「テクフリって実際どうなの?」
「利用者はどう感じているんだろう…」
「他エージェントとの違いがわからない…」
エージェントサービス「テクフリ」が気になるものの、利用者の口コミを確認してから利用するか判断したい人は多いですよね。
評判やサポート内容などを詳細に確認しないまま登録しては「他のところにすればよかった…」と後悔しかねません。
そこで、今回はテクフリの評判を、利用者の口コミや他エージェントとの違いも交えて紹介します。テクフリの特徴やどんな人におすすめするのかも解説するので、ぜひ参考にしてください。
テクフリはこんな人におすすめ
本記事で解説する評判や利用者の口コミ内容を踏まえ、はじめにテクフリがどんな人におすすめなエージェントなのかを、4つにまとめて解説します。
案件単価の高さを重視する人
テクフリは、案件単価の高さを重視する人におすすめのエージェントサービスです。
テクフリなら、仲介企業を挟まず取引先と直接契約を行う仕事が90%を占めるため、案件の紹介手数料を最小限におさえられます。
実のところ、IT業界は取引先とフリーランスエンジニアの間に複数の企業を挟む『多重下請け構造』をとることが多いのです。
IT業界で多重下請け構造が生じるのは、ユーザー会社からの発注が大企業に偏るからです。大企業から仕事を依頼される中小企業は、下請けや孫請けにならざる負えなくなります。
フリーランスエンジニアが下請けや孫請けの仕事を行うと、仲介企業を複数挟むことになり手数料が増えるため、案件単価が低くなりがちなのです。
加えて、テクフリは案件紹介手数料を10%で紹介する案件が全体の約35%を占めます。他エージェントでは、20~40%の案件紹介手数料で仕事を紹介することが多いため、単価の高さを重視する人にはテクフリがおすすめなエージェントです。
継続的に案件を獲得したい人
テクフリは、継続的に案件を獲得したい人におすすめなエージェントサービスです。
テクフリなら、次のようにサポート体制が充実しているため、案件を継続的に獲得しやすい環境が整えられています。
- 職務経歴書の添削
- 面談対策
- 案件参画後の面談
職務経歴書は、あなたのアピールポイントや裏付ける実績を記載するためのものです。そのため、具体的で分かりやすく書かれていなければ、取引先には伝わりづらく面談まで進めないことがあります。
加えて、取引先との面談では、あなたのスキルや実績をどのように伝えるかが重要です。案件ごとで必要なスキルや知識が異なるため、取引先と面談を実施する度に担当者がアドバイスをくれます。
継続的に案件を獲得するためには、案件参画後に次の意向を担当者と共有することも重要です。参画中の案件継続を希望するのか、または新たな案件に挑戦するのかですべきことは異なります。
今後の意向を早い段階で担当者と共有するため、案件更新率が90%以上と高いのです。新たな案件へ挑戦する場合では、案件参画まで最短2日、平均14日で行うほどスピーディな対応で行います。
他エージェントとは異なり、テクフリなら十分なサポート体制が整えられているため、継続的に案件を獲得したい人のおすすめなエージェントなのです。
正社員並みの福利厚生サービスを受けたい人
テクフリは、正社員並みの保障を受けたい人におすすめのエージェントサービスです。
テクフリでは、『ITフリーランスコンソーシアム』という次のようなフリーランスへの保障サービスが受けられます。
休業補償保険 | 病気やケガで働けない場合、最長65歳まで毎月15万円給付 |
報酬付休暇 | どうしても稼働が難しい日に報酬を保障したまま休暇の取得が可能 長期で稼働するほど付与日数が増える |
業務と生活をサポート | 税理士紹介やインフルエンザ予防接種費用の補助など |
テクフリで正社員並みの保障サービスを受けるには、案件へ参画し3ヶ月以上経過していることが条件です。
条件を満たせば、他エージェントでは受けづらい休業保障保険や報酬付休暇のサービスが受けられるため、長期的に安心してフリーランス活動を続けられる環境が整えられています。
そのため、テクフリなら正社員並みの保障を受けたい人にはおすすめできるエージェントなのです。
