フリーランスエージェントおすすめ15選【2023年版】

「案件が獲得しやすいフリーランスエージェントってどこだろう?」
「どのフリーランスエージェントをを利用すればいいのかわからない…」

フリーランスエージェントは数多くあるため、どれを選べばいいのかわからない人は多いですよね。

掲載案件数や実績など、詳細に確認しないまま利用するエージェントを選べば、かけた時間や手間を無駄にしかねません。

そこで、今回はおすすめのフリーランスエージェントを、選ぶポイントや利用時の注意点を交えて紹介します。効果的にフリーランスエージェントを利用するコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスエージェントを選ぶ4つのポイント

はじめに、フリーランスエージェントを選ぶポイントを、4つにまとめて紹介します。

希望条件にあう掲載案件が豊富か

希望条件にあう掲載案件が豊富なのかは、フリーランスエージェントを選ぶポイントの1つです。

フリーランスエージェントごとで、案件の稼働時間や単価、案件数などが異なります。また、紹介する案件が取引先の指定するオフィスに出向く『常駐案件』と働く場所や時間を自由に選べる『リモート案件』のどちらをメインで扱うのかは、各エージェントによるのです。

フリーランスになり、自分が理想とする働き方をするには、希望条件にあう案件が豊富なフリーランスエージェントを選ぶ必要があります。

希望条件にあう案件があるのかを判断するには、フリーランスエージェントの公式サイトで案件検索をして確認します。

フリーランス活動を長期的に続けるためにも、働きやすく目指すキャリアを積めるフリーランスエージェントの選択は必須です。

サポート体制は充実しているか

サポート体制が充実しているかは、フリーランスエージェントを選ぶポイントの1つです。

各エージェントごとで、サポート体制の充実度が異なります。たとえば、フリーランス協会へ無料で加入でき、福利厚生サービスが利用できるといった正社員並みの保障サービスが受けられるところもあります。

一方、サポート体制はそれほど充実していないものの、担当者との連絡が綿密であり困りごとや不安をすぐに解決するといったフォロー体制を整えているエージェントもあるのです。

加えて、税金や保険関係のサポートに力を入れ、税理士やファイナンシャルプランナーを紹介するところもあります。

そこで、どのようなサポートが受けられるとフリーランス活動を行いやすくなるのか自分で判断することが重要です。

フリーランスになると、福利厚生や保証がなくなることへ不安を感じる人には、ミッドワークステクフリ、税金や保険関係ならポテパンフリーランスといったサポート体制が充実しているフリーランスエージェントがおすすめです。

報酬の支払い期間に不都合はないか

報酬支払い期間の長さは、フリーランスエージェントを選ぶポイントの1つです。

報酬支払期間とは、締め日から報酬が支払われるまでの期間を示し、次のようにエージェントごとで異なります。

エージェント名 締め日から報酬が支払われるまでの期間
レバテックフリーランス 15日
ピーイーバンク 40日
フリエン 60日

報酬支払い期間が長いエージェントでは、即日払いや前払いといった独自の報酬受け取りサービスを行うところもあります。

ただし、報酬受け取りサービスを利用すると手数料がかかるため、収入が減ることを念頭におきましょう。

会社員とは異なり、必ず月1回報酬が支払われるわけではないため、自分が生活しやすい報酬支払い期間のフリーランスエージェントを選ぶのがベストです。

利用者からの口コミ・評判は良いか

利用者からの口コミ・評判が良いかは、フリーランスエージェントを選ぶポイントの1つです。

利用者からの口コミ・評判を知るには、X(旧Twitter)やみん評がおすすめです。Xやみん評で各エージェントを検索すると、利用者の感じたことや意見が投稿されています。

出典:みん評(レバテックフリーランスの口コミ・評判)

