「Swiftってどの参考書がいいの?」
「未経験でもわかりやすい参考書が知りたい!」
「もっと深く学べる参考書を見つけたい!」
この記事を訪れたあなたは、このような悩みを持っていませんか?
Swiftを独学するときに勉強のお供になるのが参考書。現在では多くのSwift参考書が存在し、電子書籍として購入もできるようになりました。
そのため、参考書が多くてどの本を選んだらいいのかわからないと困っているのではないでしょうか。
しかし闇雲に本を探しても、自分に合わない参考書を買ってしまいSwiftのスキルが身につきません。
そこで、今回は次の難易度別にSwiftが学べるおすすめの参考書を、選ぶポイントも交えて紹介します。
この記事を読めば、あなたに合っている参考書を見つけられ、Swiftをマスターできるようになりますよ。
Swiftの学習本・参考書おすすめ一覧
Swiftの参考書はいろいろあるので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
また人によっては初心者でもわかる入門的な参考書が欲しい人がいれば、もっと深く勉強したい人もいるでしょう。
そこで初心者、中級者、上級者に分けて紹介するおすすめの参考書を一覧にまとめておきます。
書籍名 | 価格 | レベル |
---|---|---|
SwiftUI 徹底入門 | ¥3,278 | 初心者・初級者向け |
iPhoneアプリ開発集中講座 | ¥2,728 | 初心者・初級者向け |
やってみよう!Macでプログラミング | ¥1,809 | 初心者・初級者向け |
詳解 Swift 第5版 | ¥5,173 | 中級者向け |
ゼロからのSwift Playgrounds | ¥2,728 | 中級者向け |
Swiftポケットリファレンス | ¥3,168 | 上級者向け |
Swift逆引き大全555の極意 | ¥5,350 | 上級者向け |
※書籍名をタップすると、紹介欄に移動します。
上記の参考書は後ほど詳しく解説しますので、気になった本があればぜひ購入してくださいね。
Swiftの学習本・参考書を選ぶ3ポイント
おすすめの本の紹介に入る前に、まずは本を選ぶときのポイントについて抑えておきましょう。
Swiftを独学で学びたいなら参考書を購入するのがおすすめですが、ただ目に留まった参考書を買ったのでは上手く身につきません。
効率よくSwiftを学ぶためには、自分に合った参考書を選ぶところから始まります。
参考書を選ぶためにはどこに注意したらいいのでしょうか?ここでは3つのポイントを紹介します。
- ポイント1:WindowsかMacかを見ておく
- ポイント2:サンプルコードが豊富であるか
- ポイント3:図解などが使われていて説明がわかりやすいか
それぞれ詳しく解説しますね。
ポイント1:WindowsかMacかを見ておく
まずは自分のパソコンがWindowsなのか、Macなのかを確認しておきましょう。
WindowsとMacの違いは、OSを提供している会社や対応できるソフトなどが挙げられます。
そのためWindowsで環境構築が可能でも、Macだとできない場合があるんですね。
参考書にもWindowsのみ対応といった本があるので、何も考えずに購入してしまうと参考書通りに進められなくなってしまいます。
参考書を選ぶときには、まずWindows向けなのかMac向けなのかを確認して購入して下さいね。
ポイント2:サンプルコードが豊富であるか
次に選んだ参考書はサンプルコードが豊富にあるかを確認しましょう。
サンプルコードは自分でコードを真似して書いていくと、プログラムがどのように動いているのか理解できます。
つまりサンプルコードが多いほど、プログラミングできるのでスキルが身につくわけなんですね。
一方でサンプルコードが少ない参考書は、構文がどのように使われているのか理解しにくくなってしまい、スキルが身につきません。
Swift経験者以上の方は、実戦で使えそうなサンプルコードがあるか注目するといいですよ。
ポイント3:図解などが使われていて説明がわかりやすいか
タイトルに『はじめての』や『入門』などがある参考書は、初心者の方にもわかりやすいように、図解が多く載っていて、難しい言葉を使わないようにしています。
図解が多いとプログラムの仕組みを視覚的に理解できるので、早く定着できるんですね。 プログラミングは難しい専門用語もたくさん存在しているので、わかりやすい文章で説明されている本を選ぶようにしましょう。
わかりやすい説明がない参考書は初心者には不向きで、あまりの難しさに挫折してしまう原因になってしまいます。
