「会社員のITコンサルタントがフリーランスに独立するメリットってなんだろう?」
「フリーランスに独立したITコンサルタントはどれくらい稼いでるんだろう?」
憧れから、フリーランスへ独立への独立を検討しているITコンサルタントは多いですよね。
ただ、稼ぎや仕事の獲得方法など、独立後のイメージが湧かず、フリーランスになろうか悩んでいる人もいるはず。
フリーランスITコンサルタントについて知らないまま独立しては「会社員のままでいればよかった」と後悔しかねません。
そこで、今回はITコンサルタントがフリーランスへ独立するメリット・デメリットを、平均年収や案件例も交えて紹介します。
フリーランスITコンサルタントへの独立を判断するポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ITコンサルタントの独立は副業でフリーランスを体験した後がベスト
ITコンサルタントの独立は副業でフリーランスを体験した後がベストです。
なぜなら、副業でフリーランスを体験することで、収入や忙しさなどの実情を加味したより具体的な独立計画を立てられるからです。きちんと計画しておけば、独立後、心身ともに余裕を持った活動ができます。
もちろん、ネットからも収入や忙しさについて情報は得られますが、体験する以上に現実に即したものはありません。
フリーランスになってから「思っていたより稼げない」「独立する前の方が時間に融通が効く」なんてことにならないためにも、独立前に体験しておくことは大切です。
また、副業でフリーランスITコンサルタントを体験することには、本業からの安定した収入を得ながら独立の下準備ができるというメリットもあります。独立の下準備とは、クライアントとの関係構築などを指します。
フリーランスになっていきなり案件を獲得し、継続依頼をもらうのはハードルが高いです。
しかし、下準備をしておけば独立後、すぐに仕事が入ってきます。フリーランスを体験せずに独立した場合と比べると、かなり順調なスタートダッシュといえるでしょう。
そうでなくても、思わぬ落とし穴を回避するのに効果的です。
例えば「時間にルーズで提出期限を守れない」「人とのやりとりが苦手」など思ってもいなかった問題が露見するかもしれません。
副業でフリーランスを体験しておくことで、こうした問題を事前に把握でき、対策を練れます。
以上の理由からITコンサルタントの独立は副業でフリーランスを体験した後がベストです。
もし、自身がフリーランスに適しているか不安になった場合は次の項目に当てはまるか確認してみましょう。
- 収入や働き方に対して具体的な目標がある
- 収入の安定性よりも高収入なことにこだわりがある
- 体調管理やスケジュール管理など自己管理が得意
- 営業活動が得意(自身で案件の獲得や交渉ができる)
これらに当てはまる人は独立後、自分の理想を実現できる可能性が高いです。
とはいえ、当てはまる人も無計画にフリーランスになるわけにはいかず、やはり副業として体験しておくべきことに変わりありません。
フリーランスITコンサルタントにまつわる基礎知識
ここからは次のトピック別に、フリーランスITコンサルタントについて紹介します。
平均年収
フリーランスITコンサルタントの平均年収は約960万円です。ただし、案件の単価やこなす量によって大きく変わるため、一概にはいえないのが現状です。
具体的に、平均年収を会社員と比べると以下のような違いがあります。
職種 | 平均年収 |
---|---|
フリーランスITコンサルタント | 約960万円 |
会社員ITコンサルタント | 644万円** |
参考:*「レバテックフリーランス」の単価相場をもとに算出 **求人ボックス
フリーランスの場合、例えば単価80万円の案件を年に7.5件ほど請け負うと年収600万円になります。
なお、平均単価は扱う言語によって異なります。
プログラミング言語 | 平均単価 | 最高単価 |
---|---|---|
Python | 76万円 | 170万円 |
JavaScript | 71万円 | 170万円 |
PHP | 72万円 | 165万円 |
Java | 68万円 | 165万円 |
C# | 67万円 | 165万円 |
人気な言語であるPythonやJavaScriptを扱う案件であれば、1件170万円を獲得することも可能です。仮に、単価170万円の案件を年7.5件請け負えば、年間1,275万円もの収入を得られます。
なお、フリーランス専門のエージェントサービス「レバテックフリーランス」におけるITコンサルタントの最高単価は195万円です。
同じく年7.5件請け負うと、年収1,463万円となります。ちなみに、会社員ITコンサルタントの平均年収は644万円です。