実のところ、各エージェントの公式ホームページ上でのイメージと実際の利用者からの声に相違が生じることがあるのです。

自分が公式ホームページで感じた良いイメージのみでフリーランスエージェントを利用すると、実際とのギャップを感じて登録したことを後悔することもあります。

そのため、フリーランスエージェントを利用する前に、口コミや評判の良し悪しを確認し登録する際の判断材料にするのが賢明です。

フリーランスエージェントおすすめ15選

選び方をおさえたところで、ここからはおすすめするフリーランスエージェントを15個紹介します。

フリーランスのミカタ

運営会社 株式会社Olive
実績 担当者の充実したサポートのおかげで、収入アップを実現
掲載案件数 約450件
対応エリア 東京近郊
報酬支払期間 30日
こんな人におすすめ 豊富なスキルや経歴を積み、高単価案件を獲得したい人

フリーランスのミカタは、高単価な案件を獲得しやすく収入アップが見込めるフリーランスエージェントです。

フリーランスのミカタは実務経験年数を3年以上積み、豊富なスキルと知識を有する案件を中心に仕事を紹介します。

主な紹介案件は、週5日稼働といった稼働時間の長い仕事がメインのため、高単価案件を実現しやすいのです。

サポート体制では、1人のコンサルタントが一貫して担当するため、担当者間の伝達ミスがありません。担当者はキャリアの意向や希望条件にマッチする案件を紹介し、参画時期や単価面で要望があれば取引先と条件交渉も行います。

コンサルタントが1人で担当するものの、綿密なコミュニケーションを取るため、充実したサポートを受けられるのです。

レバテックフリーランス

運営会社 レバテック株式会社
実績 利用者満足度92.6%
掲載案件数 約5万5000件
対応エリア 全国
報酬支払期間 15日
こんな人におすすめ 自分でも案件を探したい人

レバテックフリーランスは、抱えている案件が豊富であり利用者満足度が高いフリーランスエージェントです。

レバテックフリーランスでは、未経験から豊富な実務経験を有するフリーランスエンジニアまで幅広く案件を紹介します。

加えて、案件は全国対応のため、地方に住みながらでも仕事を獲得しやすいといったメリットもあるのです。

公開案件のみならず非公開案件も数多く抱えています。案件数が豊富であるため、案件検索を行いながら、現状のスキルと経験で獲得可能な単価の確認を自分で行えるのです。

加えて、レバテックフリーランスなら登録者のみ利用できるスカウト機能もあります。スカウト機能を利用すれば、あなたのスキルや経歴に興味を示した担当者から、面談の依頼や仕事の紹介を受けられます。

Midworks(ミッドワークス)

運営会社 株式会社 Branding Engineer
実績 利用者平均年収840万円以上
掲載案件数 約9400件
対応エリア 主に東京
報酬支払期間 20日
こんな人におすすめ 報酬や保険といった保障面を充実させたい人

ミッドワークスは、正社員並みの保障や長期的な収入アップサポートが受けられるフリーランスエージェントです。

ミッドワークスなら交通費の支給(上限額あり)や報酬保障サービスが受けられます。フリーランスになると、仕事のミスは全て自己責任です。加えて、仕事が途切れると収入は得られません。

フリーランス活動を続けるうえで、損害賠償請求といった万が一のリスクに備えることや安定した収入は自分で保険へ加入し備える以外に方法はありませんでした。

ミッドワークスなら、案件に参画している希望者に上記のような保障を受けられるサービスがあります。

フリーランス活動への保障が手厚いエージェントを利用したい場合には、おすすめなエージェントです。

Croudtech(クラウドテック)

運営会社 株式会社クラウドワークス
実績 エージェント利用継続率90%
掲載案件数 約530件
対応エリア 大都市圏
報酬支払期間 15日
こんな人におすすめ 案件獲得をオンラインで行いたい人

