランスへ独立すると、会社員よりも税や保険料の負担が大きくなるため、注意が必要です。

自身での案件獲得や交渉が必要になる

自身での案件獲得や交渉が必要になる点も、クラウドエンジニアがフリーランスへ独立するデメリットの1つです。

会社員は、会社の営業部が案件を獲得するため、エンジニアが案件獲得や交渉を行う必要はありません。クラウドエンジニアとしての業務に集中できます。

一方で、フリーランスは自身で案件獲得のための営業や、稼働時間・単価・担当業務などについてクライアントと交渉が必要です。

自身で案件獲得や交渉ができなければ、収入を得られないため、苦手な人でも営業や交渉は欠かせません。

株式会社Miraieが実施したアンケート調査」によれば、営業活動に関して不安があるため、独立に踏み切れない人が多くなっています。

出典:株式会社Miraieが実施したアンケート調査

営業や交渉が苦手でも、必ず身につけなければいけないスキルである点は、フリーランスのデメリットと言えるでしょう。

クラウドエンジニアがフリーランスへの独立を判断する5つのポイント

なかには、独立を判断できない人も多いでしょう。

ここからは、クラウドエンジニアがフリーランスへの独立を判断するポイントを、5つにまとめて紹介します。

なお、独立に向いている・向いていないクラウドエンジニアの特徴は次の表にまとめています。

向いている人の特徴・上限なく収入を得たい人
・仕事獲得に不安がない人
・働く場所にこだわりがない人
向いていない人の特徴・収入の安定がほしい人
・エンジニア業務に集中したい人
・慣れた環境で働きたい人

独立する目的は明確か

独立する目的が明確かどうかは、クラウドエンジニアがフリーランスへの独立を判断するポイントの1つです。

フリーランスとして食べていくためには、計画性が大事です。年収いくらを目指してどのような案件をこなしていくか、フリーランスとしてのキャリアをどのように描いていくのか、事前に明確にしておくことが大事です。

目的を持たずになんとなくで独立してしまうと、仕事を獲得できず収入が減ってしまったり、年収が上がらないまま疲弊するということになりかねません。

フリーランスへ独立する目的や理由を明確にし、どのような働き方をしていくか認識した上で独立を判断することがおすすめです。

また、独立する目的によっては副業や転職という選択肢もあります。

収入アップであれば副業や給料の高い会社で、自由に働きたい場合はリモートワークを導入している会社でそれぞれ目的を達成できます。

クラウドエンジニアとしてのキャリアを見つめ直すためにも、自身の目的を明確にすることが大切です。

収入の高さか安定性か

収入の高さか安定性かどちらを選択するかも、クラウドエンジニアがフリーランスへの独立を判断するポイントの1つです。

結論、収入の高さであればフリーランス、安定であれば会社員がそれぞれおすすめです。

フリーランスは収入にムラがあるものの、上限なく稼ぐことができます。次のような案件を獲得できれば、年収1,000万円も達成可能です。

案件名動画配信サービス企業テックリードの求人・案件
作業内容大手動画配信サービス企業において、アプリの開発とアプリ品質を高める開発体制強化
単価145万円
必須スキル・Java、Kotlinを用いたAndroidアプリの基本設計~実装経験
・Objective-C、Swiftを用いたiOSアプリの基本設計~実装経験
・Reactを用いた設計及び実装経験
・Gitの使用経験
参考:レバテックフリーランス

また、平均年収も、次のとおりフリーランスは会社員よりも高い傾向にあります。

職種平均年収
フリーランスクラウドエンジニア900万円(※1)
会社員クラウドエンジニア597万円(※2)

ただし、フリーランスとして高い収入を得るためには、営業やスキルアップが欠かせません。

一方で、会社員は営業やエンジニア業務以外のスキルの獲得などをせずとも、安定して収入を得られます。また、今現在よりも少しの収入アップを希望している場合は、給料の高い会社へ転職も選択肢として選べます。

そのため、自身がどの程度の年収を得たいのか、明確にした上で独立を判断するといいでしょう。

仕事場は在宅か常駐か

仕事場は在宅か常駐か、どちらを希望するかも、クラウドエンジニアがフリーランスへの独立を判断するポイントの1つです。

一般的に会社員は、会社のオフィスなど指定された場所で業務を行います。リモートでできる業務の場合でも、出社して作業することが多いです。

その点、フリーランスは比較的自由に場所を選んで仕事ができます。リモートで可能な業務であれば、自身の好きな場所で働けるでしょう。

そのため、仕事場が在宅か常駐か、どちらを希望するかも独立を判断するポイントです。

ただし、会社員の在宅業務や、フリーランスの常駐案件も多いです。インフラ関連の案件は常駐が多いため、フリーランスでも仕事場所を選べない場合がある点を押さえておきましょう。