またショッピングサイトだとレビューが見れるので、「初心者でも読みやすかった!」という評価が多い参考書を見るといいですよ。
【入門・初級者向け】Swiftが学べる本おすすめ3選
いよいよここからは、Swiftのおすすめ本を紹介していきますね。まずは、これからSwiftを独学したい人に向けた参考書を3つ紹介します。
- 1.挫折しない程わかりやすい『SwiftUI 徹底入門』
- 2.iPhoneアプリを開発したいならコレ『iPhoneアプリ開発集中講座』
- 3.Macユーザーおすすめ『やってみよう!Macでプログラミング』
これらは初心者でもわかりやすい説明がされているので、「初めてプログラミングをする!」という人は上記の中から選ぶといいでしょう。
1.挫折しない程わかりやすい『SwiftUI 徹底入門』
書籍名 | SwiftUI 徹底入門 |
価格 | ¥3,278 |
出版日 | 2019年12月 |
出版社 | SBクリエイティブ |
著者 | 金田浩明 |
『SwiftUI 徹底入門』はiOS、macOSアプリケーションのUI作成に向いているSwiftUIが学べます。
前半部分ではこれでもかというほど多くの画像を用いてSwiftの基本が説明されており、文章を読むのが苦手な人でもサクサクと読み進めていけるんですね。
後半では文章が多くなりますが、アプリケーション開発が実践的に学習できます。読み終えた後は、サンプルアプリが実装できるようになりますよ。
口コミ
この手の書籍は何ができるかに走り、なぜ必要かという観点で書かれたものが 少ないですが、本書は気になる所を先回りして教えてくれる良さを感じました。 現時点でSWiftUIで開発していいのか悩まされる部分も示唆してくれています。
引用元:amazon
2.iPhoneアプリを開発したいならコレ『iPhoneアプリ開発集中講座』
書籍名 | SwiftUI 対応 たった2 日でマスターできる iPhone アプリ開発集中講座 Xcode 13/iOS 15/Swift 5.5 対応 |
価格 | ¥2,728 |
出版日 | 2021年10月 |
出版社 | ソシム |
著者 | 藤 治仁、小林 加奈子 |
iPhoneアプリを開発したい初心者は『iPhoneアプリ開発集中講座』がおすすめです。
この参考書の特徴はプログラミングを理解することよりも、体験して覚えることに焦点を当てています。
説明書をよく読んでもわからないけれど、実際に手を動かして使っていると覚えた経験はありますよね。
この参考書も、プログラミングについて何もわからない初心者に対して、とにかくプログラムコードを記述させることで覚えさせようとしているわけなんです。
もちろんプログラムコードにも細かい説明がされているので、初心者の方におすすめの一冊ですよ。
口コミ
プログラミングの専門書では挫折しそうな人には、おすすめの本です。こまかな理論や理屈をあとまわして、とにかく動かすという方針がよいです。動かすことで得られる体験があって、そのあとに解説があるので、わかりやすいですね。 始めてアプリが動くときは感動しました!
引用元:amazon
3.Macユーザーおすすめ『やってみよう!Macでプログラミング』
書籍名 | やってみよう! Macでプログラミング Swift/C/Javaを身に付ける (日経BPパソコンベストムック) |
価格 | ¥1,809 |
出版日 | 2015年12月 |
出版社 | 日経BP |
著者 | ー |
『やってみよう!Macでプログラミング』はMacユーザーのためにつくられたSwiftの参考書です。
最大の特徴は、Swiftだけでなく、C言語やJavaなどのメジャーなプログラミング言語、データベースの管理システムであるMySQLが学べるんですよね。
Swiftに特化したものではないのですが、基本的な構文から応用までが無駄なく説明されています。
さまざまなスキルがこの参考書で身につくので、初めてプログラミングする人にはとてもおすすめできるでしょう。
口コミ
紙面の都合から、細かな説明は省かれていますが、冒頭部に文法の基礎的なことが記述されており、本文では、ドキュメントベースのアプリ作成を教えてくれます。 ただ、複数のWindow(View)間でのデータのやりとりなどの説明はありませんし、多くのコントロールについても説明はありません。 中級者以上には物足りないものですが、初心者には、うってつけだと思います。
引用元:amazon
【中級者編向け】Swiftが学べる本おすすめ2選
次に、プログラミング経験のある方におすすめな参考書を2つ紹介します。