クラウドテックは、案件紹介から契約締結までの全工程をオンラインで行い、リモートでの稼働率が97%のフリーランスエージェントです。

他エージェントでは、取引先との面談は対面で行われます。そのため、クラウドテックを利用すると、面談場所まで出向く必要がなく、時間と手間がかかりません。

加えて、未経験者から経験豊富なフリーランスエンジニアまで幅広く案件紹介を行うため、独立して日が浅い人でも安心して利用できます。

クラウドテックは、未経験から経歴やスキルを積み上げられる環境が整えられているため、長期的に利用できるエージェントなのです。

IT プロパートナーズ

運営会社 株式会社Hajimari
実績 ITフリーランスエージェント支持率No.1
掲載案件数 約4000件
対応エリア 大都市圏
報酬支払期間 20日
こんな人におすすめ 短い稼働時間で働きたい人

ITプロパートナーズは週2といった短い稼働時間で働きながらも高収入が期待できるフリーランスエージェントです。

ITプロパートナーズなら、子育てや介護といった家庭の事情や個人開発で稼働時間に限りがあるなど、週5日稼働するのが困難なフリーランスエンジニアに適しています。

他エージェントでは働くのが困難な稼働時間でも、家庭と仕事の両立が可能です。また、個人開発を行いリリースできれば、エンジニアリング以外の仕事でも収入源ができますからね。

加えて、仲介業者を挟まずに直接取引先と契約する案件が豊富なため、高単価案件が数多くあります。

ITプロパートナーズを利用すれば、自分の生活ペースに合わせて限られた時間で働けるうえに、高収入を得やすいエージェントなのです。

PE-BANK(ピーイーバンク)

運営会社 株式会社PE-BANK
実績 平均単価120万円
掲載案件数 約4000件
対応エリア 全国
報酬支払期間 40日
こんな人におすすめ 案件紹介手数料を低くおさえたい人

PE-BANKは、案件紹介の手数料など契約内容を全てオープンにするフリーランスエージェントです。

PE-BANKなら、報酬の受け取り回数に応じて案件紹介の手数料を8~15%で設定します。実のところ、手数料を明確に提示するエージェントはほとんどありません。

そのため、手数料を明確にするPE-BANKなら、不信感を抱かず安心して働ける環境が整えられています。

加えて、PE-BANKの非公開案件には先端技術を扱う仕事が多いです。需要のあるスキルや技術をいち早く知れるため、単価アップも期待できます。

furien(フリエン)

運営会社 アン・コンサルティング株式会社
実績 利用者の80%が収入アップ
掲載案件数 約1万7000件
対応エリア 大都市圏
報酬支払期間 60日
こんな人におすすめ 取引先と直接契約したい人

フリエンは、充実したサポートに加え、取引先と直接契約できるフリーランスエージェントです。

取引先と直接契約できる仕組みのおかげで案件紹介手数料がかからず、長期的に案件を獲得しやすいといったメリットがあります。

加えて、フリエンはフリーランス協会が提供するベネフィットプランlightへ無料で加入できます。ベネフィットプランlightでは、賠償責任保険や弁護士費用保険などフリーランスで働くリスクに備えられるのです。

フリエンを利用すれば、高単価案件を獲得しやすく、充実したサポートも受けられます。

フォスターフリーランス

運営会社 株式会社フォスターネット
実績 一人ひとりに合わせたサポートやサービスを提供
掲載案件数 約3000件
対応エリア 東京がメイン
報酬支払期間 30日
こんな人におすすめ リモート案件を獲得したい人

フォスターフリーランスは、利用者の要望に合わせたサポートを受けられ、リモート案件が豊富なフリーランスエージェントです。

一部リモート案件を含めると、約80%の案件がリモート案件です。そのため、フォスターフリーランスを利用すれば、地方に住みながらフリーランス活動がしやすくなります。

一部リモート案件では、月1回といった頻度で取引先が指定するオフィスに出向くことが必須です。ただし、取引先へ出向く頻度は相談が可能なため、希望があれば担当者へ伝えることをおすすめします。