自己管理は得意か不得意か

自己管理は得意か不得意かも、クラウドエンジニアがフリーランスへの独立を判断するポイントの1つです。

フリーランスへ独立するためには、次のような自己管理が欠かせません。

  • 体調管理
  • スケジュール管理
  • 税金・保険の手続き

フリーランスは自身が稼働した分しか収入を得られないため、体調を崩して働けなくなると収入はゼロになります。また、スケジュール管理ができず仕事が遅れてしまうと、信頼を失い案件が途切れてしまうでしょう。

会社員であれば収入がなくなったり、複雑な税金や保険の手続きも必要ありません。そのため、自己管理はフリーランスへ独立する上で必須と言えます。

会社員の場合は、副業で自己管理が得意かどうか把握しておくことで判断がしやすくなります。

自己管理が得意であればフリーランスへ独立しても問題ありません。

人とのコミュニケーションは得意か不得意か

人とのコミュニケーションが得意か不得意かも、クラウドエンジニアがフリーランスへの独立を判断するポイントの1つです。

フリーランスは、クライアントやともに働くメンバーなど、初対面の人とコミュニケーションをとる機会が多くなります。

また、単価や作業内容、案件の詳細について話すことが多いため、相手の意図を汲み取ったり、わかりやすく話したりといったコミュニケーションが欠かせません。

会社員であれば、慣れたメンバーと働くため、一般的なコミュニケーション力のみでも問題ないでしょう。

自身から自発的にコミュニケーションをとったり、仕事を進める上で問題なくコミュニケーションをとったりできるのであれば、フリーランスがおすすめです。

フリーランスクラウドエンジニアへの独立に活かせる3つのスキル

ここからは、フリーランスクラウドエンジニアへの独立に活かせるスキルを、3つにまとめて紹介します。

なお、エンジニアとしての実務経験や実績などは必須です。ここでは、フリーランスへなる際に活きる、その他のスキルを紹介します。

営業スキル

営業スキルは、フリーランスクラウドエンジニアへの独立に活かせるスキルの1つです。

フリーランスになると営業が欠かせません。どれだけエンジニアとしての実績があったとしても、仕事を獲得できなければ収入は得られないためです。

会社員時代に営業を経験しておくことで、フリーランスへの独立した後でも、仕事を獲得しやすくなるでしょう。

また、クラウドエンジニアとしての営業の経験も、独立後に活きます。クラウドやインフラの知見を交えたクライアントとのコミュニケーションの経験は、独立以後の営業や交渉で役に立つでしょう。

フリーランスへの独立を検討しているのであれば、会社員時代に営業を経験しておくことがおすすめです。

マネジメントスキル

マネジメントスキルも、フリーランスクラウドエンジニアへの独立に活かせるスキルの1つです。

高単価案件はプロジェクトリーダー(PM)を任される場合が多いです。PMはメンバーのマネジメントや進捗管理、品質管理などが主な業務であり、責任も大きなポジションです。

そのため、会社員時代にマネジメントを経験しておくことで、独立後も高単価案件を獲得する上で必要なマネジメントスキルが活きるでしょう。

また、マネジメントは独立後にキャリアアップを重ねて経験することは難しいため、会社員時代に経験しておくことをおすすめします。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルも、フリーランスクラウドエンジニアへの独立に活かせるスキルの1つです。

高いコミュニケーションスキルは仕事を円滑に進められたり、営業の際に仕事を獲得しやすくなったりと、独立後に役に立ちます。

また、コミュニケーションスキルが高いことでクライアントに好印象を持ってもらい、様々な業務を任せられることもあるでしょう。フリーランスとしてキャリアアップを目指しているのであれば、コミュニケーションスキルは必須です。

独立前から自発的にコミュニケーション力を鍛えておくことで、独立後に活きるスキルの1つとなります。

フリーランスクラウドエンジニアへ独立する方法

ここからは、次のトピック別にフリーランスクラウドエンジニアへ独立する方法を紹介します。

会社員から独立する場合

会社員から独立する場合、クラウドエンジニアとしての基礎知識やスキルは身についているため、フリーランスへの独立に向けて次のような手順を踏んでいきます。

  • STEP1:ポートフォリオを作成する
  • STEP2:フリーランスに必要なスキルを身につける
  • STEP3:独立する

フリーランスとして独立するには、自身のスキルや実績がわかるポートフォリオの作成が欠かせません。

どれだけ経験豊富なエンジニアでも、ポートフォリオがなければクライアントへ実績が伝わりません。どのようなスキルを持ち、どのような業務ができるのか、わかりやすいポートフォリオを作成しましょう。