好きな時間と場所で働きたい人
テクフリは、好きな時間と場所で働きたい人におすすめなエージェントサービスです。
テクフリには、次のようなリモート案件が豊富にあります。
出典:テクフリ
一部リモート案件も合わせるとテクフリが抱える案件の約70%がリモート案件です。
フリーランスエンジニアがリモート案件を獲得すれば、自宅でも仕事ができます。自宅で仕事をすれば、取引先の指定するオフィスへの移動時間を自由に使え、満員電車に乗るといったストレスもありません。
一方、他エージェントでは取引先へ出向き仕事をする『常駐案件』をメインに扱うところもあります。
他エージェントとは異なりテクフリなら、リモート案件が豊富なため、好きな時間と場所で働きたい人にはおすすめなエージェントなのです。
テクフリの特徴4つ
ここからは、テクフリの特徴を、4つにまとめて紹介します。
登録者の平均年収980万円
テクフリ登録者の平均年収は、980万円です。
テクフリなら高単価案件が多いため、収入アップが見込めます。たとえば、次のように単価が100万円を超える案件もあります。
出典:テクフリ
上画像のように、高単価案件は最新技術を扱う仕事や豊富なスキルと経験が求められるものの、条件を満たし取引先に採用されれば収入を上げられます。
加えて、前述したとおり、テクフリは仲介業者を挟まず取引先と直接契約する案件の紹介が豊富なことも、高単価案件を実現している一因です。
3ヶ月ごとに単価交渉を実施
出典:テクフリ
テクフリは、3ヶ月ごとに単価交渉を実施します。
前述したとおり、テクフリは案件へ参画後も担当者と面談を実施します。面談では、取引先での仕事ぶりや役割の変化があれば詳細にヒアリングを行い、現状の単価に見合う働きなのかを判断しているのです。
案件へ参画すると、約3ヶ月ほどの周期で仕事内容が増えたり、役割に変化が起きる場合がありますからね。
そのため、テクフリはフリーランスエンジニアの活動をしやすくするため、3ヶ月ごとに取引先と単価交渉を行うのです。
3ヶ月ごとに単価交渉を実施するといったサポート体制の手厚さから、テクフリ利用者の約90%が希望単価で案件へ参画しています。
リモート案件が豊富
テクフリには、リモート案件が豊富といった特徴があります。
前述したとおり、テクフリの抱える案件は、一部リモート案件を含めると約70%がリモート案件です。
一部リモート案件では、週1回や月2または3回といった割合で取引先へ出向く必要があります。ただし、一部リモート案件の場合、取引先へ出向く頻度は相談可能な場合が多いです。
加えて、フルリモート案件も数多くあります。そのため、テクフリなら地方に住みながら、仕事がしやすい環境です。
また、リモート案件を獲得すると、取引先への移動時間を有効に使えるだけでなく、働く時間と場所を自由に決められます。
たとえば、早起きが苦手な場合や夜の静かな時間に集中して仕事をしたいといった個人の希望を叶えられるのです。
リモート案件の仕事をすると、あなたの生活ペースに合わせて自由度の高い働き方が可能になります。
4000社以上の取引実績あり
テクフリには、4000社以上の取引実績があります。
テクフリは、10年間フリーランスに案件紹介を実施してきた経験から、取引先が多いエージェントの1つです。
取引先が多いと、フリーランスの希望する仕事が豊富なだけでなく、働くことを予想もしていない業界の案件へ参画できる可能性が高まります。
経験のない業界で働くことは活躍の場を広げるのみならず、スキルアップにもつながるのです。
取引実績が多いエージェントを利用すると貴重な経験を積みやすくなるため、フリーランス活動を続けるうえで有利にはたらきます。
テクフリの良い評判・口コミ
ここからは、利用者の口コミを踏まえ、テクフリの良い評判を3つにまとめて紹介します。
連絡に素早く返信してもらえた
フリーランスエージェントは落選したら連絡くれないところがあるっぽいのだけど、連絡くれないと他の案件をどうしたらいいかわからなくなるので、
落選したらしたで連絡が欲しいのがこっちの本音なんだよな。その分、テクフリは連絡が早いので信頼がおける。