加えて、フォスターフリーランスなら、報酬の支払い期間を月単位で選べます。急遽お金が必要な際は当日払いや即日払い、早期払いの3パターンから選び、継続契約も可能です。

ギークスジョブ

運営会社 ギークス株式会社
実績 取引実績3400社以上
掲載案件数 約4400件
対応エリア 東京がメイン
報酬支払期間 25日
こんな人におすすめ 未経験からフリーランスエンジニアを目指す人

ギークスジョブは、取引実績が豊富であり実務経験がなくとも案件紹介が可能なフリーランスエージェントです。

ギークスジョブには案件検索のタブに『未経験OK』があるほど、実務経験が浅い人向けの案件が豊富にあります。

一方で、十分な経歴やスキルが必要な案件も抱えるため、実務経験を積んだフリーランスエンジニア向けの案件も取り揃えているのです。

そのため、未経験から実績を積めます。加えて、取引先社数が多いため、働くことを想像もしていない業界の案件へ参画できるといった貴重な経験も積みやすいのです。

ギークスジョブなら、活躍の場を増やしながらスキルアップができます。

テクフリ

運営会社 株式会社アイデンティティー
実績 希望単価での案件参画率90%以上
掲載案件数 約1万5000件
対応エリア 東京がメイン
報酬支払期間 30日
こんな人におすすめ スキルや実績に見合う単価で働きたい人

テクフリは正社員並みの福利厚生サービスが受けられ、案件参画後3ヶ月ごとに単価交渉が可能なフリーランスエージェントです。

案件へ参画すると、約3ヶ月周期で仕事内容に変化がでたりプロジェクトでの役割が変わることがあります。

そのため、テクフリは案件参画後も定期的な面談を実施しヒアリングを行うことで、現状の仕事内容やスキルに見合う働き方なのか判断するのです。

加えて、テクフリなら正社員並みの福利厚生サービスを受けられます。報酬付休暇の取得やインフルエンザ予防接種の補助など、保障サービスが充実しています。

TECHSTOCK(テックストック)

運営会社 INTLOOP株式会社
実績 全案件の60%が単価80万円以上
掲載案件数 約7500件
対応エリア 全国
報酬支払期間 15日
こんな人におすすめ 週5日稼働のように長い時間で働きたい人

テックストックは、週5日稼働で高単価な案件が豊富なフリーランスエージェントです。

テックストックが抱える稼働時間の長い案件は、一部の仕事を担うだけでなくプロジェクトの責任ある仕事を任せてもらえるものが数多くあります。

稼働時間が長い案件が豊富だからこそ、高単価な案件を獲得しやすい側面もあるのです。

加えて、テックストックでは所得補償保険への加入や会計ソフトの利用料割引といった正社員並みの福利厚生サービスが受けられます。

そのため、テックストックを利用すれば、長期的にフリーランス活動を続けやすい環境が整えられているのです。

ポテパンフリーランス

運営会社 株式会社ポテパン
実績 案件参画後にリモートへの変更実績あり
掲載案件数 約900件
対応エリア 東京がメイン
報酬支払期間 通常30日
こんな人におすすめ 税や保険関係の充実したサポートを受けたい人

ポテパンフリーランスは担当者の手厚いサポートに加え、税や保険関係のサービスが豊富なフリーランスエージェントです。

ポテパンフリーランスには、専属の税理士やファイナンシャルプランナーがいます。そのため、独立後の節税対策やフリーランス活動を続けるうえで加入すべき保険などの相談が可能です。

ポテパンフリーランスを利用すると、税や保険関係の手厚いサポートのおかげで手間と時間をかけることなく、フリーランス特有の用務をこなせます。

加えて、ポテパンフリーランスはリモート案件が豊富なうえに、案件参画後にリモートへの変更を相談できます。

ポテパンフリーランスは、自分の好きな時間と場所で働きやすいエージェントなのです。

テックビズフリーランス

運営会社 株式会社テックビズ
実績 稼働継続率97%以上
掲載案件数 約8000件
対応エリア 東京がメイン
報酬支払期間 20日
こんな人におすすめ 継続的に案件を獲得したい人