「Swiftはやったことないけど、プログラミング経験はある」という方はここで紹介される参考書のような中級者向けでもSwiftが学べます。
- 1.アプリ開発者必読の辞書『詳解 Swift 第5版』
- 2.ゲーム感覚で学習できる『ゼロからのSwift Playgrounds』
これらは全くのプログラミング未経験者には難しいですが、より応用的なサンプルコードがありますよ。
1.アプリ開発者必読の辞書『詳解 Swift 第5版』
書籍名 | 詳解 Swift 第5版 |
価格 | ¥5,173 |
出版日 | 2019年11月 |
出版社 | SBクリエイティブ |
著者 | 荻原 剛志 |
『詳解 Swift 第5版』はSwiftUIのまとまったリファレンスを目指すべく作られた参考書です。
関数、構造体、クラス、メモリ構造などSwiftUIのあらゆる分野で細かいところまで説明されており、実務よりさらに掘り下げているくらいボリュームが多いんですね。
しかし内容はリファレンスよりになっていて、初心者が読むには少し難しいかもしれません。
プログラミングに慣れている人や新しい情報が欲しい経験者はぜひ読んでみてください。
口コミ
全体的に網羅できていてとても使いやすいと思います。式のどこがオプションなのかどをを注意しないといけないのか全部書かれてさすがだと思っています。
引用元:amazon
2.ゲーム感覚で学習できる『ゼロからのSwift Playgrounds』
書籍名 | 12歳からはじめるゼロからのSwift Playgroundsゲームプログラミング教室 |
価格 | ¥2,728 |
出版日 | 2019年3月 |
出版社 | ラトルズ |
著者 | 柴田 文彦 |
『ゼロからのSwift Playgrounds』は楽しくゲームを作って学習することに長けた参考書です。
プログラミングに興味を持っている人の中には、「ゲームが好きで、自分で作ってみたい!」と考えている人がいるのではないでしょうか。
この参考書は、各章で3並べや神経衰弱などのミニゲームが制作できるので、自分でゲームを作れる楽しさを味わえます。
いきなり関数が使われたりなど、プログラミング初心者には何が何だかわからない場面があるので、初心者におすすめの参考書と一緒に購入するのがいいでしょう。
口コミ
この本が執筆された当時と現在ではswiftプレイグラウンドの仕様が大分変わっていて本のコード丸写しではエラー連発します。エラーなく動くプログラムを自分で書き直すという意味では頭を使ったし勉強になった気がする。ただ書き写すだけに比べて、ちゃんと動いた時の感動は大きいです。
引用元:amazon
【上級者編向け】swiftが学べる本おすすめ2選
「Swiftはある程度の知識があるけど、もっと知識を深めたい!」という方はここで紹介する参考書がおすすめです。
- 1.新しい情報に出会える『Swiftポケットリファレンス』
- 2.知りたい機能を調べる『Swift逆引き大全555の極意』
これらは初心者が読むにはかなり難しいでしょう。いくつかの参考書を買って知識を得たうえで、更に学習したいときに参考にしてみてください。
1.新しい情報に出会える『Swiftポケットリファレンス』
書籍名 | [改訂新版]Swiftポケットリファレンス (POCKET REFERENCE) |
価格 | ¥3.168 |
出版日 | 2018年3月 |
出版社 | 技術評論社 |
著者 | 片渕 彼富 |
『Swiftポケットリファレンス』はSwift4に対応した参考書で、プログラミングの書き方で困ったときに確認できます。
特に画面やUI部品に関しては、多くのページで網羅的に解説されているので、本を軽く見ているだけでも新しい情報に出会えることもあるんですね。
文章だけではわかりにくい部分は、図解を用いて説明されているので、Swift経験者なら難なく読み進めることができるでしょう。
iOSアプリ開発の手助けとして優秀なので、アプリ開発をしたい方は購入しておくのもいいですね。
口コミ
索引としては優秀で、パラパラめくっているだけでも新しい情報に出会うことがあり、それなりに勉強になります。今のところは情報も新しく、ネットの古い情報や怪しげなコードを鵜呑みにするよりは役立ちそうです。
引用元:amazon
2.知りたい機能を調べる『Swift逆引き大全555の極意』
書籍名 | 現場ですぐに使える!Swift逆引き大全555の極意 |
価格 | ¥5,350 |
出版日 | 2015年11月 |
出版社 | 秀和システム |
著者 | 増田 智明、池谷 京子 |