また、フリーランスへなるためには営業スキルや自己管理能力も欠かせません。

ここまでの手順を積むためにも、副業でフリーランスとしての働き方を経験しておくことをおすすめします。

副業を経験して問題なければ最後に独立します。

未経験から独立する場合

未経験から独立する場合、まずはクラウドエンジニアとしての基礎知識やスキルを身につけます。

クラウドエンジニアとしての基礎知識やスキルを身につけるには、プログラミングが学べる「プロゲート」やプログラミングスクール「侍エンジニア」などがおすすめです。

基礎知識やスキルが身についた後、クラウドエンジニアとして企業に就職し、実績を積みます。

企業に就職し、クラウドエンジニアとしての働き方に慣れつつ、副業案件に取り組んで経験を積んだ後、フリーランスとして独立するといいでしょう。

フリーランスクラウドエンジニアが仕事を獲得する5つの方法

ここからは、フリーランスクラウドエンジニアが仕事を獲得する方法を5つ紹介します。

クラウドソーシングサービスを活用する

フリーランスクラウドエンジニアが仕事を獲得する方法として、クラウドソーシングサービスの活用が挙げられます。

クラウドソーシングサービスは、フリーランス向けの業務委託案件が公開されている求人サイトです。

未経験から上級者まで幅広い層の案件が掲載されているため、独立直後のフリーランスでも仕事を獲得できます。

クラウドソーシングサービスのメリット・デメリットを次にまとめました。

メリット・初心者でも登録できる
・トラブル対応をしてくれる
デメリット・報酬のマージンがある
・競合が多い

クラウドソーシングは初心者でも簡単に登録ができるため、独立後の実績がない状態でも比較的仕事を獲得しやすいです。

また、報酬の未払いなどのトラブルはサービス運営側が対応してくれるため、経験の浅いフリーランスも安心して利用できます。

一方で、サービス運営側へのマージンを払う必要があり、報酬が相場よりも低くなる点がデメリットです。また、競合が多いため、単価の高い案件を獲得できない点も不便に感じるでしょう。

おすすめのクラウドソーシングサービスは「クラウドワークス」です。「クラウドワークス」は日本最大級のクラウドソーシングサービスであり、クラウドエンジニア案件も豊富に掲載されています。

求人サイトを活用する

フリーランスクラウドエンジニアが仕事を獲得する方法として、求人サイトの活用も挙げられます。

求人サイトもクラウドソーシングサービス同様に、様々な業務委託案件が掲載されています。

求人サイトの特徴は長期案件が多い点です。インフラ案件は大型プロジェクトや期間が長いものが多いため、フリーランスクラウドエンジニア向け案件も多く掲載されています。

ただし、経験者向けの求人が多いため、実務経験の浅いクラウドエンジニアは仕事を獲得できない可能性があります。
おすすめの求人サイトは「フリーランススタート」です。案件の単価や働き方、プログラミング言語、勤務地など様々な条件で求人を検索できるため、自身にマッチした案件を見つけやすいです。

フリーランス向けエージェントサービスを活用する

フリーランスクラウドエンジニアが仕事を獲得する方法として、フリーランス向けエージェントサービスの活用も挙げられます。

フリーランス向けエージェントサービスは営業から契約までを代行してくれるサービスです。クラウドソーシングとは異なり、自身で営業する必要がないため、業務に集中しやすいといえます。

また、フリーランスとしてのキャリア相談や税金・保険の手続きについてアドバイスもしてくれるため、経験の浅いフリーランスにもおすすめです。

フリーランス向けエージェントサービスを活用することで、収入を安定しやすいため、営業に不安があるフリーランスは活用してみるといいでしょう。

特におすすめのフリーランス向けエージェントサービスが、「フリーランスのミカタ」です。

フリーランスのミカタ」は、他のクラウドソーシングやフリーランスエージェントでは非公開となっている求人を含め、約1万5000件の高単価な案件を抱えています。

専任のコンサルタントが一人ひとりに付くため、不安を抱えている独立したてのフリーランスWebエンジニアでも相談しやすいでしょう。

フリーランスのミカタを活用すれば、営業スキルを磨かずとも中・長期的に獲得できる案件が見つかりますよ。

知人・友人から仕事を紹介してもらう

フリーランスクラウドエンジニアが仕事を獲得する方法として、知人・友人からの紹介も挙げられます。

知人や友人からインフラ関連の案件を抱えていたり、人手不足になっていたりする企業を紹介してもらい、仕事を獲得します。

知人・友人であれば、すでに実績や働きぶりなどをクライアントへ紹介してもらえるため、イチから営業をする必要がありません。交友関係の広い人であれば途切れることなく案件を紹介してもらえる可能性もあります。

ただし、知人や友人であることから、相場よりも安い価格で仕事を発注されることがあります。一度、安い価格で請け負ってしまうと、その後も同じようにやすく見積もられてしまうため、最初の仕事が特に重要と言えるでしょう。