テックビスフリーランスは、利用者の継続稼働率が97%のフリーランスエージェントです。

テックビスフリーランスのコンサルタントは、社内試験に合格した人のみがフリーランスエンジニアを担当できます。

そのため、コンサルタントはITに関する豊富な知識を有しているのです。ITの知識が豊富なため、案件のミスマッチが少なく希望条件にあう仕事を紹介してくれます。

加えて、テックビスフリーランスは週5日稼働の案件を数多く抱えているため、長い時間働きやすい環境を整えています。

エンジニアファクトリー

運営会社 アイムファクトリー株式会社
実績 20~50代までのフリーランスをサポート
掲載案件数 約3000件
対応エリア 東京と大阪近郊
報酬支払期間 案件により60日または40日
こんな人におすすめ 独立して日が浅い人

エンジニアファクトリーは、20~50代までのフリーランスエンジニアをサポートし、実務経験が1年以上あれば案件紹介が可能なフリーランスエージェントです。

エンジニアファクトリーでは、案件紹介へ年齢制限を設けません。50代までのフリーランスエンジニアに、長期安定稼働させやすくするといった充実したサポートを提供します。

加えて、フリーランスの働き方が合わなく正社員へ転職を希望する際には、キャリアチェンジ求人の紹介も可能です。

そのため、独立して日が浅いフリーランスエンジニアが働きやすいエージェントになります。

エンジニアルート

運営会社 ソリッドシード株式会社
実績 参画の平均期間約29ヶ月
掲載案件数 約200件
対応エリア 東京がメイン
報酬支払期間 30日
こんな人におすすめ システム開発案件を獲得したい人

エンジニアルートは、長期的に安定稼働できるようサポート体制を充実させ、システム開発案件を中心に仕事を紹介するフリーランスエージェントです。

エンジニアルートではエンジニアリングの仕事に集中するため、無料で税理士を紹介します。確定申告代行も可能なため、税金関係の用務に時間と手間をかけずに済むのです。

加えて、参画中のプロジェクト終了1ヶ月前までに、次の案件に関して相談の連絡があります。仕事のブランクを空けたくないや少し休みたいなど希望があれば、担当者は要望に応じるのです。

一人ひとりの働き方に合わせて担当者が充実したサポートをしてくれるため、不安を抱えることなく利用できるエージェントになります。

効果的にフリーランスエージェントを利用する3つのコツ

フリーランスエージェントを最大限活用する方法が分かれば、フリーランスとして活動しやすくなるだけでなく、継続的に案件を獲得しやすくなります。

そこで、ここからは効果的にフリーランスエージェントを利用するコツを、3つにまとめて紹介します。

コツ1:複数のフリーランスエージェントに登録する

継続的に案件を獲得するコツとして、複数のフリーランスエージェントへの登録は欠かせません。

フリーランスエンジニアが複数のエージェントへ登録すると、より希望条件にあう案件を獲得しやすくなり目指すキャリアを積みやすくなります。

フリーランスエージェントごとに、抱える案件が異なるからです。特に、各エージェントが抱える非公開案件では、長年取引を重ねた企業との案件が多数あります。

他エージェントでは取り扱いがないような独自の案件や、先端技術を扱うといった貴重な経験を積める仕事に関われる可能性が高いのです。

複数のエージェントへ登録すれば、さまざまな案件の中から仕事を選べます。自分のキャリアの意向に合わせて案件を獲得しやすくなるため、複数のフリーランスエージェントへの登録がおすすめなのです。