と言うのが今のところの感想かな。
— なう@米株 (@now_weblife) September 9, 2020
テクフリ利用者のなかには、連絡すると素早く返信してもらえたと感じる人もいます。
前述したとおり、テクフリは案件への参画が最短で2日で決まるほどスピーディな対応をします。
案件へ応募し、書類が通らない場合は、次の案件を探さなければなりません。テクフリなら、書類選考に通らなければ、すぐに連絡をくれます。
素早い対応をするおかげで、フリーランスは次の案件へいち早く応募できるのです。
案件紹介の手数料が低かった
テクフリさんを利用した感想をまとめました。
ざっくり言うと、
✅レスが早くて丁寧
✅低マージンなので、初心者におすすめです★#フリーエンジニアと繋がりたい#プログラミング
【高単価案件】テクフリ(…https://t.co/OarAqp4YEG— mah(まー)@フリーランスエンジニア×ブロガー (@RailsRubyMah6h) February 21, 2020
テクフリ利用者のなかには、案件紹介の手数料が低いと感じる人もいます。
前述したとおり、テクフリは仲介業者を挟まず取引先と直接契約する案件が約90%であることや、案件紹介手数料を10%で紹介する案件もあることが手数料の低い一因です。
案件紹介の手数料が低いほど収入が増えるため、フリーランス活動をしやすくなります。
希望にあう案件が見つかった
私はフルスタックタイプなので、フロントにするかバックエンドにするかも含めて相談したところ、両方の技術が活かせる案件であれば単価も上がるので、「フロントもバックエンドも両頬触るお仕事はどうでしょう?」との提案がありました。
「業務委託で幅広く触れるお仕事ってあるのかな」と不安に思っていましたが、いくつかご紹介頂いた中に自分の志向やスキルセットにぴったりのお仕事があました。
お仕事の内容についても詳しく紹介してくださり、良いエージェントさんだなと思いました。
引用:フリーランススタート
テクフリ利用者のなかには、希望にあう案件が見つかったと感じる人もいます。
テクフリの担当者は経歴やスキルを詳細にヒアリングし、案件の希望条件と合わせて共有するため、最適な案件を紹介できるのです。
加えて、テクフリの案件検索では選考方法や求める人物像といった情報が詳しく記載されているため、マッチする仕事を自分でも探しやすいことも希望にあう案件を見つけやすい一因です。
テクフリの悪い評判・口コミ
良い評判に続き、ここからはテクフリの悪い評判を3つにまとめて紹介します。
ほとんど案件を紹介してもらえなかった
面接後、希望に沿った案件を紹介するということだったが、ほとんど紹介なく、ここに登録しても意味が無いと思った。
その後、登録者に対する営業フォローが全くなく、
仕方なく、テクフリのサイトから応募しても、すぐに募集終了になり、回答結果が機械的に送られてくる仕組みの様で、本当にその案件募集をしているのか、実際に案件が存在するのか、非常に疑問を感じた。
引用:フリーランススタート
テクフリ利用者のなかには、ほとんど案件を紹介してもらえないと感じた人もいます。
フリーランスエージェントはタイミング次第では、紹介できる案件がない場合もあるのです。そのため、希望にあう案件をほとんど紹介してもらえない場合は、直接担当者に紹介できる案件はないのかと聞くことが賢明です。
加えて、案件への参画を早くするためにも、複数エージェントに登録することをおすすめします。
案件契約後のやりとりがスムーズではなかった
案件への参画が決まったあとの基本契約のやり取りで少し時間がかかっったので、その点を改善いただけたら良いかなと
引用:フリーランススタート
テクフリ利用者のなかには、案件契約後のやりとりがスムーズではないと感じた人もいます。
案件への参画が決まり次第、仕事で使うスキルや知識を身につけたいという人もいるでしょう。案件契約後のやりとりがスムーズでなければ、学習時間を確保できません。
案件の契約がスムーズに進むように、取引先との面談前までに単価や参画時期といった条件を担当者と詳しく共有することが賢明です。