『Swift逆引き大全555の極意』はアプリ開発者に向けた逆引き用の参考書です。
本の中身はアプリ開発で使うものや業務でも使える高度なテクニックなど、アプリ開発者なら持っておきたい一冊といえますね。
プログラムの部品も合わせて555の項目が紹介されており、経験者が逆引きで使うものとしても大変役に立ちます。
特に細かい説明は載っていませんがシンプルにまとまっているので、より深く学習したい人は参考にしてみてください。
口コミ
iOSアプリ開発でどういったことができるかという一通りの機能紹介にもなっているので、取っ掛かりとしても利用できます。 それぞれの使い方は「この機能にはこのメソッドで使えるよ。以上」みたいな説明でしかないので、実際に利用する際は別途調べる必要がある場合がほとんどです。 それでも、逆引き本はあると便利だと思います。
引用元:amazon
swiftを本以外で学べる学習サイト3選
Swiftでおすすめの参考書を紹介しましたが、中には本を読むのが好きではない人もいるでしょう。
ですが独学と聞いても参考書で学ぶというイメージがあり、「本以外で学べるところは無いのかな?」と疑問に思ってしまいますよね。
実は本以外でもSwiftが学べるところがありますよ。ここでは代表例として以下の3つの方法を紹介します。
- Udemy
- Swift日本語チュートリアル
- cshool
それぞれの本にはメリットを合わせて解説していきますね。
Udemy

Udemy(ユーデミー)はアメリカでつくられたオンライン型学習サービスで、自分が気になった動画を自宅でいつでも視聴可能です。
Swiftを使ったアプリ開発や、ゼロからでもわかる基本講座など多種多様なコースがそろっています。
金額は5,000円から20,000円とやや高額ですが、その分質が高いんですよね。
コースで実演されるアプリを真似て作るだけでもスキルが上がっていくので、アプリを自分で作ってみたい人にはおすすめですよ。
[center][btn href=”https://www.udemy.com/” class=”cubic1 green-bc shadow”]Udemyの公式サイトはこちら[/btn][/center]
Swift日本語チュートリアル

Swift日本語チュートリアルは、初めてSwiftを勉強する人向けに作られた学習サイトです。
内容は前半と後半でわかれており、前半は環境構築や基本構文、後半はクラスや構造体、実戦的なアプリ開発まで学べます。
このサイトの一番の特徴はすべて無料で読み切れるところでしょう。プログラミング経験者なら、お金をかけずにSwiftをマスターできますよ。
Swiftでゲーム開発したい人向けの入門編もあるので、チェックしてみてください。
[center][btn href=”https://xavier.hateblo.jp/entry/2014/06/12/223346″ class=”cubic1 green-bc shadow”]Swift日本語チュートリアルの公式サイトはこちら[/btn][/center]
cshool

cshoolは約2か月という短期間でSwiftのスキルを身に着けられるプログラミングスクールです。
エンジニアへの転職を考えている人など、短期間でSwiftを学びたい人におすすめの勉強法といえますね。
講師がSwiftの基本的な部分からアプリ開発までを教えてくれるだけでなく、他の受講者と交流しやすい環境作りで楽しくSwiftが学べます。
最大の特徴は、講師に直接質問ができること。少人数制なので、自分がわからない問題をすぐに聞けるので、速いスピードで成長できますよ。
また講座の後半では実際にアプリケーションを実装して発表してもらうようです。実装したアプリケーションは成果物にもなるので、企業にもアピールできますよ。
[center][btn href=”https://cshool.jp/” class=”cubic1 green-bc shadow”]cshoolの公式サイトはこちら[/btn][/center]
まとめ
今回はSwiftのおすすめ参考書を難易度別に紹介しました。
同じSwiftの参考書でも、内容は全然違っていることがわかりましたね。参考書を選ぶときには、この記事で扱ったポイントを抑えてよく選びましょう。
また独学するうえで重要なのは、参考書を2冊以上購入することです。
Swiftは最近まで改良を繰り返してきていますから、昔使えていたプログラムコードが使えない事もあります。
新しい情報にも出会える可能性もあるので、ここで紹介した参考書以外にも最近出た参考書がないか探してみるといいですね。