コツ2:フリーランスエージェント主催のイベントやセミナーに参加する

フリーランスエージェント主催のイベントやセミナーを利用すると、フリーランス案件を獲得しやすくなります。

各エージェント主催のイベントやセミナーでは、最新情報のキャッチアップが可能です。AIや機械学習といった先端技術以外にも、節税方法やインボイス制度をわかりやすく解説しています。

税金関係といったフリーランス特有の用務を時間と手間をかけずにこなせると、エンジニアリングの仕事に集中できるのです。

加えて、先端技術に関する情報を得られると、いち早く身につけるべきスキルや知識がわかります。先端技術を扱う案件は案件数が多く高単価であることが多いため、仕事が獲得しやすくなるだけでなく、収入アップも見込めます。

そのため、各フリーランスエージェント主催のイベントやセミナーを利用すれば、フリーランス活動が続けやすくなるのです。

コツ3:単価相場を把握する

フリーランスエージェントを利用し単価相場を把握すると、フリーランス活動をしやすくなります。

フリーランス案件の単価相場を把握すると、低単価案件の獲得を避けられるのです。実のところ、低単価な案件は案件紹介手数料が高い可能性があります。

IT業界は取引先とフリーランスエンジニアの間に複数の企業を挟む『多重下請け構造』をとることが多いのです。

IT業界で多重下請け構造が生じるのは、ユーザー会社からの発注が大企業に偏るからです。

大企業から仕事を依頼される中小企業は、下請けや孫請けにならざる負えなくなります。
フリーランスエンジニアが下請けや孫請けの仕事を行うと、仲介企業を複数挟むことになり手数料が増えるため、案件単価が低くなりがちなのです。

そこで、フリーランスエージェントで案件検索を行い、自分のスキルと経歴で獲得可能な案件単価を把握すれば、低単価の案件へ応募せずにすみます。

加えて、テクフリやギークススジョブが提供する『市場価値診断』は、担当者があなたの経歴やスキル、プロジェクト経験といった情報から想定年収を算出するサービスを提供しているのです。

フリーランスエージェントを利用し案件検索や市場価値診断を活用すれば、適切な単価相場の案件を獲得し続けられます。

フリーランスエージェントを利用する際の注意点

ここからは、フリーランスエージェントを利用する際の注意点を、3つにまとめて紹介します。

注意点1:担当者からの連絡が早いエージェントを利用する

フリーランスエージェントを登録するなら、担当者からの連絡が早いエージェントを利用するのが、賢明です。

担当者とスムーズに連絡が取れなければ、安定的に仕事や収入を得られません。

フリーランスエージェントに登録すると、必ず担当者がつきます。担当者とは、案件の希望条件や目指すキャリアなどフリーランスとして働くうえで必要な情報を共有します。

担当者は、ヒアリングで共有した情報をもとに案件紹介を行うのです。そのため、担当者からの連絡がスムーズでなければ、仕事が途切れてしまうことや条件に合わない案件へ参画することになりかねません。

フリーランス活動をしやすくするためにも、担当者からの連絡が早いエージェントを利用
する必要があります。

注意点2:案件獲得の優先順位を明確にする

フリーランスエージェントを利用する際は、案件獲得の優先順位を明確にすることが欠かせません。

案件獲得に優先順位をつけると、目指すキャリアを積みやすくなります。

自分の希望と募集の条件が完全に一致する案件は、簡単に見つかりません。単価や参画時期など何かしら希望に沿わないことはよくあります。

そのため、案件を獲得する際には単価や参画時期、リモート対応などを自分で優先順位をつけ妥協できる点を明確にするのが賢明です。

実のところ、案件へは複数応募できるものの、稼働時間やリモートといった働き方の違いにより同時に仕事を受けられる件数は限られます。

仕事内容やスキル、条件と照らし合わせて、スキルアップ可能な案件を獲得することが理想です。そして、案件の条件に優先順位をつければ、目指すキャリアを積みやすくなります。