受付担当者は技術的な内容を理解していないようだった
テクフリの面談形式はオンラインで時間は30分でした。
女性の受付担当者でしたが、あまり技術的なことがわからないようで、
こちらの質問に対して、内容を理解できないようでうまく伝わらなかった。
実際の案件営業担当者に対応して貰えると良かったかと思う。
引用:フリーランススタート
テクフリ利用者のなかには、受付担当者は技術的な内容を理解していないと感じた人もいます。
テクフリとの面談の際に、受付担当の人がヒアリングをすることもあるようです。スキルや経歴、希望条件を共有する面談で、技術的な内容を理解していないと十分な話ができない場合もあります。
そのため、話がうまく伝わらないと感じた場合はテクフリへ連絡し、再度ヒアリングを実施できないか相談することをおすすめします。
テクフリと他案件紹介サイトの比較
なかには、他エージェントとの違いがわからず、テクフリに登録すべきか判断できない人もいますよね。
そこで、ここでは下記3つのエージェントと比較しながら、テクフリの特色を紹介します。
フリーランスのミカタとの比較
テクフリ | フリーランスのミカタ | |
運営会社 | 株式会社アイデンティティー | 株式会社Olive |
掲載案件数 | 約1万5000件 | 約450件 |
未経験向けの掲載案件数 | 2件 | 掲載なし |
稼働日数 | 週1から | 週2から |
平均単価 | 約65万円 | 約75万円 |
仕事や事務作業のサポート体制 | 登録から参画までの各段階でそれぞれの担当者がサポート | 一人の専任コンサルタントが一貫してサポート |
報酬が支払われるまでの期間 | 30日 | 30日 |
テクフリとフリーランスのミカタの大きな違いは、未経験向け案件を抱えているかです。
フリーランスのミカタは、実務経験を3年以上積んだフリーランスエンジニア向けの案件がメインになります。平均単価が高いのも豊富な実務経験やスキルが必要な案件が多いからです。
そのため、フリーランスのミカタでは実務経験が浅いと案件紹介が難しい場合があります。
一方、テクフリは実務経験が浅い人から豊富な実務経験を有するフリーランスエンジニアまで幅広い案件紹介が可能です。
実務経験がなくとも基本的なPC操作が可能でありExcelのスキルがあればエントリーできる案件が数多くあります。
ITプロパートナーズとの比較
テクフリ | ITプロパートナーズ | |
運営会社 | 株式会社アイデンティティー | 株式会社Hajimari |
掲載案件数 | 約1万5000件 | 約4000件 |
未経験向けの掲載案件数 | 2件 | 7件 |
稼働日数 | 週1から | 週2から |
平均単価 | 約65万円 | 約65万円 |
仕事や事務作業のサポート体制 | 登録から参画までの各段階でそれぞれの担当者がサポート | 希望に沿う案件の新規開拓に従事 |
報酬が支払われるまでの期間 | 30日 | 20日 |
テクフリとITプロパートナーズの違いは、案件の稼働時間です。
ITプロパートナーズは週2から稼働できる案件が多くあります。一方、テクフリでは週1日稼働の案件紹介も可能なため、同時に複数の案件を行いたい人や子育てと仕事を両立したい人のように、より自分の生活ペースに合わせて働きやすいです。
テクフリは長い時間稼働できないものの限られた時間を有効に使い仕事をしたい人におすすめのエージェントになります。
レバテックフリーランスとの比較
テクフリ | レバテックフリーランス | |
運営会社 | 株式会社アイデンティティー | レバテック株式会社 |
掲載案件数 | 約1万5000件 | 約5万5000件 |
未経験向けの掲載案件数 | 2件 | 5件 |
稼働日数 | 週1から | 週3から |
平均単価 | 約65万円 | 約70万円 |
仕事や事務作業のサポート体制 | 登録から参画までの各段階でそれぞれの担当者がサポート | 税理士に確定申告代行の依頼が可能 |
報酬が支払われるまでの期間 | 30日 | 15日 |
テクフリとレバテックフリーランスの違いは、掲載案件数の豊富さです。