それを踏まえると、フリーランスITコンサルタントの稼ぎは相当高いことがわかるのではないでしょうか。
需要
フリーランスITコンサルタントの需要は高いといえます。需要が高ければ仕事も見つけやすく、独立後の案件獲得が比較的ラクに行えます。
具体的に、フリーランスITエンジニアの求人件数を次のように他の職種と比べてみると、より顕著にわかるでしょう。
職種 | 求人件数 |
---|---|
フリーランスITエンジニア | 2,549件 |
フリーランスサーバーエンジニア | 1,736件 |
フリーランス制御エンジニア | 1,025件 |
フリーランステクニカルサポート | 361件 |
参考:求人ボックス
求人件数が多いということは現状足りていない職種と考えることができるため、「求人件数の数=需要の高さ」と捉えることが可能です。
例えば、表では最大2,188件もの差が生じていますが、これだけ需要に違いがあるということです。
こうした理由で、フリーランスITエンジニアは需要が高い職種といえるでしょう。
ITコンサルタントがフリーランスへ独立する3つのメリット
ここからは、ITコンサルタントがフリーランスへ独立するメリットを、3つまとめて紹介します。
収入の上限がなくなる
収入の上限がなくなることは、ITコンサルタントがフリーランスへ独立するメリットの1つです。
会社員ITコンサルタントの平均収入が企業によって固定されているのに対し、フリーランスは案件をこなした分だけ収入を増やせるからです。
そのため、効率よく作業を処理できる人や体力がある人は有利に働きます。例えば、働いている時間は同じにも関わらずフリーランスの方が稼いでいるということは珍しくありません。
そのため、現状収入に不満がある方はフリーランスへの独立が向いています。
働く時間・場所に融通が効く
働く時間・場所に融通が効くこともITコンサルタントがフリーランスへ独立するメリットの1つです。
例えば、会社員ITコンサルタントが企業や取引先へ足を運ぶ必要があるのに対し、フリーランスの多くは場所の指定がありません。
実際、フリーランスITコンサルタントの求人情報をみると「在宅ワーク」を許可していることが多いです。
具体的に、求人情報の一括検索サービス「求人ボックス」では次のような求人情報があります。
出典:求人ボックス
一般的に在宅ワークは家に限らず、カフェやコワーキングスペースも含みます。そのため、フリーランスITコンサルタントは好みの場所を見つけて仕事に取り組むことが可能です。
また、時間においても、勤務時間が決められていないため、好きな時間に働くことができます。
このように働く時間・場所に融通が効く点は会社員ではなかなか実践できないメリットでしょう。
仕事内容を選べる
仕事内容を選べることもITコンサルタントがフリーランスへ独立するメリットの1つです。
会社員ITコンサルタントは所属する企業から仕事を任されますが、フリーランスは自身で案件を選び獲得します。そのため、得意な分野や鍛えたい分野など自分本位で仕事内容を選ぶことが可能です。
具体的に次のような仕事があります。
- 製造業向けSAP導入支援のコンサルタント
- 小売業界向け会計システム導入支援のコンサルタント
- 商社業界向けECサイト再構築支援のコンサルタント
※参照:レバテックフリーランス
このように、業界や業務に固執せず幅広いジャンルから仕事を取れます。
ITコンサルタントがフリーランスへ独立する3つのデメリット
メリットに続き、ここからはITコンサルタントがフリーランスへ独立するデメリットを、3つ紹介します。
毎月の収入にムラが出やすい
毎月の収入にムラが出やすいことはITコンサルタントがフリーランスへ独立するデメリットの1つです。
先述のとおり、ITコンサルタントには収入の上限がなく、こなした仕事の分だけ利益を得ることができます。
しかし、それは言い換えると仕事をこなさない、またはこなせないとお金が手元に入ってこないということです。
例えば「仕事へのモチベーションが低くなった」「病気や怪我で入院して、思うように働けない」となった場合、どうでしょうか。案件をこなせず、収入も落ちてしまいますよね。
このようにフリーランスITコンサルタントの収入はこなした案件数に依存し、額が不安定です。
それに比べ、会社員ITコンサルタントはこなした案件数にかかわらず、1定の給与を得られます。
したがって、ITコンサルタントがフリーランスへ独立するとなったら、以上の点を考慮する必要があります。
税金や保険料の負担が大きくなる
税金や保険料の負担が大きくなることもITコンサルタントがフリーランスへ独立するデメリットの1つです。
例えば、会社員時代に受けていた「社会保険料を会社が半分負担してくれる」などの恩恵を独立後は受けられなくなります。
具体的にフリーランスと会社員では次のような違いがあります。