注意点3:初めから高単価な案件を狙いすぎない

フリーランスエージェントを利用する場合は、初めから高単価な案件を狙いすぎないことが賢明です。

まずは、担当者との信頼関係を築くことを優先させます。案件を問題なくこなし、スキルアップや経験を積みあげながら、単価を上げやすくするのです。

そもそも、フリーランスエージェントに登録し初めて案件を獲得する際には、担当者や取引先はあなたの仕事ぶりはわかりません。

いくら豊富な経歴やスキルがあろうとも、担当者があなたの人間性や仕事ぶりを確認するまでは取引先に条件交渉をしづらいですからね。

そのため仕事内容に目を向けて、スキルアップができたり新たな知識を身につけることで、応募できる案件を増やすことに集中しましょう。

努力を続ければ、担当者や取引先から評価され、単価が上がりやすくなります。

初めから高単価な案件を狙いすぎず、妥協できる単価を考えておくことがポイントです。

フリーランスエージェントが適していない人の特徴3つ

便利なフリーランスエージェントですが、なかには活用が不向きな人もいます。

そこで、ここからはフリーランスエージェントが適していない人の特徴を、3つにまとめて紹介します。

特徴1:案件紹介手数料を差し引かれたくない人

案件紹介手数料を差し引かれたくない人は、フリーランスエージェントの利用が適しません。

多くのフリーランスエージェントでは案件紹介手数料がかかるうえに、手数料の具体的な金額を非公開にする場合がほとんどです。

フリーランス案件は、取引先が提示する契約金額から案件紹介手数料を差し引いて、案件単価を提示します。

そもそも、担当者がフリーランスエンジニアに契約金額を伝えることはほぼないため、案件紹介手数料としてどのくらい差し引かれているのか不明なのです。

一般的には、案件紹介手数料はエージェントごとで異なり、10~30%ほど差し引かれているとも言われています。

フリーランスエンジニアの収入は、案件紹介手数料が差し引かれると減ります。そのため、案件紹介手数料を差し引かれたくない人は、フリーランスエージェントの利用をおすすめできないのです。

特徴2:自分で営業活動ができる人

自分で営業活動ができる人は、フリーランスエージェントの利用が適していません。

自分の力で案件を獲得できれば、フリーランスエージェントに頼らずとも仕事を得られます。

自ら企業に連絡し営業する以外にも、X(旧Twitter)やFacebooといったSNSを活用する営業方法もあります。

いずれの方法にせよ、自ら営業し案件を獲得できれば、案件紹介手数料を差し引かれることはありません。案件紹介手数料分の収入を増やせるのです。

自ら営業活動を行えば、営業スキルが身につきます。そのため、自分で営業活動ができる人には、フリーランスエージェントの利用は適さないのです。

特徴3:自ら条件交渉を行いたい人

自ら条件交渉を行いたい人にも、フリーランスエージェントの利用は適しません。

フリーランスエージェントを利用すれば、案件の条件交渉は担当者が行います。

交渉事が得意な人やこれまでに交渉経験があれば、自ら条件交渉を行うことで、希望条件の案件を獲得しやすくなるのです。

万が一、条件交渉が希望に沿わない結果だとしても、自分で行うため納得感が得られます。

自ら条件交渉を行えば、フリーランス活動がしやすくなるメリットもあるのです。そのため、自ら条件交渉を行いたい人は、フリーランスエージェントの利用は適しません。

フリーランスエージェント以外で案件を獲得する3つの方法

ここまで、おすすめするフリーランスエージェントを、選び方も交えて紹介しました。

ただ実のところ、エージェント以外でもフリーランスが案件を獲得する方法は存在します。より多くの案件獲得方法を把握しておくことで、効果的に仕事を得やすくなるでしょう。