レバテックフリーランスは、他エージェントと比べても掲載案件が多いエージェントの1つです。掲載案件数の豊富さから自分でも案件を探せます。
加えて、現状のスキルと経歴で獲得可能な案件単価の目安も確認しやすいのです。
一方、テクフリは掲載案件は少なくはないものの、単価の記載が『~70万』といった表記のため、収入を想定しづらい側面があります。
テクフリで仕事を獲得するまでの流れ
ここからは、テクフリで仕事を獲得するまでの流れを、4のステップにまとめて解説します。
STEP1:会員登録を行う
出典:テクフリ
まずは、会員登録を行いましょう。
テクフリの公式サイト右上にある『新規登録』から行います。次のような必須項目の入力を行い、登録を進めます。
- 名前
- メールアドレス
- 電話番号
登録が完了したら、担当者との面談を行う準備として、職務経歴書やスキルシートの作成を行います。
STEP2:担当者と面談をする
会員登録が終わり次第、担当者と面談を行います。
面談では、次の内容を担当者と共有します。
- あなたの経歴やスキル
- 案件の希望条件
また、希望のキャリアがある場合は担当者に伝えると最適な案件を紹介してもらえやすくなります。
一方、キャリアの方向性が定まらない人は、アドバイスがもらえるため相談することをおすすめします。目指すキャリアが定まれば、獲得するべき案件が絞れたり、身につけるスキルや知識がわかるのです。
加えて、希望者には、担当者が職務経歴書を確認しアドバイスをします。職務経歴書は取引先に提出し、あなたの強みや実績をアピールするためのものです。
職務経歴書の書き方次第で選考に通りやすくなるため、可能な限りアドバイスをもらいましょう。
STEP3:案件を紹介してもらう
担当者との面談が終わり次第、案件を紹介してもらえます。
これまでの経歴やスキル、希望条件をもとに、担当者が最適な案件をピックアップします。担当者から紹介された案件で、マッチする仕事が見つかれば、取引先と面談の調整へと進みます。
もし、希望に沿う案件がなければ担当者にその旨を伝えましょう。希望条件を多少変えたり、案件への参画時期を遅らせることで、自分にあう案件が見つかる場合もあります。
「まぁこの案件でいいか!」といった判断で仕事を決めることはおすすめしません。目指すキャリアを積めない可能性があります。
STEP4:取引先と面談をする
最適な案件が見つかれば、取引先と面談を実施します。
あなたが希望すれば、担当者が取引先との面談前にアドバイスをします。担当者には、数多く面談に同席し、契約を締結してきた豊富な経験があります。
スキルレベルやコミュニケーション能力の高さといった案件の採用条件を満たし取引先に採用されるように、面談時に伝えるべき内容や話の進め方を教えてくれるのです。
そのため、取引先との面談に心配ごとや悩みがあれば、すぐに担当者へ伝えましょう。不安を抱えた状態では、取引先との面談がうまくいかず、案件を獲得しづらくなります。
加えて、単価や参画時期に希望があれば、担当者が取引先との条件交渉も行います。案件の条件に気になる点があれば、担当者に伝えてみましょう。
効果的にテクフリを活用する3つのコツ
テクフリに登録するからには、サービスを最大限に利用するのが賢明です。効果的な利用法を知らなければ「こんなサービスがあるならもっと早く知りたかった…」とのちに後悔しかねません。
そこで、ここからは効果的にテクフリを活用するコツを、3つにまとめて解説します。
友人紹介制度を利用する
出典:テクフリ
友人紹介制度を利用すれば、効果的にテクフリを活用できます。
テクフリの友人紹介制度では、最大25万円の紹介料が支払われます。
謝礼をもらうには、次のような対応が必要です。
案件へ参画し1ヶ月継続して稼働した後 | 5万円 |
案件へ参画し3ヶ月継続して稼働した後 | 20万円 |
友人紹介制度を利用するには、次のような手順で進めます。
- 運営局へ友人を紹介したい旨を伝える
- 運営局から紹介用のフォーマットが送付される
- 紹介用フォーマットに必要事項を記載し、審査を待つ
- 紹介可能の場合、友人にテクフリへ登録するように伝える