項目 | フリーランス | 会社員 |
給与所得控除の利用 | できない | できる |
個人事業主税 | 必要 | 不要 |
保険料 | 全額負担 | 半額負担 |
まず、フリーランスITコンサルタントは給与所得控除の利用ができません。
その代わり青色申告+基礎控除で合計113万円の控除を受けられますが、給与所得控除144万円(年収500万円の場合)と比べると低いです。
また、収入額に応じて個人事業主税や先に述べたような社会保険料全額という大きな負担がのしかかってきます。
以上のことから、税金や保険料の負担が大きくなることは独立のデメリットの1つといえます。
なお、フリーランスと会社員で所得税や住民税の税率は変わりません。
自身での案件獲得や交渉が必要になる
自身での案件獲得や交渉が必要になることも、ITコンサルタントがフリーランスへ独立するデメリットの1つです。
会社員ITコンサルタントなら企業に営業専門の部署があるなど、自身で案件獲得や交渉をすることはないでしょう。
しかし、フリーランスITコンサルタントはそうした営業活動が必須です。つまり、獲得や交渉などの営業活動が苦手な人は独立後に苦労する可能性があります。
また、営業活動が発生することで、コンサルタント業務へかけられる時間も減ってしまいます。
ITコンサルタントがフリーランスへ独立する際にはこうした点も考慮することが大切です。
ITコンサルタントがフリーランスへの独立を判断する4つのポイント
なかには、会社員から独立すべきか判断できない人もいますよね。
そこで、ここからはITコンサルタントがフリーランスへの独立を判断するポイントを、4つにまとめて解説します。
なお、簡単にフリーランスへ独立すべきかを判断したい人は、下の表を参考にしてください。
フリーランスが向いているITコンサルタントの特徴 | 独立する目的が明確 高収入にこだわっている 自己管理が得意 営業活動が得意 |
フリーランスが向いていないITコンサルタントの特徴 | 独立する目的が曖昧 収入の安定性を重視する 自己管理が不得意 営業活動が不得意 |
独立する目的は明確か
独立する目的が明確か否かは、フリーランスへの独立を判断するポイントの1つです。
例えば、次のような場合は目的が明確であるといえます。
- 年収や稼働時間において具体的な数値目標がある
- 知人や著名人など基準としている人がいる
目的が明確であれば、独立後モチベーションが下がっても、忍耐強くフリーランスとして活動し続けられます。
また、フリーランスは会社のように一緒に努力する同僚や目標となる上司が近くにいないので、やる気が下がりやすい環境といえます。独立する目的が明確でなければ、途中でフリーランスをやめる、なんてことになるかもしれません。
さらに、モチベーション以外にも、独立する目的が曖昧なことで次のような損失があります。
- 仕事に対するやりがいを得づらい
- 将来の計画や目標を立てづらい
もし現在、独立する目的が曖昧でフリーランスになるか迷っている人は、ひとまず転職や副業というカタチで独立を保留にしてみてもいいのではないでしょうか。
収入の高さか安定か
収入の高さと安定、どちらを重視するかもフリーランスへの独立を判断するポイントの1つです。
というのも、フリーランスITコンサルタントは収入の上限がない代わりに不安定な職種です。
そのため、安定的に収入が入るより高収入であることを重視する人の方が向いています。
反対に、収入額よりも安定性を求める人は会社員ITコンサルタントの方が向いています。
もし、安定性を重視する人で、独立を迷っている場合は転職という選択肢もあることを頭に入れておきましょう。
転職であれば、企業からの給与を得つつ新しいフィールドで活躍できるほか、好条件な職場を探せば収入アップも可能です。
自己管理は得意か不得意か
自己管理が得意かどうかもフリーランスへの独立を判断するポイントの1つです。
自己管理とは具体的に、体調管理やスケジュール管理、税金・保険等の手続きなどを指します。
会社員ITコンサルタントの場合、会社が人間ドックの手配をして体調管理をしてくれたり、タスクツールを用いてスケジュール管理をしてくれたりします。
しかし、フリーランスITコンサルタントは全て自分で行わなければなりません。
そのため、そうした自己管理が苦手な人は独立が向いていない可能性があります。
対して、自分で体調管理やスケジュール管理などを行える人はフリーランスITコンサルタントへの適正があるかもしれません。
フリーランスへの独立を検討する際には、こうした点を踏まえて考えてみてください。
営業活動は得意か不得意か
営業活動が得意かどうかもフリーランスへの独立を判断するポイントの1つです。フリーランスにおける営業活動とは案件の獲得や交渉を指します。