そこで、最後にフリーランスエージェント以外で案件を獲得する方法を3つ紹介します。

方法1:知人から紹介してもらう

フリーランスエンジニアは、知人からの紹介でも案件の獲得が可能です。

知人の間柄なら、スキルレベルや人間性を熟知しているため、案件のミスマッチを防げます。

また、信頼関係が成立していることもあり、案件の依頼をしやすいうえ継続的に仕事を任せてもらえる可能性が高いです。

『案件の獲得先を増やしたい』や『仕事を得るのと同時に営業力も身につけたい』場合に、知人からの案件紹介が有効です。

ただし、知人からの案件紹介は、単価交渉がしにくいといったデメリットもあります。知人や友人からの案件紹介はトラブルこそ少ないものの、万が一仕事で大きなミスをした場合には人間関係にも影響することを念頭におきましょう。

知人や友人から案件を紹介してもらうには「自分に任せてもらえる仕事はありませんか」と声をかけます。

前職での知人や独立した友人など、より多くの人に声をかけると案件を獲得できる可能性が高くなります。

方法2:自ら営業活動をする

フリーランスエンジニアは、自ら営業活動をすれば案件を獲得できます。

営業活動を行い、ビジネスへ注力している印象を与えれば、継続的に案件をもらえる可能性は高まります。

企業へ電話やメールで問い合わせを行い『熱心さ』や『人間性』を伝えることが大切です。
企業は仕事を依頼したい一方で、これまで取引のない人に案件を任せることへの不安を抱えることもあります。

誰もが企業の求めるレベルで、作業を終わらせてくれるとも限りませんからね。

そこで、一緒に仕事をした間柄であれば、企業は作業の正確さといった仕事ぶりがわかるため、安心して仕事を任せられるのです。

ただし、企業の担当者が忙しい場合や不在時は対応できません。加えて、企業への連絡頻度が高すぎると、執拗な印象を与える場合もあるのです。

企業にとってベストな問い合わせ方法は、1~2ヶ月ごとにメールで連絡をします。ただし、メールの場合は見てもらえない可能性があるため、3ヶ月に1度の頻度で電話することがおすすめです。

企業へ営業すると、継続的に案件を任せてくれる可能性もあるため、有効な案件獲得方法になります。

方法3:クラウドソーシングを活用する

フリーランスエンジニアは、クラウドソーシングサービスを活用すると案件を獲得できます。

クラウドソーシングとは、依頼主と受注者がオンライン上でやりとりを行い、仕事をする業務形態を指す言葉です。

実務経験が浅い人でも応募可能な案件や単発の仕事が多く、案件数も豊富なことが特徴です。

加えて、クラウドソーシングサイトでは案件への応募時に書類選考や面接を行うケースがほとんどありません。受注者は、依頼主が掲載する案件にオンライン上で応募し、採用されれば仕事を得られます。

『すぐに仕事がほしい』や『単発の仕事をしたい』場合には、クラウドソーシングサイトの利用が有効です。

なお、活用するクラウドソーシングサイトは、案件数が多い次のサイトをおすすめします。

クラウドソーシングサイトは、オンライン上のみでやりとりを行うものの、報酬が払われない心配はありません。

依頼主が事前に仮払いをしてから仕事を始めるしくみのため、安心して利用できます。

まとめ

今回は、フリーランスエージェントおすすめ15選を、選ぶポイントや利用時の注意点を交えて紹介しました。

各フリーランスエージェントには、それぞれ特徴があります。そのため、エージェントを利用し案件を獲得する場合は、どのようにフリーランス活動を続けたいのか明確にすることが賢明です。

具体的には『エンジニアリングの仕事に集中したい』や『充実したサポートを受けたい』のようにフリーランス活動で重要視するポイントを実現できる案件・求人サイトを利用しましょう。

加えて、フリーランス活動を続けやすくするためにも、フリーランスエージェントを利用する際の注意点にも留意が必要です。

担当者や取引先とのトラブルを防ぎ、長期的にフリーランス活動を続けられるよう最適なフリーランスエージェントを選びましょう。