テクフリで友人紹介制度を利用すると、1名紹介ごとに最大25万円の謝礼が支払われるため、効果的に活用できます。
テクフリ主催のイベントに参加する
出典:テクフリ
効果的に活用するコツは、テクフリ主催のイベントに参加することです。
テクフリ主催のイベントに参加すると、最新の技術や情報をキャッチアップできます。
テクフリには『テクフリAWRD』という毎年冬に開催されるイベントがあります。テクフリAWARDでは、これからのエンジニアに必要なスキルや注目される技術の情報が得られるのです。
加えて、有名企業のCTO(最高技術責任者)を招き、セッションや質疑応答も行います。先端技術といった普段ではなかなか聞けない貴重な話を直接聞けるチャンスです。
テクフリ主催のイベントに参加すると、フリーランス活動を続けるうえで貴重な情報を知れるため、無料で有益な知見を得られます。
福利厚生サービス(ITフリーランスコンソーシアム)を活用する
福利厚生サービス(ITフリーランスコンソーシアム)を利用すると、効果的にテクフリを活用できます。
ITフリーランスコンソーシアムでは、旅行の優待や部屋探しの仲介手数料割引といったフリーランスの生活をサポートするだけに留まりません。
前述したとおり、次のような独自サービスも提供します。
- 休業保障保険
- 報酬付休暇
- 業務満了金
業務満了金は、正社員での退職金のように勤続年数の長さにより報酬を提供するサービスです。
ただし、テクフリ経由で案件へ参画し3ヶ月が経過していなければ、上記の独自サービスの利用はできません。
ITフリーランスコンソーシアムの全サービスを利用するには、条件があることを念頭におく必要があります。
とはいえ、ITフリーランスコンソーシアムなら旅行の割引や予防接種の補助、税理士の紹介など幅広く活用できるサービスが数多くあります。
テクフリに登録するとITフリーランスコンソーシアムを利用できるため、正社員並みの福利厚生サービスをお得に利用できるのです。
テクフリにまつわるFAQ
最後に、テクフリにまつわる質問へ答えます。
テクフリの対応地域はどこ?
テクフリの対応地域は、東京がメインです。
大阪近郊や名古屋にも案件はあるものの、地方案件はほとんどありません。そのため、東京以外の案件は希望条件にあう仕事が見つかりづらい可能性があります。
しかし、前述したとおり、テクフリが抱える案件の約70%がリモート案件です。東京以外の居住地域のフリーランスは、リモート案件を獲得すれば仕事を受けられるため、多くの人に利用しやすいエージェントになります。
市場価値診断ってなに?
出典:テクフリ
テクフリが提供する『市場価値診断』では、次のような評価を確認できます。
- フリーランスへ独立した際の想定収入
- 単価を上げるために学習すべき内容
市場価値診断では、現場で求められるスキルや経歴をもとに、現状で得られる収入や習得すべきスキルを判断します。
診断結果をもとに、担当者からアドバイスや案件紹介を受けることも可能です。
市場価値診断は、次のような手順で実施します。
- 『まずは相談してみる』ボタンより必要事項を入力しWebから申し込む
- 3営業日以内に担当者からの連絡で日時を決める
- ビデオ会議ツールを使用し、オンラインで実施する
市場価値診断が利用できるのは、1年以上実務経験を積んだ人が対象です。加えて、オンライン面談までにスキルシートを用意すると、より的確なアドバイスや案件紹介が可能になります。
まとめ
今回は、テクフリの評判を、利用者の口コミや他エージェントとの違いも交えて紹介しました。
テクフリは、高単価案件やリモート案件が豊富なエージェントサービスです。
加えて、正社員並みの福利厚生サービスが利用できるものの、ほとんど案件紹介を受けられないや案件契約後のやりとりがスムーズではないといった悪い口コミ・評判があります。
一方で、連絡に素早く返信してくれたり、案件紹介手数料が低いといった良い口コミ・評判があるのも事実です。
そのため、テクフリを利用すべきか悩んでいる場合は、利用者の口コミや特徴、おすすめできる人を参考にしつつ、条件に当てはまれば前向きに利用を検討しましょう。