会社員ITコンサルタントの場合、会社の営業部が営業活動を担ってくれるため、自身で案件を獲得したり交渉したりするケースは稀でしょう。
しかし、フリーランスITコンサルタントは自身で行う必要があります。
なお、営業活動が得意かどうかは、人とのコミュニケーションが好きか、メールのやりとりがマメかなどで見分けることが可能です。
以上の点を踏まえて、フリーランスへ独立するかどうかを判断しましょう。
フリーランスITコンサルタントに必要な4つのスキル
フリーランスは会社員では重視されていなかったスキルが求められることもあります。
そこで、ここからはフリーランスITコンサルタントに欠かせないスキルを、4つまとめて紹介します。
IT領域への専門知識
IT領域への専門知識はフリーランスITコンサルタントに必要なスキルの1つです。
なぜなら、案件獲得や交渉の時など、会社員よりも自身をアピールする機会が多いからです。
また、求められるIT領域への専門知識は扱う案件によって異なります。
そのため、自身が得意とするIT領域をある程度把握しておき、あれもこれも手をだすことなく、集中的に知識を深めることが大切です。
なお、IT領域には例えば、データベース管理・セキュリティ・ネットワーク・システムアーキテクチャなどがあります。
こうしたことから、理想のフリーランスITコンサルタントになるためにも、IT領域への専門知識を深める努力は怠らないようにしましょう。
マネジメントスキル
マネジメントスキルもフリーランスITコンサルタントに必要なスキルの1つです。
なぜなら、フリーランスITコンサルタントは会社員のようにチームで案件を管理していくわけではないので、マネジメントが疎かになる可能性があるからです。
なお、マネジメントとは具体的に、コンサルタントの計画策定・案件の推進や管理・良好な対人関係作りなどが挙げられます。
これらが疎かになることで、納期に遅れたり、人間関係が悪化し案件を獲得しづらくなったりという事態が発生しやすいです。
そのため、十分なマネジメントスキルはフリーランスITコンサルタントとして成功するために重要な要素です。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルもフリーランスITコンサルタントに必要なスキルの1つです。
なぜなら、会社員と異なり自身で営業活動を行う必要があり、必然的に人と接する機会が増えるからです。例えば、自分のコミュニケーション次第で新規または継続案件を取れるかどうかが決まることもあります。
もちろん、コンサルタントという仕事柄、すでにコミュニケーションを得意と感じている人も多いでしょう。
しかし、会社員ITコンサルタントからフリーランスになるということは、企業という後ろ盾を失うことと同義です。
この機会に、自身の1挙1動が取引先にとってどのような印象を残すのか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。
営業スキル
営業スキルもフリーランスITコンサルタントに必要なスキルの1つです。
なぜなら、ここまでもご紹介してきたように、フリーランスITコンサルタントは自身で営業活動を行うからです。例えば、取引先の現状を聞き出し、そこから課題を発見し、取引先にとっての自身の必要性を提案します。
この1連の動作によって案件の獲得や単価アップにつなげることが可能です。
なお、営業スキルにはコミュニケーションスキルはもちろん、課題発見力・ヒアリング力・交渉力などさまざまな能力が含まれます。実践や参考書を通して、総合的に能力を伸ばしていくことが大切です。
フリーランスITコンサルタントが仕事を獲得する4つの方法
独立後、どのように仕事を獲得すれば良いのか、イメージが湧かない人もいますよね。
そこで、ここからはフリーランスITコンサルタントが仕事を獲得する方法を、4つにまとめて紹介します。
クラウドソーシングサービスを活用する
1つ目の仕事獲得方法は、クラウドソーシングサービスを活用することです。
クラウドソーシングサービスとは企業がインターネット上で不特定多数に業務を発注する仲介プラットフォームのことを指します。
他の方法と比べて、フリーランスになりたての方でも簡単に案件を獲得できることが特徴です。
具体的に、次のようなクラウドソーシングサービスがおすすめです。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
Lancers | 24時間365日体制のサポートで、トラブルや困りごとに即時対応してくれる |
CrowdWorks | 国内シェア&取引額No.1で、安心の大手クラウドソーシングサービス |
Crowdtech | エンジニア・デザイナーを中心とした案件が集まっているため、仕事が探しやすい |
