ネットワークエンジニアに必要な7つのスキル!身につける方法も紹介

ネットワークエンジニアに必要なスキルってなに?
どうすればスキルを身につけられるかな?

これからネットワークエンジニアを目指すなら、必要なスキルや習得方法が気になる方もいるでしょう。

ネットワークエンジニアが身に付けるべきスキルは豊富にあり、段階的に習得すれば現場での対応力を磨けます。そのため、必要なタイミングに必要なスキルを取得していくことが大切です。

そこで本記事では、ネットワークエンジニアに必要なスキルを、経験年数別に紹介します。あわせて、身に付ける方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

目次

【年数別】ネットワークエンジニアに必要なスキル一覧

さっそく、ネットワークエンジニアに必要なスキルを、実務経験年数別に紹介します。

【未経験〜1年目】手順書通りにミスなく動かせる基本スキル

実務経験1年未満のネットワークエンジニアには、次のような基本スキルが必要です。

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必要なスキル詳細
IPアドレス計算(サブネットマスクの計算)IPアドレス(識別番号)をネットワークを識別する部分と機器を識別する部分に分ける処理がサブネットマスクの計算。サブネットマスクの計算がわかれば、分ける境界線の設定ができる。
Cisco基本操作(ルーターやスイッチの基本コマンド)Ciscoは世界最大のネットワーク機器開発会社であり、ルーターやスイッチでは世界トップシェアを誇る。Ciscoのルーターやスイッチの知識はさまざまな現場で必要になる。
VLAN・ルーティング基礎VLANとは配線は変えずにスイッチの切り替えでネットワークにつなぐ技術のこと。
ネットワークの最適な経路を決めるルーティングの知識があれば、異なるネットワーク間でもデータのやりとりが可能になる。
クラウド運用スキル(AWSなどの画面監視)AWS、Azure、Google Cloud の3大主要クラウドの知識を身に付けるのがベスト。クラウドの監視をして障害の検知や復旧スキルが求められる。
英語読解力マニュアルや機器のエラー表示は英語での記載が多い。英語で記載されても、大体の意味がわかるように英語力を身に付ける。ただし、翻訳アプリの精度が高いため翻訳アプリで代用することもおすすめ。

上記のスキルは、ネットワークの運用・保守で必要なスキルです。運用・保守はマニュアルにそって作業を進めるものの、上記のスキルがあれば仕事を円滑に進められます。

加えて、ネットワークの基礎から応用スキルを身に付けつつ、実機操作でアウトプットできる「CCAN」の資格取得もおすすめです。CCNAを取得すれば、知識のインプットとアウトプットができ、効率よくスキルを身に付けられます。

【実務2年〜3年】自力で機器の設定・導入ができる「構築スキル」

実務経験2〜3年程度のネットワークエンジニアには、次のような構築スキルが必要です。

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パラメーターシート作成ネットワーク構築の際に必要なIPアドレスやパスワードなどの設定値をExcelなどで一覧表にする作業。
パラメーターシート作成ができれば、設定漏れを防げて、障害発生時の復旧に役立つ。
セキュリティ構築のスキルネットワークの出入口で通信を制御するファイアウォール設定のスキルが欠かせない。IPアドレスにより通信の許可・拒否のルールを設定すれば、不正アクセスや情報漏洩を防げる。
プログラミング言語の習得ネットワーク設定の自動化により、Python・GO・Ansible などのスキルが欠かせない。

ネットワークの構築では、上記のようなスキルが必要です。とくに、近年はネットワークの設定を自動化する傾向があります。以前までは、ルーターやスイッチなどの設定を手動で行っていたものの、ソフトウェアを使い自動化する方法が一般的になりつつあるのです。

ネットワークを自動化する際には、ソフトウェアにコードを記載して設定方法などを定義します。そのため、ネットワークの構築をする場合はPythonなどのプログラミング言語スキルが必要です。