仕事の依頼先に直接営業をかける

フリーランスクラウドエンジニアが仕事を獲得する方法として、仕事の依頼先への直接営業も挙げられます。

クラウドソーシングや求人サイトを介さず、自身で直接クライアントへ営業をかけて、仕事を獲得する方法です。

直接営業はクラウドソーシングなどを挟まないためマージンが発生しません。相場と比較しても適正な価格で仕事を獲得しやすい点がメリットです。

また、直接営業でクライアントの信頼を獲得すると、新しいクライアントを紹介してもらいやすくなります。

ただし、直接営業は実績が充実していなければ案件獲得が難しいです。また、トラブルには自身で対応する必要があるため、経験を積んだフリーランス向きと言えます。

次の記事ではフリーランスWebエンジニアにおすすめの案件獲得方法を紹介していますので、こちらも参考にしてください。

フリーランスエンジニアの案件獲得方法おすすめ5選!継続仕事を得るコツも紹介

フリーランスクラウドエンジニアにまつわるFAQ

最後に、フリーランスクラウドエンジニアにまつわる質問を2つ紹介します。

フリーランスは「やめとけ」って噂は本当?

フリーランスは「やめとけ」という噂は本当です。このように噂される理由を、次にまとめました。

  • 収入が不安定だから
  • 営業や交渉、コミュニケーションスキルが必須だから
  • 独立後もスキルアップが欠かせないから

フリーランスは収入に上限がないものの、安定しません。フリーランスに向いてない人の場合、会社員時代よりも低い収入になる可能性もあります。

安定して高い収入を得るためには、スキルアップや営業力を身につけなければいけません。

自分のペースで安定した収入を得たい人は、会社員がおすすめと言えるでしょう。

なお、次の記事では「フリーランスはやめとけ」といわれる理由を、経験者の口コミも交えて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスはやめとけと言われる7つの理由!経験者が語る向き不向きとは

独立前に準備しておくべきことはある?

独立前に準備しておくべきこととして、次の3つがあります。

  • 口座を開設しておく
  • クレジットカードを作成しておく
  • 住宅ローンや借入をしておく

フリーランスは会社員よりも社会的な信用が弱くなるため、クレジットカードやローンの審査にとおりづらくなります。

クレジットカードはフリーランスの経費の支払いで必要な場面も多いため、独立前に作成しておくといいでしょう。また、ローンを組む予定がある場合も、独立前に申し込んでおきましょう。

次の記事では、会社員がフリーランスへ独立する前に準備しておくべきこと12選を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニア独立前の準備・やること12選!なる手順も紹介

まとめ

フリーランスクラウドエンジニアは会社員よりも高い収入を得られたり、自由に仕事を選べたりとメリットが多いです。

しかし、収入を安定させるためには、スキルアップや営業力が欠かせません。

そのため、フリーランスは自走できる人におすすめです。

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目次
  1. クラウドエンジニアの独立は副業でフリーランスを体験した後がベスト
  2. フリーランスクラウドエンジニアにまつわる基礎知識
    1. 平均年収
    2. 主な仕事内容
    3. 主な仕事場
    4. 主な稼働時間
    5. 需要
  3. クラウドエンジニアがフリーランスへ独立する3つのメリット
    1. 収入の上限がなくなる
    2. 働く時間・場所に融通が効く
    3. 仕事内容を選べる
  4. クラウドエンジニアがフリーランスへ独立する3つのデメリット
    1. 毎月の収入にムラが出やすい
    2. 税金や保険料の負担が大きくなる
    3. 自身での案件獲得や交渉が必要になる
  5. クラウドエンジニアがフリーランスへの独立を判断する5つのポイント
    1. 独立する目的は明確か
    2. 収入の高さか安定性か
    3. 仕事場は在宅か常駐か
    4. 自己管理は得意か不得意か
    5. 人とのコミュニケーションは得意か不得意か
  6. フリーランスクラウドエンジニアへの独立に活かせる3つのスキル
    1. 営業スキル
    2. マネジメントスキル
    3. コミュニケーションスキル
  7. フリーランスクラウドエンジニアへ独立する方法
    1. 会社員から独立する場合
    2. 未経験から独立する場合
  8. フリーランスクラウドエンジニアが仕事を獲得する5つの方法
    1. クラウドソーシングサービスを活用する
    2. 求人サイトを活用する
    3. フリーランス向けエージェントサービスを活用する
    4. 知人・友人から仕事を紹介してもらう
    5. 仕事の依頼先に直接営業をかける
  9. フリーランスクラウドエンジニアにまつわるFAQ
    1. フリーランスは「やめとけ」って噂は本当?
    2. 独立前に準備しておくべきことはある?
  10. まとめ