どれも掲載されている案件の数が多く、仕事内容をじっくり選べるのが嬉しいポイントです。
ただし、フリーランスITコンサルタントとしての自身の魅力が上手く相手に伝わらないと、低単価な案件しか獲得できない可能性があります。
フリーランス向けエージェントサービスを活用する
二つ目の方法はフリーランス向けエージェントサービスを活用することです。
フリーランス向けエージェントサービスとはエージェントが企業とITコンサルタントの仲介に入り、案件を紹介してくれるプラットフォームを指します。
スキルや希望の働き方などを登録することで、希望に沿った仕事を提案してもらえるので、自ら営業や交渉をしなくていい点が魅力です。
そのため、高単価な案件に絞って仕事をこなし、できるだけ収入の安定性を確保したい人に向いています。
さらに、福利厚生の提供や請求書などの事務手続きも代行してもらえることが多く、コンサルタント以外の業務をしたくない人にもおすすめです。
さまざまなフリーランス向けエージェントサービスがありますが、迷っている場合、とりあえず「フリーランスのミカタ」を利用してみると良いでしょう。
フリーランスのミカタはフリーランス初心者からベテランまで幅広い層に支持を得ているサービスです。
出典:フリーランスのミカタ
営業代行をはじめ、高単価な案件獲得をサポートする仕組みが整っており、大手上場企業から有名企業まで幅広い仕事を紹介してもらえます。
具体的にどのような仕事がそろっているのか気になる人は、下のボタンから自分に合う案件を探してみてください。
知人・友人から仕事を紹介してもらう
三つ目の方法は知人・友人から仕事を紹介してもらうことです。
会社員時代の顧客や同僚、プライベートの知り合いなど既存のツテを使って案件を獲得します。
この方法なら自分のスキルや経験を加味して相性の合う仕事を紹介してもらえる可能性が高く、安全です。
しかし、相手が知り合いやその紹介だと単価交渉がしにくいケースがあるため自由度は下がってしまうかもしれません。
適切な報酬を得るために、希望単価や仕事内容について事前に整理・相談しておくことが大切です。
依頼先へ直接営業をかける
四つ目の方法は依頼先へ直接営業をかけることです。
例えば企業のコーポレートサイトに設置された問い合わせフォームやメールアドレスを経由して、連絡をとります。例えば、業務委託やフリーランスのパートナーとして仕事をもらえる可能性があるでしょう。
この方法なら企業選びから自分でできるため、信頼性の高い案件を獲得できる場合が多いです。
ただし、スキルや実績が乏しいと、やりとりをするに至らないケースがあります。
独立したてのフリーランスITコンサルタントには比較的、難易度の高い手段かもしれません。特に営業が苦手という人は他の方法を試してみるのがおすすめです。
フリーランスITコンサルタントにまつわるFAQ
最後に、ITコンサルタントの独立によくある質問へまとめてお答えします。
未経験からでもフリーランスへ独立できるの?
未経験からでもフリーランスITコンサルタントへ独立することは可能です。
しかし、その道は険しいものでしょう。
なぜなら、先述の通りフリーランスITコンサルタントは取引先へ自身の魅力を最大限アピールする必要があるからです。
多くの場合、魅力をアピールする際に実績を提示します。未経験だとこの実績が乏しい可能性が高く、他のITコンサルタントに勝つことができません。
そのため、フリーランスITコンサルタントへ独立する際にはある程度の経験を積んでおくことが大切です。
フリーランスに役立つおすすめの資格はある?
フリーランスITコンサルタントに役立つおすすめの資格には次のようなものがあります。
- プロジェクトマネージャー
- PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)
- ITコーディネーター
- 中小企業診断士
どれも仕事で必要なスキルを証明することができる優秀な資格です。どのような資格を取得しておけば良いか、迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
フリーランスITコンサルタントは収入の上限がなく、比較的自由度の高い職業です。現在よりも仕事環境がよくなると魅力を感じている人も多いでしょう。
しかし、独立した後に「思っていたものと違った」と後悔することも少なくありません。
デメリットや必要なスキルなどについて事前知識を身につけた上で、フリーランスへの独立を検討するのがおすすめです。
また、独立後の案件獲得にはフリーランスのミカタがおすすめです。サービス名の通り、フリーランスプログラマーの味方をしてくれるようなサポートが充実しています。
独立後、迷走しないためにも、将来のビジョンをしっかりと持ってフリーランスITコンサルタントを目指しましょう。