加えて、CCNPを取得すれば、ネットワークの実務レベルでの設計や構築などのスキルを身に付けられます。スキルアップに、適切な資格であるためおすすめです。

【実務5年〜】クラウドも巻き込んでインフラを創る「最上流スキル」

実務経験5年以上のネットワークエンジニアには、次のようなクラウドインフラのスキルやマネジメントスキルが必要です。

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ネットワークの設計や要件定義のスキル開発の上流工程に欠かせないスキル。
要件定義はプロジェクトの方向性を決める役割がある。クライアントの要望を聞き、ネットワークの機能・性能の決定や開発の規模などを確定する。
マネジメントスキルチーム単位で作業を円滑に進めるための作業者や納期などの管理をする。
クラウド環境構築のスキルクラウド上で、システムの設計や構築をするための総合的なスキル。
IoTに関する知識・運用スキルモノとインターネットをつなぐ特殊な技術や設計スキルが必要。とくに、クラウドへのデータ転送プロトコルや強固なセキュリティ対策などの知識が欠かせない。
5Gに対応した環境の構築スキル5Gに対応するには、無線通信の基礎知識やクラウド技術、5G特有のネットワーク制御スキルなどが必要になる。

実務経験を重ねると、日常生活で身近に使うIoT関連や5G技術への対応も必要です。近年、家電などをネットワークに繋ぎ、外出先から遠隔操作する技術が普及しつつあります。

とくに、最新家電ではスマートフォンやAIと提携し、家事の自動化や節電を実現しています。日々進歩する技術に対応するためにも、最新技術のキャッチアップが欠かせません。

技術以外に市場価値を左右する2つのヒューマンスキル

ネットワークエンジニアには、技術的なスキル以外にもヒューマンスキルが欠かせません。そこで、ここからは技術以外に市場価値を左右するヒューマンスキルを、2つ紹介します。

クライアントと円滑に動く「コミュニケーション能力」

ネットワークエンジニアには、コミュニケーション能力が欠かせません。クライアントとのヒアリングやチーム単位での作業などでは、意思疎通が必要だからです。

ネットワークの設計では、まずクライアントの要望を正確に聞き取ります。そのうえで、クライアントのイメージを想像し、機能や性能などに盛り込まなければ期待するITシステムを作れません。

加えて、ネットワークエンジニアの仕事はチーム単位で作業をします。チーム内で担当を持ちつつも協力しながら作業を進めるため、綿密なコミュニケーションが必要なのです。

障害発生時に原因を迅速に突き止める「論理的思考力」

ネットワークエンジニアの仕事では、論理的思考は重要です。安定したネットワークの設計・構築や障害時の対応で、道筋を立てて物事を整理しないと作業が進まないからです。

ネットワークの設計では、必要な通信量や予算などを踏まえて、機器の選定などを論理的に導きます。また、障害時の対応では客観的な根拠のもと原因を追求し、解決を図ると早期解決ができるのです。

ネットワークエンジニアは「なぜ」「どうすれば」を自問して、ネットワークの安定稼働を目指します。もし、想定外のことが起きても、論理的思考があれば冷静な対応が可能です。

ネットワークエンジニアがスキルを最短で身につける3ステップ

ここからは、ネットワークエンジニアがスキルを最短で身に付ける方法を、3つのステップ形式で紹介します。

資格(CCNA・CCNP)取得を中間目標にして体系的に学ぶ

ネットワークエンジニアは資格取得を中間目標にすると、早くスキルを身に付けられます。CCNAはネットワークの基礎から応用までを、CCNPは実務レベルでネットワークの設計・構築のスキルを身に付けられるからです。

ネットワークの知識を網羅的に習得するには、CCNAの取得をおすすめします。CCNAを取得済みならスキルアップでCCNPの取得をしましょう。

CCNA・CCNPの資格を提供するCiscoは、前述したとおり世界トップシェアを誇るネットワーク機器開発会社です。現場で利用する可能性が高い機器についても、知識を得られるといったメリットもあります。

独学やスクールで実際に触れて手を動かす

資格取得を目指し学習を始めたら、実機に触れましょう。実機に触れると学習で身に付けた知識をアウトプットできるうえに、現場に近い感覚で経験を積めるからです。

独学で学ぶ場合には、メルカリなどで中古のCisco実機を購入しましょう。スクールに通うなら、実機があるため触れられます。実機に触れると知識が記憶に残りやすく、記憶への定着も期待できます。加えて、実際に実機を操作すれば、現場での作業を経験できるのです。

経験の有無により現場での作業効率が大きく変わります。ネットワークの知識をインプットしつつ、アウトプットも経験するのが賢明です。

「ワンランク上の経験」が積める現場へ移る

ネットワークエンジニアが最短でスキルを習得するなら、ワンランク上の経験を積める現場に行きましょう。ワンランク上の経験を積めば、現場経験を通じて新しい知識やスキルを習得できるからです。

たとえば、ネットワークの運用・保守を長年続けてもスキルは頭打ちになります。運用・保守を2〜3年程度経験したら、転職エージェントを使い構築や設計の現場にシフトするのが賢明です。

ネットワークの構築や設計を経験するとスキルアップができるうえに、案件の幅を広げられます。ネットワークエンジニアでキャリアアップ・スキルアップを目指す場合は、段階的にスキルアップできる現場経験が欠かせません。

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フリーランスのミカタ
出典:フリーランスのミカタ

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ネットワークエンジニアスキルにまつわるよくある質問

ここからは、ネットワークエンジニアのスキルにまつわるよくある質問にお答えします。

ネットワークエンジニアはオワコンって本当?

ネットワークエンジニアがオワコンと言われるのは、誤解です。

ネットワークエンジニアの仕事は、豊富にあります。ただし、ネットワークの自動化やクラウド化に伴い、これまでの物理的な機器を用いた設定や運用などの需要は減りつつあります。

ネットワークエンジニアで活動を続けるなら、最新技術に応じたスキルの習得が欠かせません。

ネットワークエンジニアの年収はいくら?

ネットワークエンジニアの平均年収は会社員で459万円程度、フリーランスで780万円程度です。会社員よりもフリーランスの年収が高いのは社会保険料が全額自己負担であるうえに、福利厚生のサービスを受けられないからです。

会社員とフリーランスでは雇用形態が異なるため、受けられるサービスに違いがある点も踏まえて、働き方を検討しましょう。

ネットワークエンジニアはどんな資格を取るべき?

ネットワークエンジニアは、次のように実務経験年数別に取得すべき資格が異なります。

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実務経験年数取得すべき資格
未経験基本情報技術試験 
ITパスポート 
LinuC(リナック)認定資格:LinuCレベル1
3年応用情報技術試験 
LinuC(リナック)認定資格:LinuCレベル2 
AWS Certified Solutions Architect – Associate
5年以上LinuC(リナック)認定資格:LinuCレベル3 
ネットワークスペシャリスト試験 
情報処理安全確保支援士

ネットワークエンジニアは豊富なスキルが必要なため、実務経験相当の資格を取得すると効率良くスキルアップができます。

ネットワークエンジニアがやめとけと言われるのはなぜ?

ネットワークエンジニアがやめとけと言われるのは、次の理由からです。

  • 24時間365日の対応がある
  • 障害時に早期復旧のプレッシャーがある
  • 豊富なスキルが必要になる など

ネットワークエンジニアには大変さがつきものであるものの、やりがいも感じられる職業です。ITシステム完成時の高揚感やトラブルを早期解決できた時の達成感などを味わえます。

ネットワークエンジニアの良し悪しのバランスを検討して、目指すべきか決めるといいでしょう。

まとめ

本記事では、ネットワークエンジニアに必要なスキルを紹介しました。

ネットワークエンジニアには必要なスキルが多いため、段階的に知識や技術を習得することをおすすめします。

ネットワークの運用・保守から構築・設計、最新技術への対応と、ステップアップ式に学習を進めましょう。スキルが豊富なほど獲得できる案件の幅が広がるうえに、単価アップが期待できます。

高収入を期待するなら、フリーランスのミカタがおすすめです。フリーランスのミカタは高単価案件を豊富に抱えることに加えて、希望単価への単価交渉もします。

ぜひ、お気軽にフリーランスのミカタへお問い合わせください。

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この記事を書いた人

クラウドエンジニア歴4年。
AWS・Azure・GCPなど主要クラウドは一通り触っているが一番得意なのはAWS。
最近ではTerraformでIaCもやっていて、某AWS書籍で執筆の経験も。三度の飯よりクラウドが好き。

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